JPS60204449A - テ−パ罐の成形方法 - Google Patents

テ−パ罐の成形方法

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JPS60204449A
JPS60204449A JP6297484A JP6297484A JPS60204449A JP S60204449 A JPS60204449 A JP S60204449A JP 6297484 A JP6297484 A JP 6297484A JP 6297484 A JP6297484 A JP 6297484A JP S60204449 A JPS60204449 A JP S60204449A
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tapered
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JP6297484A
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Inventor
秀明 山岸
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はテーパ罐の成形方法に関するものである。
飲料や食品等の包装容器において開封後は食器等の収納
容器兼用とし得る形状としたものは、他の容器やそれに
内容物を移しかえる手間を要さずまた資源の有効利用の
効果もあり、ニーズが高まっている。罐についてもこの
ような形状の1つとして、第2図に゛示すようなほぼ円
錐台状の罐1゜の下底10aの径を上底10bの径より
小さくしてテーパ状とし、このままコツプないし錦秋の
収納容器として使用し得る形状のテーパ罐に対するニー
ズがある。
このようなテーパ1i10の造り方としては第2図に示
すように、罐10の罐yA10cの展開図に相当する形
のブランク20を丸めてザイドシーム部10dを接合し
、しかる後に上底と下底を接合する方法が考えられるが
、この方法ではブランク20は曲線図形となるためブラ
ンク20の生成工程が困難となり、かつ材料の無駄が多
く出るという問題があり、この問題を解決する技術の開
発が望まれていた。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、雑用のブランクが直線図形や円であって雑用ブラン
クの生成工程が容易で、かつ材料の無駄が少ないテーパ
罐の成形方法を提供することを目的としている。
この目的に対応して、この発明のテーパ罐の成形方法は
、円筒状に雑用を成形する第1工程と、しかる後に、少
なくとも前記雑用の内径にほぼ等しい外径を持つ円筒状
の案内面を持つガイド部と前記ガイド部と同軸状に隣り
合って位置しかつ径を徐々に増す円錐台状の縮拡間部と
を有する成形型を前記雑用の一端から前記雑用の中に挿
入してゆくことによって罐の少なくとも一部を拡開し、
テーパ状に加工する第2工程とを含むことを特徴として
いる。
以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面ついて説明
する。
第3図(a )〜(C)はこの発明のテーパ罐の成形方
法を示しており、第3図(a )は罐拡聞の第2工程直
前の状態、第3図(b)は第2工程が完了した状態、第
3図(C)は罐がノックアウトされた状態を示している
第3図(a )において1はwIW4である。雑用1は
円筒形であって、第1工程により例えば長方形の短胴ブ
ランクを丸めてザイドシーム部を溶接等により接合した
ものである。罐11i11は後述する下型2にセットさ
れており下型2はフレーム3に固定されている。雑用1
の鉛直上方には上型11が位置している。
上型11は、雑用1の内径にほぼ等しい外径をもつ円筒
状のガイド部12を下部に、ガイド部12につづく上方
にはガイド部12と同軸状に相接しかつ径を前記外径か
ら徐々に増す円錐台状の縮拡間部13を備えている。
ガイド部12と罐拡開部13は各々別体の外殻を有する
