JPS6019842A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄、乾燥、脱臭機能を有する衛生洗浄装置
に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の洗浄乾燥及び脱臭機能を有する衛生洗浄装置を第
１図から第３図に基づいて説明する。第１図はその外観
斜視図、第２図は同主要部の構成を示す斜視図、第３図
は同装置の脱臭装置部および乾燥装置部の構成を示す断
面図である。

第１図において便器１の上には便座２があり、それを開
閉する便蓋３が取シ付けられている。４は便器１の上面
後方に載置される衛生洗浄装置本体であり、その前面に
は操作つまみ６等が設けられている。６は洗浄水を噴出
する洗浄ノズル、了は外部タンク（図示せず）から温水
タンク８へ洗浄水を供給するポンプ、９は電磁弁である
。１０は重力スイッチで便座２に人間が座った時脱臭装
置が働くようになっている。１１は臭気を吸い込む開口
部、１２は脱臭体を収納する脱臭体装填口、１３は脱臭
体を通過し臭いのない空気を放出する開口部、１４は乾
燥用空気を吸い込む開口部、１５は乾燥用温風を吹き出
す開口部である。１６は開口部１３を開いている時には
乾燥用風胴を閉じ、開口部１３を閉じている時は乾燥用
風胴を開くダンパーであり、このダンパー１６の端部に
は作動片１７が設けられており、乾燥時に開口部１３を
閉じるとともにヒータの電源を入れるスイッチ１８を作
動させる。１９はファン２ｏを回転させるファンモータ
であり２１はファン室である。開口部１１から吸い込ま
れた臭気は第１の風胴２２中を流れる。この第１の風胴
２２中には臭気を吸い込む脱臭体２３が設けられており
ファンモータ１９と脱臭体２３０間にはダンパー１６で
開閉される開１」部２４を崩する。２５は第２の風胴で
その途中ニヒータ２６を有し、このヒータ２６とファン
との間にダンパー１６で開閉される開口部２７を有する
。

次に脱臭時と乾燥時の空気の流れについて説明する。ま
ず脱臭時には開口部１１から臭気が吸い込まれ第１の風
胴２２中に有する脱臭体２３の中を通り、臭気のなくな
った空気はファン室２１を介して開口部１３よシ放出さ
れる。壕だ乾燥時には、開口部１４がら空気が吸い込ま
れ第２の風胴２５中のファン室２１．開口部２７．ヒー
タ２６を介して、開口部１５より温風を吹き出すもので
ある。

このような構成では、１つのモータ１つのファンで脱臭
と乾燥のだめの送風を行なうことができ装置本体の大巾
な小型化を図れるという特徴を有するが、モータ音の他
にモータの回転にともなう振動音、あるいは脱臭のだめ
の第１の風胴２２の端部がファンモータ１９の側部にま
で延びているためにファン２０に吸い込まれる空気量は
第１の風胴２２側が必然的に多くなりそのだめにファン
モータ１９と第１の風胴２２と第２の風胴２６とを仕切
る壁との狭い空間を多量の空気が流れるために生じる騒
音、あるいは乾燥時の空気を取シ入れる開口部１４がフ
ァンモータ１９の側部に設けられているために上記と同
様な理由から生じる騒音、あるいは脱臭時に開口部１３
から吹き出される空気が一旦開口部２７を覆うダンパー
に衝突するために生じる騒音等の問題を有していた。

発明の目的 上記従来の欠点に鑑み本発明はモータの回転にともなう
振動音あるいは空気の流れによって生じる騒音をなくシ
、静かで快適な衛生洗浄装置を提供することを目的とす
る。

