JPS60197302A - センタレスバ−ピ−リング装置 - Google Patents

センタレスバ−ピ−リング装置

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JPS60197302A
JPS60197302A JP5278284A JP5278284A JPS60197302A JP S60197302 A JPS60197302 A JP S60197302A JP 5278284 A JP5278284 A JP 5278284A JP 5278284 A JP5278284 A JP 5278284A JP S60197302 A JPS60197302 A JP S60197302A
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rear end
outlet
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JP5278284A
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Toru Aoyanagi
徹 青柳
Nobushige Nakada
中田 信重
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Nippon Steel Corp
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B5/00Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor
    • B23B5/08Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for turning axles, bars, rods, tubes, rolls, i.e. shaft-turning lathes, roll lathes; Centreless turning
    • B23B5/12Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for turning axles, bars, rods, tubes, rolls, i.e. shaft-turning lathes, roll lathes; Centreless turning for peeling bars or tubes by making use of cutting bits arranged around the workpiece

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、センタレスバーピーリング装置に関するもの
であり、更に詳述するならば、センタレスバーピーリン
グ装置における次行材料を先行材料に密着するようにさ
せる機構に関するものである。− 従来技術 センタレスバーピーリング装置は、例えば、第1図に示
すように構成されている。すなわち、被切削棒状材料l
Oが、送りローラ装置12によって送り込まれて、入側
ガイドローラ14を通り、カッタ16が配置された切削
部に達する。このカッタ16は、被切削棒状材料10の
周りを回転して被切削棒状材料10の周囲を切削して縮
径する。カッタ16によって切削された被切削棒状材料
10は、出側ガイドローラ18を通り、更に、出側材料
引出し装置20を通って送られる。なお、入側ガイドロ
ーラ14と出側ガイドローラ18は、カッタ16による
被切削棒状材料10の切削加工時に被切削棒状材料10
が振れるすなわち振動することを防止するために設けさ
れている。
送りローラ装置12は、駆動軸22に適当な伝動機構を
介して結合され、その駆動軸22は、クラッチ24を介
して油圧モータ26に結合されている。また、カッタ1
6は、クラッチ28を介して電気モータ30によって駆
動されるようになされている。
出側材料引出し装置20は、油圧作動式のクランプ32
を有している。また、出側材料引出し装置20には、ネ
ジ式送り機構、例えば、ボールネジ式送り機構のナツト
34が固定され、そのボールネジ式送り機構のボールネ
ジ36は、減速機38を介して回転軸40に結合され、
その回転軸40は、例えばベルト式の伝動機構42を介
