JPS6020501Y2 - 絶縁トロリ線 - Google Patents
絶縁トロリ線Info
- Publication number
- JPS6020501Y2 JPS6020501Y2 JP6720880U JP6720880U JPS6020501Y2 JP S6020501 Y2 JPS6020501 Y2 JP S6020501Y2 JP 6720880 U JP6720880 U JP 6720880U JP 6720880 U JP6720880 U JP 6720880U JP S6020501 Y2 JPS6020501 Y2 JP S6020501Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical conductor
- contact wire
- insulating coating
- insulated contact
- over
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は絶縁トロリ線、さらに詳しくは電気導体１と、
電気導体１の外周に電気導体１の長手方向全長に亘って
一体に被着されて電気導体１を保持する絶縁被覆２とよ
り威り、絶縁被覆２は合成樹脂にて断面略Ｕ字状に成形
され、電気導体１が１部を露出させて絶縁被覆２内に収
められ、絶縁被覆２内には長手方向全長に亘って電気導
体１を保持する金属材３がインサートされた絶縁トロリ
線に係るものである。
電気導体１の外周に電気導体１の長手方向全長に亘って
一体に被着されて電気導体１を保持する絶縁被覆２とよ
り威り、絶縁被覆２は合成樹脂にて断面略Ｕ字状に成形
され、電気導体１が１部を露出させて絶縁被覆２内に収
められ、絶縁被覆２内には長手方向全長に亘って電気導
体１を保持する金属材３がインサートされた絶縁トロリ
線に係るものである。
従来のこの種の絶縁トロリ線は第１図に示すように断面
略Ｉ字形の電気導体１１に断面略逆Ｕ字形に成形された
合成樹脂製の絶縁被覆１２を長手方向の全長に亘って嵌
着するものであったから、電気導体自身で絶縁トロリ線
の支持点間の自重を支持することが必要であり、その引
張強度を確保するために所定の電流容量に必要な断面積
に比べて電気導体の断面積を必要以上に大きくしなけれ
ばならないという欠点を有していた。
略Ｉ字形の電気導体１１に断面略逆Ｕ字形に成形された
合成樹脂製の絶縁被覆１２を長手方向の全長に亘って嵌
着するものであったから、電気導体自身で絶縁トロリ線
の支持点間の自重を支持することが必要であり、その引
張強度を確保するために所定の電流容量に必要な断面積
に比べて電気導体の断面積を必要以上に大きくしなけれ
ばならないという欠点を有していた。
本考案は上記の欠点に鑑みて為されたものであり、絶縁
被覆の引張強度を増して電気導体の断面積が不必要に大
きくなく所定の電流容量に適合した大きさとなった絶縁
トロリ線を提供することを目的とする。
被覆の引張強度を増して電気導体の断面積が不必要に大
きくなく所定の電流容量に適合した大きさとなった絶縁
トロリ線を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を添付図面に基いて詳述すると、
本考案の絶縁トロリ線は第２図に示すように断面略Ｕ字
形に成形され両脚片４，４の一部を内方に突出してコ字
形の突部５を設けた硬質塩化ビニルなどの合成樹脂製の
絶縁被覆２を断面略Ｉ字形の電気導体１の長手方向の全
長に亘って被着して電気導体１の凹条に突部５を噛合さ
せ、電気導体１と絶縁被覆２とを一体化させたものであ
り、絶縁被覆２と略同形に折曲された鋼板のような金属
材３を絶縁被覆２内にインサートし、金属板の突部が凹
条内に噛合して電気導体を保持するようになっている。
本考案の絶縁トロリ線は第２図に示すように断面略Ｕ字
形に成形され両脚片４，４の一部を内方に突出してコ字
形の突部５を設けた硬質塩化ビニルなどの合成樹脂製の
絶縁被覆２を断面略Ｉ字形の電気導体１の長手方向の全
長に亘って被着して電気導体１の凹条に突部５を噛合さ
せ、電気導体１と絶縁被覆２とを一体化させたものであ
り、絶縁被覆２と略同形に折曲された鋼板のような金属
材３を絶縁被覆２内にインサートし、金属板の突部が凹
条内に噛合して電気導体を保持するようになっている。
本考案の絶縁トロリ線を実際に架設するにあたっては、
第３図に示すように、造営物に固定されたハンガ６に固
定し、端部に電源供給部を内蔵した引締碍子７を取着し
て電源供給を行い、引締碍子７をポルト８により引締め
、絶縁トロリ線９に張力をかけ、絶縁トロリ線９に摺動
自在の集電器１０を取着して電気ホイストや天井走行う
レーンなどの移動機器に電力を供給するようになってい
る。
第３図に示すように、造営物に固定されたハンガ６に固
定し、端部に電源供給部を内蔵した引締碍子７を取着し
て電源供給を行い、引締碍子７をポルト８により引締め
、絶縁トロリ線９に張力をかけ、絶縁トロリ線９に摺動
自在の集電器１０を取着して電気ホイストや天井走行う
レーンなどの移動機器に電力を供給するようになってい
る。
本考案は以上にように絶縁被覆内に長手方向全長に亘っ
て電気導体を保持する金属材をインサートしたので、絶
縁被覆の引張強度が増し、絶縁トロＩＪ線全体の引張強
度が向上し、電気導体として所望の電流容量に必要な断
面積のものを用いるだけで済み、電気導体の断面積が縮
小できるという利点を有する。
て電気導体を保持する金属材をインサートしたので、絶
縁被覆の引張強度が増し、絶縁トロＩＪ線全体の引張強
度が向上し、電気導体として所望の電流容量に必要な断
面積のものを用いるだけで済み、電気導体の断面積が縮
小できるという利点を有する。
第１図は従来例の斜視図、第２図は本考案の実施例を示
す斜視図、第３図は同上の施工例を示す斜視図であり、
１は電気導体、 は金属材である。 ２は絶縁被覆、
す斜視図、第３図は同上の施工例を示す斜視図であり、
１は電気導体、 は金属材である。 ２は絶縁被覆、
Claims (1)
- 電気導体と電気導体の外周に電気導体の長手方向全長に
亘って一体に被着されて電気導体を保持する絶縁被覆と
より威り、絶縁被覆は合成樹脂にて断面略し字状に成形
され、電気導体が一部を露出させて絶縁被覆内に収めら
れ、絶縁被覆内には長手方向全長に亘って電気導体を保
持する金属材がインサートされた絶縁トロリ線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6720880U JPS6020501Y2 (ja) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | 絶縁トロリ線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6720880U JPS6020501Y2 (ja) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | 絶縁トロリ線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56168427U JPS56168427U (ja) | 1981-12-12 |
| JPS6020501Y2 true JPS6020501Y2 (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=29661239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6720880U Expired JPS6020501Y2 (ja) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | 絶縁トロリ線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020501Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-15 JP JP6720880U patent/JPS6020501Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56168427U (ja) | 1981-12-12 |
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