が、その芯部は接続しており、一体成形された本体14
となっている。ガイド部12の外殻部15は一定の肉厚
をもった上端間口の円筒容器状であって、その内部に本
体14の円筒部分を、その全面において接触した状態で
収納し、その底面15aは僅かに上げ底となっており、
底面15aの中央には円形の穴15bがあって、円盤状
の先端金具16がこの穴15bに嵌合し、−力先端金具
16は、ボルト17によって本体14の底面14aの中
央にネジ係合により固定されている。
先端金具16の下端面16aには水平な環状のフランジ
部16bが形成されており、フランジ部16bは外殻部
15の底面15aの裏面を覆って、外殻部15の上げ底
部分に嵌合し、外殻部15の下端lR15Cと先端金具
の底面16aとは面一となっている。ガイド部12の高
さは雑用1の高さにほぼ等しい。
罐拡開部13の外殻はエクスパンド部18であってガイ
ド部12の外殻部15と同じ一定肉厚をもち、その内部
に本体14の円錐台状の部分をその殆ど全面において接
触した状態で収納している。
エクスパンド部18は雑用1とほぼ同じ高さをもつ。エ
クスパンド部18には複数のスリット188)、%縦に
形成されており、スリット18aはエクスパンド部18
の上端縁から下端縁近傍に達している(第4図、第5図
)。
本体14は、ガイド部12の円筒形の芯部と罐拡開部1
3の円錐台状の芯部とが連続して一体に中実に成形され
たものである。本体14の円形の底面14bの中央には
円形の凹部14aがあって、ここに前記円盤状の先端金
具16が嵌合しボルト17で本体14に固定されている
。本体14の底面14bの残りの周縁部分は所定の僅か
の間隙21をおいて外殻部15の底面15aと対向して
いる。また本体14の上端面14Cはエクスパンド部1
8の上端面18bと面一となっている。
本体14の縮拡間部のガイド部との境界及びその近傍の
表面は環状に切り欠かれた切欠部14.(1となってお
り、この部分では本体は円錐台状でなく、円筒状でかつ
その径はガイド部と同一となっている。従って本体14
をその外殻の内面に沿って下方に相対変位させてわずか
な間隙21を埋め底面14bを外殻部の底面15aに接
当するようにターることが可能で、このときエクスパン
ド部18は本体14に内側から押されてスリット18a
が開き、径を増寸ように構成されている。
罐拡開部13の上端面と僅かな間隙22をおいた上方に
は短胴1と同軸の円盤状の罐ノックアウト23が水平に
位置している。ここで間隙22は間隙21より幾分大ぎ
い。罐ノックアウト23の下側の所定の厚みの部分は高
さの小さい直円錐台状であり、その側面は、後述する本
体14が間隙21を埋めて下降した状態では、エクスパ
ンド部18の直円錐台と間隙22を隔てて面一となるよ
うに構成されている。罐ノックアウト23の上側の厚み
部分は下側部分より径が大きく従ってその境界が段部2
3bを形成しており、この段部に短胴1の上端縁を接当
させて1!胴1を下方に強く押すことが可能であるよう
に構成されている。
罐ノックアウト23には複数の穴23aが設けられCお
り、これらの穴を本体14と一体である脚14dが貫通
し、脚14dは罐ノックアウト23の上方に位置するグ
リップ14eと一体である。
グリップ14eは一定の肉厚を持つ本体14と同軸の中
空の円筒状体であって、その中空部分をボルト24が貫
通しており、ボルト24の下端は罐ノックアウ!・23
の中央部のネジ穴23bとネジ係合している。ボルト2
4の上端にはナツト状のノックアウトボタン25がネジ
係合しており、ノックアウトボタン25はボルト24に
通されたコイルバネ26の上端を押えている。コイルバ
ネ26の下端は、グリップ14eの下端近傍の内壁内側
にフランジ状に突出した環状のバネ化14fで押えられ
ている。従ってコイルバネ26はノックアウトボタン2
5に対して上に押し上げる力をもち、この力はボルト2
4を介して罐ノックアウト23に伝わり、罐ノックアウ
ト23を本体14に対し相対的に上方に持ち上げてグリ
ップ14eのバネ化14fの下側面に押しっけその結果
