JPS60197653A - 3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法 - Google Patents
3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法Info
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- JPS60197653A JPS60197653A JP59052415A JP5241584A JPS60197653A JP S60197653 A JPS60197653 A JP S60197653A JP 59052415 A JP59052415 A JP 59052415A JP 5241584 A JP5241584 A JP 5241584A JP S60197653 A JPS60197653 A JP S60197653A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コークス炉ガス、石油分解ガス、石油精製ガ
スなどの硫化水素含有ガスから、硫化水素を除去するい
わゆる湿式酸化脱硫法の触媒として有用な3−ヒドロキ
シ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩製造法に
関する。
スなどの硫化水素含有ガスから、硫化水素を除去するい
わゆる湿式酸化脱硫法の触媒として有用な3−ヒドロキ
シ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩製造法に
関する。
大気の汚染を防止するには、工場や家庭で使用する気体
燃料中の硫黄を低下させることが極めて重要であり、上
記のコークス炉ガス等から硫化水素を除去する方法とし
ては、アミン水溶液等により吸収された後加熱駆出され
た硫化水素をクラウス法で処理する方法等も用いられて
いるが、都市ガス等の硫黄含有量の制限の厳しい場所で
はタカハックス法、フマックス法、ストレフトフォード
法等の湿式酸化脱硫法が世界的に使用されている。かか
る湿式酸化脱硫法としては日本ではとくにナフトキノン
スルホン酸塩をレドックス触媒とするタカハックス法が
広く採用されている。
燃料中の硫黄を低下させることが極めて重要であり、上
記のコークス炉ガス等から硫化水素を除去する方法とし
ては、アミン水溶液等により吸収された後加熱駆出され
た硫化水素をクラウス法で処理する方法等も用いられて
いるが、都市ガス等の硫黄含有量の制限の厳しい場所で
はタカハックス法、フマックス法、ストレフトフォード
法等の湿式酸化脱硫法が世界的に使用されている。かか
る湿式酸化脱硫法としては日本ではとくにナフトキノン
スルホン酸塩をレドックス触媒とするタカハックス法が
広く採用されている。
このタカハックス法の触媒としては、ナフトキノンスル
ホン酸塩(正式には、l、4−ナフトキノン−2−スル
ホン酸塩)と同様にその還元型であるナフトヒドロキノ
ンスルホン酸塩が用いられていることはよく知られてい
るが、特に工業的には通常ナフトキノンと亜硫酸水素塩
とを水性媒体中で反応させて製造し、ナフトヒドロキノ
ンスルホン酸塩(正式には、1゜4−ナフトヒドロキノ
ン−2−スルホン酸塩)の水溶液の状態で上記のタカハ
ックス法湿式酸化脱硫法の触媒として脱硫工程の系内に
供給されている。
ホン酸塩(正式には、l、4−ナフトキノン−2−スル
ホン酸塩)と同様にその還元型であるナフトヒドロキノ
ンスルホン酸塩が用いられていることはよく知られてい
るが、特に工業的には通常ナフトキノンと亜硫酸水素塩
とを水性媒体中で反応させて製造し、ナフトヒドロキノ
ンスルホン酸塩(正式には、1゜4−ナフトヒドロキノ
ン−2−スルホン酸塩)の水溶液の状態で上記のタカハ
ックス法湿式酸化脱硫法の触媒として脱硫工程の系内に
供給されている。
タカハックス法の脱硫の機構は特公昭39−1015号
公報に記載されているように、次のとおり説明されてい
る。
公報に記載されているように、次のとおり説明されてい
る。
1、硫化水素の吸収(吸収塔内の反応)Hz S +
Na1CO3−NaHCOs + Na5H2、硫黄の
生成(再生塔内反応) NaS H+ NQS M +NaHCOs →Na2
COs+ N HQSM + S3、触媒の酸化(吸収
塔内および再生塔内反応)NHQSM + 1/20x
−NQSM + Hz O(但し、上記式中において
、NQSMはナフトキノンスルホン酸塩を、NHQSM
