JPS60203698A - 石炭から黄鉄鉱を除去する方法 - Google Patents
石炭から黄鉄鉱を除去する方法Info
- Publication number
- JPS60203698A JPS60203698A JP5852184A JP5852184A JPS60203698A JP S60203698 A JPS60203698 A JP S60203698A JP 5852184 A JP5852184 A JP 5852184A JP 5852184 A JP5852184 A JP 5852184A JP S60203698 A JPS60203698 A JP S60203698A
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- JP
- Japan
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- coal
- pyrite
- hydrofluoric acid
- particles
- leaching
- Prior art date
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- Pending
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- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、化学的方法で灰分を除去する間に、石炭や炭
素組成物から黄鉄鉱を除去する方法に関する。
素組成物から黄鉄鉱を除去する方法に関する。
石炭においては黄鉄鉱(FeS2 )は好ましくない不
純物である。
純物である。
石炭から黄鉄鉱を除去づるIζめに極く普通に用いられ
ている方法は、黄鉄鉱粒子と石炭粒子の間の物理的性質
の相違を利用している。浮遊選鉱は表面の性質を利用し
、重液選鉱は密度を利用し、そして磁力選鉱は磁気的性
質を利用している。
ている方法は、黄鉄鉱粒子と石炭粒子の間の物理的性質
の相違を利用している。浮遊選鉱は表面の性質を利用し
、重液選鉱は密度を利用し、そして磁力選鉱は磁気的性
質を利用している。
従って、石炭から大部分の黄鉄鉱を除去りるためには、
石炭の有機マトリックスから黄鉄鉱粒子を分離させる、
ずなわら、石炭粒子から黄鉄鉱粒子を分離する必要があ
る。
石炭の有機マトリックスから黄鉄鉱粒子を分離させる、
ずなわら、石炭粒子から黄鉄鉱粒子を分離する必要があ
る。
黄鉄鉱は、通常、石炭の有機マトリックスに対し層状の
黄鉄鉱粒子として石炭の71〜リツクス内に分散してお
り、しばしば、アルミノグイMQiMのような無機物が
中間の介在して黄鉄鉱粒子をマトリックスに結合してい
る。
黄鉄鉱粒子として石炭の71〜リツクス内に分散してお
り、しばしば、アルミノグイMQiMのような無機物が
中間の介在して黄鉄鉱粒子をマトリックスに結合してい
る。
(ユ完全になる。しかし、微細な粒子の摩砕は高価なも
のになり、その後の工程にお(プる処理や利用を不利に
する。
のになり、その後の工程にお(プる処理や利用を不利に
する。
従って、本願発明は、微細な粒子に摩砕することなしに
、石炭から黄鉄鉱を分離する方法を提供することである
。
、石炭から黄鉄鉱を分離する方法を提供することである
。
本発明の最も広い形態においては、石炭から黄鉄鉱を分
離する方法は、(’a )適当な粒径に石炭を粉砕し、
(b)粉砕した石炭をフッ化水素酸で浸出し、(c )
tM出された固形物を処理1°る。このとき、従来の
黄鉄鉱除去方法を使用することもできる。
離する方法は、(’a )適当な粒径に石炭を粉砕し、
(b)粉砕した石炭をフッ化水素酸で浸出し、(c )
tM出された固形物を処理1°る。このとき、従来の
黄鉄鉱除去方法を使用することもできる。
適当な粒径の範囲は石炭によって異なる。しかし、従来
方法により黄鉄鉱を充分に分離づるのに必要な粒径より
も粗粒で済む。フッ化水素酸は、石炭マトリックス内の
無機物の大部分を溶解し、多量にあるアルミノケイ酸塩
も溶解するが、黄鉄鉱は溶解しない。したがって、黄鉄
鉱と石炭の有機マトリックスとの間の結合が破れて黄鉄
鉱粒子が分離する。この後、重液選鉱、磁ツノ選鉱や浮
遊選鉱のような従来の黄鉄鉱除去方法が利用できる。
方法により黄鉄鉱を充分に分離づるのに必要な粒径より
も粗粒で済む。フッ化水素酸は、石炭マトリックス内の
無機物の大部分を溶解し、多量にあるアルミノケイ酸塩
も溶解するが、黄鉄鉱は溶解しない。したがって、黄鉄
鉱と石炭の有機マトリックスとの間の結合が破れて黄鉄
鉱粒子が分離する。この後、重液選鉱、磁ツノ選鉱や浮
遊選鉱のような従来の黄鉄鉱除去方法が利用できる。
灰分を形成する無機物の溶解により、フッ化水素酸の浸
出の後では、石炭の有機マトリックスの密度が通常より
低くなり、従って黄鉄鉱硬炭と石炭石部との間の密度差
が大きくなるので重液選鉱が特に有効になる。
出の後では、石炭の有機マトリックスの密度が通常より
低くなり、従って黄鉄鉱硬炭と石炭石部との間の密度差
が大きくなるので重液選鉱が特に有効になる。
酸の濃度、温度、浸出時間に関Jる、フッ化水素酸の浸
出条件は重要でない。本出願人の実施によれば、約3〜
70重量%の酸濃度と、20〜100℃の温度、約10
分〜48時間の浸出時間で成功している。
出条件は重要でない。本出願人の実施によれば、約3〜
70重量%の酸濃度と、20〜100℃の温度、約10
分〜48時間の浸出時間で成功している。
原料の石炭は、フッ化水素酸浸出に適当な粒径にまで粉
砕しなければならない。粒径を小さくすることは、石炭
マトリックスと結合した無機物にフッ化水素酸の浸出液
が近づ【プるのに要求される程度にのみ必要である。無
機物粒子を完全に分離するには更に微細な粒子に摩砕し
なCブればならないが、ここではその必要はない。従っ
て、比較的粗い石炭粒子を酸浸出することができ、その
後に黄鉄鉱除去の処理を行える。摩砕のみによる黄鉄の
分離では、極めて微細な粒子にしなければならないであ
ろう。
砕しなければならない。粒径を小さくすることは、石炭