罐ノックアウト23は罐拡開部13の上端面との間に前
記の僅かな間隙22を保ち得るにうに構成されている。
短胴1がセットされた下型は3つの部分、即ちフランジ
型4、ストッパー5及びストッパー押え6とからなって
いる。
フランジ型4は円筒管状であって、その内径はフランジ
型4の上端縁からの深さにJこり4通りに変化づる。
まず上端近傍の上端縁からの所定の深さ旧の部分では罐
I]1ii1の外径より若干大きい径r1であって後)
ホの短胴1の下端に形成されるフランジ部分を含めた罐
ll1iの外径にほぼ等しい。続く所定の深さh2の部
分では径は短胴1の内径に等しい。従ってこの部分は内
側に向かう環状突起部4aを成形しており、フランジ型
4にセットされる短胴1の下端縁1bがこの環状突起部
4aに接当し、しかも上型11のガイド部12は通過し
得るような径である。続く深さ]13の部分では径はガ
イド部13の外径に僅かのクリアランスを加えたもので
あり、続く深さ+14の部分では径はガイド部本体14
の外径にほぼ等しく、従って径の境界の部分はガイド部
下端のうら先端金具は挿入できるが外殻部15はこの部
分に入れずストップするような外殻部ストッパー4bを
形成している。旧+h2+h3はガイド部12の高さに
等しい。なお、環状突起部4aの上側の面4Cは水平で
はなくフランジ型4の上部内側面と鋭角をなしている。
フランジ型4の上端縁上には、短胴1の中心に関して対
称な位置に左右一対のストッパー押え5が位置し、フラ
ンジ型4に固定されている。ストッパー押えは十分な肉
厚を持った平盤状で互いに平行であり、その対向間隔は
前記r1である。各ストッパー押え5め上端近傍には水
平なストッパー6がストッパー押えの肉厚方向に前進、
後退可能に嵌合している。
ストッパー6の後部6aはカギ形に直角に曲がっており
ストッパー押え5の外壁にこのカギ形部6aが接当可能
であり、この状態ではストッパー6はその以上中央に向
かって前進しない。ストッパ−6の先端部分は水平な板
状であるが短胴1に接J“る最先端部分6bでは上面が
雑用側に向って下に傾斜しており厚みはOまで減少する
ストッパー6は短胴1の直径ABを挾んで左右に位置し
ているが(第6図、第7図)、その最先端6bは直径A
Bによって2分される罐Ill 1の−方の半分1Cの
側ではその最小対向間隔は雑用1の直径であるが、他の
半分1dの側ではその罐壁について沿う状態に曲がって
おりその最小対向間隔は1Cの側より小さくストッパー
が前進した状態では直径A B J:り小さくなる。
ストッパー押え5の外面上の直径ABの延長の位置に一
対のボルト7があって、ボルト7はとストッパ−6のカ
ギ形部6aを貫通した後、ストッパー押λとネジ係合し
ている。ボルト7の端にはナツト8があって、ナツト8
はカギ形部6aとの間にコイルバネ9を押えており、従
ってナラ1−8を適当に調節することによりストッパー
6の最先端部6bが内側ないし上方から押されたときに
はコイルバネ9の、弾性によりストッパー6が後退し、
下から押されtcときは後退しないようにすることがで
きる。
このJ:うな上型11と下型2を用いてのテーパ罐の成
形方法は、まずグリップ14eを把持してグリップ14
eと一体である本体14を下方に押し下げると、本体1
4に追随してエクスパンド部18と外殻部15も追随し
て下降する。罐ノックアウトはグリップ14のバネ止1
4fの裏面に押しつけられているためガイド部13との
間隙22を保った状態のままで本体14の下降に追随す
る。
ガイド部12が雑用1の内部を通ってその下端が更に下
降してフランジ型に入ってゆくと罐拡間部13が雑用1
の中に入ってゆき、雑用1を上部から徐々に拡開する。
このとぎ罐ストッパー6は内側ないし上方から押されて
、後退した状態で雑用1に接当しているガイド部12の
下端の外殻部下端縁15Cが外殻部ストッパー4bに接
当することにJzリエクスパンド部18の下降はストッ
プするが本体14はそのまま下降し間隙21を埋めて本
体底面14bが外殻部の底面15aに接当することによ