はナフトヒドロキノンスルホン酸塩を表し、Mはナトリ
ウム、アンモニウム、カリウム等の陽イオンを表す) 上記のようにして得たナフトヒドロキノンスルホン酸塩
水溶液を、そのまま脱硫工程に触媒として、通常は再生
塔に導入される循環液に供給するが、該触媒は上記の吸
収、再生の循環の繰り返しの間に一部分解するために、
新しい触媒の補給が必要になる。
Na1CO3−NaHCOs + Na5H2、硫黄の
生成(再生塔内反応) NaS H+ NQS M +NaHCOs →Na2
COs+ N HQSM + S3、触媒の酸化(吸収
塔内および再生塔内反応)NHQSM + 1/20x
−NQSM + Hz O(但し、上記式中において
、NQSMはナフトキノンスルホン酸塩を、NHQSM
はナフトヒドロキノンスルホン酸塩を表し、Mはナトリ
ウム、アンモニウム、カリウム等の陽イオンを表す) 上記のようにして得たナフトヒドロキノンスルホン酸塩
水溶液を、そのまま脱硫工程に触媒として、通常は再生
塔に導入される循環液に供給するが、該触媒は上記の吸
収、再生の循環の繰り返しの間に一部分解するために、
新しい触媒の補給が必要になる。
又、一般に湿式酸化脱硫法では水硫化物からの硫黄の生
成は定量的ではなく、次式のように 2NallS + 20z = NagSgOa+1I
tOチオ硫酸イオンがかなりの割合で副生じ、このため
このチオ硫酸イオンが吸収液中で増加していくと、それ
を中和するために苛性ソーダが消費されるから、その量
を補う必要があり、一方蓄積されたチオ硫酸ソーダの濃
度上昇を抑えるために吸収液を一部抜き出して廃棄処理
する必要が生じることが、この方法の欠点となっていた
。しかも、この副反応の増加の一因として触媒の劣化も
大きいと思量される。
成は定量的ではなく、次式のように 2NallS + 20z = NagSgOa+1I
tOチオ硫酸イオンがかなりの割合で副生じ、このため
このチオ硫酸イオンが吸収液中で増加していくと、それ
を中和するために苛性ソーダが消費されるから、その量
を補う必要があり、一方蓄積されたチオ硫酸ソーダの濃
度上昇を抑えるために吸収液を一部抜き出して廃棄処理
する必要が生じることが、この方法の欠点となっていた
。しかも、この副反応の増加の一因として触媒の劣化も
大きいと思量される。
本発明者らは、この欠点を解決するために鋭意検討した
結果、ナフトヒドロキノンスルホン酸塩の代わりにレド
ックス触媒として3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノ
ン−2−スルホン酸若しくはその塩、又はその還元体(
3−ヒドロキシ−1,4−ナフトヒドロキノン−2−ス
ルホン酸若しくはその塩)又はこれらの互変異性体(以
下、本発明の触媒という)を添加するとナフトヒドロキ
ノンスルホン酸塩のように不安定ではなく、安定に脱硫
工程系内に存在して良好な触媒性能を示すことを見出シ
タ。本発明はかかる有用な触媒の製造法に関わるもので
あるが、従来の方法は、2.3−ジクロロ−1,4−ナ
フトキノンを亜硫酸カリウム又は亜硫酸水素カリウム水
溶液中で反応させ、C+oH4(Oll) (SOsK
)z(0・5OsK)+2HzOを分離し、この塩を苛
性カリで処理することにより、3−ヒドロキシ−1,4
−ナフトキノン−2−スルホン酸のカリウム塩を得る方
法(Annalen der che+*ie 14鉄
9頁;バイルシュタイン 主線、第11巻、34B頁)
、2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノンを発煙硫酸で
処理することによって製造する(パイルシェタイン 主
編、第11巻、348頁)方法が開示されているだけで
ある。
結果、ナフトヒドロキノンスルホン酸塩の代わりにレド
ックス触媒として3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノ
ン−2−スルホン酸若しくはその塩、又はその還元体(
3−ヒドロキシ−1,4−ナフトヒドロキノン−2−ス
ルホン酸若しくはその塩)又はこれらの互変異性体(以
下、本発明の触媒という)を添加するとナフトヒドロキ
ノンスルホン酸塩のように不安定ではなく、安定に脱硫
工程系内に存在して良好な触媒性能を示すことを見出シ
タ。本発明はかかる有用な触媒の製造法に関わるもので
あるが、従来の方法は、2.3−ジクロロ−1,4−ナ
フトキノンを亜硫酸カリウム又は亜硫酸水素カリウム水
溶液中で反応させ、C+oH4(Oll) (SOsK
