JPS60199089A - ム−ス処理剤組成物 - Google Patents
ム−ス処理剤組成物Info
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- JPS60199089A JPS60199089A JP5585484A JP5585484A JPS60199089A JP S60199089 A JPS60199089 A JP S60199089A JP 5585484 A JP5585484 A JP 5585484A JP 5585484 A JP5585484 A JP 5585484A JP S60199089 A JPS60199089 A JP S60199089A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ムース処理剤組成物に関し、更に詳しくは、
申越した油水分離能を有し、かつ常瀉鯵(低温)におい
ても有効に作用する新規なムース処理剤に関するもので
ある。
申越した油水分離能を有し、かつ常瀉鯵(低温)におい
ても有効に作用する新規なムース処理剤に関するもので
ある。
現在、流出油事故等に際しての51!1llffi方法
としては、オイルフェンスの展張、油処理剤の散布、油
吸着剤による回収等が挙げられる。しかし、流出油は数
日の内に水分を70〜80%含む安定なJマルジョン、
いわゆるムースとなる。ムースは、風波の動きと、油中
に含まれている天然の乳化剤により非常に安定化し、油
吸着剤もまったく使用できない程に粘度が高くなる。ま
た、粘度が高いために風波による撹拌作用が弱く、油処
理剤もあまり効果がない。これまで、こうしたムースに
対しては柄杓で汲み取るしか方法がなかった。また、汲
み取ったとしても、このものは水分を70〜80%以上
含んでおり、その処理方法も問題となるところである。
としては、オイルフェンスの展張、油処理剤の散布、油
吸着剤による回収等が挙げられる。しかし、流出油は数
日の内に水分を70〜80%含む安定なJマルジョン、
いわゆるムースとなる。ムースは、風波の動きと、油中
に含まれている天然の乳化剤により非常に安定化し、油
吸着剤もまったく使用できない程に粘度が高くなる。ま
た、粘度が高いために風波による撹拌作用が弱く、油処
理剤もあまり効果がない。これまで、こうしたムースに
対しては柄杓で汲み取るしか方法がなかった。また、汲
み取ったとしても、このものは水分を70〜80%以上
含んでおり、その処理方法も問題となるところである。
そこで、海上等で形成されたムースあるいは汲み取られ
たムースに対してはムース処理剤を散布することにより
速やかに処理することが最も望ましい方法と考えられる
。しかし、既存の薬剤は、高温でのみ効果を示すものが
ほとんどであるため、常温(低温)においても有効な処
理剤が望まれていた。
たムースに対してはムース処理剤を散布することにより
速やかに処理することが最も望ましい方法と考えられる
。しかし、既存の薬剤は、高温でのみ効果を示すものが
ほとんどであるため、常温(低温)においても有効な処
理剤が望まれていた。
本発明者等は、これまでに、ある種の化合物が低温にお
いても著しい効果を有することを認め、引続く検討の中
で、特定のエステル類を配合することにより、その効果
が向上することも明らかにした。しかし、それでもなお
分離し難いムース、即ち流動点の高い重油から生成した
ムースに対しては十分満足する結果が得られなかった。
いても著しい効果を有することを認め、引続く検討の中
で、特定のエステル類を配合することにより、その効果
が向上することも明らかにした。しかし、それでもなお
分離し難いムース、即ち流動点の高い重油から生成した
ムースに対しては十分満足する結果が得られなかった。
本発明者等は、以上の問題点を解消すべく鋭意検討の結
果、上記のごとき分離困難なlい一ス対して特定の構造
を有する化合物が、それ自体ではムース処理効果を示さ
ないが、ムース処理剤単独系またはムース処理剤とエス
テル系溶剤との混合系と併用することにより、油木分頗
速度および分離能等のムース処理能力を大幅に改良し得
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