り止まる。ここで、先端金具16の下端面16aは外殻
部ストッパー4bより下方に突出してこの本体14の下
降を可能とする。この僅かな下降により本体14はエク
スパンド部18を内側から押拡げてスリット18aを間
かけて雑用1を更に僅かに拡開し、一方、雑用1の上端
縁1aはせばめられた間隙22を隔ててノックアラ1へ
23の段部23bに接当した状態となる(第3図(1)
))。
以上で雑用1を拡間してテーパ状に加工する第2の工程
は終了するが、この状態では雑用1はエクスパンド部1
8に密着したままであり、罐をエクスパンド部から取り
外す工程が必要である。以下にその方法を述べる。
第3図(b)の状態においてノックアウトボタン25を
上から強く叩くと、ノックアウトボタン25とナツト2
4を介して一体であるノックアウト23が、コイルバネ
26による上方に押しつ【プる力に抗して強く下方へ叩
きつけられ間隙22を下降してエクスパンド部18の上
端縁18bを強く叩く。これに伴って罐ノックアウト2
3の段部に接当していた雑用1の下端縁1aが強く叩か
れIFIJinlの下端縁1bがフランジ型4の環状突
起部4aの上側の面4Cに沿って斜め外側下方に張り出
し、下部フランジ1fを形成する。このときノックアウ
トボタン25が強く下方に叩きつけられることにより、
バネ止14fとの間に押えられているコイルバネ26が
押しちぢめられその弾性力バネ止14fを下に押すので
バネ止と一体の本体14が下に押される。本体14の底
面14bは外殻部15aの底面に接当した状態なので、
その反作用としての本体14を強く上方に押し上げる力
と、押し拡げらたエクスパンド部が元形に戻ろうとする
ツノとで本体14は元の位置に押上げられ、エクスパン
ド部18のスリット18aは元形に復帰し、そのd果、
エクユ、<ラド部18との雑用1との摩擦が減少する。
この状態でグリップ14eを上方に引き上げると雑用1
も追随して引き上げられるが、罐下端の下部フランジ1
fがストッパー6の先端部6bに接当すると罐はここで
ストップされ(第3図(C) ) 、エクスパンド部1
8から剥離されて落下しフランジ型4の環状突起部4a
に載置されるのでv1胴の1Cの側より取り出すことが
できる。
上記実施例は、第1工程によって得られた円筒状の雑用
1をテーパ状に加工するために、罐胴1の全面にわたっ
て第2の工程罐拡開工程を施す方法であるが、雑用1の
一部にのみ罐拡聞工程を施す方法をとることもできる。
即ち第8図(a )〜(C)に示すように、まず罐15
i1の上部1gにのみ罐拡開工程を施しく第8図(b)
)、次に下部1 bには第3工程罐縮小工程を施ず(第
8図(C))方法である。
以下、このような実施例について説明づ゛る。
第9図(a ) (b )は、第2の工程、罐拡開工程
を示している。第9図(a ’)において32は下型で
あって円筒管状であり、下型32の下方に相接して位置
する平盤状のベース32と相互に固定された上で更にフ
レーム33に固定されている。
下型31の内壁の上端縁近傍には中心部に向かって突出
した水平の環状突起部31aがあってこの部分では内径
が減じて雑用1の内径にほぼ等しい円筒状であり、一方
環状突起部31aより上部の内壁の内径はほぼ雑用1の
外径に等しく、雑用1は環状突起部31aの上面に載置
されている。下型31は環状突起部31aの下部では、
径は雑用1の外径にクリアランスを加えたものとなって
いる。ベース32には穴32aがあって、穴32aは模
述する上型41の下端部を収容し得る空間を有している
雑用1の鉛直上方には上型41が位置している。
上型41は、雑用1の内径にほぼ等しい外径をも一つ円
筒状のガイド部42を下部に、ガイド部42に続く上方
にはガイド部42と同軸状に相接しかつ径を前記外径か
ら徐々に増す円錐台状の罐拡聞部43とを有している。
ガイド部42の高さはほぼ雑用1の高さに等しい。罐拡
開部43の母線の長さ及び鉛直方向となす角は第8図(
b)及び第8図<O)におけるテーパ罐の上部1gの母
線の長さ及び鉛直方向となす角θに等しい。罐拡聞部4
3の上端部は急激に径を増し、7ランテ部43となって
