JPS60200251A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS60200251A
JPS60200251A JP59056869A JP5686984A JPS60200251A JP S60200251 A JPS60200251 A JP S60200251A JP 59056869 A JP59056869 A JP 59056869A JP 5686984 A JP5686984 A JP 5686984A JP S60200251 A JPS60200251 A JP S60200251A
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康雄 椋木
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山口 治朗
Shozo Yoneyama
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真処理液の汚染を低減することのできるハロ
ゲン化銀写真感光材料に関する。
(背景技術) 従来、写真有用試薬としては無機及び有機の化合物が知
られており、有機の写真有用試薬には水溶性、水不溶性
もしくは水難溶性の化合物が存在する。これらの水不溶
性又は水難溶性の化合物の中でも、色素像形成カプラー
、色素供与レドックス化合物、紫外線吸収剤、褪色防止
剤、混色防止剤及びそれらの前駆体等の油溶性の写真有
用試薬が賞用されているが、これらは通常微細に分散さ
れた状態で親水性コロイド層に導入される。
この場合に使用する油溶性写真有用試薬の乳化分散に関
しては従来多くの技術が開発されてきた。
例えば、紫外線吸収剤については、米国特許第2゜73
9.888号、同第3,352.681号等、色カブリ
、色汚染防止、混色防止等のために用いる耐拡散性アル
キルハイドロキノン類については、米国特許第2.36
0,290号、同第2.728.659号、同第3,7
00,453号等に記載されている。特に油溶性写真用
添加剤を用い、乳化剤としてモノマー型のアニオン界面
活性剤を用いて乳化分散する方法が知られている。例え
ば、米国特許!@2,332,027号にはガージノー
ルWA (sulfonated coconut fatty alcoholのデュポ
ン社の商品名)、及びトリイソプロピルナフタレンスル
ホン酸塩を用いる方法、日本特許428.191号には
、スルホン基又はカルボキシル基と長鎖脂肪族基とを併
せ持つ水溶性カプラーを乳化剤として用いる方法、米国
特許第3.676.141号には、スルホ基を有するア
ニオン系界面活性剤と、アンヒドロヘキシルエステル型
ノ#オン界面、活性剤を併用する方法が記載されている
。しかしながらこれらの乳化分散方法によっては、いず
れの場合も分散粒子の大きさが粗大で、最近の写真感光
材料の技術で要求される微粒子化(約0.3μm以下)
が達成されない。特に、カラー写真感光材料の設計にお
いて、支持体上に塗布される写真要素は厚くなっており
、そこに添加する乳化分散物が粗大粒子であると、光が
写真要素を通過するとき写真性に悪影響を与える光散乱
を起こし、不透明になる。又、像シャープネス、粒状等
の点で画質を悪化させる原因にもなる。
一方、特開昭53−138726号に開示された界面活
性重合体は、微細且つ安定性に優れた分散物を与え、感
光材料膜中及び感光材料の表面に前記有機写真有用試薬
の結晶が殆ど析出することのない感光材料を製造するこ
とができるが、このような界面活性重合体と共に写真有
用試薬を水中又は親水性コロイド組成物中に分散した分
散物を使用した写真感光材料では、以下に述べるような
“処理液汚染”が起こってしまい、商品価値を著しく低
下せしめる結果をもたらす。ここで“処理液汚染”とは
、現像液の液面あるいは壁面にタール状物質が見られる
ことであり、所謂“スカム゛と呼ばれるものである。
この場合、界面活性重合体の処理液中への溶出防止のた
めにスルホン酸基単位の比率を減らしたり、疎水基を大
きくしたりして親水性を低下させると、処理液汚染は改
良されるものの、分散物粒子の粗大化を招き、画質が大
幅に悪化する。又、反対にスルホン酸基単位の比率を多
くしたり、疎水基を小さくしたりして親水性を向上させ
ても、処理液汚染は改良されず、粒子の粗大化を招くも
のであった。
このように特開昭53−138726号記載の界面活性
重合体の範囲で構造を変化させても、処理液汚染と粒子
の微細化を同時に満足することは不可能であった。
(発明の目的) 従って本発明の第1の目的は、処理液の汚染がないよう
に、写真用有用試薬を親水性コロイド層中に微細に分散
したハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
又、本発明の第2の目的は、製造が容易であり且つ長期
間保存しても乳化分散粒子の凝集及び結晶析出を起こさ
ないハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
(発明の構成) 本発明のかかる諸口的は、支持体上に少なくとも1つの
感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感
光材料であって、下記一般式〔■−11又は(I−2)
で表される単位を少なくとも5モル%含有する界面活性
重合体の存在下で、少なくとも1種の写真有用試薬を分
散した少なくとも1つの親水性有機コロイド層を有する
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料によって達
成された。
一般式(1−2) %式%) 式中、R1は炭素数1〜30の置換又は無置換のアルキ
ル基、アルケニル基もしくはアリール基を表し、A及び
Dは、単結合又は2価の連結基を表す。R2は、置換も
しくは無置換のアルキル又はアリール基を表し、R3及
びR4は、水素原子、置換もしくは無置換のアルキル又
はアリール基を表し、R2とR3又はR3とR4は環を
形成しても良い。Xは単結合又は置換もしくは無置換の
アルキレン、アルケニレン又はアリーレン基を表し、Y
は、−COOM、−303M。
を表し、ここで、Mは水素原子、無機又は有機の陽イオ
ンである。mlは1〜3の整数、m2は1又は2のいず
れかである。
(発明の開示) i)界面活性重合体 本発明で使用する下記一般式(1−1)又は〔■−2〕
を含有する化合物は、乳化剤、分散剤として特に有用で
ある。
一般式Cl−1) 一般式(1−2) 式中、R1は炭素数1〜30の置換又は無置換のアルキ
ル基、アルケニル基もしくはアリール基を表し、A及び
Dは、単結合又は2価の連結基を表す。R2は、置換も
しくは無置換のアルキル又−はアリール基を表し、R3
及びR4は、水素原子、置換もしくは無置換のアルキル
又はアリール基を表し、R2とR3又はR3とR4は環
を形成しても良い。Xは単結合又は置換もしくは無置換
のアルキレン、アルケニレン又はアリーレン基を表し、
Yは、−COOM、−3ol M。
を表し、ここで、Mは水素原子、無機又は有機の陽イオ
ンである。mlは1〜3の整数、m2は1又は2のいず
れかである。
本発明で使用する界面活性重合体は、一般式〔I−1〕
又は(I−23で示される単位を少なくとも5モル%、
好ましくは少なくとも10モル%を含有する。これらの
単位には置換メチレン基を有するベンゼン環又は置換も
しくは無置換のメチレン基をするナフタレン環からなる
二価の単位が含まれるが、上記ベンゼン環又はナフタレ
ン環は置換基で置換されていても良く、少な(とも1個
の置換基で置換されていることが好ましい。このような
置換基としては、例えばアルキル基(アルキル基の炭素
原子は3〜22個が好ましい;例えばプロピル基、ブチ
ル基、オクチル基、ノニル基、ドデシル基、オクタデシ
ル基等)、ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子、
沃素原子等)、ヒドロキシ基、アルコキシ基(アルキル
部分の炭素原子は3〜22個が好ましい;例えばオクチ
ロキシ基、ヘキシロキシ基、ドブシロキシ基、β−ヒド
ロキシエトキシ基等)、ハロアルコキシ基(アルキル部
分の炭素原子は3〜22個が好ましい;例えばβ−クロ
ルエトキシ基、β−ブロモエトキシ基等である)等を挙
げることができる;本発明に用いる界面活性重合体の分
子量は特に限定されるものではないが、好ましくは約6
00〜約10,000であり、特に好ましくは900〜
5,000である。
次に本発明に使用する代表的な界面活性重合体の具体例
を示す。(例示した化合物は各々下記の構造単位を下記
の割合で含む界面活性重合体である。) x+y鵬7 (5) (15) (?9HI9 舌(CH2CH20) 3 (CH2) 4−3O3N
ax:y=t+t、 x+y″46、 n#5 (17) x:y−1+1 x+yk5 以下余白 1 本発明に使用されるこれらの化合物は常法によって合成
することができる0例えば、アルキルフェノールのアセ
トアルデヒド重縮合体の合成は、「工業化学雑誌」第6
6巻391頁(1963年)、「油化学」第12巻62
5頁(1963年)に記載されている方法に準じて容易
に合成することができる。又、一般式(I−1〕及び一
般式〔I−2〕中のYの導入は、例えば小田良平、寺林
