JPS60207098A - 放射性気体廃棄物処理装置 - Google Patents

放射性気体廃棄物処理装置

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JPS60207098A
JPS60207098A JP6211784A JP6211784A JPS60207098A JP S60207098 A JPS60207098 A JP S60207098A JP 6211784 A JP6211784 A JP 6211784A JP 6211784 A JP6211784 A JP 6211784A JP S60207098 A JPS60207098 A JP S60207098A
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JP
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radioactive
container
gas waste
electric heater
radioactive gas
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JP6211784A
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岸 忠男
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術的分野〕 本発明は例えば原子力発電所で使用される放射性気体廃
棄物処理装置、特に水素の再結合器の改良に関する。
〔発明の゛技術的背景〕
原子力発電所で発生する放射性気体廃棄物、例えばター
ビン復水器からの排ガスには水の分解によシ生じた水素
が含まれている。したがって、このような排ガスを処理
する処理装置では水素と酸素とを再結合させる再結合器
が系統内に組込まれる。
まず、このような再結合器を含む放射性気体廃棄物処理
装置の概略構成を第1図に示す系統図によって説明する
。空気抽出器1でタービン復水器等から水素および酸素
を含む排ガスを抽気し、この抽気した排ガスを予熱器2
で再結合反応に適した温度まで加熱した後再結合器3に
導入するようにしている。予熱器2は例えばシェルアン
ドチューブ式の熱交換器によシ構成されており、熱源と
しては発電所の所内ボイラ(図示せず)から導いた所内
蒸気を用いている。再結合器3内には触媒4aが充填さ
れており、この触媒4aによって、導入した排ガス中の
水素と酸素との再結合反応を促進させるようにしている
。この再結合器3には電気ヒータ5とその温度制御装置
としての温度検出器6およびコントローラ7とが設けら
れ、この温度検出器6での再結合器内温度の検出信号を
もとに、コントローラ7を介して電気ヒータ5を制御す
ることにより、再結合器3内の温度を再結合温度、例え
ば150C〜iso C程度に維持するようになってい
る。
再結合反応により水素が水蒸気として除去された排ガス
は復水器8に導入され、ここで冷却された排ガス中の水
蒸気の大部分が凝縮除去される。
その後、排ガスは放射能減衰除去装置9に導入される。
この放射能減衰除去装置9は除湿乾燥装置、フィルタ、
ホールドアツプ装置等から構成されている。排ガスはこ
の放射能減衰除去装置9にて処理された後、真空ポンプ
1oによって排気筒11に導かれ大気に放出されるもの
である。
次に、このような放射性気体廃棄物処理装置に用いる従
来の再結合器3の構成を第2図および第3図によって説
明する。密閉された縦形筒状の容器12内を、その容器
12の上部に設けた入口ノズル13aから流入した排ガ
スが容器12下部の出口ノズル13bに向って流下する
ようになっている。触媒4aは容器12の中間部の排ガ
ス流通部に層状に設けられる。電気ヒータ5は、容器1
20周方向に複数に分割されて容器120周壁内面に沿
って上下に複数段配設されている。温度検出器6は上下
の電気ヒータ5に対応した配置で上下に複数設けられて
いる。
〔背景技術の問題点〕
上記従来装置における再結合器3には、その構成上、柚
々の問題がある。即ち、電気ヒータ5が容器12の周壁
内面に沿って、例えば一部埋設状態で設けられている。
このため、容器周壁からの熱放散を考慮せざるを得す、
電気ヒータ5の容量が必要以上に大きくなる。また、電
気ヒータ5が容器12の周壁に直接、接触するので、容
器12の壁温上昇に留意する必要もちゃ、そのため電気
ヒータ5の電力密度を小さくすることが望まれ、したが
って電気ヒータ5は容量の割に形状が大きくなる。
なお、起動時には、周壁部の温度上昇後、熱伝導によっ
て容器12内の空気が伝熱され、空気の対流により触媒
層4が加熱されるものであるため加熱時間を長く要する
。さらに、ヒータ電源OFF時は、容器冷却が早く、こ
のため、温度制御のだめのON 、 OFF切換え回数
が多くなり、電気ヒータ5の耐用寿命が短かく、また容
器12内温度も例えば上下で20C以上異なるなど、ば