果、上記のごとき分離困難なlい一ス対して特定の構造
を有する化合物が、それ自体ではムース処理効果を示さ
ないが、ムース処理剤単独系またはムース処理剤とエス
テル系溶剤との混合系と併用することにより、油木分頗
速度および分離能等のムース処理能力を大幅に改良し得
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、ムース処理剤に下記の一般式で表わさ
れる化合物を配合することを特徴とづる改良されたムー
ス処理剤組成物を提供覆ることを目的とする。
れる化合物を配合することを特徴とづる改良されたムー
ス処理剤組成物を提供覆ることを目的とする。
RO(AO>nY
(式中、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル
基、〕■ニル基またはシクロヘキシル部、Aは炭素数2
〜4のアルキレン基、Yは水素またはCm”2m+I
Olただしmは1〜3の整数、nはO〜5の整数である
。) 本発明で用いられるムース処理剤としては、高級アルコ
ールのアルキレンオキシド高付加物、アルキルフェノー
ルのアルキレンオキシド高付加物、エチレンオキシド・
プロピレンオキシド共釦合体、ポリオキシアルキレンア
ルキルフェノール・ホルムアルデヒド縮合物、ポリオキ
シアルキレンポリアミン誘導体等のアルキレンオキシド
付加型界面活性剤、アルキル基またはフェニル基を有す
ることもあるヒドロキシ芳香族化合物のアルキレンオキ
シド付加物のホルムアルデヒド縮合物の架橋物、ヒマシ
油エチレンオキシド付加物の無水マレイン酸エステル等
のヒドロキシ基含有グリセライドのアルキレンオキシド
付加物と多価カルボン酸のエステル等が挙げられる。こ
れらの化合物のアルキレンオキシド含量は5〜80重量
%であり、好ましくは10〜50重鉛%である。
基、〕■ニル基またはシクロヘキシル部、Aは炭素数2
〜4のアルキレン基、Yは水素またはCm”2m+I
Olただしmは1〜3の整数、nはO〜5の整数である
。) 本発明で用いられるムース処理剤としては、高級アルコ
ールのアルキレンオキシド高付加物、アルキルフェノー
ルのアルキレンオキシド高付加物、エチレンオキシド・
プロピレンオキシド共釦合体、ポリオキシアルキレンア
ルキルフェノール・ホルムアルデヒド縮合物、ポリオキ
シアルキレンポリアミン誘導体等のアルキレンオキシド
付加型界面活性剤、アルキル基またはフェニル基を有す
ることもあるヒドロキシ芳香族化合物のアルキレンオキ
シド付加物のホルムアルデヒド縮合物の架橋物、ヒマシ
油エチレンオキシド付加物の無水マレイン酸エステル等
のヒドロキシ基含有グリセライドのアルキレンオキシド
付加物と多価カルボン酸のエステル等が挙げられる。こ
れらの化合物のアルキレンオキシド含量は5〜80重量
%であり、好ましくは10〜50重鉛%である。
本発明においてムース処理剤に配合される特定の構造を
示す化合物とは、脂肪族、芳香族、脂環式のアルコール
およびそれのエチレンオキシドおよび/またはプロピレ
ンオキシドの低モル付加物およびその炭素数1〜3のカ
ルボン酸エステルである。
示す化合物とは、脂肪族、芳香族、脂環式のアルコール
およびそれのエチレンオキシドおよび/またはプロピレ
ンオキシドの低モル付加物およびその炭素数1〜3のカ
ルボン酸エステルである。
上記のアルコールとしては、メタノール、エタノール、
ブタノール、イソブタノール、tert−ブタノール、
ヘプタツール、2−エチルへキサノール、オクタツール
、デカノール、β−オクチルドデカノール、オレイルア
ルコール等の飽和もしくは不飽和アルコール等の脂肪族
第1級アルコール、パラフィンの酸化等により生成する
第2級アルコール、シフ0ヘキサノール等の脂環式アル
コールおよびフェノール等の水111Aを有する芳香族
化合物等が挙げられ、使用時において液状のものが好ま
しい。
ブタノール、イソブタノール、tert−ブタノール、
ヘプタツール、2−エチルへキサノール、オクタツール
、デカノール、β−オクチルドデカノール、オレイルア
ルコール等の飽和もしくは不飽和アルコール等の脂肪族
第1級アルコール、パラフィンの酸化等により生成する
第2級アルコール、シフ0ヘキサノール等の脂環式アル
コールおよびフェノール等の水111Aを有する芳香族