水平方向に張り出している。罐拡間部43の上方には上
型41と一体のグリップ45がグリップ45を把持して
上型41を上下に動かし得る。このような上型と下型で
雑用1に第2の罐拡開工程を施すにはグリップ45を押
し下げて上型41を罐yA1の上端から挿入してゆき、
罐拡間部43で雑用の上部1gを拡開し、雑用1の上端
縁が罐拡開部のフランジ部43に接当したら上方に引き
上げるが、この場合縮刷との摩擦部分が少ないので罐は
元の位置に残留し、第8図(b)に示す上部が拡間され
上部フランジ1jが形成された状態となる。
次に第3の工程、罐縮小工程を施す方法について説明す
る。
第10図(a >及び(b)において、50は雑用上部
1gがテーパ状に拡開された第8図(b)に示ず雑用で
ある。
第10図(a )において雑用50はその内部に内型5
1を挿入された状態で水平にセットされている。内型5
1は共通のシャツ1−54によって回転する2つの部分
、即ちテーパ付内ロール52とガイド53とからなる。
テーパ付内ロール52は中実の円錐台状でその下部外周
面に雑用50の下部1hを押し当ててテーパ状に縮小成
形しようとするものであって、テーパ付内ロールの径の
太きい部分には罐1ii50の上部19がその全面で接
当しているが雑用の下部111はテーパ(=J内ロール
52から徐々に離れ、雑用の下端から、罐11ii50
より長いチーバイq内ロールの径の小さい部分が露出す
る状態となっている。
テーパ付内ロール52は水平な前記シャフト54の一端
の近傍に摺動可能に係合しており、シャフト54の他端
は軸受55を径で回転動力につながっている。円錐台状
のチーパイ」内ロールの径の大きい方の底面52aの中
央には円筒状の凹部52bがあり、凹部52bにはシャ
フト54のまわりにコイルバネ56が収納されており、
コイルバネ56の端は前記軸受55で押えられている。
ガイド53は罐1]1i150の下部111とテーパ付
内ロール52との徐々に拡がる間隙を埋める形で両者に
接当している。即ち、ガイド53の外形は上端開口の円
筒容器状であり、その外径は罐11i11の内径より僅
かに小さいがガイド53の内面はテーパ付内ロールのほ
ぼ半分、径の小さい方の部分を嵌め込んだときその全面
が接当する形状となっている。ガイド53の外形はほぼ
円筒形容器であるが、その開口端近傍のみは外径が僅か
に大きくなっていて罐1i11の内径に等しく、後述の
罐押えのストッパー53bどなっている。ガイド53の
底面53aの中央にはシVフ1〜54がボルト57とナ
ツト58で固定されている。
ガイド53の円筒状の外周面下部には罐押え61が摺動
可能に係合している。罐押え61は一定肉厚の上端開放
の円筒容器状で、内径はガイド53の外径にはほぼ等し
く、その開放の上端縁61aに雑用50の下端縁が接当
している。罐押え61の底面61bにはシャフト62に
固定されている。シャフト62はシャフト54と同軸上
に位置しておりシャフト62の他端軸受63を経てエア
シリンダ64につながっており、雑用50の下端縁を押
すことができる。
雑用50の外側の1!胴50の上部1gと下部1hの境
界付近には円盤状の外ロール65が位置している。外ロ
ール65はシAシフト54に平行で、かつシャフト54
とは反対方向に回転するシャフト66に、ボルト67と
ナツト68で固定されている。2つのシャフト54.6
6としては罐にビードを入れる為の2本のロールのよう
な関係の、即ち外ロールが内ロールの形にそって対向距
離を変えるものを用いることができる。
この状態から雑用50の下部1hをテーパ状に縮小する
第3工程を施すにはまずエアシリンダ64を作動させて
、シャフト62に固定された罐押え61を押し、雑用5
0の下端縁を押すと、雑用50の上部1gがテーパ付内
ロール52の径の大きい部分に押しつけられてテーパ付
内ロール52を水平方向に軸受55に向けて押す。テー
パ付内ロール52はコイルバネ56から反対方向の力を
受けるので、雑用50はテーパ付内ロールの径の大きい
部分に上部1gを接した状態で押えられる。次に2つの