発明の構成 本発明による衛生洗浄装置は、ファンとファンモータを
内部に有するファン室の下部には脱臭用風胴の吸込口と
乾燥用空気の吸込口とを設け、前記ファン室の上部には
脱臭用空気の吹出口と乾燥用風胴の吹出口とを設け、前
記ファンモータの回転軸を略垂直とする構成である。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。同一
番号は同一物を表わす。第４図はこの実施例による衛生
洗浄装置の外観斜視図であり、便器１の上部後方には衛
生洗浄装置本体２８が載置され、その前面部に洗浄水調
節つまみ２９等のよく使用されるつまみが設けられてお
り、日頃あまり使用されることのないつまみ、例えば洗
浄水の温度を調節する湯温調節つまみ４０．洗浄後のぬ
れた被洗浄部を乾かす温風の温度を調節する温風調節つ
まみ４１等は前面パネル３１に覆われている。この衛生
洗浄装置の主要部の構成を第６図に斜視図で示す。３２
は外部タンク（図示せず）から洗浄水を供給するポンプ
で、このポンプ３２で吸い込まれた水は、内部にヒータ
（図示せず）を有する洗浄タンク３３に一旦たくわえら
れ、洗浄ノズル３０から噴出される。このとき噴出され
る洗浄水の量は、洗浄水調節つまみ２９を回すことによ
りポンプ３２の回転数を調節し、変えることができる。

脱臭口３６は、便器１内の後方に位置し、吸い込まれた
臭気は脱臭剤収納ケース３６を途中に有する脱臭用風胴
３７内を導かれる。また温風を吹き出す温風口３９も便
器１内の後方に併置し、内部にヒータを有する乾燥用風
胴３８内を通って噴出される。第６図にファン部の構成
を分解斜視図で示す。風胴上ケース４２は、脱臭用風胴
３７および乾燥用風胴３８の上カバーと、上部ファン室
４３からなる。回転中心部から空気を吸い込み円周方向
へ吹き出すファン４４は、ダンパーの切換により脱臭用
風胴３７がら空気を吸引し、あるいは乾燥用風胴３８か
ら空気を吹き出す働きヲシ、ファンモータ４５はこのフ
ァン４４を回転させる。下部ファン室４６の底部には脱
臭剤収納空間４７を介して脱臭用風胴３７の吸込口４８
゜乾燥用空気の吸込口４９が設けられている。

次に脱臭時と乾燥時の空気の流れを第７図、第８図に基
づいて説明する。脱臭時には、便器１内の臭気は脱臭口
３５から吸い込まれ脱臭用風胴３７内を通り脱臭剤収納
ケース３６内を通過し臭いのない空気となって吸込口４
８から下部ファン室４６内に吸い適寸れる。そしてこの
下部ファン室４６内に吸い適寸れた空気は上部ファン室
４３に備えられているファン４４０回転中心部より吸い
込捷れ吹出口５０から吹き出される。一方乾燥時には、
下部ファン室４６の底部に有する吸込口４９がら空気を
吸い込み、上部ファン室４３に備えられているファン４
４の回転中心部より吸い込まれた空気は乾燥用風胴３８
の吹出口５１から吹き出され乾燥用風胴３８内に設けら
れだヒータ５２を介しあ九だめられ温風となって温風口
３９がら吹き出される。このとき脱臭用風胴３７の吸込
口４８は閉じられていないだめ、わずかではあるが乾燥
と同時に脱臭も行なっている。

次に脱臭と乾燥の切換を行なうダンパーについて、第９
図、第１０図に基づいて説明する。磁界を利用して動作
するソレノイド５３は、くの字形の連接棒５４の一端と
支点５５で連接され、この連接棒５４は支点５６を中心
に回動自在に設けられ連接棒５４の他端はダンパー板５
９．６０を有する軸５８と支点５７で連接されている。

ダンパー板５９は、脱臭用吹出口５０と乾燥用風胴３８
の吹出口６１との開閉を行ない、ダンパー板６０は、乾
燥用吸込口４９の開閉を行なうものであり、両ダンパー
板５９，６Ｑは同一平面となるように設けられている。

つ捷りダンパー板６９が乾燥用風胴３８の吹出口５１を
閉じ脱臭用吹出口５０を開いている時には、乾燥用吸込
口４９を閉じており、ダンパー板５９が脱臭用吹出口５
０を閉じ乾燥用風胴３８の吹出口５１を開いている時に
は乾燥用吸込口４９を開く構成となっている。６１はス
プリングであり、ソレノイド５３に励磁されていない時
ダンパーを一方向へもどす働きをするものである。