化合物等が挙げられ、使用時において液状のものが好ま
しい。
また、本発明に用いられるアルコールのアルキレンオキ
シド付加物は、メチルトリグリコールエーテル、エチル
セロソルブ、エチルカルピトール、ブチルセロソルブ トリグリコールエーテル、イソブチルモノグリコールエ
ーテル、ヘキシルモノグリコールエーテル、2−エチル
へキシルモノグリコールエーテル、オレイルモノグリコ
ールエーテル、シフ0ヘキシルモノグリコールエーテル
、フェニルモノグリコールエーテル、フェニルジグリコ
ールエーテル、ブチルポリグリコールエーテル等のアル
キルグリコールエーテル類、メチルプロピレングリコー
ルエーテル、メチルジプロピレングリコールエーテル、
プロピルモノプロピレングリコールエーテル、プロピル
ジプロピレングリコールエーテル、ブチルモノプロピレ
ングリコールエーテル、ブチルジプロピレングリコール
エーテル、ヘキシルモノプロピレングリコールエーテル
、オレイルモノプロピレングリコールエーテル、オレイ
ルジブロビレングリコールニ[−チル、フェニルモノプ
ロピレングリコールエーテル、フェニルジプロピレング
リコールエーテル、シクロヘキシルモノプロピレングリ
コールエーテル、シクロへキシルジブ0ピレングリコー
ルJ−チル等のアルキルプロピレングリコールエーテル
類、エチルモノブチレングリコールエーテル、エチルジ
ブチレングリコールエーテル、ブチルモノブチレングリ
コールエーテル、ブヂルジブヂレングリコールエーテル
等のアルキルブチレングリコールエーテル類、その他第
2級アル]−ルのモノ、ジ、トリおよびポリグリコール
ニーチル、モノ、ジ、トリおよびポリプロピレングリコ
ールエーテル、モノ、ジ、トリおよびポリプロレングリ
コールエーテル等が挙げられる。
シド付加物は、メチルトリグリコールエーテル、エチル
セロソルブ、エチルカルピトール、ブチルセロソルブ トリグリコールエーテル、イソブチルモノグリコールエ
ーテル、ヘキシルモノグリコールエーテル、2−エチル
へキシルモノグリコールエーテル、オレイルモノグリコ
ールエーテル、シフ0ヘキシルモノグリコールエーテル
、フェニルモノグリコールエーテル、フェニルジグリコ
ールエーテル、ブチルポリグリコールエーテル等のアル
キルグリコールエーテル類、メチルプロピレングリコー
ルエーテル、メチルジプロピレングリコールエーテル、
プロピルモノプロピレングリコールエーテル、プロピル
ジプロピレングリコールエーテル、ブチルモノプロピレ
ングリコールエーテル、ブチルジプロピレングリコール
エーテル、ヘキシルモノプロピレングリコールエーテル
、オレイルモノプロピレングリコールエーテル、オレイ
ルジブロビレングリコールニ[−チル、フェニルモノプ
ロピレングリコールエーテル、フェニルジプロピレング
リコールエーテル、シクロヘキシルモノプロピレングリ
コールエーテル、シクロへキシルジブ0ピレングリコー
ルJ−チル等のアルキルプロピレングリコールエーテル
類、エチルモノブチレングリコールエーテル、エチルジ
ブチレングリコールエーテル、ブチルモノブチレングリ
コールエーテル、ブヂルジブヂレングリコールエーテル
等のアルキルブチレングリコールエーテル類、その他第
2級アル]−ルのモノ、ジ、トリおよびポリグリコール
ニーチル、モノ、ジ、トリおよびポリプロピレングリコ
ールエーテル、モノ、ジ、トリおよびポリプロレングリ
コールエーテル等が挙げられる。
更に、本発明に用いられるアルコールのアルキレングリ
コールエーテルの炭素数1〜3の脂肪酸エステルとして
は、エチルジグリコールエーテルアセテート、ブチルモ
ノグリコールニーチルアセテート、ブチルジグリコール
エーテルアセテート、ヘキシルジグリコールエーテルア
セテート、フェニルジグリコールエーテルアセテート、
ブチルジプロピレングリコールエーテルアセテート、オ
レイルジエチレングリコールアセテート等が挙げられる
。
コールエーテルの炭素数1〜3の脂肪酸エステルとして
は、エチルジグリコールエーテルアセテート、ブチルモ
ノグリコールニーチルアセテート、ブチルジグリコール
エーテルアセテート、ヘキシルジグリコールエーテルア
セテート、フェニルジグリコールエーテルアセテート、
ブチルジプロピレングリコールエーテルアセテート、オ
レイルジエチレングリコールアセテート等が挙げられる