らつきが大きく、それだけ再結合反応の能率が悪い。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、再結合器に用いる電気ヒータの小形化
が1五るとともに、再結合器内の加熱速度の向上および
均一化が図れ、かつ温度制御のためのヒータ電源切換回
数が減少できヒータ耐用寿命の長期化が図れる放射性気
体廃棄物処理装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明に係る放射性気体廃棄物処理装置では、水素ガス
を含有する放射性気体廃棄物を抽出する空気抽出器、抽
出した放射性気体廃棄物中の水素と酸素との再結合反応
を行なわせる再結合器、再結合反応によシ水素が除去さ
れた放射性気体廃棄物中の水蒸気を凝縮除去する復水器
および水蒸気の除去された放射性気体廃棄物中の放射性
物質を減衰除去する放射能減衰除去装置を具備し、前記
再結合器は、放射性気体廃棄物を流通させる触媒層を収
納するとともに、前記容器内を反応促進温度に維持する
電気ヒータおよびそのヒータ温度制御装置を設けてなる
ものにおいて、前記再結合器の電気ヒータは管状ホルダ
に挿着して触媒層内部に柵状に貫通させて放射性気体廃
棄物の流れ方向に複数段設けた構成として、前記目的を
達成している。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一笑施例を第4図および第5図を参照し
て説明する。
なお、再結合器以外の系統構成は従来のものと変わらな
いので、共通な部分については第1図を参照する。
再結合器側は密閉された縦形筒状の容器21の上部側壁
に入口ノズル22を有し、底部に出口ノズル23ヲ有し
ている。予熱器2で予熱された放射性気体廃棄物、例え
ば原子力発電所のタービン復水器から抽出した排ガスは
、入口ノズル22から容器21内に流入し、鏡板列を迂
回して容器21内天井部まで上昇した後流下し、水素と
酸素との再結合によって水素を除去された後、出ロノズ
ル刀を介して復水器8へ送出される。
再結合作用を促進させるための触媒層5け、網台が上に
粒状触媒25 a ft積層することにより、容器21
の中間部に所定高さ充填した構成としている。
触媒25.は例えばアルミナの表面をパラリ、ラムで被
覆するなど、比重が一般に小さいものであり、強いガス
流に対しては浮動し易い。
再結合温度を保持するための電気ヒータγは、管状ホル
ダ郡内に密接状態で挿着して容器210周壁から触媒層
5に貫通させて設けている。この管状ホルダ四は柵状、
例えば平面十字状に連結構成したものである。このよう
に、管状ホルダあ内に電気ヒータ27を挿着してなる柵
状の加熱体を排ガスの通る方向、つまシ上下方向に沿っ
て複数段、例えば2段配置している。なお、上部ホルダ
28aと下部ホルダ28bとは平面上で約45度捩れた
配置とし、排ガスとの接触度合が多い構成にしている。
ヒータ温度制御装置としての反応温度検出用温度検出器
29は、上下のホルダ28 a 、 21(b間に配置
している。
容器21内には触媒層25ヲ排ガスの通る方向と直交す
る方向、即ち容器21の径方向に区画する区画壁3(,
1、31i上下に2段に分けて設けている。上部区画壁
側は大小2つの四角枠状の区画壁累体、’40 a +
30bを上部ホルダ28aに取付け、また、下部区画壁
31は下部ホルダ28bに取付けている。上部ホルダ2
8 a VC取付けた」二部区画壁30と下部ホルダ四
に取付けた下部区画壁31とは、互いにコーナ部30c
31cを平面上で約45度捩った配置にとしている。
このように構成した再結合器2o全系統内に例えば2基
設け、一方を予備として適宜切換運転するようにしてい
る。予備側のものは、容器21内の触媒層5の温度を杓
結合に要する化学反応に適合する温度で準備しておく。
起動時は電気ヒータγに通電して容器21内の空気を加
熱し、対流によって触媒層6および区画壁’&I 、 
31を昇温させるものでちるが、従来の再結合器では容
器の周壁に沿って加熱空気が上昇するため触媒層の昇温
状態にばらつきが生じ゛るとともに加熱時間を要してい
たのに対し、実施例の構成では電気ヒータ27をホルダ
あを介して容器21内に柵状に、しかも平面配置を異な
らせて段状に設けたので、触媒層5全体が一様に加熱さ
れ、均一かつ迅速に昇温される。加えて容器21内は平
面配置の異なる上下の区画壁刃、31で区画したので空
気対流の流路がラビリンス的になり、加熱空気の蛇行に
より触媒層5への伝熱効率が向上し、上下方向の温度差
も減少する。実験の結果によると、従来と同程度の加熱
機能を得るためにヒータ容量は従来装置の約殆で十分で
あり、触媒層部の上下温度差も20U以下であった。な
お、このことから、温度計画も容器21内−個所に設け
るだけでよくなり、構成簡素化が図れる利点も得られる
また、運転時は容器21内温度の制御上、電気ヒータ2
7はON、OFFを繰返すことになるが、この電気ヒー
タ27を容器21内に貫通させているので、容器210
周壁の温度昇降が従来装置はど影響せず、その分だけO