シャフト54.66を回転させると、テーパ付内ロール
52とガイド53は同一方向に、外ロール65は反対に
回転する。外ロール65を回転さぜながらテーパ付内ロ
ール52に近づけ、雑用50の上部1gと未成形の下部
1hとの境界部分に接触させると雑用は外O−ル65に
よりデーパ付内ロール52に押しつけられテーパが形成
される。エアシリンダー64によって駆動される罐押え
61に押された雑用50がテーパ付内ロールを押し、テ
ーパ付内ロールはコイルバネ56の力に抗して、シャフ
ト54上を軸受55の方へ摺動前進しガイド53から離
れる。テーパ付内ロール52に追随して雑用50も前進
して次第にその下部が外ロールに接触してゆき、テーパ
が順次下部まで形成される。
罐押えがストッパー53bに接当することにより第3■
稈は終了し、外ロールは元の位置に戻り、罐押え61も
元の位置に戻る。
この−に記の第2の実施例では罐拡開の第2工程と罐縮
小の第3■程の両方でテーパを形成するため、wi胴材
斜のもつ一定の伸び限界の中で、第1の実施例より大き
なテーパ角θを可能とすることができる。雑用拐料がブ
リキの場合、第8図(b)では拡開された部分の最大の
径D3と雑用1の径D1どの比D3 /DIは1.2程
度が限界であるが、第8図(C)では拡開された部分の
最大の径D3と縮小された部分の最小の径D4との比D
3 /D4は1.4程度まで可能となる。
以上の説明から明らかな通り、この発明によれば、雑用
のブランクが直線図形や円であって、縮刷ブランクの生
成工程が容易で、かつ材料の無駄が少ないテーパ罐の成
形方法を得ることができる。
尚、この発明のテーパ罐の成形方法は、テーパ罐を成形
するのではなくて、単に円筒罐を拡径する場合にも適用
することかで゛ぎる。すなわち、この場合には第12図
(a )に示すように、未拡開の雑用1を成形し、その
雑用1の上部19をテーパ状に拡開し、かつ上部フラン
ジ1jを成形する。
これまでの工程は第8図(a)、(b)、第9図<a 
>、(b)に示す工程をそのまま利用することができる
。次に第12図(b)に示ずにうに、上部フランジ1j
を雌型71に固定し、かつ拡開した上部1gに雄型72
を嵌合させ(第9図(b))、その状態から、tm型7
1と雄型72を軸方向に相対変位させる。この結果、罐
111il 1は内側から雄型に押されて拡間し、径差
(D2−DI >だけ拡径した雑用を得ることができる
このように雑用を円周方向に、拡大させることにより、
雑用が加工硬化して強くなり、素材板厚を薄くすること
ができ、コストダウンを図ることができ、また、溶接時
の罐径を20%程度の範囲内で山田に大きくできるため
、その範囲での溶接機の型換を不要にすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図はテーパ罐の斜視説明図、第2図は第1図のテー
パ罐の雑用の展開図、第3図(a )はこの発明に係る
テーパ罐の成形方法の一実施例にお(プる罐拡開の第2
工程直前の状態を示す断面説明図、第3図(b)は第2
工程が完了した状態を示す断面説明図、第3図(C)は
罐がノックアウトされた状態を示す断面説明図、第4図
はエクスパンド部の縦断面図、第5図はエクスパンド部
の平面図、第6図は下型の平面図、第7図は下型の側面
図、第8図(a >はこの発明のテーパ罐の成形方法の
他の実施例における第2工程の前の雑用を示す断面端面
図、第8図(b)は第2工程完了後の雑用を示す断面端
面図、第8図(C)は第3工程完了後の雑用を示す断面
端面図、第9図(a >はこの発明の他の実施例におけ
る第2工程直前の状態を示す断面説明図、第9図〈1)
)は第2工程完了の状態を示す断面説明図、第10図(
a )はこの発明のテーパ罐成形方法の他の実施例にお
りる第3工程直前の状態を示ず断面図、第10図(b 
)は第3工程完了の状態を示す断面図、第11図は第3
工程中の内型と外ロールと雑用の状態を示す断面拡大図
、第12図(a )はI!胴の一端を拡間した状態を示
づ断面図、第12図(b)は第12図(a )に示ず雑