。
これらのアルコール、アルキレンオキシド付加物および
その脂肪酸エステルは、単独であっても、またその混合
物であってもよい。
その脂肪酸エステルは、単独であっても、またその混合
物であってもよい。
本発明に係るムース処理剤組成物は、ムース処理剤1〜
80重間%好ましくは5〜60重量%および上2で例示
した化合物10〜99重帛%好ましくは40〜95重量
%からなる。また、当該化合物は単独で用いてもよいが
、2種以上の混合物としても用いられる。更に処理剤の
低温安定性を向上させるためにジオクチルフタレートや
ジオクチルアジペート等のエステルやn−ヘキサン、ベ
ンゼン、キシレン、シクロヘキサン等の脂肪族、芳香族
または指環族の溶剤を配合することもできる他、ジアル
キルスルホサクシネート等のアニオン性界面活性剤やア
ルキルイミダゾール、アルキルトリメチルベンザルコニ
ウムクロライド等のカチオン性捏面活性剤、アルキルベ
タイン等の両性界面活性剤等のイオン性界面活性剤を併
用することも可能である。
80重間%好ましくは5〜60重量%および上2で例示
した化合物10〜99重帛%好ましくは40〜95重量
%からなる。また、当該化合物は単独で用いてもよいが
、2種以上の混合物としても用いられる。更に処理剤の
低温安定性を向上させるためにジオクチルフタレートや
ジオクチルアジペート等のエステルやn−ヘキサン、ベ
ンゼン、キシレン、シクロヘキサン等の脂肪族、芳香族
または指環族の溶剤を配合することもできる他、ジアル
キルスルホサクシネート等のアニオン性界面活性剤やア
ルキルイミダゾール、アルキルトリメチルベンザルコニ
ウムクロライド等のカチオン性捏面活性剤、アルキルベ
タイン等の両性界面活性剤等のイオン性界面活性剤を併
用することも可能である。
本発明に係る組成物は、好ましくは粘稠な液体の状態で
適用され、その添加量はムースの種類により異なるが、
通常はムースに対して純分換算200〜11000pp
で充分である。
適用され、その添加量はムースの種類により異なるが、
通常はムースに対して純分換算200〜11000pp
で充分である。
推奨されるムース処理剤組成物の適用方法は、常温で当
該組成物をムースに添加して、かきまぜ、油中水滴型°
rマルジョンを破壊して、油相中の水分を放出させ、(
の粘度を低減して油の回収を容易にする。
該組成物をムースに添加して、かきまぜ、油中水滴型°
rマルジョンを破壊して、油相中の水分を放出させ、(
の粘度を低減して油の回収を容易にする。
本発明の特徴は、ムース処理に用いる処理剤の1−I
L Bに合わせて溶剤を選ぶことにより、処理剤の本来
持っている機能を大きく向上させて油の回収をより容易
に行なわしめることにある。即ち、このものの配合によ
りムースへの処理剤の浸透が大きく向上し、これまで処
理が困難であった10℃を越えるような高い流動点を有
する重油から生成したムースの水の分離が可能となる。
L Bに合わせて溶剤を選ぶことにより、処理剤の本来
持っている機能を大きく向上させて油の回収をより容易
に行なわしめることにある。即ち、このものの配合によ
りムースへの処理剤の浸透が大きく向上し、これまで処
理が困難であった10℃を越えるような高い流動点を有
する重油から生成したムースの水の分離が可能となる。
また、流動点が5℃以下の比較的良質の重油から生成し
たムースについても、その分離速度が向上し、容易に処
理できる。更には溶剤の親水性あるいは親油性を前照し
て組成を決めることにより、これまでHL Bが適当で
ないために使用できなかった処理剤の機能を大きく向上
させ、使用可能とすることができる。即ち、親水性の大
きい処理剤には親油性の溶剤を用い、親水性の小さい処
理剤には親水性の溶剤を組み合わせるのである。−1−
配の方法により、処理剤のHLBを調整することにより
これまで使用できなかった溶剤を使うことができ、溶剤
の選択の幅を大きく拡大することができる。
たムースについても、その分離速度が向上し、容易に処
理できる。更には溶剤の親水性あるいは親油性を前照し
て組成を決めることにより、これまでHL Bが適当で
ないために使用できなかった処理剤の機能を大きく向上
させ、使用可能とすることができる。即ち、親水性の大
きい処理剤には親油性の溶剤を用い、親水性の小さい処