−広著[界面活性剤の合成と其応用」 (槙書店版)、
米国特許第1,933.431号、同1,968.79
3号、同一2.005.619号等に記載されている方
法に準じて合成することができる。
本発明に使用される界面活性重合体は、熔解性の許す範
囲内において、油溶性写真試薬溶液か又はコロイド水溶
液(あるいは親水性コロイドを含まない水溶液)のいず
れか一方又は両方に添加することができる。
ii )併用し得る界面活性剤 本発明に用いる界面活性重合体は単独で用いられるばか
りでなく、他の非重合体の界面活性剤と併用することが
できる。単独で用いるよりむしろ低分子の界面活性剤と
併用した方が好ましい場合もある。本発明に用いる界面
活性重合体は所謂アニオン性界面活性剤及び/又は非イ
オン性界面活性剤と併用することができる。
上記アニオン性界面活性剤としては、1分子中に炭素数
8から30までの疎水性基と一303Mもしくは一03
03M基(Mは前記一般式(1−1)及び(1−2)中
の場合と同じ意味を持つ)とを併せ持つ化合物を用いる
ことが好ましい。この種の化合物は、小田良平、寺村−
広著[界面活性剤の合成と其応用」 (槙書店版)及び
ベリー著「サーフェス・アクティブ・エージェンツ」(
A、W、Perry、”5urfaceActive 
Agents” (Interscience Publi −cati
ons Inc、New York)〕に記載がある。
上記非イオン性界面活性剤としては、特開昭48−30
933号記載の非イオン性界面活性剤及び多価アルコー
ルの脂肪酸エステル系界面活性剤を用いることが好まし
い。多価アルコールの脂肪酸エステル系界面活性剤は水
酸基を少なくとも2つ、好ましくは少なくとも3つ有し
、しかも脂肪酸の炭素原子数を6〜25個有するものが
好ましい。具体的には米国特許第3.676.141号
記載のソルビタンの脂肪酸エステル系の非イオン性界面
活性剤が本発明では有利に用いられる。
上記アニオン性界面活性剤の具体例として次の化合物が
挙げられる。
(A −1) CI 2 H’250303 Na(A
−2) Cl4H290SO3Na(A−3) ロート
油 (A−5) Cl2H25SO3Na (A−6) Cl4H29SO3Na \ 〆 (A 9) SO3Na / き 11 \ 〆 (A−10) 303Na / ※ \ ヂ 古HOCCI3H27 iii )有機写真有用試薬 本発明において使用することのできる有機写真有用試薬
とは、写真用途に有用な任意の有機試薬を意味する。本
発明においては、油溶性の有機写真有用試薬を使用する
ことが好ましい。ここで油溶性とは、室温(約20℃)
において、有機溶剤、に3重量%以上溶解するようなも
のをいう。又、有機溶剤とは、「溶剤ハンドブ・ツク」
等に記載の有機溶剤を意味し、それらの化合物例として
は、メタノール、エタノール、イソプロパツール、ブタ
ノール、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、アセトン、メ
チルエチルケトン、テトラノーイドロフラン、シクロヘ
キサノン、ベンゼン、トルエン、ジオキサン、アセトニ
トリル、ジクロロメタン、クロロホルムなどが挙げられ
る。
本発明で使用し得る写真有用試薬として18、色素像形
成カプラー、色素像供与レドックス化合物、紫外線吸収
剤、混色防止、酸化防止、褪色防止などを目的として使
用される電子供与体、カブリ防止剤や現像抑制剤、現像
薬、カブラセ剤、ハロゲン化銀溶剤、漂白促進剤、フィ
ルター用色素及びこれらの前駆体などが挙げられる。
a)カプラー 。
好ましい写真有用試薬としては、芳香族第一級アミン現
像主薬の酸化生成物とカップリングして、有色又は無呈
色の色素を形成する色素像形成カプラーがある。有色の
色素を形成するカプラーとしては、イエロー、マゼンタ
及びシアンのカプラーがある。
イエローカプラーとしては、ピバロイルアセトアニリド
型、ベンゾイルアセトアニリド型、マロンジエステル型
、マロンジアミド型、ジベンゾイルメタン型、ベンゾチ
アゾリルアセトアミド型、マロンエステルモノアミド型
、ベンゾチアゾリルアセテート型、ベンズオキサシリル
アセトアミド型、ベンズオキサシリルアセテート型、ベ
ンズイミダゾリルアセトアミド型もしくはベンズイミダ
ゾリルアセテート型のカプラー、米国特許第3゜841
.880号に含まれるヘテロ環置換アセトアミドもしく
はヘテロ環置換アセテートから導かれるカプラー、又は
米国特許第3,770,446号、英国特許第1,45
9.171号、西独公開特許(OLS)第2,503,
099号、特開昭50−139738号もしくはリサー
チ・ディスクロージャー15737号に記載のアシルア