用を拡径用のダイスにセットした状態を示す断面図、及
び第12図(C)は雑用を拡径した状態を示づ断面図で
ある。 1・・・雑用 1a・・・上端縁 1b・・・下端縁I
C・・・半分 1d・・・半分 1f・・・下部フラン
ジ 1g・・・上部 1h・・・下部 1j・・・上部
フランジ 2・・・下型 3・・・フレーム 4・・・
フランジ型 4a・・・環状突起部 4b・・・外殻部
ストッパー 40・・・環状突起部の一ヒ側の百5・・
・ストッパー押え 6・・・罐ストッパー6a・・・後
部 6b・・・最先端部 7・・・ボルト8・・・ノッ
クアウトボタン 9・・・コイルバネ10・・・テーパ
罐 10a・・・下底 10b・・・上底 10C・・
・雑用 10d・・・サイドシーム部11・・・上型 
12・・・ガイド部 13・・・縮拡開部 14・・・
本体 14a・・・凹部 14b・・・底面 14C・
・・上端面 14d・・・脚140・・・グリップ 1
4.f・・・バネ化 14(]・・・切欠部 15・・
・外殻部 15a・・・底面15b・・・穴 15c・
・・下端縁 16・・・先端金具 16a・・・下端面
 16b・・・フランジ部17・・・ポル1〜 18・
・・エクスパンド部18a・・・スリット 18b・・
・上端面 21・・・間隙 22・・・間隙 23・・
・罐ノックアウト23a・・・穴 23b・・・ネジ穴
 230・・・段部24・・・ボルト 25・・・ノッ
クアウトボタン26・・・コイルバネ 31・・・下型
 31a・・・環状突起部 32・・・ベース 32a
・・・穴33・・・フレーム 41・・・」下型 42
・・・ガイド部 43・・・罐拡開部 44・・・フラ
ンジ部45・・・グリップ 50・・・雑用 51・・
・内型52・・・テーパ付内ロール 52a・・・底面
52b・・・凹部 53・・・ガイド 53a・・・底
面53b・・・ストッパ=、: 54・・・シャフト 
55・・・軸受 56・・・コー降ルバネ 57・・・
ポル1〜58・・・ナツト 61・・・縮伸え 61a
・・・上端縁 61b・・・底面 62・・・シャフト
 63・・・軸受 64・・・エアシリンダー 65・
・・外ロール 66・・・シャフト 67・・・ボルト
68・・・ナツト 特許出願人 東洋製罐株式会社 代理人弁理士 川 月 治 男 第1図 第2図 第3図 (Q) 第3図 (i5) 第3図 (C) 5 第4図 第5図 第6図 第7図 d 第9図 (0) 第9図 (b) 第10図 (d) ・ 第10図 (b) 第11図 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒状に雑用を成形する第1工程と、しかる後に、少な
    くとも前記雑用の内径にほぼ等しい外径を持つ円筒状の
    案内面を持つガイド部と前記ガイド部と同軸状に隣り合
    って位置し、かつ径を徐々に増す円錐台状の罐拡間部と
    を有する成形型を前記雑用の一端から前記雑用の中に挿
    入してゆくことにJ:って罐の少なくとも一部を拡開し
    、テーパ状に加工する第2工程とを含むことを特徴とす
    るテーパ罐の成形方法
JP6297484A 1984-03-30 1984-03-30 テ−パ罐の成形方法 Pending JPS60204449A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02104430A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Meiwa Kinzoku Kogyo Kk 缶の成形装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02104430A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Meiwa Kinzoku Kogyo Kk 缶の成形装置

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