JPS60197666A - ヘキシト−ル分子内脱水物の製造法 - Google Patents
ヘキシト−ル分子内脱水物の製造法Info
- Publication number
- JPS60197666A JPS60197666A JP59051960A JP5196084A JPS60197666A JP S60197666 A JPS60197666 A JP S60197666A JP 59051960 A JP59051960 A JP 59051960A JP 5196084 A JP5196084 A JP 5196084A JP S60197666 A JPS60197666 A JP S60197666A
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- JP
- Japan
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- acid
- hexitol
- hypophosphorous acid
- product
- phosphorous acid
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- Pending
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はへキシトール分子内脱水物の製造法に関する。
近年ポリエステル系繊維などの疎水性繊維の白色または
着色防染・抜染においてアルカリ剤による加水分解法を
用いるアルカリ防染°抜染が知られており、これに用い
るアルカリ剤に浸透性および湿潤性を伺与し1染料の加
水分解を促進する目的で1湿潤剤が使用されている。本
発明者らはこの湿潤剤として、ヘキシトールの分子内脱
水物だの方法たとえばヘキシトールから硫酸、リン酸な
どを触媒として製造したソルビタンを用いたものは残存
へキシトールの含量が多く、アルカリ抜染において抜染
部の白皮が不十分である◎本発明者らは)上記問題点を
有しないヘキシトール分子内脱水物を得べく検討した結
果本発明に到達した。
着色防染・抜染においてアルカリ剤による加水分解法を
用いるアルカリ防染°抜染が知られており、これに用い
るアルカリ剤に浸透性および湿潤性を伺与し1染料の加
水分解を促進する目的で1湿潤剤が使用されている。本
発明者らはこの湿潤剤として、ヘキシトールの分子内脱
水物だの方法たとえばヘキシトールから硫酸、リン酸な
どを触媒として製造したソルビタンを用いたものは残存
へキシトールの含量が多く、アルカリ抜染において抜染
部の白皮が不十分である◎本発明者らは)上記問題点を
有しないヘキシトール分子内脱水物を得べく検討した結
果本発明に到達した。
すなわち本発明はへキシトールを次亜リン酸および/ま
たは亜リン酸(以下次亜リン酸などと略本発明に用いら
れる次亜リン酸としては通常のものたとえば50q6水
溶液のものがあげられる。
たは亜リン酸(以下次亜リン酸などと略本発明に用いら
れる次亜リン酸としては通常のものたとえば50q6水
溶液のものがあげられる。
また亜リン酸としては通常のものたとえば白色粉末品が
あげられる。
あげられる。
これらに併用し得る酸性触媒としてはたとえば鉱酸(硫
酸、リン酸、過塩素酸、ポリリン酸など)。
酸、リン酸、過塩素酸、ポリリン酸など)。
ルイス酸(三フッ化ホウ素、三塩化アルミニウムなど)
、有機スルホン酸(パラトルエンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸など)などが用いられる。
、有機スルホン酸(パラトルエンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸など)などが用いられる。
次亜リン酸などとこれら酸性触媒を併用する場合、次亜
リン酸などの量は次亜リン酸などと1酸性触媒の合計重
量に基づいて、通常10%以上、好ましくは20%以上
である。次亜リン酸などの量が10%未満の場合、抜染
部の白皮が不十分となる。
リン酸などの量は次亜リン酸などと1酸性触媒の合計重
量に基づいて、通常10%以上、好ましくは20%以上
である。次亜リン酸などの量が10%未満の場合、抜染
部の白皮が不十分となる。
ヘキシトールとしては通常のものたとえば、ソルビトー
ル、マンニトール、イジトール、タリトール、ズルシト
ールなどがあげられ島結晶または水溶液が用いられる。
ル、マンニトール、イジトール、タリトール、ズルシト
ールなどがあげられ島結晶または水溶液が用いられる。
本発明を実施するにさいし、触媒(次亜リン酸などおよ
び必要により他の酸性触媒)の使用量はへキシトールの
重量に基づいて1通常01〜10%。
び必要により他の酸性触媒)の使用量はへキシトールの
重量に基づいて1通常01〜10%。
好ましくは0,5〜5%である。また次亜リン酸などの
使用量はへキシトールの重量に基づいて0.01〜10
チ〜好ましくは0.1〜5%である。
使用量はへキシトールの重量に基づいて0.01〜10
チ〜好ましくは0.1〜5%である。
ヘキシトールの分子内脱水物はへキシトールヲ次亜リン
酸などおよび必要により他の酸性触媒の存在下加熱する
ことにより製造することができる。
酸などおよび必要により他の酸性触媒の存在下加熱する
ことにより製造することができる。
触媒の添加時期は槽内温度100°C以下であれば良い
。
。
反応温度は110℃〜180°C好ましくは130〜1
60℃反応時間は4〜10時間である。
60℃反応時間は4〜10時間である。
反応圧力は常圧または減圧(たとえば80〜50mmH
g)が好ましい。
g)が好ましい。
反応装置としてはグラスライニング槽など1通常の反応
装置が使用できる0 口過・脱色などの後処理は行ってもよいが特に必要とし
