JPS59207825A - 鱗片状黒鉛の回収方法 - Google Patents

鱗片状黒鉛の回収方法

Info

Publication number
JPS59207825A
JPS59207825A JP58081501A JP8150183A JPS59207825A JP S59207825 A JPS59207825 A JP S59207825A JP 58081501 A JP58081501 A JP 58081501A JP 8150183 A JP8150183 A JP 8150183A JP S59207825 A JPS59207825 A JP S59207825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scaly graphite
slag
flaky graphite
treatment
graphite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58081501A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Onishi
大西 俊彦
Hiromi Odaka
小高 広美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Jiryoku Senko Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Jiryoku Senko Co Ltd
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Jiryoku Senko Co Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Jiryoku Senko Co Ltd
Priority to JP58081501A priority Critical patent/JPS59207825A/ja
Publication of JPS59207825A publication Critical patent/JPS59207825A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製錬工程から発生するスラグ、およびダスト
等の塊体、粒体、粉体から鱗片状黒鉛を回収する方法に
関する方法である。
例えば、製鉄所で発生する各種スラグ類は、これを埋立
に使用するか、又は手選・破砕・篩分け・磁選・磨鉱な
ど適宜組合せて、スラグ中に含まれている地金を回収し
、残部はバラスやセメント原料に利用したシ、ちるいは
埋立て廃棄していた。
とれらの2ラグ類のうち特に脱硫過程で発生するスラグ
には、多量の鱗片状黒鉛が含まれているが、これの適切
な回収精製法が見出されないため、すべてスラグと共に
埋立て廃棄されていた。
又、精錬工程で発生し集じん機によって捕集されたダス
ト、あるいは環境集じんによシ捕集されたダストにも、
多量の鱗片状黒鉛を含有するものがおるにもかかわらず
、これを分離回収する適切な方法が見出されていないだ
め、すべて廃棄処分されていた。
これらのb4片状黒鉛は、酸化鉄の他に珪酸鉛や石灰分
等の不純分が相当置台まれてお)、この分離方法として
例えば磁選法が提供されているが、酸化鉄は弱磁性であ
るため十分な除去ができず、又珪酸分や石灰分は非磁性
であるため全く分離されず、高品位の鱗片状黒鉛を回収
することができない。浮選法によシ繰返し精選する方法
もあるが、夾雑している不純分を除去することは難しく
、回収された鱗片状黒鉛の品位はFC(固定炭素)で高
h88〜91チにしかなら彦い。又比重選別後浮選を行
なう方法も提供されているが、回収すべき鱗片状黒鉛の
粒径は一般に1〜2wn以下の微細粒であるため、例え
は比重選別機としてウィルフレーテーブルを用いても、
効率よく選別することができず、可成シの量の鱗片状黒
鉛が微粒汚泥とともに流出し回収されカい。又比重選別
されたLt片状黒鉛を更に浮選しても上述したとおシ高
品位化することは難しい。更に又、これら前記した種種
の方法によシ回収された鱗片状黒鉛を高品位化するのに
、塩酸、硫酸等の鉱酸による処理も行なわれているが、
使用された鉱酸の無害化処理が必要となるので、膨大な
設備と費用がかかシ回収コストが大きく々す、必ずしも
有効適切な方法ではない。
本発明者等は、上述した各種方法の欠点を解消して高品
位の鱗片状黒鉛を効率よく回収せんとし、ル1片状黒鉛
の形態が葉片積層状であることに着目して種々研究を行
なった。
一般に細粒体の摩砕には、ボールミル、ロッドミル等の
円筒形ミルが用いられる。この円筒形ミルの破砕効果は
衝ケソによるものであり、鱗片状黒鉛のような葉片積層
状の形状のものに対しては、粉砕に時間を要するばかシ
でなくb↑7片状黒鉛夾雑物の分離に最も有効な剥離現
象は期待でき々い。
これに対して振動ミルは、ミル本体そのものが高速円振
動あるいは関連偏心運動を行ない、破砕媒体による衝撃
と摩砕による破砕を行なうことによシ、かかるfgf片
状黒鉛の剥離、摩砕に極めて効果的であること、又粉砕
時間も上記円筒形ミルに比べて少くてすむことを実験に
より見出した。
本発明は、これらの知見に基づくものであって、製錬工
程から発生するスラグ、およびダスト等の焼体、粒体、
粉体から鱗片状黒鉛を風選又は浮選等の選鉱処理をして
濃縮した後、振動ミルによる摩砕によシ鱗片状黒鉛中に
夾雑されている酸化鉄珪酸分、石灰分等の不純分を分離
除去して、高品位の鱗片状黒鉛を回収する方法を提供す
るものでお9、その要旨とするところは、鱗片状黒鉛を
含む焼体、粒体、粉体を選鉱処理して後、該含濃縮脳片