して回転軸44に結合され、その回転軸44は、クラッ
チ46を介して駆動軸22に結合されるようになされて
いる。
なお、ボールネジ式送り機構、減速機38及び伝動機構
42は、クラッチ46が駆動軸22に回転軸44を結合
したとき、ボールネジ式送り機構のナツト34すなわち
出側材料引出し装置20が、送りローラ装置12によっ
て送られている被切削棒状材料10と同じ速度で移動す
るようになされている。
更に、回転軸40は、クラッチ48を介して油圧モータ
50に結合されている。この油圧モータ50は、回転軸
40が回転軸44及びクラッチ46を介して駆動軸22
によって回転される方向と反対の方向に、回転軸40を
回転するようになされている。
かくして、出側材料引出し装置20のクランプによって
被切削棒状材料10を把持し、クラッチ46を結合状態
に置く一方クラッチ48を解離状態に置くと、ボールネ
ジ式送り機構のボールネジ36が一方の方向に回転駆動
され、ボールネジ式送り機構のナツト34が第1図にお
いて左方向に駆動され、出側材料引出し装置20は、左
方向すなわち被切削棒状材料10を引き出すように駆動
される。
反対に、出側材料引出し装置20のクランプから被切削
棒状材料10を解放し、クラッチ46を解離状態に置く
一方クラッチ48を結合状態に置くと、ボールネジ式送
り機構のボールネジ36が反対の方向に回転駆動され、
ボールネジ式送り機構のナツト34が第1図において右
方向に駆動され、出側材料引出し装置20は、右方向に
移動させられ、次の被切削棒状材料10の引き出し準備
位置に戻される。
更に、送りローラ装置12より上流側に、被切削棒状材
料10の後端を検出するための材料検出装置52が配置
されている。
以上の如きセンタレスバーピーリング装置は、次のよう
に使用し動作する。
クラッチ24及び28を結合状態に置き、クラッチ42
及び46を解放状態に置いて、油圧モータ26及び50
並びに電気モータ30を作動状態に置く。これにより、
送りローラ装置12が被切削棒状材料10を送る状態に
置かれ、カッタ16は回転して切削可能状態に置かれる
。なお、出側材料引出し装置20のクランプは、解放状
態に置いてふく。
この状態で、被切削棒状材料10を送りローラ装置12
で送り込むと、被切削棒状材料10は、入側ガイドロー
ラ14によって案内されながらカッタ16に向かって送
られる。被切削棒状材料10の先端が力゛ツタ16の位
置に到達すると、カッタ16により被切削棒状材料10
の外周が切削される。そして、カッタ16によって切削
された被切削棒状材料10の先端部分は、出側ガイドロ
ーラ18によって案内されて、クランプ状態にない出側
材料引出し装置20を通り送られてゆく。
このようにして被切削棒状材料10が送りローラ装置1
2によって送り込まれながら、その外周が切削されてゆ
く。
被切削棒状材料10の後端が材料検出装置52によって
検出されると、クラッチ46が結合状態に置かれると共
に、出側材料引出し装置20のクランプが作動されて被
切削棒状材料10をクランプする。その結果、出側材料
引出し装置20は、回転軸44、伝動機構42、回転軸
40.減速機38及びボールネジ式送り機構を介して、
送りローラ装置12による被切削棒状材料10の送り速
度と同じ速度で左方向に移動するように駆動され、出側
材料引出し装置20は、被切削棒状材料10を引き出し
てゆく。
その後、被切削棒状材料10の後端が送りローラ装置1
2を完全に通過すると、出側材料引出し装置20のみに
よって被切削棒状材料10は送り出されてゆき、被切削
棒状材料10の後端部までカッタ16によって外周が切
削される。
そして、被切削棒状材料10の後端まで切削されて、出
側ガイドローラ18を通過すると、出側材料引出し装置
20のクランプを解放して切削完了した被切削棒状材料
10を外し、次いで、クラッチ46を解離状態に置く1
方クラッチ48を結合状態に置く。
その結果、ボールネジ式送り機構が油圧モータ26でな
く油圧モータ50によって駆動され、そのボールネジ3
6が反対の方向に回転駆動され、ボールネジ式送り機構
のナツト34が第1図において右方向に駆動され、出側
材料引出し装置20は、右方向に、移動させられ、次の
被切削棒状材料10の引き出し準備位置に戻さhる。
以上のような送りローラ装置12と出側材料引出し装置
20との連係動作により、送りローラ装置12による被