セトアミド類から導かれるカプラー、又は米国特許第4
,046,574号に記載のへテロ環型カプラーなどが
挙げられる。
上記のイエローカプラーの中では、一般に開鎖のケトメ
チレン系カプラーが特に好ましく用いられる。
マゼンタカプラーとしては、5−オキソ−2−ピラゾリ
ン型、ピラゾロベンズイミダゾール型、シアノアセトフ
ェノン型、ピラゾロイミダゾール型もしくは西独公開特
許(OLS)第3,121゜955号に記載のN−へテ
ロ環置換アシルアセトアミド型カプラー、米国特許第3
,725,067号、英国特許第1.252,418号
、同第1゜334.515号に記載された、IH−ピラ
ゾロ(5,1−c、)(1,2,4) トリアゾール型
カプラー、特願昭58−45512号に記載された、I
H−ピラゾロ(1,5−b)(1,2,4))リアゾー
ル型カプラーなどが挙げられる。
シアンカプラーには主としてフェノール又はナフトール
の誘導体が用いられる。
カラードカプラーとしては例えば、米国特許第2.52
1,908号、同第3,034,892号、同第3,4
76.560号、特公昭38−22335号、同42−
11304号、同44−2016号、同44−3246
1号、特願昭49−98469号明細書、同50−11
8029号明細書、西独公開特許第2,418,959
号に記載のものを使用することができる。
その他、現像時に現像銀量に対応して現像抑制剤もしく
はそのプレカーサーを放出する型のカプラー(D I 
Rカプラー)、あるいはカブラセ剤もしくは現像促進剤
を放出する型のカプラー(DARカプラー)及び電子供
与体を放出する型のカプラーも本発明の写真有用試薬と
して使用することができる。
無呈色のカプラーあるいは無呈色のDIRカプラーも使
用することができる。実質的に色素を形成しないカプラ
ー残基としては、インダノン型、アセトフェノン型のカ
プラー残基などが挙げられる。
上記のカプラー等は感光材料にめられる特性を満足する
ために同一層に二種類以上を併用することができる。次
に若干のカプラーの具体例を挙げる。
以下余白 (Y−2) (Y−2) \ C00CI 2825 (n) (M−2) 債−3) (!、。
(M−4) (M−5> シアン形にカプラー (!、。
と1 (C−5) r15v − (C−6) (L−1) ””り形成用”ラー肋プ5−化−3) (L−4) − λ(CH2) 15cH3 b)色素像供与化合物 本発明に使用し得る他の写真有用試薬としては、カラー
拡散転写法感光材料で使用される色素像供与レドックス
化合物がある。この化合物には当業者に公知のように、
ネガ型もしくはポジ型があり、アルカリ性の処理組成物
で処理されたときに最初は写真要素中で可動性であるか
、もしくは非可動性である。
本発明に有用なネガ型の色素像供与化合物としては、酸
化された発色現像薬と反応して色素を形成又は放出する
カプラーがあり、その具体例は米国特許第3,227,
550号及びカナダ国特許第602,207号等に記載
されている。
本発明に使用するのに好ましいネガ型の色素像供与化合
物としては、酸化状態にある現像薬或いは電子移動剤と
反応して色素を放出する色素放出レドックス化合物があ
り、その代表的な具体例は特開昭48−33826号、
同51−113624号、同54−54021号及び同
56−71072号などに記載されている。又、本発明
で使用し得る非可動性のポジ型色素像供与化合物として
は、アルカリ性条件の写真処理中に全く電子を受け取る
ことな((即ち、還元されずに)、あるいは少なくとも
一つの電子を受け取った(即ち、還元された)後、拡散
性色素を放出する化合物がある。
更に、最初からアルカリ性の写真処理条件において、可
動性であるポジ型の色素像供与化合物として色素現像薬
があり、これは本発明において有効である。その代表的
具体例は特公昭48−32130号及び同55−227
80号などに記載されている。
本発明で使用される色素像供与化合物から形成される色
素は、既成色素であるか、あるいは又、写真処理工程あ
るいは追加処理段階において色素に変換し得る色素前駆
体であってもよ゛く、最終画像色素は金属化されていて
もいなくてもよい。本発明に有用な代表的染料構造とし
ては、アゾ色素、アゾメチン色素、アントラキノン色素
、フタロシアニン色素の金属化された、あるいは金属化
されていない色素を挙げることができる。この中でアゾ
系のシアン、マゼンタ及びイエローの色素は特に重要で
ある。
また色素前駆体の一種として、感光要素中では一時的に
光吸収をシフトさせである色素部分を有する色素放出レ
ドックス化合物も本発明に使用することができる。
本発明で使用するのに特に好ましい色素像供与化合物と