状黒鉛物を振動ミルで摩砕して、同摩砕物を分級するこ
とを特徴とする鱗片状黒鉛の回収方法である。
以下、本発明を図面に示す一実施例フローシートに従っ
て詳細に説明する。
スラグの乾式処理から得られた夾雑物を有する鱗片状黒
鉛(以下混合物と称する)は、鱗片状黒鉛の形状を利用
して風選機によシ所要回数選別を繰返し、夾雑不純分を
分離除去して濃縮する。
同スラグの湿式処理から得られた混合物は、湿式分級機
にかけて混合物中の粗粒夾雑物を沈降除去し、鱗片状黒
鉛と細粒夾雑物とに分別する。ついで同鱗片状黒鉛と細
粒夾雑物は条件槽に導入されPH調整、薬注を行な0た
後浮選機にかけられ、鱗片状黒鉛とその他の部に選別回
収される。これを詳述すると、上記条件楢では鉱液濃度
5〜10係、pH10〜12、捕集剤として灯油200
〜4009/を一混合物、起泡剤としてMIBC(商品
名)200〜400 Vt−混合物等の試薬を添加し条
件づけをした後1次浮選を行ない、酸化鉄、珪酸分、石
灰分等の不純1分を尾鉱として除去し、鱗片状黒鉛は精
鉱として分離回収する。1次浮選の精鉱は更に次の浮選
機にかけられ精選される。浮選の繰返し回数は数回にわ
たってもよく又鉱液のPHは7以上の領域が望ましい。
浮選所要時間は鉱液中の魚茸片状黒鉛の含有割合及び量
によシ決定される。
第1表に風選による混合物の選別結果、第2表に浮選に
よる混合物の選別結果を示す。
第1表 第2夛 浮選機を経だ浮選精鉱は乾燥機にて乾燥する。
次いで前記風選精鉱及び又は乾燥後の浮選精鉱は振動ミ
ルにかけられ鱗片状黒鉛の剥離摩砕と夾雑不純分の分離
摩砕が行なわれる。次いで分級機を経て高品位の鱗片状
黒鉛として回収される。
振動ミルに用いる破砕媒体としでは、ボールより口、ド
が好ましい。ボールを使用する場合は、鱗片状黒鉛に介
在している酸化鉄、珪酸分、石灰、分等の不純分を摩砕
するとともに、鱗片状黒鉛をも過度に摩砕し、後工程で
の分級効果が低減する傾向にある。一方ロッドを媒体と
して使用する場合は、鱗片状黒鉛の剥離作用がよ逆効果
的に行なわれ、鱗片状黒鉛はその界面積を大きく変化さ
せることなく剥離し、かつその間に夾雑していだ不純分
は分離されて摩砕される。この結果次工程での分級が効
率よく行なわれ、高品位の鱗片状黒鉛が効率よく回収さ
れるという理由に基づくものである。
本例における振動ミルは、媒体として30關φのロッド
を占積率70係になるように充填し、振動数1000r
prn、振幅7閣で上記乾燥後の浮選石旨鉱と風選精鉱
を摩砕し、次いで風力分級機により面品位鱗片状黒鉛を
分離回収した。その結果を第3表に示す。
第3表 次に、従来提供されている各雅の処理方法に従って鱗片
状黒鉛の回収試験を行なった結果を比較例として示すと
、浮選の繰返しだけによる場合は回収ん7片状黒鉛の品
位はFCで91.1%、浮選と酸処理の繰返しによる場
合はFCで98.9−%、比重選別後浮選を行ない、更
に酸処理をした場合はFCで97.7%を得だ。これに
対し本発明方法による振動ミル摩砕で精製回収を行々う
と、上記のようにFCで995係の高品位鱗片状黒鉛が
得られた。
以上説明したのは、製銑工程から製鋼工程に至る間の溶
銑処理過程で発生したスラグから鱗片状黒鉛を分離回収
するのに、本発明を用いた例について述べたが、本発明
はその他の製銑工程、製銅工程及びその中間の処理工程
、その他の〕隋錬工程で発生する粉じん、及び同様の処
理条件を採用するその他の精錬1稈から発生するスラグ
に適用して同等の効果が得られる。
以上詳述してきた。ように、本発明は鱗片状黒鉛を含む
腕体、粒体、粉体を選鉱の上、振動ミルで剥離摩砕する
ので、従来方法の如く酸処理を行なうことなく高品位の
鱗片状黒鉛を経済的にかつ高収率で回収することができ
るので、廃棄物の資源化と有効活用の大巾な増進が可能
となる等産業上にもたらす効果は太きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一案旋例の処理フローを示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鱗片状黒鉛を含む塊体、粒体、粉体を選鉱処理して
    後、該含濃縮鱗片状黒鉛物を振動ミルで摩砕して、同摩
    砕物を分級することを特徴とする鱗片状黒鉛の回収方法
    。 2、選鉱処理として湿式法で行なうことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の鱗片状黒鉛の回収方法。 3、振動ミルの媒体にロッドを用いることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の鱗片状黒鉛の回収方法。 4、湿・式法として鉱液pH7以上で浮選を行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3
    項記載の鱗片状黒鉛の回収方法。
JP58081501A 1983-05-10 1983-05-10 鱗片状黒鉛の回収方法 Pending JPS59207825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58081501A JPS59207825A (ja) 1983-05-10 1983-05-10 鱗片状黒鉛の回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58081501A JPS59207825A (ja) 1983-05-10 1983-05-10 鱗片状黒鉛の回収方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59207825A true JPS59207825A (ja) 1984-11-26