理剤には親水性の溶剤を組み合わせるのである。−1−
配の方法により、処理剤のHLBを調整することにより
これまで使用できなかった溶剤を使うことができ、溶剤
の選択の幅を大きく拡大することができる。
本発明に係る組成物は、ムース処理剤として有用である
ばかりでなく、たとえば原油の脱塩、浦泥の処理、廃油
の処理等信の多方面の分野においても油水分離剤として
充分その効果が期待できる。
ばかりでなく、たとえば原油の脱塩、浦泥の処理、廃油
の処理等信の多方面の分野においても油水分離剤として
充分その効果が期待できる。
以下、実施例でもって本発明の詳細な説明する。
実施例
2−のビーカーにC重油を300fI取り、70Ogの
人工海水を毎秒2滴の速度で滴下しながら、40℃、s
oorpmで撹拌し、ムースを調製しに計り取り、ムー
ス処理剤組成物をムースを対して所定量加え、ガラス棒
でよく撹拌後、50/のJP/ 目盛り付き試験管に移した。次いで15℃、30℃、お
よび60℃の恒温槽に入れ、時間の経過と。
人工海水を毎秒2滴の速度で滴下しながら、40℃、s
oorpmで撹拌し、ムースを調製しに計り取り、ムー
ス処理剤組成物をムースを対して所定量加え、ガラス棒
でよく撹拌後、50/のJP/ 目盛り付き試験管に移した。次いで15℃、30℃、お
よび60℃の恒温槽に入れ、時間の経過と。
ともに分離する水の量を測定した。その結果を表1に一
覧する。用いたC重油は、0℃の流動点を右するC重油
(1)と同じ<12.5℃のC重油(2)と2種類であ
る。以下に本発明に係るムース処理剤組成物の組成(重
量部)を示す。記載中、EOはエチレンオキシドを、P
Oはブ0ピレンオキシドを表わす。
覧する。用いたC重油は、0℃の流動点を右するC重油
(1)と同じ<12.5℃のC重油(2)と2種類であ
る。以下に本発明に係るムース処理剤組成物の組成(重
量部)を示す。記載中、EOはエチレンオキシドを、P
Oはブ0ピレンオキシドを表わす。
発明品1
とマシ油EO付加物エステル(注1)5n−ブタノール
70 ジオクチルフタレート 25 発明品2 オクチルフェノール・ホルマリン 縮合物EO付加物(注2) 10 ヘキシルセロソルブ 50 ジオクチルアジペート 40 発明品3 ノニルフェノール・ホルマリン 縮合物EO付加物エステル(注3) 2゜エチルカルピ
トール 80 発明品4 EO−PO共重合体(注4) 30 フエニルセロソルブ 70 発明品5 ラウリルアルコール EO−PO付加物(注5) 50 ブチルカルピトールアセテート 50 発明品6 ヒマシ油EO付加物エステル(注6) 10オレイルア
ルコール 60 キシレン 30 発明品7 ヒマシ油EO付加物エステル(注7) 207チルカル
ビトール 発明品8 ヒマシ油EO付加物(注1) 10 オレイルアルコール 45 ブチルカルピトール 比較例 ムース処理剤組成物として下記の比較量を用い、実施例
と同様に処理を行なった。得られた結果を表1に一覧す
る。各番号の比較量は、それぞれ同一番号の発明品の比
較をなす。
70 ジオクチルフタレート 25 発明品2 オクチルフェノール・ホルマリン 縮合物EO付加物(注2) 10 ヘキシルセロソルブ 50 ジオクチルアジペート 40 発明品3 ノニルフェノール・ホルマリン 縮合物EO付加物エステル(注3) 2゜エチルカルピ
トール 80 発明品4 EO−PO共重合体(注4) 30 フエニルセロソルブ 70 発明品5 ラウリルアルコール EO−PO付加物(注5) 50 ブチルカルピトールアセテート 50 発明品6 ヒマシ油EO付加物エステル(注6) 10オレイルア
ルコール 60 キシレン 30 発明品7 ヒマシ油EO付加物エステル(注7) 207チルカル
ビトール 発明品8 ヒマシ油EO付加物(注1) 10 オレイルアルコール 45 ブチルカルピトール 比較例 ムース処理剤組成物として下記の比較量を用い、実施例
と同様に処理を行なった。得られた結果を表1に一覧す
る。各番号の比較量は、それぞれ同一番号の発明品の比
較をなす。
比較量1
ヒマシ油EO付加物エステル(注1)5キシレン 70
ジオクチルフタレート 25
比較品2
オクチルフェノール・ホルマリン
縮合物EO付加物(注2) 10
n−ヘキサン 50
ジオクチルアジペート 40
比較品3