しては、まず色素放出レドックス化合物(DRR−化合
物)があり、その具体例は前述の特開昭48−3382
6号、同51−113624号、同54−54021号
及び同56−71072号などに記されている。ハロゲ
ン化銀の現像によりクロス酸化され、アルカリ性条件下
で拡散性色素を放出するレドックス母核の具体例として
は、 H ( 古8302−Dy 6 ?0 ( 等がある。別の型の特に好ましい色素像供与化合物とし
てはポジ型に属するものがあり、特開昭53−1108
27号、同53−110828号及び同56−1643
42号に記されており、この型のレドックス母核の具体
例としては、次のものが挙げられる。
111 11 次に、色素放出レドックス化合物の具体例を挙げる。
以下余白 (DR−2) (DR−4) (DR−5) 0 (DR−6) \ 次のレドックス母核にDyeが?llしたもの上記母核
への連結部位を表す。
(DR−10の色素面 (DR−10の色素面 (DR−11の色素会p (DR−12の色素帥 次に本発明に使用し得る色素現m薬の若干の具体例を示
す。
(DD−1) 羽グ (DD−4) C)紫外線吸収剤 本発明を実施するに適した紫外線吸収剤は、例えば特公
昭42−21687号、同4111−5496号、特開
昭47−1026号、英国特許第1゜293.982号
などに記載されている。
本発明においては、これらの中でも特に、油溶性の紫外
線吸収剤が好ましいが、次に本発明を実施するのに適し
た油溶性紫外線吸収剤の若干の具体的な例を挙げる。
以下余白 (U−1) d)本発明で使用し得る、その他の有機写真有用試薬 本発明に使用し得る他の写真有用試薬としては、少なく
とも一つの電子を酸化型の色素供与性化合物あるいは発
色現像主薬の酸化体などに与えることのできるような電
子供与体(以下、rEDJという)である。有効なED
としては、 T、H,James著、rThe T’heoryof
 the PhotographicProcessJ
第4版第11章に記されているような、Kenda 1
1−P l i zの部分構造を有する化合物がある。
この群に属する化合物としては、ハイドロキノン類、カ
テコール類、0−アミノフェノール類、p−アミノフェ
ノール類などがある。本発明で使用するED化合物は、
感光材料層に組み込んだ場合に低拡散性であることが望
ましい。低拡散性ないしは非拡散性のハイドロキノン類
、ピロガロール類などは、混色防止剤、酸化防止剤、褪
色防止剤などとして広く使用される。
これらの具体的な化合物例としては、2.5−ジ−ロー
オクチルハイドロキノン、2.5−ジ−t−ペンタデシ
ルハイドロキノン、没食子酸n−ドデシルエステル、p
−ラウリルアミドピロガロールなどがある。
本発明に使用し得るEDプレカーサーとしては、ポジ型
の色素像供与化合物と組み合わせて使用するのに好適な
化合物が挙げられる。その例としては、米国特許第4.
263,393号に記載されているようなサッカリン系
の化合物や、米国特許第4.278,750号に記載さ
れているような活性メチン系の化合物がある。これらの
例としては、例えば次のものを挙げることができる。
以下余白 (ED−1) (ED−3) その他の写真有用試薬で本発明に使用し得る試薬は、例
えばメルカプトテトラゾール類、メルカプトトリアゾー
ル類、メルカプトピリミジン類、メルカプトベンズイミ
ダゾール類、メルカプトチアジアゾール類、ベンゾトリ
アゾール類、イミダゾール類等に代表されるカブリ防止
剤や現像抑制剤;p−フェニレンジアミン類、ハイドロ
キノン類、p−7ミノフエノール類等の現像薬;ピラゾ
リドン類に代表される補助現像薬;ヒドラジン類、ヒド
ラジド類等のカブラセ剤;ハイポ等のハロゲン化銀溶剤
;アミノアルキルチオール類等の漂白促進剤;あるいは
アゾ色素、アゾメチン色素等の色素類が挙げられる。又
、上記の写真試薬のブレカー号−1或いは、現像の関数
としては上記写真試薬が放出されるレドックス機能を更
に有している写真試薬、例えば前述のカラー拡散転写感
光材料用色素材料の他に、DIR−もしくはDAR−ハ
イドロキノン類をも有用な写真試薬として挙げることが
できる。以上述べた写真的有用試薬はタイミング基を介
して結合していてもよく、このようなタイミング基とし
ては、特開昭54−145135号明細書に記載の分子
内閉環反応によって写真的有用試薬を放出するもの、英
国特許第2゜072.363号、特開昭57−1542
34号明細書等に記載の分子内電子移動によって写真的
有用試薬を放出するもの、特開昭57−179842号
明細書等に記載の炭酸ガスの脱離を伴って写真的有用試
薬を放出するもの、あるいは特願昭57−203446