)z(0・5OsK)+2HzOを分離し、この塩を苛
性カリで処理することにより、3−ヒドロキシ−1,4
−ナフトキノン−2−スルホン酸のカリウム塩を得る方
法(Annalen der che+*ie 14鉄
9頁;バイルシュタイン 主線、第11巻、34B頁)
、2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノンを発煙硫酸で
処理することによって製造する(パイルシェタイン 主
編、第11巻、348頁)方法が開示されているだけで
ある。
しかじな力化、上記の方法はいずれも出発原料が高価で
あり湿式酸化脱硫法の触媒製造法としては不適当である
。本発明者らは、さらに簡単な製造法を検討した結果、
従来実施されているナフトキノンと亜硫酸水素塩とを水
溶媒中で反応させて得られたナフトヒドロキノンスルホ
ン酸塩の水溶液を適当に希釈し、チオ硫酸塩やチオシア
ン酸塩を添加し、必要により鉄化合物、バナジウム化合
物などの可変原子価金属化合物を加えて、空気等の酸化
剤で酸化することにより、容易に3−ヒドロキシ−1,
4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩が生成することを
見出し本発明を完成した。
あり湿式酸化脱硫法の触媒製造法としては不適当である
。本発明者らは、さらに簡単な製造法を検討した結果、
従来実施されているナフトキノンと亜硫酸水素塩とを水
溶媒中で反応させて得られたナフトヒドロキノンスルホ
ン酸塩の水溶液を適当に希釈し、チオ硫酸塩やチオシア
ン酸塩を添加し、必要により鉄化合物、バナジウム化合
物などの可変原子価金属化合物を加えて、空気等の酸化
剤で酸化することにより、容易に3−ヒドロキシ−1,
4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩が生成することを
見出し本発明を完成した。
本発明は、ナフトキノンスルホン酸塩又はナフトヒドロ
キノンスルホン酸塩を塩類を含有するアンモニアアルカ
リ性水溶液中で酸化することを特徴とする3−ヒドロキ
シ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法
及びナフトキノンスルホン酸塩又はナフトヒドロキノン
スルホン酸塩を塩類及び可変原子価金属化合物を含有す
るアンモニアアルカリ性水溶液中で酸化することを特徴
とする3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−ス
ルホン酸塩の製造法、さらにはナフトキノンスルホン酸
塩又はナフトヒドロキノンスルホン酸塩をチオ硫酸塩、
チオシアン酸塩′、硫酸塩等の塩を含有するアンモニア
性アルカリ水溶液中で酸化し、析出した3−ヒドロキシ
−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩結晶を分離
し、その濾液にナフトキノンスルホン酸塩又はナフトヒ
ドロキノンスルホン酸塩を添加し、必要によりチオ硫酸
塩、チオシアン酸塩、硫酸塩等の塩を追加し、さらにア
ルカリ調整して前記と同様に処理を順次繰り返すことに
より3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−スル
ホン酸塩結晶を取得することを特徴とする3−ヒドロキ
シ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法
に存する。
キノンスルホン酸塩を塩類を含有するアンモニアアルカ
リ性水溶液中で酸化することを特徴とする3−ヒドロキ
シ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法
及びナフトキノンスルホン酸塩又はナフトヒドロキノン
スルホン酸塩を塩類及び可変原子価金属化合物を含有す
るアンモニアアルカリ性水溶液中で酸化することを特徴
とする3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−ス
ルホン酸塩の製造法、さらにはナフトキノンスルホン酸
塩又はナフトヒドロキノンスルホン酸塩をチオ硫酸塩、
チオシアン酸塩′、硫酸塩等の塩を含有するアンモニア
性アルカリ水溶液中で酸化し、析出した3−ヒドロキシ
−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩結晶を分離
し、その濾液にナフトキノンスルホン酸塩又はナフトヒ
ドロキノンスルホン酸塩を添加し、必要によりチオ硫酸