マトリックスと結合した無機物にフッ化水素酸の浸出液
が近づ【プるのに要求される程度にのみ必要である。無
機物粒子を完全に分離するには更に微細な粒子に摩砕し
なCブればならないが、ここではその必要はない。従っ
て、比較的粗い石炭粒子を酸浸出することができ、その
後に黄鉄鉱除去の処理を行える。摩砕のみによる黄鉄の
分離では、極めて微細な粒子にしなければならないであ
ろう。
本出願人によれば、5II1m程度の粗い原石石炭を前
述の条件によりフッ化水素酸により浸出し、その後に通
常の分離方法を利用Jることにより、石炭から黄鉄鉱を
極めて効率良く除去りることかでき lこ 。
述の条件によりフッ化水素酸により浸出し、その後に通
常の分離方法を利用Jることにより、石炭から黄鉄鉱を
極めて効率良く除去りることかでき lこ 。
[実施例A]
0.9%の硫黄(そのうち約0.4%は黄鉄鉱)を含有
する石炭について、石炭を2mm以下に粉砕し、乾燥し
、次に、石炭を重質媒体の洗浄にかけ、これにより硫黄
が約0.02%減少したことがわかった。同一石炭の試
料を2m111以下に粉砕し、前述したフッ化水素酸の
洗浄にかけ、次に、フッ化水素酸処理をしなかった試料
と同一の条件で重質媒体洗浄にか(プた。残った硫黄は
0.4%であることがわかった。黄鉄鉱の硫黄が99%
以上除去されていた。
する石炭について、石炭を2mm以下に粉砕し、乾燥し
、次に、石炭を重質媒体の洗浄にかけ、これにより硫黄
が約0.02%減少したことがわかった。同一石炭の試
料を2m111以下に粉砕し、前述したフッ化水素酸の
洗浄にかけ、次に、フッ化水素酸処理をしなかった試料
と同一の条件で重質媒体洗浄にか(プた。残った硫黄は
0.4%であることがわかった。黄鉄鉱の硫黄が99%
以上除去されていた。
代 埋 人 弁理士 三 好 保 男
Claims (4)
- (1) 石炭を適当な粒径に粉砕し、粉砕された石炭を
フッ化水素酸で浸出し、浸出された固形物質を選別する
ことからなる、石炭または炭素構造物から黄鉄鉱を除去
する方法。 - (2) 前記フッ化水素酸による浸出が、フッ化水素酸
の)茄度が3〜70重Q%で、温度が20〜100℃で
、浸出特開が10分〜48時間の条イ1で行われる特許
請求の範囲第1項に記載の方法。 - (3)粉砕後の石炭の粒径が5I11111以下である
特許請求の範囲第1項に記載の方法。 - (4) 粉砕後の石炭の粒径が2mm以下である狛R’
1請求の範囲第3項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5852184A JPS60203698A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 石炭から黄鉄鉱を除去する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5852184A JPS60203698A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 石炭から黄鉄鉱を除去する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60203698A true JPS60203698A (ja) | 1985-10-15 |
Family
ID=13086727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5852184A Pending JPS60203698A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 石炭から黄鉄鉱を除去する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60203698A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1986004917A1 (en) * | 1985-02-19 | 1986-08-28 | Oabrand Pty. Limited | Method for the continuous chemical reduction and removal of mineral matter contained in carbon structures |
JP2011038098A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | General Electric Co <Ge> | 反応室内で石炭から不純物を除去する方法 |
JP2012246436A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 石炭中の窒素低減方法 |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP5852184A patent/JPS60203698A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1986004917A1 (en) * | 1985-02-19 | 1986-08-28 | Oabrand Pty. Limited | Method for the continuous chemical reduction and removal of mineral matter contained in carbon structures |
JP2011038098A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | General Electric Co <Ge> | 反応室内で石炭から不純物を除去する方法 |
JP2012246436A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 石炭中の窒素低減方法 |
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