JPS60198209A - プレテンシヨン方式複合筋ｐｃ部材の製造方法及び複合筋ｐｃ部材 - Google Patents
プレテンシヨン方式複合筋ｐｃ部材の製造方法及び複合筋ｐｃ部材Info
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- JPS60198209A JPS60198209A JP5532084A JP5532084A JPS60198209A JP S60198209 A JPS60198209 A JP S60198209A JP 5532084 A JP5532084 A JP 5532084A JP 5532084 A JP5532084 A JP 5532084A JP S60198209 A JPS60198209 A JP S60198209A
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- reinforcing bars
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- pile
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- prestressed steel
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は，プレテンシヨン方式プレストレストコンク
リート部材のコンクリートのほぼ全長に無応力鉄筋を配
設し得るよう特殊に創案した複合筋ＰＣ部材の製造方法
に関し，接続を要する複合筋ＰＣ部材の接続端部付近の
ひびわれ曲げモーメント及び曲げ耐力を，部材本体のひ
びわれ曲げモーメント及び曲げ耐力とほぼ同等にするこ
とをその主たる目的とする。
リート部材のコンクリートのほぼ全長に無応力鉄筋を配
設し得るよう特殊に創案した複合筋ＰＣ部材の製造方法
に関し，接続を要する複合筋ＰＣ部材の接続端部付近の
ひびわれ曲げモーメント及び曲げ耐力を，部材本体のひ
びわれ曲げモーメント及び曲げ耐力とほぼ同等にするこ
とをその主たる目的とする。
以下，図面に示された遠心力で成形するプレテンシヨン
方式複合筋ＰＣパイルの実施例に従つてごの発明の製造
方法を説明する。ポストテンシヨン方式ＰＣパイルでは
，あらかじめ無応力鉄筋（以下鉄筋という。）をコンク
リートに鋳込んでおき，コンクリートの硬化後この鉄筋
の端部を，ＰＣ鋼棒を定着させる定着板にナツトなどで
連結することは容易でめるが，プレテンシヨン方式ＰＣ
パイルでは，完成されたパイルの全長に及ぶ長さの鉄筋
を，この鉄筋より短かい長さをもち且つ定着板に連続さ
れた緊張前のＰＣ鋼棒（ＰＣ鋼線を含むものとする。）
とともに限られた配筋領域の型枠内に配筋することは，
通常の手段では容易ではない。しかしながら，定着板に
鉄筋の出入する穴を設け，型枠組立工程時には材長の長
い鉄筋の端部を前記穴を通じて定着板の外側に出してお
き，材長の短かいＰＣ鋼棒とともに配筋し，ＰＣ鋼棒の
緊張工程時，ＰＣ鋼棒の伸びに従つて鉄筋端部がパイル
内に引込む本発明の特殊手段を用いれば，プレテンシヨ
ン方式ＰＣパイルにおいても容易にパイルの全長に及ぶ
鉄筋を配設することができる。すなわち，第１図は緊張
工程の前工程である型枠組立工程時の本発明の配筋状態
を示す。
方式複合筋ＰＣパイルの実施例に従つてごの発明の製造
方法を説明する。ポストテンシヨン方式ＰＣパイルでは
，あらかじめ無応力鉄筋（以下鉄筋という。）をコンク
リートに鋳込んでおき，コンクリートの硬化後この鉄筋
の端部を，ＰＣ鋼棒を定着させる定着板にナツトなどで
連結することは容易でめるが，プレテンシヨン方式ＰＣ
パイルでは，完成されたパイルの全長に及ぶ長さの鉄筋
を，この鉄筋より短かい長さをもち且つ定着板に連続さ
れた緊張前のＰＣ鋼棒（ＰＣ鋼線を含むものとする。）
とともに限られた配筋領域の型枠内に配筋することは，
通常の手段では容易ではない。しかしながら，定着板に
鉄筋の出入する穴を設け，型枠組立工程時には材長の長