塩、チオシアン酸塩、硫酸塩等の塩を追加し、さらにア
ルカリ調整して前記と同様に処理を順次繰り返すことに
より3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−スル
ホン酸塩結晶を取得することを特徴とする3−ヒドロキ
シ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法
に存する。
本発明において、原料となるナフトキノンスルホン酸塩
及びナフトヒドロキノンスルホン酸塩はナフトキノンと
亜硫酸塩との反応によって得られるナフトヒドロキノン
スルホン酸塩水溶液から出発することが極めて有利であ
る。ナフトキノンスルホン酸塩は上記ナフトヒドロキノ
ンスルホン酸塩を例えば硝酸、重クロム酸塩、過酸化水
素又は分子状酸素によって酸性で酸化することによって
容易に得られる。
及びナフトヒドロキノンスルホン酸塩はナフトキノンと
亜硫酸塩との反応によって得られるナフトヒドロキノン
スルホン酸塩水溶液から出発することが極めて有利であ
る。ナフトキノンスルホン酸塩は上記ナフトヒドロキノ
ンスルホン酸塩を例えば硝酸、重クロム酸塩、過酸化水
素又は分子状酸素によって酸性で酸化することによって
容易に得られる。
かかる原料の濃度は、一般には4〜350 mol/請
”、特に50〜250 mol/m3が好ましい。
”、特に50〜250 mol/m3が好ましい。
本発明において、塩類としては本発明の反応に不活性な
塩類が好ましく、かかる塩類としては例えばチオシアン
酸アンモニウム、チオシアン酸ナトリウム等のチオシア
ン酸塩、チオ硫酸アンモニウム、チオ硫酸ナトリウム等
のチオ硫酸塩、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウ
ム等の炭酸塩、硫酸アンモニウム等の硫酸塩、燐酸アン
モニウム等の燐酸塩、塩化アンモニウム等の塩化物等が
挙げられるが、亜硫酸アンモニウムのようなアルカリ性
で還元性を示す塩類は好ましくない。塩類は単独でも使
用しうるが、2種以上の混合した塩でも勿論よい、これ
ら塩類の濃度は100+*ol/w’以上、特に500
〜2500Ilo1/+113以上が好ましい。
塩類が好ましく、かかる塩類としては例えばチオシアン
酸アンモニウム、チオシアン酸ナトリウム等のチオシア
ン酸塩、チオ硫酸アンモニウム、チオ硫酸ナトリウム等
のチオ硫酸塩、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウ
ム等の炭酸塩、硫酸アンモニウム等の硫酸塩、燐酸アン
モニウム等の燐酸塩、塩化アンモニウム等の塩化物等が
挙げられるが、亜硫酸アンモニウムのようなアルカリ性
で還元性を示す塩類は好ましくない。塩類は単独でも使
用しうるが、2種以上の混合した塩でも勿論よい、これ
ら塩類の濃度は100+*ol/w’以上、特に500
〜2500Ilo1/+113以上が好ましい。
本発明において、ナフトキノンスルホン酸塩又はナフト
ヒドロキノンスルホン酸塩を酸化する反応はアルカリ性
水溶液中で実施するが、炭酸ナトリウム等のナトリウム
のアルカリ性では収率が極端に低いため好ましくなく、
アンモニア性アルカリが反応速度及び収率の上から好ま
しい。かかるアルカリ性水溶液のPHは約7〜約11、
好ましくは約9〜約10から選ばれる。
ヒドロキノンスルホン酸塩を酸化する反応はアルカリ性
水溶液中で実施するが、炭酸ナトリウム等のナトリウム
のアルカリ性では収率が極端に低いため好ましくなく、
アンモニア性アルカリが反応速度及び収率の上から好ま
しい。かかるアルカリ性水溶液のPHは約7〜約11、
好ましくは約9〜約10から選ばれる。
本発明において酸化反応のための酸化剤としては、空気
等の分子状酸素、過酸化水素、過酸化ナトリウム、過硫
酸アンモニウム等の過酸化物、次亜塩素酸ナトリウム等
が挙げられる、通常は安価な空気が好ましい。
等の分子状酸素、過酸化水素、過酸化ナトリウム、過硫
酸アンモニウム等の過酸化物、次亜塩素酸ナトリウム等
が挙げられる、通常は安価な空気が好ましい。
該酸化反応を促進し、3−ヒドロキシ−1,4−ナフト
キノン−2−スルホン酸塩の収率を向上せしめるために
は、可変原子価金属、例えば鉄、バナジウム、マンガン
、クロム、コバルト、銅、ニッケル等の化合物を反応液
中に存在せしめることが有利である。例えば、硫酸第一
鉄、塩化第一鉄、上記の可変原子価金属の酒石酸、クエ
ン酸、リンゴ酸、グルコン酸等のヒドロキシカルボン酸
との錯塩、フェロシアン過カリ、鉄−エチレンジアミン