ノニルフェノール・ホルマリン
縮合物EO付加物エステル(*E.Z) 20ベンゼン
80 比較品4 EO・PO共重合体く注4) 30 ナフテン系溶剤 70 比較品5 ラウリルアルコール EO−PO付加物(注5) 50 ナフテン系溶剤 50 比較品6 とマシ油EO付加物エステル(1:6) 10キシレン
90 比較品7 ヒマシ油E○付加物エステル(注7) 20トルエン
80 注1 ヒマシ油EO13,5モル付加物と無水マレイン
酸の1.0/1.0 (モル比)エステル 注2 分子11000.EO付付加114亢フェノール
・ホルマリン縮合物EO付加物と無水マレイン酸3/1
(モル比)のエステル 注4 分子18000,EO付付加量2梶30モル付加
物 注6 ヒマシ油EO17モル付加物と無水マレイン酸の
1.010.5 (モル比)エステル注7 ヒマシ油E
OI 0モル付加物と無水フタル酸の1.0/1.0
(モル比)エステル表1にムース処理能力として、各温
度、各時間ごとのムースの分離水量を示した。ムース処
理剤の添加量は、ムースに対して発明品1、4〜8、比
較量1、4〜7においては耗分換斡8001)r)m1
発明品、比較量とも2〜3では6ooppmである。
80 比較品4 EO・PO共重合体く注4) 30 ナフテン系溶剤 70 比較品5 ラウリルアルコール EO−PO付加物(注5) 50 ナフテン系溶剤 50 比較品6 とマシ油EO付加物エステル(1:6) 10キシレン
90 比較品7 ヒマシ油E○付加物エステル(注7) 20トルエン
80 注1 ヒマシ油EO13,5モル付加物と無水マレイン
酸の1.0/1.0 (モル比)エステル 注2 分子11000.EO付付加114亢フェノール
・ホルマリン縮合物EO付加物と無水マレイン酸3/1
(モル比)のエステル 注4 分子18000,EO付付加量2梶30モル付加
物 注6 ヒマシ油EO17モル付加物と無水マレイン酸の
1.010.5 (モル比)エステル注7 ヒマシ油E
OI 0モル付加物と無水フタル酸の1.0/1.0
(モル比)エステル表1にムース処理能力として、各温
度、各時間ごとのムースの分離水量を示した。ムース処
理剤の添加量は、ムースに対して発明品1、4〜8、比
較量1、4〜7においては耗分換斡8001)r)m1
発明品、比較量とも2〜3では6ooppmである。
本発明に係る化合物を配合した処理剤組成物の処即能力
は、処理剤単独の系あるいは処理剤とエステルのみの系
に比べて油水分離速度、油水分離能ともに向上しており
、ムース処理剤として優れた性能を有している。また、
本発明品6および7とそれぞれに対応する比較量に対す
る性能評価から明らかなごとく処理剤組成物の!−11
[3を前売して適当な化合物を配合することにより、こ
れまで適用できなかった処理剤の性能は大幅に内子して
いる。
は、処理剤単独の系あるいは処理剤とエステルのみの系
に比べて油水分離速度、油水分離能ともに向上しており
、ムース処理剤として優れた性能を有している。また、
本発明品6および7とそれぞれに対応する比較量に対す
る性能評価から明らかなごとく処理剤組成物の!−11
[3を前売して適当な化合物を配合することにより、こ
れまで適用できなかった処理剤の性能は大幅に内子して
いる。
手続補正書(方式)
特許庁長官 志 賀 学 殿
1、事件の表示 昭和59年 特許願 第55854号
2、発明の名称 ムース処理剤組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、補正命令の日付 昭和59年6月6日(発送日 昭
和59年6月26日) 5、補正の対象 明細書の全文
2、発明の名称 ムース処理剤組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、補正命令の日付 昭和59年6月6日(発送日 昭
和59年6月26日) 5、補正の対象 明細書の全文
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 高級アルコールのアルキレンオキシド高付加物、アルキ
ルフェノールのアルキレンオキシド高付加物、エチレン
オキシド・プロピレンオキシド共重合体、ポリオキシア
ルキレンアルキルフェノール・ホルムアルデヒド綜合物
、ポリオキシアルキレンポリアミン誘導体等のアルキレ