切削棒状材料10の送りから、出側材料引出し装置20
による被切削棒状材料10の引き出しへの切換えが滑ら
かに行われる。従って、送すローラ装置12から被切削
棒状材料10の後端が離れたあと、まだ出側材料引出し
装置20によって被切削棒状材料10が引き出し動作が
行われずに、被切削棒状材料10の送りが止まって被切
削棒状材料10にカッタマークがついたり、更には、被
切削棒状材料lOに段差ができたりすることがない。
しかしながら、被切削棒状材料10がアルミニウムまた
はアルミニウム合金のように比較的軟らかい材料の場合
、被切削棒状材料10の後端が入側ガイドローラ14を
通過した瞬間から、被切削棒状材料10がカッタ1Bに
よる切削力を受けて、被切削棒状材料lOの後端部が振
れ、被切削棒状材料10の後端部に段差ができる。
この問題を解決する方法として、被切削棒状材料10の
中心軸を出し、センタレスバービーリング装置の切削加
工中心軸と一致させることが考えられるが、機構上中心
軸が出しにくく、また、被切削棒状材料の切削前の径に
バラツキがあるなどの理由により困難であり、実際的で
ない。
そこで、比較的軟らかい材料にあっても段差ができない
ようにすると共に、被切削棒状材料10を効率的に切削
するために、次のような連続切削方法が提案されている
すなわち、上記したセンタレスバーピーリング装置によ
る被切削棒状材料の切削方法において、先行する被切削
棒状材料の後端に、それに続く次行被切削棒状材料の先
端を当接させて送り込み、先行する被切削棒状材料の後
端が入側ガイドローラ14を抜けたときの振れを、その
後端に先端が当接している次行被切削棒状材料10によ
って抑える。
しかしながら、この方法によっても、被切肖す棒状材柿
が比較的軟らかな材料で作られてし)るときには、被切
削棒状材料の後端の段差を完全基ご解消することはでき
なかった。特に、先行被切冑1棒状材料の後端面が中心
軸に対して完全に直角1こなし)ときや、次行被切削棒
状材料の先端面が中ノ已・軸1こ対゛して完全に直角に
ないとき1こ、段差が大きかった。
以上のように被切削棒状材料の後端1こ段差ができると
、その段差ができた部分を切断除去する必要があり、そ
れに伴い、後端部切断除去を見越した分長い被切削棒状
材料を使用しなけれ)fならないために、従来のセンタ
レスノく一ピーリング装置にあっては歩留りが悪かった
その理由は、先行する被切削棒4欠材料とそのあとに続
く次行被切削棒状材料とが同じ速度で送られているため
に、両者の密着力が十分でなく、先行被切削棒状材料の
後端の振れを次行被切冑1棒状材料によって完全に抑え
られなl、Nためと考えられる。
発明の目的 そこで、本発明は、比較的軟らかな材料で1乍られた被
切削棒状材料の切削加工時1こあっても、被切削棒状材
料の後端部に段差ができな0センタレスバーピーリング
負置を提供せんとするものである。
また、本発明は、被切削棒状材料の先端面と後端面の直
角度が多少悪くても、比較的軟らかな被切削棒状材料の
後端部に段差をつくることなく切削加工できるセンタレ
ス/(−ピー1」ング装置を提供せんとするものである
発明の構成 すなわち、本発明によくならば、波切n!I棒状材料を
切削部に向けて送る送りローラ装置と、切[11部の前
に配置された入側ガイドローラと、切肖り部に置かれ被
切削棒状材料の周囲を回転して被切肖1j棒状材料の外
周を切削加工する回転式のカッタと、該カッタの出側に
配置された出側材料弓1出し装置と、前記送りローラ装
置の近くに配置された材料検出装置と、該材料検出装置
が被切削棒状材料の後端を検出したとき前記出側材料引
出し装置を前記送りローラ装置による被切削棒状材料の
送り方向と同じ方向に送る出側材料引出し装置送り装置
とを具備し、前記送りローラ装置により前記入側ガイド
ローラを介して被切削棒状材料10を送って前記カッタ
16により該被切削棒状材料の外周を切削加工し、被切
削棒状材料の後端が前記材料検出装置によって検出され
ると、前記出側材料引出し装置が、被切削棒状材料を把
持し、前記出側材料引出し装置送り装置により駆動され
て被切削棒状材料を引き出してゆくようになされたセン
タレスバーピーリング装置において、前記出側材料引出
゛し装置送り装置が前記出側材料引出し装置を材料送り
方向に送るときに、前記出側材料引出し装置送り装置に
抵抗力を与える抵抗付与装置が設けられていることを特