」ニラのようにファンモータ４６はその回転軸が垂直に
なるように設けられているために、ファンの重量等にと
もなう回転軸の偏心が起こシにくく回転による振動がな
くなるとともに脱臭用の吸込Ｄ　４　Ｂや乾燥用の吸込
口４９がファン室の下部に設けられているためにファン
４４に吸込まれる空気は均一に吸い込まれるためファン
室内での騒音は減少する。捷だファン４４から吹き出さ
れる空気が衝突する上部ファン室の形状を円筒状にする
ことにより衝突音あるいは乱流によって生じる騒音も著
しく減少する。そして７１ン４４の位置を便器上面より
上に設けることにより、衛生洗浄装置本体の横寸法を大
きくすることなくファン４４の径を大きくすることがで
き、そのために同一風量を得るだめのモータ４６の回転
は遅くできるためにモータ音の減少も図れる。

発明の効果 本発明は、ファンとファンモータを内部に有するファン
室の下部には脱臭用−風胴の吸込口と乾燥用空気の吸込
口とを設け、前記ファン室の上部には脱臭用空気の吹出
口と乾燥用風胴の吹出口とを設け、前記ファンモータの
回転軸を略垂直とする構成であるだめに、ファンの重量
等にともなう回転軸の偏心が起こりに＜＜、そのために
回転による振動が生じなくなる。まだ脱臭用風胴の吸込
口と乾燥用空気の吸込口がファン室の下部に設けられて
いるだめに、ファンに吸い込まれる空気は均一に吸い込
まれるためにファン室内での騒音は減少する。まだ吸込
口を下部に吹出１」を上部に設けているだめにファン室
内のファンモータの加熱による上昇気流を利用でき送風
の効果を高めるとともに乱流を生じにククシ騒音の発生
を防止できるという効果がある。その他脱臭後ファンの
停止によりファン室に残された臭気もこの上昇気流の働
きにより衛生洗浄装置本体外へ放出するために、ファン
室内に臭気がしみこむことを防止できるなどきわめてす
ばらしい効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の衛生洗浄装置の外観斜視図、第２図は同
主要部の構成を示す斜視図、第３図は同装置の脱臭装置
部および乾燥装置部の構成を示す平面断面図、第４図は
本発明の一実施例による衛生洗浄装置の外観斜視図、第
５図は同主要部の構成を示す斜視図、第６図は同装置の
脱臭装置部および乾燥装置部の分解斜視図、第７図は同
装置の脱臭装置部および乾燥装置部の正面断面図、第８
図は同平面断面図、第９図は同装置のダンパーの構成図
、第１０図は同装置のダンパ一部の平面断面図である。 １・・・・・・便器、４．２８・・・・・・衛生洗浄装
置本体、３７・・・・・・脱臭用風胴、３８・・・・・
乾燥用風胴、１９゜４５・・・・・・ファンモータ、２
０．４４・・・・・・ファン、２１・・・・・・ファン
室、４３・・・・・・上部ファン室、４６・・・・・・
下部ファン室、４８．４９・・・・・・吸込口、５ｏ。 ５１・・・・・・吹出口、５９．６０・・・・・・ダン
パー板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第４
図 第５図 第９図 第１０図 ７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）便器と、肛門等の被洗浄部を洗浄乾燥させる衛生
   洗浄装置本体と、前記衛生洗浄装置本体内に設けられ前
   記便器内の臭気を導く脱臭用風胴と、前記衛生洗浄装置
   本体内に設けられ乾燥用空気を導く乾燥用風胴と、前記
   脱臭川風胴内空気あるいは前記乾燥川風胴内空気を導入
   出させるファンと、前記ファンを回転させるファンモー
   タと、前記脱臭用風胴と前記乾燥用風胴との切換を行な
   う切換手段とを備え、前記ファンと前記ファンモータを
   内部に有するファン室の下部には前記脱臭用風胴の吸込
   口と乾燥用空気の吸込口とを設け、前記ファン室の上部
   には脱臭用空気の吹出口と乾燥用風胴の吹出口とを設け
   、前記ファンモータの回転軸を略垂直とした衛生洗浄装
   置。 Ｑ）ファン室の上部形状を円筒状とした特許請求の範囲
   第１項記載の衛生洗浄装置。 （３）　ファンの位置を便器上面より上とした特許請求
   の範囲第１項又は第２項記載の衛生洗浄装置。