テトラ酢酸(以下、エチレンジアミンテトラ酢酸をED
T^という)、マンガン−EDTA、硫酸第二マンガン
、過マンガン酸カリウム、マンガン−アセチルアセトン
錯化合物、バナジン酸アンモニウム、6シアン化銅−4
カリウム、クロム、コバルト、ニッケルの各1!DTA
錯化合物等が挙げられる。これらの添加量は0.01〜
11000pp 、好ましくは0.1〜1100pp
(対水溶液重量)で充分である。
キノン−2−スルホン酸塩の収率を向上せしめるために
は、可変原子価金属、例えば鉄、バナジウム、マンガン
、クロム、コバルト、銅、ニッケル等の化合物を反応液
中に存在せしめることが有利である。例えば、硫酸第一
鉄、塩化第一鉄、上記の可変原子価金属の酒石酸、クエ
ン酸、リンゴ酸、グルコン酸等のヒドロキシカルボン酸
との錯塩、フェロシアン過カリ、鉄−エチレンジアミン
テトラ酢酸(以下、エチレンジアミンテトラ酢酸をED
T^という)、マンガン−EDTA、硫酸第二マンガン
、過マンガン酸カリウム、マンガン−アセチルアセトン
錯化合物、バナジン酸アンモニウム、6シアン化銅−4
カリウム、クロム、コバルト、ニッケルの各1!DTA
錯化合物等が挙げられる。これらの添加量は0.01〜
11000pp 、好ましくは0.1〜1100pp
(対水溶液重量)で充分である。
次に、本発明の一般的方法を酸化剤として空気を用いた
場合について説明する。
場合について説明する。
先ず、ナフトキノンに対してモル比で1.1〜1.3倍
量の約12χ亜硫酸水素アンモニウム水溶液を円1約5
に調整し、該水溶液に工業用ナフトキノンの所定量を添
加し常温で攪拌下に反応させる。反応終了後、水を加え
て希釈し、放置して難溶性副生成物を析出、沈澱させ、
次いで活性炭処理して、ナフトヒドロキノンスルホン酸
アンモニウム塩の約9χ水溶液を調製する。
量の約12χ亜硫酸水素アンモニウム水溶液を円1約5
に調整し、該水溶液に工業用ナフトキノンの所定量を添
加し常温で攪拌下に反応させる。反応終了後、水を加え
て希釈し、放置して難溶性副生成物を析出、沈澱させ、
次いで活性炭処理して、ナフトヒドロキノンスルホン酸
アンモニウム塩の約9χ水溶液を調製する。
上記で調製したナフトヒドロキノンスルホン酸アンモニ
ウム塩の水溶液の所定量を、攪拌機、空気吹き込みノズ
ルの付設された反応器に入れ、さらにチオ硫酸アンモニ
ウム、又はチオシアン酸アンモニウム等の塩類の所定量
を入れ、要すれば可変原子価金属化合物を添加して、常
温〜沸点、好ましくは30〜70℃で、空気を吹き込み
ながら酸化し、酸化反応液が溶液状態で得られる場合(
例えば、チオシアン酸塩溶液及び他の塩の低濃度溶液)
にはそのままの状態で湿式酸化脱硫法の触媒として使用
することができるが、3−ヒドロキシ−1,4−ナフト
キノン−2−スルホン酸塩が結晶として沈澱する場合(
例えば、チオ硫酸塩溶液及び他の塩の高濃度溶液)には
沈澱した結晶を濾過等の適当な手段で分離し、乾燥して
固体として取り出すこともできる。
ウム塩の水溶液の所定量を、攪拌機、空気吹き込みノズ
ルの付設された反応器に入れ、さらにチオ硫酸アンモニ
ウム、又はチオシアン酸アンモニウム等の塩類の所定量
を入れ、要すれば可変原子価金属化合物を添加して、常
温〜沸点、好ましくは30〜70℃で、空気を吹き込み
ながら酸化し、酸化反応液が溶液状態で得られる場合(
例えば、チオシアン酸塩溶液及び他の塩の低濃度溶液)
にはそのままの状態で湿式酸化脱硫法の触媒として使用
することができるが、3−ヒドロキシ−1,4−ナフト
キノン−2−スルホン酸塩が結晶として沈澱する場合(
例えば、チオ硫酸塩溶液及び他の塩の高濃度溶液)には
沈澱した結晶を濾過等の適当な手段で分離し、乾燥して
固体として取り出すこともできる。
チオ硫酸塩の場合のように結晶を濾別した場合には、そ
の際に得られる濾液を再使用することができる。即ち、
その濾液に原料の所定量を添加し、必要により塩類及び
アンモニアを添加してPH4ll整し前記と同様に酸化
し、得られる3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−
2−スルホン酸塩の結晶を分離し、順次濾液を再使用す
ることが工業的に極めて有利である。
の際に得られる濾液を再使用することができる。即ち、
その濾液に原料の所定量を添加し、必要により塩類及び
アンモニアを添加してPH4ll整し前記と同様に酸化
し、得られる3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−