い鉄筋の端部を前記穴を通じて定着板の外側に出してお
き，材長の短かいＰＣ鋼棒とともに配筋し，ＰＣ鋼棒の
緊張工程時，ＰＣ鋼棒の伸びに従つて鉄筋端部がパイル
内に引込む本発明の特殊手段を用いれば，プレテンシヨ
ン方式ＰＣパイルにおいても容易にパイルの全長に及ぶ
鉄筋を配設することができる。すなわち，第１図は緊張
工程の前工程である型枠組立工程時の本発明の配筋状態
を示す。
ＰＣ鋼棒１は，円筒２を固着した定着板３に公知の構造
で連結され，両端に転造ねじ４を設けこのねじ４に鉢形
ナツト５を装着した鉄筋６の一端は緊張側の定着板３の
鉢状穴に鉢形ナツト５で係止し，鉄筋６の他端は固定側
の定着板３の鉢状穴７及び固定側端部型枠８の操作孔９
を通つて外側に突設して配筋される。巻筋１０はＰＣ鋼
棒１群と連結するか，鉄筋６群と連結して鋼筋かごが編
成される。また，一方の定着板３は固定側端部型枠８に
，他方の定着板３は緊張軸１１に取付けた緊張板１２に
それぞれ連結ボルト１３で連結される。なお緊張軸１１
のねじに装着した大形ナツト１４によつて緊張側端部型
枠１５は本体型枠１６に接面する。以上で複合筋ＰＣパ
イルの型枠組立作業が 完了する。緊張工程に用いる緊張装置は公知で図面上省
略してあるが，緊張装置を作動させ本体型枠１６を反力
体として緊張軸１１を引張り，ＰＣ鋼棒１に所定の初緊
張力を作用させると，緊張軸１１及び緊張板１２は第１
図の２点鎖線で示す位置に変位し，定着板３に定着した
ＰＣ鋼棒１は所定の長さ引き伸ばされ，これに従つて固
定側の定着板３の外側に突設した鉄筋６の端部が所定の
長さ引込み，鉢形ナツト５が鉢状穴７に近接する。この
状態で操作孔９を通じ鉢形ナツト５を鉢状穴７に強く締
め込む。鉢形ナツト５の表面にはねじ穴をはさんで一文
字又は十文字状の切込みを造り，特殊ドライバによる締
込みを容易にする。また緊張工程時変位した大形ナツト
１４を緊張側端部型枠１５上に締めつけて緊張工程を終
了する。次に公知の遠心力によるコンクリート成形工程
に移り，各種養生過程，脱型過程を経て所望の複合筋Ｐ
Ｃパイルが得られる。
で連結され，両端に転造ねじ４を設けこのねじ４に鉢形
ナツト５を装着した鉄筋６の一端は緊張側の定着板３の
鉢状穴に鉢形ナツト５で係止し，鉄筋６の他端は固定側
の定着板３の鉢状穴７及び固定側端部型枠８の操作孔９
を通つて外側に突設して配筋される。巻筋１０はＰＣ鋼
棒１群と連結するか，鉄筋６群と連結して鋼筋かごが編
成される。また，一方の定着板３は固定側端部型枠８に
，他方の定着板３は緊張軸１１に取付けた緊張板１２に
それぞれ連結ボルト１３で連結される。なお緊張軸１１
のねじに装着した大形ナツト１４によつて緊張側端部型
枠１５は本体型枠１６に接面する。以上で複合筋ＰＣパ
イルの型枠組立作業が 完了する。緊張工程に用いる緊張装置は公知で図面上省
略してあるが，緊張装置を作動させ本体型枠１６を反力
体として緊張軸１１を引張り，ＰＣ鋼棒１に所定の初緊
張力を作用させると，緊張軸１１及び緊張板１２は第１
図の２点鎖線で示す位置に変位し，定着板３に定着した
ＰＣ鋼棒１は所定の長さ引き伸ばされ，これに従つて固
定側の定着板３の外側に突設した鉄筋６の端部が所定の
長さ引込み，鉢形ナツト５が鉢状穴７に近接する。この
状態で操作孔９を通じ鉢形ナツト５を鉢状穴７に強く締
め込む。鉢形ナツト５の表面にはねじ穴をはさんで一文
字又は十文字状の切込みを造り，特殊ドライバによる締
込みを容易にする。また緊張工程時変位した大形ナツト
１４を緊張側端部型枠１５上に締めつけて緊張工程を終
了する。次に公知の遠心力によるコンクリート成形工程
に移り，各種養生過程，脱型過程を経て所望の複合筋Ｐ
Ｃパイルが得られる。
第２図，第３図及び第４図は，以上の製造方法によつて
製造された各種パイルの端部付近の鉄筋６の定着状態を
示す一部縦断面図であるが，これらについて以下に詳述
する。この複合筋ＰＣパイルの目的は，ＰＣ鋼棒と無応
力鉄筋との複合筋の配筋構造によつて，地中に設置され
上部構造物の軸圧力を受ける実際上のパイルの曲げ強度