徴とするセンタレスバーピーリング装置が提供される。
” 、 以上の如きセンタレスバーピーリング装置においては、
先行する被切削棒状材料の後端に、それに続く次行被切
削棒状材料の先端を当接させて送り込むと、出側材料引
出し装置が被切削棒状材料を把持して引き出しゆくとき
、抵抗付与装置により抵抗がかけられるので、送りロー
ラ装置による被切削棒状材料の送り速度より遅い速度で
被切削棒状材料が引き出されてゆくこととなる。
従って、被切削棒状材料の後端が送りローラ装置をぬけ
ると、先行被切削棒状材料の出側材斜引dし装置による
引き出し速度は、送りローラ装置による次行被切削棒状
材料の送り速度より遅いので、先行被切削棒状材料の後
端が次行被切削棒状材料の先端によって強い力で押され
密着することとなる。この強い密着力は、先行被切削棒
状材料の後端が入側ガイドローラを抜けても変わらず、
従って、先行被切削棒状材料の後端が入側ガイドローラ
を抜けたときにカッタにより受ける振動力は、その後端
に先端が密着している次行被切削棒状材料によって完全
に抑えられる。
実施例 ゛以下添付図面を参照して本発明によるセンタレスバー
ピーリング装置の実施例を説明する。
第2図は、本発明によるセンタレスバーピーリング装置
の1実施翼の概略構成図であり、第1図に示すものと同
一の部分については同一の参照番号を付して説明を省略
する。
油圧モータ50の入口には、二位置四方向電磁弁54を
介して流体供給ポンプ56に接続され、また、油圧モー
タ50の出口は、同じ二位置四方向電磁弁54を介して
流体溜5Bに接続されている。この二位置四方向電磁弁
54が第2図の左側の連通状態にあるときは、油圧モー
タ50は、ボールネジ式送り機構のボールネジを出側材
料引出し装置戻し方向に回転し、出側材料引出し装置2
0を第2図にふいて右方向に駆動する。また、二位置四
方向電磁弁54が第2図の右側の不通状態にあるときは
、油圧モータ50は不動作状態にある。
油圧モータ50の入口は、更に、二位置三方向電磁弁6
0を介して流体供給ポンプ62に接続されている。二位
置三方向電磁弁60の残りのポートは、流体溜64に接
続されている。この流体供給ポンプ62は、油圧モータ
50を駆動するほどの吐出圧力はないが、油圧モータ5
0に生じる負圧を補う程度の吐出圧力を有している。
゛また、油圧モータ50の出口は、二位置二方向電磁弁
66とリリーフ弁68を介して流体溜70に接続されて
いる。
更に、この場合のクラッチ48は、油圧モータ50の回
転軸と回転軸40とを正転結合と逆転結合できるように
なされている。正転結合のときは、油圧モータ50の回
転軸の回転方向と、回転軸40の回転方向とが同一であ
り、逆転結合のときは、・油圧モータ50の回転軸の回
転方向と、回転軸40の回転方向とが反対である。具体
的には、正転結合のときは、油圧モータ50は、出側材
料引出し装置20を第2図において右の方向に移動させ
るべく、ボールネジ式送り機構のボールネジ36が回転
するように回転軸40を回転する。
二位置四方向電磁弁54を不通状態しておいて、流体供
給ポンプ62を作動状態におき、更に、二位置三方向電
磁弁60を、流体供給ポンプ62からの流体を油圧モー
タ50に供給する第2図の右側の状態におき、二位置二
方向電磁弁66を、油圧モータ5゜からの流体をリリー
フ弁68に送る第、2図の右側の状態におくと共に、ク
ラッチ48を逆転結合状態におくとする。この状態で、
出側材料引出し装置2゜が第2図において左の方向に移
動するように回転軸40を回転させると、回転軸4oは
、出側材料引出し装置20を第2図において右の方向に
移動させるときの回転方向と反対の方向に回転する。し
かし、クラッチ48が逆転結合状態にあるので、油圧モ
ーフ50自体の回転方向は、同じである。そして、この
状態において、油圧モータ5oが回転軸4oを介して駆
動されると即ちあたかもポンプとして動作させられると
、油圧モータ50はその駆動力に対して抵抗力として作
用する。そして、その抵抗力は、リリーフ弁68を調整
することにより変えることができる。
一方、二位置三方向電磁弁60が流体供給ポンプ62か
らの流体を油圧モータ50に供給しない第2図の左側の
状態にあり、二位置二方向電磁弁66が油圧モータ50
からの流体をリリーフ弁68に送らない第2図の左側の
状態にあり且つ二位置四方向電磁弁54が不通状態にあ