2−スルホン酸塩の結晶を分離し、順次濾液を再使用す
ることが工業的に極めて有利である。
次に、本発明について実施例により詳細に説明する。
実施例 1
+11 ナフトヒドロキノンスルホン酸塩の潤製69χ
亜硫酸水素アンモニウム水溶液55重量部に水を加えて
約12χ、四約5に調整する。該水溶液に工業用ナフト
キノン50重量部を添加し20〜29℃で1時間攪拌す
る。反応終了後、水を加えて希釈し、放置して@Ii溶
性溶性酸生成物出、沈澱させ、活性炭処理して、ナフト
ヒドロキノンスルホン酸アンモニウム塩の9χ水溶液を
得た。
亜硫酸水素アンモニウム水溶液55重量部に水を加えて
約12χ、四約5に調整する。該水溶液に工業用ナフト
キノン50重量部を添加し20〜29℃で1時間攪拌す
る。反応終了後、水を加えて希釈し、放置して@Ii溶
性溶性酸生成物出、沈澱させ、活性炭処理して、ナフト
ヒドロキノンスルホン酸アンモニウム塩の9χ水溶液を
得た。
(2)3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−ス
ルホン酸塩の調製 上記で調製したナフトヒドロキノンスルホン酸アンモニ
ウム塩の水溶液21gを、攪拌機、空気吹き込みノズル
を付設した30軸lの反応器に採り、さらにチオ硫酸ア
ンモニウム14gをいれ、アンモニア水(28%以上)
を加えてPH9,5とし、全溶液量を100m1 (ナ
フトヒドロキシンスルホン酸塩及びチオ硫酸塩の濃度は
それぞれ77mol/m”及び9461I101/I1
1″である)とし、次いで50℃で空気を60m1/w
inで約1.5時間吹き込んだ。沈澱した結晶を濾過し
、乾燥した。3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−
2−スルホン酸アンモニウムtgを得た。
ルホン酸塩の調製 上記で調製したナフトヒドロキノンスルホン酸アンモニ
ウム塩の水溶液21gを、攪拌機、空気吹き込みノズル
を付設した30軸lの反応器に採り、さらにチオ硫酸ア
ンモニウム14gをいれ、アンモニア水(28%以上)
を加えてPH9,5とし、全溶液量を100m1 (ナ
フトヒドロキシンスルホン酸塩及びチオ硫酸塩の濃度は
それぞれ77mol/m”及び9461I101/I1
1″である)とし、次いで50℃で空気を60m1/w
inで約1.5時間吹き込んだ。沈澱した結晶を濾過し
、乾燥した。3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−
2−スルホン酸アンモニウムtgを得た。
上記の濾液に、さらにナフトヒドロキノンスルホン酸ア
ンモニウム塩の水溶液21gを加え、上記と同様に処理
し、3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン′−2−ス
ルホン酸アンモニウム0.8gを得た。
ンモニウム塩の水溶液21gを加え、上記と同様に処理
し、3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン′−2−ス
ルホン酸アンモニウム0.8gを得た。
この結晶をメタノールで再結晶したのち、マススペクト
ル、核磁気共鳴スペクトル、赤外線分析、元素分析によ
り3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−スルホ
ン酸アンモニウムであることを確認した。
ル、核磁気共鳴スペクトル、赤外線分析、元素分析によ
り3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−スルホ
ン酸アンモニウムであることを確認した。
実施例 2 (チオシアン酸塩の場合)実施例1で調製
したナフトヒドロキノンスルホン酸アンモニア塩の水溶
液(t1度約9χ)52gを実施例1で使用したのと同
様の反応器に採り、さらにチオシアン酸アンモニウム1
5.7gを入れ、アンモニア水を加えてPI+9.8に
調整し、全液量を100m1とした。このときのナフト
ヒドロキシンスルホン酸塩及びチオシアン酸アンモニウ
ムの濃度はそれぞれ182mol/m″及び2060m
o1/m’である。次いで、50℃で空気を60m1/
sinで約1時間吹き込み、3−ヒドロキシ−1,4−
ナフトキノン−2−スルホン酸アンモニウムの182m
ol/m”の濃度の水溶液を得た。3−ヒドロキシ−1
,4−ナフトキノン−2−スルホン酸アンモニウムの濃
度は高速液体クロマトグラフを使用して測定した。ナフ