ない。
装置が使用できる0 口過・脱色などの後処理は行ってもよいが特に必要とし
ない。
得られる分子内脱水物としては、たとえばソルビトール
の場合、ソルビタン(1,4−ソルビタン。
の場合、ソルビタン(1,4−ソルビタン。
1.5−ソルビタン、2,5−ソルビタンなど)、ソル
バイト(1,4,8,6−ソルバイト)の混合物として
1淡黄色粘稠液状物が得られる。これらは分離すること
なく使用できる。
バイト(1,4,8,6−ソルバイト)の混合物として
1淡黄色粘稠液状物が得られる。これらは分離すること
なく使用できる。
これらの生成物をアルカリ抜染用湿潤剤として用いた場
合、白皮向上効果が良好である。
合、白皮向上効果が良好である。
また、上記効果に併せて、反応時の着色が少ない、脱色
1口過等の後処理の必要がなく1透明な製品が得られる
、高純度(残存ソルビトール1チ以下)のソルビタンが
得られるなどの効果を併せ有している。
1口過等の後処理の必要がなく1透明な製品が得られる
、高純度(残存ソルビトール1チ以下)のソルビタンが
得られるなどの効果を併せ有している。
以下実施例により本発明を説明する。
(1)製造法
実施例1
70%ソルビトールsoogを114ツロフラスコにと
り、次亜リン酸8gを加え1窒素ガス気流中で150°
Cにて8時間脱水反応をさせンルピトール分子内脱水物
4889を得た。この生成物の0H−Vは1190で、
色調はカードナー2であった(1−a)。
り、次亜リン酸8gを加え1窒素ガス気流中で150°
Cにて8時間脱水反応をさせンルピトール分子内脱水物
4889を得た。この生成物の0H−Vは1190で、
色調はカードナー2であった(1−a)。
これを後処理することなく、アルカリ抜染の湿潤剤に用
いた場合、白皮の良好な抜染布が得られた。
いた場合、白皮の良好な抜染布が得られた。
なお、次亜リン酸Illのかわりに濃硫酸4gを用いて
、同様に反応させた場合生成物のOH−■は1820、
色調はガードナー12であった(1−b)。これを後処
理することなく、アルカリ抜染の湿潤剤に用いた場合、
白皮が不十分であった。
、同様に反応させた場合生成物のOH−■は1820、
色調はガードナー12であった(1−b)。これを後処
理することなく、アルカリ抜染の湿潤剤に用いた場合、
白皮が不十分であった。
また1生成物を過酸化水素、亜塩素酸ソーダで脱色した
もの(1−c)を用いても白皮は不十分であった。
もの(1−c)を用いても白皮は不十分であった。
実施例2
イジトール600.li’をIJ!4ツロコルベンに仕
込み、90〜95℃にて均一溶解後、ノ;ラドルエンス
ルホン酸89 、50%次亜リン酸8gを加え1130
〜140℃にて4時間脱水反応させ〜イジトール分子内
脱水物526gを得た(2−a)。生成物の0H−Vは
1160で色調はガードナー8であった。
込み、90〜95℃にて均一溶解後、ノ;ラドルエンス
ルホン酸89 、50%次亜リン酸8gを加え1130
〜140℃にて4時間脱水反応させ〜イジトール分子内
脱水物526gを得た(2−a)。生成物の0H−Vは
1160で色調はガードナー8であった。
これを後処理することなく1アルカリ抜染の湿潤剤に用
いた場合、白皮の良好な抜染布が得られた・ これに対し、パラトルエンスルホン酸s、p。
いた場合、白皮の良好な抜染布が得られた・ これに対し、パラトルエンスルホン酸s、p。
50%次亜リン酸8gのかわりにリン酸4.5Iを用い
て同様に反応したところ、0H−V1280.色調カー
ドナー8の生成物が得られた(、2−b)。このものを
過酸化水素で脱色することにより、色調ガードナー8の
ものが得られた(2−c)が、いずれも抜染布の白皮は
不十分であった。
て同様に反応したところ、0H−V1280.色調カー
ドナー8の生成物が得られた(、2−b)。このものを
過酸化水素で脱色することにより、色調ガードナー8の
ものが得られた(2−c)が、いずれも抜染布の白皮は
不十分であった。
試験例1
実施例1および2で得られる分子内脱水物について)ア
ルカリ抜染試験を行ツタ。
ルカリ抜染試験を行ツタ。
(1)アルカリ抜染試験法
1)地染め(浸染法)
下記の染色条件によりポリエステルポンジーを浸染染色
した◎ 染 浴; (三洋化成製)0.11/ノ PH; 5 (0,8cc/)、80%酢酸)浴比;
1 : 20 温度・時間;60℃/180℃(2℃/分昇温)180
°C×30分染色 2)抜染糊処方 元糊(注1 ) 600 (部) ヘキシトーゾ品顎物 120 炭酸ソーダ 100 キャリヤー(注2)5゜ 水 残量 000 (注1)エンバテックスM−80.共栄化学■製。
した◎ 染 浴; (三洋化成製)0.11/ノ PH; 5 (0,8cc/)、80%酢酸)浴比;
1 : 20 温度・時間;60℃/180℃(2℃/分昇温)180
°C×30分染色 2)抜染糊処方 元糊(注1 ) 600 (部) ヘキシトーゾ品顎物 120 炭酸ソーダ 100 キャリヤー(注2)5゜ 水 残量 000 (注1)エンバテックスM−80.共栄化学■製。
30%水溶液
(注2)P−フェニルフェノールのエチレンオキサイド
5モル付加物 上げ (注8)100℃×8分 (注4)HT−8法(常圧高温スチーミング法)170
cXIO分 (注5)還元洗浄浴 イオネットRK−15(三洋化成製)II/ノハイドロ
サルファイト 1.li’/ノ苛性ソーダ i/ノ で80℃×5分洗浄 4)試験方法 明 度二抜染部のL値を測定した。
5モル付加物 上げ (注8)100℃×8分 (注4)HT−8法(常圧高温スチーミング法)170
cXIO分 (注5)還元洗浄浴 イオネットRK−15(三洋化成製)II/ノハイドロ
サルファイト 1.li’/ノ苛性ソーダ i/ノ で80℃×5分洗浄 4)試験方法 明 度二抜染部のL値を測定した。
フリート:幾何柄のにじみを目視判定した。