るとき、油圧モータ5oは不動作状態にあり、モーター
としてもポンプとしても動作しない。
以上の如き本発明のセンタレスバーピーリング装置は、
次のように操作され動作する。
クラッチ24及び28を結合状態に置き、クラッチ46
及び48を解放状態に置いて、油圧モータ26及び電気
モータ30を作動状態に置く。これにより、送りローラ
装置12が被切削棒状材料10を送る状態に置かれ、カ
ッタ16は回転して切削可能状態に置かれる。
また、出側材料引出し装置20のクランプは、解放状態
に置いておく。更に、流体供給ポンプ56及び62を作
動状態に置くが、二位置四方向電磁弁54を不通状態に
置き、一方、二位置三方向電磁弁60が流体供給ポンプ
62からの流体を油圧モータ50に供給する第2図の右
側の状態に置き、三位置二方向電磁弁66が油圧モータ
50からの流体をリリーフ弁68に送る第2図の右側の
状態に置き、油圧モータ50が、ボールネジ式送り機構
を介して駆動されたとき、流体を流体供給ポンプ62か
ら流体溜70に吐出できるようにされる。そして、クラ
ッチ48は、逆転結合状態においておく。
この状態で、被切削棒状材料10を送りローラ装置12
で送り込むと、被切削棒状材料10は、入側ガイドロー
ラ14によって案内されながらカッタ16に向かって送
られる。被切削棒状材料10の先端がカッタ16の位置
に到達すると、カッタ16により被切削棒状材料10の
外周が切削される。そして、カッタ16によって切削さ
れた被切削棒状材料10の先端部分は、出側ガイドロー
ラ18によって案内されて、クランプ状態にない出側材
料引出し装置20を通り送られてゆく。
このようにして被切削棒状材料10が送りローラ装置1
2によって送り込まれながら、その外周が切削されてゆ
く。 、 被切削棒状材料10の後端が材料検出装置52によって
検出されると、クラッチ46及び48を結合状態に置く
と共に、出側材料引出し装置20のクランプが作動され
て被切削棒状材料lOをクランプする。
その結果、出側材料引出し装置20は、クラッチ46、
回転軸44、伝動機構42、回転軸40、減速機38及
びボールネジ式送り1機構を介して駆動されて左方向に
移動してゆき、被切削棒状材料10を引き出してゆく。
しかし、そのとき油圧モータ50もクラッチ48を介し
て回転軸40に結合されているので、油圧モータ50も
駆動され、回転軸40すなわちボールネジ式送り機構に
対する抵抗として作用する。その結果、出側材料引出し
装置20による被切削棒状材料10の引き出し速度は、
送りローラ装置12による被切削棒状材料10の送り速
度より遅(なる。
それと共に、次の被切削棒状材料10を先行する被切削
棒状材料10の後端に当接させて送りローラ装置12に
送り込む。
その後、先行被切削棒状材料10の後端が送りローラ装
置12を完全に通過すると、出側材料引出し装置20の
みによって被切削棒状材料10は送り出されてゆき、被
切削棒状材料10の後端部までカッタ16によって外周
が切削される。しかし、この出側材料引出し装置20に
よる被切削棒状材料10の引き出し速度は、油圧モータ
50による抵抗力のため送 。
リローラ装置12による次行被切削棒状材料10の送り
速度より遅いので、先行被切削棒状材料10の後端面が
次行被切削棒状材料10の先端面によって密着して押圧
される。
従って、そのあと先行被切削棒状材料10の後端が入側
ガイドローラ14を通過しても、先行被切削棒状材料1
0の後端面と次行被切削棒状材料10の先端面との押圧
密着は維持される。それ故、先行被切削棒状材料lOO
後端部がカッタ16によって振動力を受けても、その後
端部が振動することはなくカッタ16によってその後端
部に段差が形成されることは全くない。
そして、その先行被切削棒状材料10の後端まで切削さ
れて、出側ガイドローラ18を通過すると、出側材料引
出し装置20のクランプを解放して切削完了した被切削
棒状材料lOを外す。次いで、三位置三方向電磁弁60
を、流体供給ポンプ62からの流体を油圧モータ50に
供給しない第2図の左側の状態に置き、三位置二方向電
磁弁66を、油圧モータ50からの流体をリリーフ弁6
8に送らない第2図の左側の状態に置く。
更に、クラッチ48を一旦解放した状態においたあと、
三位・−四方向電磁弁54を連通状態に置いてクラッチ
48を正転状態に置く。その結果、油圧モータ50は回
転軸40を反対方向に回転し、ボールネジ式送り機構が