ト勢ドロキノンスルホン酸アンモニウムに対する3−ヒ
ドロキシ=1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸アン
モニウムの収率番よ約100χであっ1、 実施例 3 実施例1で調製したナフトヒドロキノンスルホン酸アン
モニウムの水溶液(温度約9χ)にチオシアン酸アンモ
ニウム及びバナジン酸アンモニウム或いはクエン酸鉄を
第1表に示した量を加えて水に溶解した後、アンモニウ
ム水を加えてPI+9゜5とし、全量100m1とした
後実施例1で使用した反応器番と移し、50℃で空気を
60m1/ll1inで吹き込み、第1表Gこ示1−3
−ヒドロキシー1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸
アンモニウムの各濃度の水溶液を得た。濃度の測定には
高速液体クロマトク゛ラフを使用した。
したナフトヒドロキノンスルホン酸アンモニア塩の水溶
液(t1度約9χ)52gを実施例1で使用したのと同
様の反応器に採り、さらにチオシアン酸アンモニウム1
5.7gを入れ、アンモニア水を加えてPI+9.8に
調整し、全液量を100m1とした。このときのナフト
ヒドロキシンスルホン酸塩及びチオシアン酸アンモニウ
ムの濃度はそれぞれ182mol/m″及び2060m
o1/m’である。次いで、50℃で空気を60m1/
sinで約1時間吹き込み、3−ヒドロキシ−1,4−
ナフトキノン−2−スルホン酸アンモニウムの182m
ol/m”の濃度の水溶液を得た。3−ヒドロキシ−1
,4−ナフトキノン−2−スルホン酸アンモニウムの濃
度は高速液体クロマトグラフを使用して測定した。ナフ
ト勢ドロキノンスルホン酸アンモニウムに対する3−ヒ
ドロキシ=1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸アン
モニウムの収率番よ約100χであっ1、 実施例 3 実施例1で調製したナフトヒドロキノンスルホン酸アン
モニウムの水溶液(温度約9χ)にチオシアン酸アンモ
ニウム及びバナジン酸アンモニウム或いはクエン酸鉄を
第1表に示した量を加えて水に溶解した後、アンモニウ
ム水を加えてPI+9゜5とし、全量100m1とした
後実施例1で使用した反応器番と移し、50℃で空気を
60m1/ll1inで吹き込み、第1表Gこ示1−3
−ヒドロキシー1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸
アンモニウムの各濃度の水溶液を得た。濃度の測定には
高速液体クロマトク゛ラフを使用した。
収率が100χを超えているのは、ナフトヒドロキノン
スルホン酸塩以外に存在するナフトヒドロキノンジスル
ホン酸塩等が反応したためと考えられる。
スルホン酸塩以外に存在するナフトヒドロキノンジスル
ホン酸塩等が反応したためと考えられる。
実施例 4
ナフトヒドロキノンスルホン酸アンモニウムの水溶液に
、硫酸アンモニウム或いは炭酸アンモニウムを第2表に
示した量を加え、アンモニア水でPH9,5に調製し、
水で希釈して100m1とした後、実施例3と同様な方
法で空気酸化し、3−ヒトワキシー1.4−ナフトキノ
ン−2−スルホン酸アンモニウムの第2表に示す各濃度
の水溶液を得た。
、硫酸アンモニウム或いは炭酸アンモニウムを第2表に
示した量を加え、アンモニア水でPH9,5に調製し、
水で希釈して100m1とした後、実施例3と同様な方
法で空気酸化し、3−ヒトワキシー1.4−ナフトキノ
ン−2−スルホン酸アンモニウムの第2表に示す各濃度
の水溶液を得た。
第 2 表
比較例 l
ナフトヒドロキノンスルホン酸アンモニウムの水溶液に
、炭酸ナトリウム、アンモニア水及び亜硫酸水素アンモ
ニウムをそ紮、ぞれ第3表に示すように添加した。亜硫
酸水素アンモニウムを加えた溶液はアンモニア水を加え
てPH9,5とした。
、炭酸ナトリウム、アンモニア水及び亜硫酸水素アンモ
ニウムをそ紮、ぞれ第3表に示すように添加した。亜硫
酸水素アンモニウムを加えた溶液はアンモニア水を加え
てPH9,5とした。
これらの各溶液に水を加えて全量を10軸1とし、室温
(約29℃)で空気を60m1/winで5時間吹き込
んだ。得られた溶液中の3−ヒドロキシ−1,4−ナフ
トキノン−2−スルホン酸塩の濃度及びナフトヒドロキ
ノンスルホン酸塩に対する収率は第3表に示した。
(約29℃)で空気を60m1/winで5時間吹き込
んだ。得られた溶液中の3−ヒドロキシ−1,4−ナフ
トキノン−2−スルホン酸塩の濃度及びナフトヒドロキ