○:型際が明確でほとんどブリ
ードがない
△:ややブリードが見られる
×ニブリード激しい
5)評価結果
表−1に白色抜染の試験結果を記載する。
表−1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1へキシトールを次亜リン酸および/または亜リン酸を
含む酸性触媒の存在下1加熱することを特徴とする高純
度のへキシトール分子内脱水物の製造法0 2次亜リン酸および/または亜リン酸の量がヘキシトー
ルの重量に基づいて0.01〜10%である特許請求の
範囲第1項記載の製造法。 3次亜リン酸および/または亜リン酸の量が全酸性触媒
の重量に基づいて10〜100 %である特許請求の範
囲第1項または第2項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59051960A JPS60197666A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | ヘキシト−ル分子内脱水物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59051960A JPS60197666A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | ヘキシト−ル分子内脱水物の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60197666A true JPS60197666A (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=12901427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59051960A Pending JPS60197666A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | ヘキシト−ル分子内脱水物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60197666A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998004540A1 (en) * | 1996-07-31 | 1998-02-05 | Imperial Chemical Industries Plc | Manufacture of fatty acid esters of sorbitan as surfactants |
JP2005509667A (ja) * | 2001-11-20 | 2005-04-14 | ロケット・フルーレ | 少なくとも1の水素化糖の内部脱水生成物を含む組成物の製造方法 |
JP2008537938A (ja) * | 2005-04-01 | 2008-10-02 | ロケット・フルーレ | ジアンヒドロヘキシトールジエステル組成物の調製方法 |
JP2009256347A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-11-05 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 多価アルコールからの環状エーテル及びヒドロキシケトンの製造方法 |
KR101079518B1 (ko) | 2009-12-29 | 2011-11-03 | 주식회사 삼양제넥스 | 무수당 알코올의 제조방법 |
-
1984
- 1984-03-16 JP JP59051960A patent/JPS60197666A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998004540A1 (en) * | 1996-07-31 | 1998-02-05 | Imperial Chemical Industries Plc | Manufacture of fatty acid esters of sorbitan as surfactants |
US6362353B1 (en) | 1996-07-31 | 2002-03-26 | Imperial Chemical Industries Plc | Manufacture of fatty acid esters of sorbitan as surfactants |
CN1131857C (zh) * | 1996-07-31 | 2003-12-24 | 帝国化学工业公司 | 作为表面活性剂的脱水山梨醇脂肪酸酯的生产方法 |
JP2005509667A (ja) * | 2001-11-20 | 2005-04-14 | ロケット・フルーレ | 少なくとも1の水素化糖の内部脱水生成物を含む組成物の製造方法 |
JP2008537938A (ja) * | 2005-04-01 | 2008-10-02 | ロケット・フルーレ | ジアンヒドロヘキシトールジエステル組成物の調製方法 |
JP2009256347A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-11-05 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 多価アルコールからの環状エーテル及びヒドロキシケトンの製造方法 |
KR101079518B1 (ko) | 2009-12-29 | 2011-11-03 | 주식회사 삼양제넥스 | 무수당 알코올의 제조방법 |
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