反対の方向に回転駆動され、ボールネジ式送り機構のナ
ツト34が第、、2図において右方向に駆動され、出側
材料引出し装置29は、右方向に移動させられ、次の被
切削棒状材料10の引き出し準備位置に戻される。4 以上のように、先行被切削棒状材料1oが出側材料引出
し装置20によって把持されたあと、先行被切削棒状材
料10の後端面が次行被切削棒状材料1゜の先端面と密
着して押圧されるので、被切削棒状材料の後端面が中心
軸に対して完全に直角にないときや、次行被切削棒状材
料の先端面が中心軸に対して完全に直角にないときも、
先行被切削棒状材料10が入側ガイドローラ14を通過
したあと力ック16の振動力を受けても、先行被切削棒
状材料10の後端が次行被切削棒状材料10の先端に対
してずれることなく、先行被切削棒状材料10の後端部
分は段差ができることなく切削される。
なお、油圧モータ50による抵抗力が大き過ぎると、被
切削棒状材料10が軟らかいために、カッタ16によっ
て切削されて細くなった部分が曲がる恐れがある。しか
し、被切削棒状材料10の切削法部分が曲がらない範囲
で可能な限り大きな抵抗力が作用するようにしておくこ
とが好ましい。
第3図は、本発明のセンタレスバーピーリング装置のも
う1つの実施例の概略構成図であり、第1図に示すもの
と同一の部分については同一の参照番号を付して・説明
を省略する。
第3図の実施例においては、出側材料引出し装置20の
引き出し方向の送り装置は、ピストンシリンダ装置72
である。このピストンシリンダ装置72のピストン棒7
4は出側材料引出し装置20に結合され、その2つのシ
リンダ室66及び78は、三位置四方向電磁弁80を介
して流体供給ポンプ82と流体溜84に選択的に接続さ
れる。ピストンシリンダ装置72の一方のシリンダ室7
6と三位置四方向電磁弁80との間には、開閉弁86が
接続され、その開閉弁86とシリンダ室76との間は、
開閉弁88とリリーフ弁90とを介して流体溜92に接
続されている。
第3図のセンタレスバーピーリング装置は次のように動
作する。
クラッチ24及び28を結合状態に置き、油圧モータ2
6及び電気モータ30を作動状態に置く。これにより、
送りローラ装置12が被切削棒状材料10を送る状態に
置かれ、カッタ16は回転して切削可能状態に置かれる
。また、出側材料引出し装置20のクランプは、解放状
態に置いてお(。
更に、流体供給ポンプ82を作動状態に置き、三位置四
方向電磁弁80を、流体供給ポンプ82からの流体をピ
ストンシリンダ装置72のシリンダ室78に供給する第
3図の下側の位置に置いておく。しかし、開閉弁86及
び88は閉状態に置く。従って、ピストンシリンダ装置
72は、そのシリンダ室76の出口が塞がれているので
、動かない。
この状態で被切削棒状材料10が送りローラ装置12に
送り込まれるが、被切削棒状材料10の後端が材料検出
装置52によって検出されるまでは、第2図のセンタレ
スバーピーリング装置の動作と同じである。
被切削棒状材料10の後端が材料検出装置52によって
検出されると、開閉弁88を解放すると共に、出側材料
引出し装置20のクランプを作動して被切削棒状材料1
0をクランプする。それと共に、次の被切削棒状材料1
0を先行する被切削棒状材料10の後端に当接させて送
りローラ装置12に送り込む。
その結果、出側材料引出し装置20は、送りローラ装置
12によってまだ送られている先行被切削棒状材料10
により第3図において左方向に動かされてゆく。このと
きリリーフ弁90によりシリンダ室76からの流体の吐
出が制限されるので、ピストンシリンダ装置72は、出
側材料引出し装置20に対して負荷抵抗として作用する
が、先行被切削棒状材料10と次行被切削棒状材料10
とが送りローラ装置12によって送られている間は、先
行被切削棒状材料10の後端と次行被切削棒状材料1o
の後端との接触力は弱い。
その後、先行被切削棒状材料1oの後端が送りローラー
装置12を完全に通過すると、その被切削棒状材料10
は、出側材料引出し装置2oによって把持された状態で
、その後端を、送りローラ装置12によって送られてい
る次行被切削棒状材料1oによって押されて、送り出さ
れてゆき、それに伴って、被切削棒状材料10の後端部
までカッタ16によって外周が切削される。
このときも、上述したようにリリーフ弁9oにより゛シ