ノンスルホン酸塩に対する収率は第3表に示した。
第 2 友
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +11ナフトキノンスルホン酸塩又はナフトヒドロキノ
ンスルホン酸塩を塩類を含有するアンモニア性アルカリ
水溶液中で酸化することを特徴とする3−ヒドロキシ−
1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法。 (2)該水溶液が、ナフトキノンと亜硫酸水素塩とを水
溶媒中で反応させて得られたナフトヒドロキノンスルホ
ン酸塩水溶液と塩類とを用いて調製したアンモニア性ア
ルカリ水溶液である特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)酸素含有ガスで酸化することからなる特許請求の
範囲第1項記載の方法。 (4)塩類が無機塩である特許請求の範囲第1項記載の
方法。 (5)無機塩がチオシアン酸塩、チオ硫酸塩、硫酸塩、
塩酸塩、炭酸塩、燐酸塩である特許請求の範囲第1項記
載の方法。 (6)ナフトキノンスルホン酸塩又はナフトヒドロキノ
ンスルホン酸塩を塩類及び可変原子価金属化合物を含有
するアンモニア性アルカリ水溶液中で酸化することを特
徴とする3、ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−
スルホン酸塩の製造法。 (7)可変原子価金属化合物が可変原子価金属の錯化合
物又はキレート化合物である4IJ午請求の範囲第6項
記載の方法。 (8)ナフトキノンスルホン酸塩又はナフトヒト9キノ
ンスルホン酸塩をチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、硅酸塩
等の塩を含有するアンモニア性アルカリ水溶液中で酸化
し、析出した3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−
2−スルホン酸塩結晶を分離し、その濾液にナフトキノ
ンスルホン酸塩又はナフトヒドロキノンスルホン酸塩を
添加し、必要によりチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、硫酸
塩等の塩を追加し、さらにアルカリ調整して前記と同様
に処理を順次繰り返すことにより3−ヒドロキシ−1,
4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩結晶を取得するこ
とを特徴とする3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン
−2−スルホン酸塩の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59052415A JPS60197653A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59052415A JPS60197653A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60197653A true JPS60197653A (ja) | 1985-10-07 |
JPH043384B2 JPH043384B2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=12914153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59052415A Granted JPS60197653A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 3−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン−2−スルホン酸塩の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60197653A (ja) |
-
1984
- 1984-03-21 JP JP59052415A patent/JPS60197653A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH043384B2 (ja) | 1992-01-23 |
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