ンオキシド付加型界面活性剤、アルキル基またはフェニ
ル基を有することもあるヒドロキシ芳香族化合物のアル
キレンオキシド付加物のホルムアルデヒド縮合物の架橋
物、ヒドロキシ基含有グリセライドのアルキレンオキシ
ド付加物と多価カルボン酸のエステル等の群から選ばれ
る1種または2種以上のムース処理剤に、下記の一般式
で表わされる化合物を配合することを特徴とするムース
処理剤組成物。 RO(AO)nY (式中、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル
基、フェニル基またはシクロヘキシル基、Aは炭素数2
〜4のアルキレン基、Yは水素またはC7nH2W1
+1 0 sただしmは1〜3の整数、nはO〜5の整
数である。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5585484A JPS60199089A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | ム−ス処理剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5585484A JPS60199089A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | ム−ス処理剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60199089A true JPS60199089A (ja) | 1985-10-08 |
JPS645631B2 JPS645631B2 (ja) | 1989-01-31 |
Family
ID=13010636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5585484A Granted JPS60199089A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | ム−ス処理剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60199089A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62114191U (ja) * | 1986-01-11 | 1987-07-20 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4965994A (ja) * | 1972-09-29 | 1974-06-26 | ||
JPS52119610A (en) * | 1976-02-23 | 1977-10-07 | Fsc Ind Inc | Synthetic material for removing oil substrate and method thereof |
-
1984
- 1984-03-22 JP JP5585484A patent/JPS60199089A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4965994A (ja) * | 1972-09-29 | 1974-06-26 | ||
JPS52119610A (en) * | 1976-02-23 | 1977-10-07 | Fsc Ind Inc | Synthetic material for removing oil substrate and method thereof |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62114191U (ja) * | 1986-01-11 | 1987-07-20 | ||
JPH0437278Y2 (ja) * | 1986-01-11 | 1992-09-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS645631B2 (ja) | 1989-01-31 |
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