号明細書に記載のホルマリンの離脱を伴って写真的有用
試薬を放出するもの等が挙げられる。
次にカブリ防止剤や現像抑制剤のプレカーサーの例を挙
げる。
以下余白 (Fl−1) iv)有機写真有用試薬の分散 本発明においては、写真有用試薬は乳化分散操作の前に
あらかじめ加熱溶融するか、又は有1M溶媒に溶解して
液状にして使用する事が好ましい。
溶融によって直接乳化することができるものは融点が約
90℃以下の化合物に限られる。
油溶性写真有用試薬を微細に水性媒体中に分散させるの
に使用する高沸点の有機溶媒(lWIち所謂、油分)と
しては、水に事実上不溶で、常圧で沸点190℃以上の
ものが有用である。この種の有機溶媒はカルボン酸エス
テル類、燐酸エステル類、カルボン酸アミド類、エーテ
ル類、置換された炭化水素類及び界面不活性な疎水性有
機重合体などの中から選ぶことができる。その具体的な
例を挙げれば、ジーn−プチルフタール酸エステル、ジ
ーイソオクチルフタール類エステル、ジメトキシエチル
フラール類エステル、ジ−n−ブチルアジピン酸エステ
ル、ジーイソオクチルアゼレン酸エステル、トリーn−
ブチルクエン酸エステル、ブチルラウリン酸エステル、
ジーn−セバシン酸エステル、トリクレジル燐酸エステ
ル、トリーn−ブチル燐酸エステル、トリーイソオクチ
ル燐酸エステル、N、N−ジエチルカプリル酸アミド 
N。
N−ジメチルパルミチン酸アミド、n−ブチル−m−ペ
ンタデシルフェニルエーテル、エチル−2゜4−ter
t−ブチルフェニルエーテル、塩化パラフィン、ポリエ
チルアクリレート及びジエチレングリコール−アジピン
酸ポリエステルなどがある。
本発明の界面活性重合体は水に対する溶解性が低いため
に、表面張力を大きく低下させることはないが、界面張
力低下には極めて有効である。このために、分散時に気
泡が発生しない長所がある又、界面活性重合体が水中に
自己分散体を形成し一種の高沸点有機溶剤的な作用を有
するために、本発明の効果が発現すると推定される。
本発明においては油溶性写真有用試薬を溶解するために
、そのような溶媒の他に低沸点有機溶媒(室圧で130
℃以下の沸点を有し、水と部分的に混和性であるものが
好ましい)、又は水に可溶な有機溶媒を併せて使用する
ことが有利なことがある。例えば、プロピレンカーボネ
ート、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢
酸ブチル、エチルプロピオン酸エステル、5ec−ブチ
ルアルコール、メチルエチルケトン、2−ペンタノン、
3−ペンタノン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキサイドがその例として挙げられ
る。好ましい使用量は分散する油溶性写真有用試薬の重
量の0.1〜100倍量である。
本発明においては、写真有用試薬の分散物が存在する親
水性有機コロイド層と感光性ハロゲン化銀乳剤層とは、
水透過性の関係にある方が好ましい。
本発明を実施するために使用する乳化装置としては、大
きな剪断力を有する高速攪拌型分散機、高強度の超音波
エネルギーを与える分散機などがある。具体的には、コ
ロイドミル、ホモジナイザー、毛細管式乳化装置、液体
サイレン、電磁歪式超音波発生機、ボールマン笛を有す
る乳化装置などがある。本発明で使用するのに好ましい
高速攪拌型分散機は、ディシルバー、ポリトロン、ホモ
ミキサー、ホモブレンダー、ケディミル、ジェットアジ
ターなど、分散作用する要部が液中で高速回転(500
〜15.00Orpm、好ましくは2.000〜4.0
0Orpm)するタイプの分散機である。本発明で使用
するのに特に好ましい高速攪拌型分散機は、ディシルバ
ーないしは高速インペラー分敵機とも呼ばれ、特願昭5
4−36045にも記載されているように、高速で回転
する軸に鋸歯状のブレードを交互に上下方向に折り曲げ
たインペラーを装着して成るものである。
本発明に従って写真有用試薬の水中油滴型分散物(以下
、「水性分散物」という)を調製する際には、種々のプ
ロセスに従うことができる。写真有用試薬を有機溶媒に
溶解するときは、前述の高沸点有機溶媒と低沸点溶媒な
どのいずれか一方、又は両者の混合物に溶解し、次いで
本発明の界面活性重合体の存在下で、水中あるいは親水
性コロイド組成物中に分散せしめる。この場合、本発明
の界面活性重合体は写真有用試薬を含む溶液あるいは水
、もしくは親水性コロイド溶液の少なくともいずれか一
方に共存せしめる。
本発明の界面活性重合体を写真有用試薬と共存せしめる
時には、この両者の真溶液を形成し得る、実質的に水非
混和性の低沸点有機溶媒を併用することが望ましい。本