を，現行慣用の鋼管パイルに比肩するように設計し得る
複合筋ＰＣパイルの接続端部を，パイル本体と同等の強
度とし，継手部に欠陥のない継パイルを構成し，現行の
ＰＣパイル以上の載荷能力を得るとともに，パイルの耐
震性能を格別に向上させることにある。第２図は，第１
図の実施例に示された方法により製造されたパイルＡの
端部の一部拡大図で，円筒２を一体に連結した定着板３
に設けた鉢状穴７に，鉄筋６の端部の転造ねじ４に装着
した鉢形ナツト５が係止し，同じ転造ねじ４に取付けた
用心ナツト１７を定着板３の裏面に接面させた構造から
なる。この用心ナツト１７は，プレストレスの導入時及
びパイルのクリープに際し，鉄筋６の端部がコンクリー
ト２２と確実に同一挙動をするように取付けたものであ
る。次に第３図のパイルＢの鉄筋６の端部は，継手円筒
１８の内面に溶接連結した定着板３上に通常の六角ナツ
ト１９で定着し，定着板３の裏面には用心ナツト１７が
接面して定着板３と六角ナツト１９とは常にゆるみがな
い。以上のようにパイルＡとパイルＢとは継手金具の構
造に差異はあるが，鉄筋６の端部が定着板３に連結され
る構造は同一で，パイルの継手部付近の曲げ強度はパイ
ル本体部の強度と同等となる。なお，型枠組立工程時，
ＰＣ鋼棒１と鉄筋６の長さ方向の中央位置でこの両者を
巻筋１０などを介して溶接連結し，鉄筋６の両端部を定
着板３の外側に同一寸法突出させれば。緊張工程時ＰＣ
鋼棒１の伸びに従つて鉄筋の両端は定着板の所定の位置
におさまる。
製造された各種パイルの端部付近の鉄筋６の定着状態を
示す一部縦断面図であるが，これらについて以下に詳述
する。この複合筋ＰＣパイルの目的は，ＰＣ鋼棒と無応
力鉄筋との複合筋の配筋構造によつて，地中に設置され
上部構造物の軸圧力を受ける実際上のパイルの曲げ強度
を，現行慣用の鋼管パイルに比肩するように設計し得る
複合筋ＰＣパイルの接続端部を，パイル本体と同等の強
度とし，継手部に欠陥のない継パイルを構成し，現行の
ＰＣパイル以上の載荷能力を得るとともに，パイルの耐
震性能を格別に向上させることにある。第２図は，第１
図の実施例に示された方法により製造されたパイルＡの
端部の一部拡大図で，円筒２を一体に連結した定着板３
に設けた鉢状穴７に，鉄筋６の端部の転造ねじ４に装着
した鉢形ナツト５が係止し，同じ転造ねじ４に取付けた
用心ナツト１７を定着板３の裏面に接面させた構造から
なる。この用心ナツト１７は，プレストレスの導入時及
びパイルのクリープに際し，鉄筋６の端部がコンクリー
ト２２と確実に同一挙動をするように取付けたものであ
る。次に第３図のパイルＢの鉄筋６の端部は，継手円筒
１８の内面に溶接連結した定着板３上に通常の六角ナツ
ト１９で定着し，定着板３の裏面には用心ナツト１７が
接面して定着板３と六角ナツト１９とは常にゆるみがな
い。以上のようにパイルＡとパイルＢとは継手金具の構
造に差異はあるが，鉄筋６の端部が定着板３に連結され
る構造は同一で，パイルの継手部付近の曲げ強度はパイ
ル本体部の強度と同等となる。なお，型枠組立工程時，
ＰＣ鋼棒１と鉄筋６の長さ方向の中央位置でこの両者を
巻筋１０などを介して溶接連結し，鉄筋６の両端部を定
着板３の外側に同一寸法突出させれば。緊張工程時ＰＣ
鋼棒１の伸びに従つて鉄筋の両端は定着板の所定の位置
におさまる。
この場合は転造ねじの造成寸法が短縮される。
更に，第４図に示されたパイルＣは無応力の異形鉄筋２
０を配筋したもので，パイルＡ及びパイルＢに用いた定
着ナツト５，１９及び用心ナツト１７の鉄筋への装着作
業を省略し，複合筋ＰＣパイルの製造能率を高めるよう
にしたものである。現行のＰＣパイル及び高強度ＰＣパ
イルのコンクリートの圧縮強度は５００ｋｇ／ｃｍ２が
保証され，このような高強度コンクリートに異形鉄筋を
鋳込んだ場合，公称直径１９．１φの異形鉄筋では，直
径の１０倍の定着長さで完全定着することが確かめられ
ている。従つてその定着長さより多少ながめにした円筒
２を定着板３に連結し，円筒２の全周にビート加工して
くぼみをつけるか，フープ鉄筋２１を円筒２の内面に溶