リンダ室76からの流体の吐出が制限されているために
、ピストンシリンダ装置72は、出側材料引出し装置2
0に対して負荷抵抗として作用する一方、次行被切削棒
状材料1oのみが送りローラ装置12によって送られる
ので、出側材料引出し装置2゜によって把持されている
先行被切削棒状材料1oの後端面が次行被切削棒状材料
10の先端面によって密着して押圧される。
従って、そのあと先行被切削棒状材料10の後端が入側
ガイドローラ14を通過しても、先行被切削棒状材料1
0の後端面と次行被切削棒状材料10の先端面との押圧
密着は維持される。それ故、先行被切削棒状材料10の
後端部がカッタ16によって振動力を受けても、その後
端部が振動することはなくカッタ16によってその後端
部に段差が形成されることは全くない。
そして、その先行被切削棒状材料10の後端まで切削さ
れて、出側ガイドローラ18を通過すると、出側材料引
出し装置20のクランプを解放して切削完了した被切削
棒状材料10を外す。次いで、三位置四方向電磁弁80
を流体供給ポンプ82からの流体をシリンダ室76に供
給する第3図の上側の状態に置くと共に、開閉弁86を
解放し、開閉弁88を閉じる。その結果、ピストンシリ
ンダ装置72のピストンは、第3図において右方向に駆
動され、出側材料引出し装置20は、右方向に移動させ
られ、次の被切削棒状材料10の引き出し準備位置に戻
される。
以上のように、先行被切削棒状材料10が出側材料引出
し装置20によって把持されたあと、先行被切削棒状材
料10の後端面が次行被切削棒状材料10の先端面と密
着して押圧されるので、被切削棒状材料の後端面が中心
軸に対して完全に直角にない場合や、次行被切削棒状材
料の先端面が中心軸に対して完全に直角にない場合で−
も、先行被切削棒状材料10が入側ガイドローラ14を
通過したあとカッタ16の振動力を受けても、先行被切
削棒状材料10の後端が次行被切削棒状材料10の先端
に対してずれることなく、先行被切削棒状材料10の後
端部分は段差ができることなく切削される。
なお、ピストンシリンダ装置72による抵抗力は、リリ
ーフ弁90を調整することにより変えることができる。
そこで、第2図のセンタレスバーピーリング装置と同様
に、抵抗力が大き過ぎて被切削棒状材料10の切削法部
分が曲がらない範囲で可能な限り大きな抵抗力が作用す
るようにしておくことが好ましい。
また、上に説明した第2図及び第3図の実施例において
は、送りローラ装置12は、油圧モータ26によって駆
動されているが、カッタ16を駆動している電気モータ
によって駆動するようにしてもよい。この場合は、油圧
モータ26を省略できる。
上に説明した第2図及び第3図の実施例にふいては、出
側材料引出し装置20の引き出し方向送り装置は、ネジ
式送り装置又はピストンシリンダ装置であるが、その引
き出し方向送り装置がどのような形式のものであっても
、本発明のセンタレスバーピーリング装置は、その引き
出し方向送り装置または出側材料引出し装置自体に抵抗
力を与える抵抗付与装置を設けることにより、実施でき
る。
また、先行被切削棒状材料10の後端が送りローラ装置
12を通過する前に次行被切削棒状材料10の先端が追
い付くことができるならは、材料検出装置52は、送り
ローラ装置12の上流側だけでなく、送りローラ装置1
2の途中に設けてもよい。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によるセンタレ
スバーピーリング装置においては、比較的軟らかな材料
で作られた被切削棒状材料の切削加工時にあっても、被
切削棒状材料の後端部に段差をつくることなく切削加工
でき、また、被切削棒状材料の先端面と後端面の直角度
が多少悪くても、比較的軟らかな被切削棒状材料の後端
部に段差をつくることなく切削加工できる。従って、切
削済棒状材料の後端部を切断除去する必要もなく、それ
故、後端部切断を見越して被切削棒状材料を予め長くし
ておく必要もなくなるので、歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のセンタレスバーピーリング族 ・置の
概略構成図、第2図は、本発明によるセンタレスバーピ
ーリング装置の1実施例の概略構成図、そして、第3図
は、本発明によるセンタレスバーピーリング装置のもう
1つの実施例の概略構成図である。 〔主な参照番号〕 lO・・被切削棒状材料、12・・送りローラ装置、1