発明の界面活性重合体は、酢酸エチル、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン、水等のうちのいずれかの低沸
点溶媒に易溶性のものが多い。
本発明の界面活性重合体の多くは水に対して溶解度が低
いために、水もしくは親水性コロイド組成物と共存せし
めるときは、界面活性剤の水性エマルシヨンとするのが
望ましい。
本発明に使用する界面活性剤の水性エマルシヨンを調製
する方法としては、 ■有機溶剤にまず本発明の界面活性剤を溶解しておき、
水中でコロイドミル、ホモジナイザー、ディシルバー、
電磁歪式超音波発生機等の乳化装置を用い、乳化する通
常の乳化法に従ってもよいし、あるいは、 ■有機溶剤と水との混合溶媒に本発明の界面活性剤を熔
解し、有機溶剤を蒸溜することによって自己乳化させる
方法に従ってもよい。
界面活性剤の水性エマルジョンの調製例は、特願昭57
−200862号明細書に記載されている。又、本発明
の界面活性重合体を写真有用試薬と共存せしめて水性分
散物を得る場合、水あるいは水性コロイド液中に写真有
用試薬の溶液を分散せしめる通常の分散方法でもよく、
あるいは写真有用試薬の溶液中に水あるいは親水性コロ
イド組成物を徐々に加えることによって、途中にW2O
型からO/W型への相転移を伴う分散方法としてもよい
。水性分散物の調製後、水溶性バインダーをそのまま或
いは水溶液として添加溶解せしめてもよい。水性分散物
を調製した後、低分子の有機溶剤を除去してもよい。こ
のためには、有機溶剤を蒸溜、好ましくは減圧蒸溜した
り、限外濾過膜を使用したり、透析したり、又は親水性
コロイド組成物のゲルを水洗する、などの種々の方法に
従うことができる。
本発明に使用する界面活性重合体の使用量は、使用する
写真有用試薬の種類、高沸点有機溶剤の種類と量、場合
によっては併用する低分子の界面活性剤の種類と量など
によって最適量が変化するが、使用可能な範囲は分散さ
れる物質の0.1〜300重量%であり、好ましくは0
.5〜50重量%である。
本発明においては、油溶性写真有用試薬を水中又は親水
性コロイド組成物中のいずれにおいても安定に分散する
ことができるが、親水性コロイド組成物に分散すること
が好ましい。
本発明に用いられる親水性コロイド組成物中の親水性コ
ロイドとしては、通常ハロゲン化銀写真感光材料に使用
される結合剤又は保護コロイドが用いられる。
写真乳剤の結合剤又は保護コロイドとしては、ゼラチン
を用いるのが有利であるが、それ以外の親水性コロイド
も用いることができる。例えば、ゼラチン誘導体、ゼラ
チンと他の高分子とのグラフトポリマー、アルブミン、
カゼイン等の蛋白質;ヒドロキシエチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エステル類
等の如きセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、澱粉誘
導体などのti誘導体;ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロ
リドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアク
リルアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラ
ゾール等の単一あるいは共重合体の如き多種の合成親水
性高分子物質を用いることができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンを用いてもよく、ゼラチン加水分解物、ゼラチン酵
素分解物も用いることができる。
ゼラチン誘導体としては、ゼラチンに例えば酸ハライド
、酸無水物、イソシアナート類、ブロモ酢酸、アルカン
サルトン類、ビニルスルホンアミド類、マレインイミド
化合物類、ポリアルキレンオキシド類、エポキシ化合物
類等種々の化合物を反応させて得られるものが用いられ
る。
(発明の効果) 本発明の写真感光材料には、一般式(1−1)又は(1
−2)で表される単位を少なくとも5モル%含む界面活
性重合体によって写真有用試薬が分散されているために
、分散時に気泡が発生しない上に微細で且つ安定性の高
い水性分散物が得られ、これによって画質に優れ処理液
の汚染のないハロゲン化銀写真感光材料を得ることがで
きる。
以下、本発明を実施例により更に詳述するが、本発明は
これにより限定されるものではない。
(実施例) 実施例1゜ フィルム試料の調製は以下のようにして行った。
まず、比較試料の赤感層は、シアン形成カプラー(*1
)10g、)リノニルホス7 ニー) 10 g 。
下記の比較用重合体(1)又は比較用重合体(2)1.