着して円筒２をコンクリート２２と一体化し，この円筒
２によつて異形鉄筋２０の定着力不充足部分の強度の低
下を補償し得るようにしたものである。円筒２の板厚は
異形鉄筋の単位長さあたりの総使用量及び鉄筋の降伏点
応力度などから算定して定められる。なお定着板３の出
入孔２０の表面に座ぐり加工し，パイルＣの脱形後，こ
の座ぐり面と異形鉄筋とを溶接すれば，円筒２の装着長
さを４０％ないし５０％短縮することができる。このパ
イルＣも異形鉄筋２０の材端部の定着力不充足部分の耐
力不足が円筒２によつて代替補償されているので，パイ
ルＣの端部付近の曲げ強度は，パイル本体部の曲げ強度
と同等ないし同等以上となる。また，丸形鉄筋の端部に
異形鉄筋の短材を突合せ溶接しても次善の効果が得られ
る。この丸形鉄筋に異形鉄筋を接続した鉄筋も。この発
明では異形鉄筋とみなすものとする。なお，異形鉄筋２
０の端部を設計位置に正しく設置するためには，例えば
緊張側の定着板３に最も近い巻筋１０にＰＣ鋼棒１及び
異形鉄筋２０の両方を溶着すればよい。パイルＡ，パイ
ルＢ及びパイルＣは上記のほか種種設計の改変を行い得
るものである。
０を配筋したもので，パイルＡ及びパイルＢに用いた定
着ナツト５，１９及び用心ナツト１７の鉄筋への装着作
業を省略し，複合筋ＰＣパイルの製造能率を高めるよう
にしたものである。現行のＰＣパイル及び高強度ＰＣパ
イルのコンクリートの圧縮強度は５００ｋｇ／ｃｍ２が
保証され，このような高強度コンクリートに異形鉄筋を
鋳込んだ場合，公称直径１９．１φの異形鉄筋では，直
径の１０倍の定着長さで完全定着することが確かめられ
ている。従つてその定着長さより多少ながめにした円筒
２を定着板３に連結し，円筒２の全周にビート加工して
くぼみをつけるか，フープ鉄筋２１を円筒２の内面に溶
着して円筒２をコンクリート２２と一体化し，この円筒
２によつて異形鉄筋２０の定着力不充足部分の強度の低
下を補償し得るようにしたものである。円筒２の板厚は
異形鉄筋の単位長さあたりの総使用量及び鉄筋の降伏点
応力度などから算定して定められる。なお定着板３の出
入孔２０の表面に座ぐり加工し，パイルＣの脱形後，こ
の座ぐり面と異形鉄筋とを溶接すれば，円筒２の装着長
さを４０％ないし５０％短縮することができる。このパ
イルＣも異形鉄筋２０の材端部の定着力不充足部分の耐
力不足が円筒２によつて代替補償されているので，パイ
ルＣの端部付近の曲げ強度は，パイル本体部の曲げ強度
と同等ないし同等以上となる。また，丸形鉄筋の端部に
異形鉄筋の短材を突合せ溶接しても次善の効果が得られ
る。この丸形鉄筋に異形鉄筋を接続した鉄筋も。この発
明では異形鉄筋とみなすものとする。なお，異形鉄筋２
０の端部を設計位置に正しく設置するためには，例えば
緊張側の定着板３に最も近い巻筋１０にＰＣ鋼棒１及び
異形鉄筋２０の両方を溶着すればよい。パイルＡ，パイ
ルＢ及びパイルＣは上記のほか種種設計の改変を行い得
るものである。
以上に述べた複合筋ＰＣパイルは，純曲げモーメントに
対する破壊耐力に関しては鋼管パイルに比較して大差が
あるが，本来の目的である上部構造物を支持した実際上
の軸方向力を受けるパイルにおいては，この軸圧力と曲
げモーメントとの相互作用によつて，許容範囲の軸圧力
が加わるに従つて複合筋ＰＣパイルの曲げ耐力が顕著に
増大し，反面許容範囲の軸圧力が加わるに従つて減少す
る鋼管パイルの曲げ耐力と，両者の許容応力度において
比較したとき，複合筋ＰＣパイルの曲げ耐力がほぼ鋼管
パイルと同等となる特性を利用し，耐久性及び耐震性能
の高い基礎構造物を造成せんとするものである。
対する破壊耐力に関しては鋼管パイルに比較して大差が
あるが，本来の目的である上部構造物を支持した実際上
の軸方向力を受けるパイルにおいては，この軸圧力と曲
げモーメントとの相互作用によつて，許容範囲の軸圧力
が加わるに従つて複合筋ＰＣパイルの曲げ耐力が顕著に
増大し，反面許容範囲の軸圧力が加わるに従つて減少す
る鋼管パイルの曲げ耐力と，両者の許容応力度において