4・・入側ガイドローラ、16・・カッタ、18・・出
側ガイドローラ、 20・・出側材料引田し装置、22・・駆動軸、24・
・クラッチ、26・・油圧モータ、28・・クラッチ、
 30・・電気モータ、32・・クランプ、 34・・ボールネジ式送り機構のナツト、36・・ボー
ルネジ式送り機構のポールネジ、38・・減速機、 4
0・・回転軸、 42・・伝動機構、 44・・回転軸、46・・クラッ
チ、48・・クラッチ、50・・油圧モータ、52・・
材料検出装置、54・・三位置四方向電磁弁、 56・・流体供給ポンプ、58・・流体溜、60・・三
位置三方向電磁弁、 62・・流体供給ポンプ、64・・流体溜、66・・三
位置二方向電磁弁、 68・・リリーフ弁、70・・流体溜、72・・ピスト
ンシリンダ装置、 74・・ピストン棒、76.78・・シリンダ室、80
・・三位置四方向電磁弁、 82・・流体供給ポンプ、84・・流体溜、86.88
・・開閉弁、90・・リリーフ弁、92・・流体溜、 特許出願人・・住友軽金属工業株式会社代理人・・弁理
士新居正彦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被切削棒状材料を切削部に向けて送る送りローラ
    装置と、切削部の前に配置された入側ガイドローラと、
    切削部に置かれ被切削棒状材料の周囲を回転して被切削
    棒状材料の外周を切削加工する回転式のカッタと、該カ
    ッタの出側に配置された出側材料引出し装置と、前記送
    りC−ラ装置の近くに配置された材料検出装置と、該材
    料検出装置が被切削棒状材料の後端を検出したとき前記
    出側材料引出し装置を前記送りローラ装置による被切削
    棒状材料の送り、方向と同じ方向に送る出側材料引出し
    装置送り装置とを具備し、前記送りローラ装置により前
    記入側ガイドローラを介して被切削棒状材料10を送っ
    て前記カッタ16により該被切削棒状材料の外周を切削
    加工し、被切削棒状材料の後端が前記材料、検出装置に
    よって検出されると、前記出側材料引出し装置が、被切
    削棒状材料を把持し、前記出側材料引出し装置送り装置
    により駆動されて被切削棒状材料を引き出してゆくよう
    になされたセンタレスバーピーリング装置において、前
    記出側材料引出し装置送り装置が前記出側材料引出し装
    置を材料送り方向に送るときに、前記出側材料引出し装
    置送り装置に抵抗力を与える抵抗付与装置が設けられて
    いることを特徴とするセンタレスバーピーリング装置。
  2. (2)前記出側材料引出し装置送り装置は、駆動装置に
    結合されるようになされたネジ式送り装置からなり、前
    記抵抗付与装置は、前記ネジ式送り装置に結合自在な油
    圧モータと該油圧モータの出口に接続されて油圧モータ
    からの流体吐出を制限するリリーフ弁とから構成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のセン
    タレスバーピーリング装置。
  3. (3)前記出側材料引出し装置送り装置は、ピストンシ
    リンダ装置と該ピストンシリンダ装置に流体を供給する
    流体供給ポンプとからなり、前記抵抗付与装置は、前記
    ピストンシリンダ装置のシリンダ室に接続されてそのシ
    リンダ室からの流体吐出を制限するリリーフ弁とからな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のセンタ
    レスバーピーリング装置。
JP5278284A 1984-03-19 1984-03-19 センタレスバ−ピ−リング装置 Granted JPS60197302A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105643351A (zh) * 2016-03-07 2016-06-08 无锡振华机械有限公司 剥皮机用送/出料机构
CN110947984A (zh) * 2019-12-11 2020-04-03 常德鹏达机械加工有限公司 一种喷油式无心车床机头

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