0g、及び酢酸エチル20ccの混合物を65℃で加熱
溶解し、この溶液をゼラチン10gを含む水溶液100
cc中に添加し、乳化分散物の試料を得て、表1に示す
比較試料1o又は11の赤感層の塗布に使用した。
J(−CH2+4SO3Na 高 比較用重合体(1) x:y=5:5 z+y=5 比較用重合体(2) x:y=2:8 x+y=5 次に、本発明の化合物を用いたフィルム試料の調製は、
乳化分散物と前記の比較用重合体(1)又は(2)を用
いる代わりに、本願明細書中に例示されている界面活性
重合体(1)、(3)、(6)のいずれかを用いたこと
の他は、それぞれ上記乳化分散物試料の調製と全く同様
にして乳化分散試料を得て、これを本発明の試料12〜
14の赤感層に使用した。
続いて、全く同様にして緑感層及び青感層についても表
1中の構成要素に従って乳化分散物を作製した。この場
合も比較化合物としては、比較用重合体(1)又は(2
)1.0gを用い、又、本発明の試料としては、本明細
書の例示化合物である(1)、(3)及び(6)をそれ
ぞれ使用した。
表1 第 6 層:ゼラチン・・・・・・・1600 mg/
n?(保護層) 第 5 層:塩臭化銀乳剤(臭化銀50モルχ)(赤感
N) 銀塗布量・・・・ 300mg/rr+シアンカ
プラー (*1)・ 400 mg/ボカプラー溶媒(
*2) ・・300 ll1g/nrゼラチン・・・・
・・・ 500 mglrd第 4 層:紫外線吸収剤
(*3)・600 mg/rrr(紫外線 紫外線吸収
剤用 吸収層) 溶媒(*2)・・・・・ 300 n+g/
rrrゼラチン・・・・・・800 tag/rd第 
3 層:塩臭化銀乳剤(臭化銀70モルχ)(緑感層)
 銀塗布量・・・・ 500 tag/rdマゼンタカ
プラー($4) 400 mgIn?褪色防止剤(*5
)・・・200 mg/cdカプラー溶媒(*6) H
+ 400 mg/rrrゼラチン・・・・・・・70
0 mg/nl第 2 層:ゼラチン・・・・・・・1
000 tag/rd(中間層) 第 1 層:塩臭化銀乳剤(臭化銀80モルχ)(青感
層) 銀塗布量・・・・ 400 rag/rdシアン
カプラー (*7)・ 500 tag/rdカプラー
溶媒(*2)・・ 400 mg/イゼラチン・・・・
・・・700 mg/rrr支 持 体:ポリエチレン
で両面ラミネートした紙支持体 但し、表中の(mg/ cd )は塗布量を表し、*印
の化合物は以下のものである。
(*1)カプラー:2〜〔α−(2,4−ジーter 
t−ペンチルフェノキシ)ブタンアミド) −4,6−
ジクロロ−5−メチルフェノール (*2)溶媒: トリノニルホスフェート(*3)紫外
線吸収剤: 2−(2−ヒドロキシ−3−sec−ブチ
ル−5−tart−ブチルフェノール)ペンゾトリアゾ
ール (*4)カプラー: 1− (2,4,6−ドリクロロ
フエニル)−3−(2−クロロ−5−テトラデカンアミ
ド)アニリノ−2−ピラゾロン−5−オン (*5)褪色防止剤:2,5−ジーterL−ヘキシル
ハイドロキノン (*6)溶媒: トリクレジルホスフェート(*7)カ
プラー: α−ピバロイル−α−(2,4−ジオキシ−
5,5”−ジメチ元オキサゾリジンー3−イル)−2−
クロロ−5−〔α〜(2,4−ジーter t−ペンチ
ルオキシ)ブタンアミド〕アセトアニリド このようにして得られた全重層試料10〜14を像様露
光し、次に示すような工程に従ってそれぞれ100nl
連続現像処理を行った。
カラー現像工程 3分30秒 3分30秒水洗 ■ 2
o秒 漂白定着工程 1分30秒 1分30秒水洗 ■ 3分
Oo秒 3分00秒 (各処理時間は各浴中時間及び次浴へのクロスオーバ一
時間を含む。) 使用した各処理液は表2に、又、処理条件は以下に示し
た通りである。
以下余白 このようにして処理された現像液の汚染度を評価したと
ころ、比較用重合体(1)を用いて調製された比較フィ
ルム試料lOの場合には現像液表面上に著しい発泡が見
られ、又、浴壁面にタール状の“スカム”が付着して汚
染が著しかった。
又、比較用重合体(2)を用いて調製された比較用フィ
ルム試料11の場合には、現像液表面上の発泡はかなり
低減され、フィルムの汚染も改良されたが、表3から分
かるように分散物の粒子が大きく、画質の低下が著しか
った。
これに゛対し本発明の試料(12)〜(14)は、現像
液での発泡がほとんど見られず、又“スカム″も全く無
く、現像液の汚染が著しく改良され、分散物の粒子も微
細化されたことが実証された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも1つの感光性ハロゲン化銀乳剤層
    を有するハロゲン化銀写真感光材料であって、下記一般
    式(1−1)又は(1−2)で表される単位を少なくと
    も5モル%含有する界面活性重合体の存在下で、少なく
    とも1種の写真有用試薬を分散した少なくとも1つの親
    水性有機コロイド層を有することを特徴とするハロゲン
    化銀写真感光材料。 式中、R1は炭素数1〜30の置換又は無置換のアルキ
    ル基、アルケニル基もしくはアリール基を表し、A及び
    Dは、単結合又は2価の連結基を表す、R2は、置換も
    しくは無置換の、アルキル又はアリール基を表し、R3
    及びR4は、水素原子、置換もしくは無置換の、アルキ
    ル又はアリール基を表し、R2とR3又はR3とR4は
    環を形成しても良い。Xは単結合又は置換もしくは無置
    換の、アルキレン、アルケニレン又はアリーレン基を表
    し、Yは、−COOM、−303M。 を表し、ここで、Mは水素原子、無機又は有機の陽イオ
    ンである。mlは1〜3の整数、mlは1又は2のいず
    れかである。
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