Family

ID=13748110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58081501A Pending JPS59207825A (ja) 1983-05-10 1983-05-10 鱗片状黒鉛の回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59207825A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61158807A (ja) * 1984-12-28 1986-07-18 Agency Of Ind Science & Technol キツシユグラフアイトの乾式精製方法
JPH0350110A (ja) * 1989-07-19 1991-03-04 Kansai Coke & Chem Co Ltd 黒鉛の高純度化法
CN105170310A (zh) * 2015-10-15 2015-12-23 黑龙江科技大学 一种大鳞片石墨分离系统及利用其对鳞片石墨进行浮选的方法
CN114887775A (zh) * 2022-03-29 2022-08-12 中南大学 一种从钒浸出渣中高效选矿回收石墨的方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61158807A (ja) * 1984-12-28 1986-07-18 Agency Of Ind Science & Technol キツシユグラフアイトの乾式精製方法
JPH0350110A (ja) * 1989-07-19 1991-03-04 Kansai Coke & Chem Co Ltd 黒鉛の高純度化法
CN105170310A (zh) * 2015-10-15 2015-12-23 黑龙江科技大学 一种大鳞片石墨分离系统及利用其对鳞片石墨进行浮选的方法
CN114887775A (zh) * 2022-03-29 2022-08-12 中南大学 一种从钒浸出渣中高效选矿回收石墨的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104023851B (zh) 矿石加工
JP5923039B2 (ja) 土壌の浄化方法
CA2081177C (en) Beneficiation process
CN111285405A (zh) 一种从钢渣磁选尾矿中分离铁酸钙和铁酸镁的方法
US5672327A (en) Beneficiation of kish graphite
US3929627A (en) Magnetic beneficiation for magnesite ores
CN114178046B (zh) 一种烧绿石的选矿方法
JP3682670B2 (ja) 土壌からの重金属類の回収方法
US3912174A (en) Process for preparation ores for concentration
US4206878A (en) Beneficiation of iron ore
EP0267170B1 (en) Treatment of middlings
JPS59207825A (ja) 鱗片状黒鉛の回収方法
AU667635B2 (en) Process for the recovery of silver by flotation from the residue from the wet extraction of zinc
CN112718231B (zh) 富镁矿物的辉钼矿的选矿方法
JPS63205164A (ja) 高純度石英精鉱の製造方法
CN112871438A (zh) 一种从选铁尾矿中回收钛铁矿的方法
CA1225977A (en) Asbestos process
WO2024051102A1 (zh) 一种富集锂的方法
JPS60246215A (ja) 製鉄所より発生する脱硫滓から黒鉛を回収する方法
US3430763A (en) Method of removing fatty acid coating from iron ores
WO2024152446A1 (zh) 一种锂黏土矿的选矿方法
EP0811577A1 (en) Beneficiation of kish graphite
JPS6274005A (ja) 転炉細粒ダストから鉄粉を製造する方法
CN115532426A (zh) 一种回收尾矿中云母粉的选矿方法
Didolkar et al. Beneficiation of low grade graphite ore from Multai area, Betul district, MP