JPS60205180A - 小型陶芸窯用ツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は小型陶般窯用ツクの形状に関するものである。

従来陶芸窯によって各稙の作品を焼成する場合、耐火物
Ｎツクで支えられ、棚組された耐火物製棚板の上に作品
を置いて焼成うる方法が行なわれている。

ツクの形状は焼成する作品シこよって種々の形状が用い
られているが、工業的でなく、一般あるいは趣味的に用
いられる陶芸窯の棚組には、第１図に示すようなアング
ル状の形状のツク１が使用されている場合が多く、通常
−辺が約５０關位で厚さは１０〜１５財位でツク１の長
さが３０ｓｎ〜３００關位のものである。

このようなツクｌは通常第２図に示すような要領で３点
あるいけ４点支持で棚板全文え棚組されている。

このため趣味的に使用されている小型陶芸窯においては
、炉内容積が小さく、したがって棚板の面積も小さくな
り、棚板内でツタの占有する容積が大きな割合となって
狭い炉内で作品を焦詰するとき、ツタの配置に苦慮して
いる。

したがって、小型陶芸窯の狭い炉内を有効に活用できる
形状のツクの出現が望まれている夾情である。

本発明は上記夾情に鑑み、発明するに至ったもので、本
発明は小型陶芸窯での窯詰にセ効に用いられるようなツ
クの形状を得ることを目的としたものである。

第３図において２は耐火物よりなる薄い円板部で、その
円板部２の中央部近辺に、一本の細い円柱部３を植立し
た一体形状のものである。

円板部２Ｆｉ第４図に示すように炉床あるいは棚板４の
上にｔｉｔ＜ことによって、円柱部３を安定に直立させ
ることができる。

円柱部３は、一本の円柱であり、その一端（図面では下
方部の端面）は円板部２に植立され固定されている。セ
して他端（図面は上方部の端面）は円柱だけである。

なお、円柱部３および円板部２は円柱部３の代りに角柱
を使用してもよく、円板部２０代シに角板を使用しても
よいものである。

本発明の円柱部３の大きさは普通直径１３〜２０鴎、長
さが５０〜２００關位の大きさであシ、円板部の大きさ
は普通直径が４０〜５０顛、厚さが３〜１０關位の大き
さのものである。また、円柱部３の上端面は略平面であ
シ、第４図に示すように上方に棚板４を載置することが
できるものである。なお、この場合上端部には、下端部
と同様に薄い円板部を一体に取付けておいてもよいが、
棚板４が載置できれば、円柱のみでもよい。

次に、本発明の実施例について説明する。

実施例 高アルミナ質耐火レンガの材質による円柱部の寸法を直
径１５龍、長ｉ　１３０　關、円板部の寸法を直径４５
關、厚さ５１Ｉｌとした形状のツクを一体成形し製造し
た。

上記で製造したツクを使用し、長さ２５０ｆｉ、幅が２
５０鰭、厚さ】０ＩＩ１１の棚板金、３個所に配置した
ツクで支持して小型のｆｉ’ｆ−焼成した。

この結果、従来使用していたアングル状のツクで支持し
ていた場合は棚１段で５個焼成していたが、本発明に保
るツクを使用した場合＃′ｉ、７個焼成することができ
た。

このように７１５＝ｌ、４すなわち１．４倍の容積の広
さを保持することができるものである。

なお本発明によるものは、作品の空間を活用することが
でき、湯呑などの焼成にも碓めて有効であった。例えは
、第４図の如く円板部２と円柱部３とは同形でなく、円
柱部３が円板部２よりも細く形成されているからである
。

円柱部３および円板部２の代りに、三角形あるいは多角
形に形成した角柱部および角板部のものも、前記と同様
な効果を挙けることができるものである。

上述の如く、不発明は炉内容積が小さくかつツクの容積
が大きい炉に作品を窯詰するとき、ツタの形状および容
積を変化させたものでおり、ツクの形状を円板若しくは
角形の上面に一本の円柱若しくは角柱を植立した形状と
したことにより、作品を窯詰するとき祉沢山の容量のも
のを窯詰できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のツタの斜面図、第２図は従来のツクの配
Ｉｆ′１に示す斜面図、第３図は本発明に係るツタの斜
面図、第４図はツクと作品との配置例を示す側面図でお
る。 ２・・・円板若しくに角板部、３・・・円柱若しくは角
柱部、４・・・炉床若しくは棚板。 特許出願人　東芝セラミックス株式会社第１図 第２閣 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円板若しくは角板部の上面に一本の円柱若しくは角柱を
   植立した一体形状の耐火物よりなることを特徴とする小
   型陶芸窯用ツク。