比較したとき，複合筋ＰＣパイルの曲げ耐力がほぼ鋼管
パイルと同等となる特性を利用し，耐久性及び耐震性能
の高い基礎構造物を造成せんとするものである。
更に地震時に際しては，かなりの深度まで土砂が流動化
又は液状化する公算が高く，最上段のパイルのみでなく
，この最上段のパイルの曲げ変形の影響を受けざるをえ
ない継パイルの全長を通じ，破断することのない基礎構
造物を地下に構成せんとするものである。すなわち，継
手部分に欠陥のないこの発明の複合筋ＰＣパイルは，上
部構造物を支持する状況下にあつてその曲げ耐力が鋼管
パイルに匹敵し，且つその製造原価が低く経済性に富む
有用な恒久基礎構造物である。もちろんこの複合筋ＰＣ
パイルは，設計の要求に従つて全外径サイズのパイルを
各種別にわけ，建設物設計の各種要求に応じ得るように
構成する。
又は液状化する公算が高く，最上段のパイルのみでなく
，この最上段のパイルの曲げ変形の影響を受けざるをえ
ない継パイルの全長を通じ，破断することのない基礎構
造物を地下に構成せんとするものである。すなわち，継
手部分に欠陥のないこの発明の複合筋ＰＣパイルは，上
部構造物を支持する状況下にあつてその曲げ耐力が鋼管
パイルに匹敵し，且つその製造原価が低く経済性に富む
有用な恒久基礎構造物である。もちろんこの複合筋ＰＣ
パイルは，設計の要求に従つて全外径サイズのパイルを
各種別にわけ，建設物設計の各種要求に応じ得るように
構成する。
以上にプレテンシヨン方式複合筋ＰＣパイルの製造方法
及びその製品の構造を示し，本発明の製造方法を明らか
にしたが，この発明はパイルだけに局限されるものでは
なく，本発明の製造方法を用いた外面角状のプレカスト
複合筋ＰＣ柱体，複合筋ＰＣパイプ，複合筋ＰＣはり，
施工現場で接続する複合筋プレカストＰＣはりなどこの
発明の製造方法の適用範囲は広く，その製品群は多岐に
わたる。
及びその製品の構造を示し，本発明の製造方法を明らか
にしたが，この発明はパイルだけに局限されるものでは
なく，本発明の製造方法を用いた外面角状のプレカスト
複合筋ＰＣ柱体，複合筋ＰＣパイプ，複合筋ＰＣはり，
施工現場で接続する複合筋プレカストＰＣはりなどこの
発明の製造方法の適用範囲は広く，その製品群は多岐に
わたる。
図面はこの発明の実施例を示すもので，第１図は型枠内
における緊張工程直前の複合筋ＰＣパイルの配筋状態を
示す装置全体の縦断面図，第２図は複合筋ＰＣパイルＡ
の一部縦断面図，第３図は複合筋ＰＣパイルＢの一部縦
断面図，第４図は複合筋ＰＣパイルＣの一部縦断面図で
ある。 図面中，符号Ａ，Ｂ及びＣ…複合筋ＰＣパイル，１…Ｐ
Ｃ鋼棒，２…円筒，３…定着板，４…転造ねじ，５…鉢
形ナツト，６…鉄筋，７…鉢状穴，８…固定側端部型枠
，１０…巻筋１１…緊張軸，１２…緊張板，１３…連結
ボルト，１４…大形ナツト，１５…緊張側端部型枠，１
６…本体型枠，２０…異形鉄筋，２２…コンクリート。 特許出願人 松元幸男
における緊張工程直前の複合筋ＰＣパイルの配筋状態を
示す装置全体の縦断面図，第２図は複合筋ＰＣパイルＡ
の一部縦断面図，第３図は複合筋ＰＣパイルＢの一部縦
断面図，第４図は複合筋ＰＣパイルＣの一部縦断面図で
ある。 図面中，符号Ａ，Ｂ及びＣ…複合筋ＰＣパイル，１…Ｐ
Ｃ鋼棒，２…円筒，３…定着板，４…転造ねじ，５…鉢
形ナツト，６…鉄筋，７…鉢状穴，８…固定側端部型枠
，１０…巻筋１１…緊張軸，１２…緊張板，１３…連結
ボルト，１４…大形ナツト，１５…緊張側端部型枠，１
６…本体型枠，２０…異形鉄筋，２２…コンクリート。 特許出願人 松元幸男
Claims (3)
- （１）緊張前のＰＣ鋼材より長い所要の寸法の無応力鉄
筋を，ＰＣ鋼材の軸方向配筋領域より外側に突設して所
要数のＰＣ鋼材及び無応力鉄筋を，軸方向と直角をなす
方向の設計位置に配筋してなる鋼筋群を型枠内に配設し
，ＰＣ鋼材の緊張工程時，ＰＣ鋼材の引き伸ばしによつ
てＰＣ鋼材の長さをほぼ無応力鉄筋と同等にするととも
に，無応力鉄筋を，緊張後のＰＣ鋼材の配筋領域に配設
し，この配筋領域にコンクリートを打設成形することを