N時の加熱速度が向上する一方、OFF時の冷却は緩か
となる。このOFF時の保温効果は電気ヒータ27を憶
うホルダあの蓄熱により増大している。なお、ホルダ列
と電気ヒータnとの間の隙間は極力小さくして伝熱効果
を損なう空気の介在量を少なくしており、ON時の加熱
速度低下を防止している。また、保温効果は区画壁(資
)、 31によってさらに向上する。即ち、区画壁(9
)、31は容器21内を径方向に区画するものであるか
ら、容器210周壁側への放熱を防止する遮蔽壁として
の機能を有する。この結果、電気ヒータnのOFFから
ONまでの待機時間が従来装置に比べて30%程度長く
なる。これにより、ON、OFF切換回数が減少でき、
ヒータ寿命の長期化が図れる。
さらに、区画壁間、31を設けて排ガスの通る方向に直
交する方向に触媒層5を区画したので、比較的軽量な触
媒25aの層内位置が安定する。従来では、多量の排ガ
スが容器21内の上方から周壁近温度を測定すべきもの
が空気温度を検出して異常アラームの発信を見るなどの
叉障を生じることがあった。これに対し、実施例に係る
再加熱器によると、触媒25aが区画壁(9)、31に
よって移動を阻止されるので、温度検出器四が露出する
などの極端な現象の発生が阻止できる。
なおミ前記実施例の如く、区画壁間、31を電気ヒータ
Tのホルダ列に一体的に設合した構成にすれば、容器2
1内への据付は手間の簡略、支持部材の省略が図れる等
の効果がある。
なお、前記実施例では電気ヒータ27を収納したホルダ
28を十字形とし、区画壁(9)、31を四角枠形とし
ているが、本発明はそのようなものに限らず、熱効率の
良い電気ヒータτの柵状配置、および容器内を放射性気
体廃棄物の通る方向と直交する方向に区画する区画壁(
9)、31の形状であれば、他の種々の形態で実施して
もよいことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る放射性気体廃棄物処理装置
によれば、抽出器から放射能減衰除去装置に至る系統中
に設ける水素の再結合器を改良し、電気ヒータを管状ホ
ルダに挿着して触媒ノー内部に柵状に貫通させて放射性
気体廃棄物の通る方向に複数段設けた構成としたので、
容器内部加熱作用によって、しかも気体接触面積の拡大
によって熱効率が向上できるものとなり、電気ヒータの
小形化、加熱速度の向上および均一化が図れるようにな
る。また、電気ヒータの管状ホルダを介しての容赫内設
置によ5 OFF時の放熱抑制が図れ、運転時の温度制
御のためのヒータ電源切換回数が減少できるので、ヒー
タ耐用寿命も長期化できる等の効果も奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は放射性気体廃棄物処理装置の概略構成41ツ 新面図、第4図は本発明構成に係る再結合器の一実施例
を示す縦断面図、第5図は第4図の、V −、V矢視断
面図である。 1・・・空気抽出器、2・・・予熱器、加・・・再結合
器、8・・・復水器、9・・・放射能減衰・除去装置、
21・・・容器、5・・・触媒層、25a・・・触媒、
n・・・電気ヒータ、路・・・ホルダ、匹・・・温度検
出器(温度制御装置)、(資)。 31・・・区画壁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水素ガスを含有する放射性気体廃棄物を抽出する空
    気抽出器、抽出した放射性気体廃棄物を予熱する予熱器
    、予熱した放射性気体廃棄物中の水素と酸素との再結合
    反応を行なわせる再結合器、再結合反応により水素が除
    去された放射性気体廃棄物中の水蒸気を凝縮除去する復
    水器および水蒸気の除去された放射性気体廃棄物中の放
    射性物質を減衰除去する放射能減衰除去装置を具備し、
    前記再結合器は、放射性気体廃棄物を流通させる容器内
    に水素と酸素との結合反応を促進させる触媒層を収納す
    るとともに、前記容器内を反応促進温度に維持する電気
    ヒータおよびそのヒータ温度制御装置を設けてなる放射
    性気体廃棄物処理装置において、前記再結合器の電気ヒ
    ータは管状ホルダに挿着して触媒層内部に柵状に貫通さ
    せて放射性気体廃棄物の通る方向に複数段設けたことを
    特徴とする放射性気体廃棄物処理装置。 2、容器は触媒層を放射性気体廃棄物の通る方向と直交
    する方向に区画する区画壁を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の放射性気体廃棄物処理装置。 3、区画壁は電気ヒータの管状ホルダに取伺けられてい
    ること全特徴とする特許請求の範囲第2項記載の放射性
    気体廃棄物処理装置。
JP6211784A 1984-03-31 1984-03-31 放射性気体廃棄物処理装置 Pending JPS60207098A (ja)

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