特徴とするプレテンシヨン方式複合筋ＰＣ部材の製造方
法。 - （２）部材端部に装着した筒状金具を固着した定着板に
，部材のコンクリートの全長に鋳込んだＰＣ鋼材と無応
力鉄筋とを連結してなるプレテンシヨン方式複合筋ＰＣ
部材。 - （３）部材端部に装着した筒状金具を固着した定着板に
，ＰＣ鋼材を定着させるとともに，部材のコンクリート
のほぼ全長に無応力の異形鉄筋を鋳込み，且つこの異形
鉄筋の定着力不充足部分を前記筒状金具の強度で補償し
てなるプレテンシヨン方式複合筋ＰＣ部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5532084A JPS60198209A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | プレテンシヨン方式複合筋ｐｃ部材の製造方法及び複合筋ｐｃ部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5532084A JPS60198209A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | プレテンシヨン方式複合筋ｐｃ部材の製造方法及び複合筋ｐｃ部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60198209A true JPS60198209A (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=12995254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5532084A Pending JPS60198209A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | プレテンシヨン方式複合筋ｐｃ部材の製造方法及び複合筋ｐｃ部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60198209A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111037736A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-04-21 | 福建大力新型建材科技有限公司 | 预应力混凝土高强度防腐管桩及其生产方法 |
| EP3861173A4 (en) * | 2018-10-04 | 2022-06-29 | Sentez Insaat Denizcilik Sanayi ve Ticaret Limited Sirketi | Prestressed reinforced concrete pipe pile and a production method thereof |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4913214A (ja) * | 1972-05-16 | 1974-02-05 | ||
| JPS57100022A (en) * | 1980-12-12 | 1982-06-22 | Takechi Komusho Kk | Composite concrete pile |
-
1984
- 1984-03-22 JP JP5532084A patent/JPS60198209A/ja active Pending
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| CN111037736A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-04-21 | 福建大力新型建材科技有限公司 | 预应力混凝土高强度防腐管桩及其生产方法 |
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