JPS601955Y2 - ノツクピン構造 - Google Patents

ノツクピン構造

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Publication number
JPS601955Y2
JPS601955Y2 JP7606181U JP7606181U JPS601955Y2 JP S601955 Y2 JPS601955 Y2 JP S601955Y2 JP 7606181 U JP7606181 U JP 7606181U JP 7606181 U JP7606181 U JP 7606181U JP S601955 Y2 JPS601955 Y2 JP S601955Y2
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JP
Japan
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pin
hole
workpiece
dowel
small
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Expired
Application number
JP7606181U
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English (en)
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JPS57189751U (ja
Inventor
弘司 金子
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワークの位置決めを行なうノックピンの構造に
関し、例えばフライス加工におけるワークの位置決めを
簡単且つ迅速に行えるようにしたノックピンの構造に関
する。
一般に、フライス盤を用いてワークに平面切削等を行な
うには、第3図及び第4図に示す如く、フライス盤の本
体10に固設したノックピン11の突出部12に、シリ
ンダヘッドなどのワークWに形成した位置決め用ノック
孔13を嵌合せしめることで位置決めを行ない、次いで
クランプ装置を用いてワークWをクランプするようにし
ている。
ところで、従来にあっては、ワークWのノック孔13を
7ツクピン11に嵌合するには、作業者がワークWを持
ち、ワークWを動かしながらノック孔13とノックピン
11との位置が一致する箇所を探していた。
このように専ら作業者の感に頼ってワークの位置決めを
行っているため、作業に熟練を要し、且つ時間がかかる
不利がある。
そしてノック孔13とノックピン11との位置が一致す
る箇所を探すには、ノックピン11の突出部12の先端
をワークWの表面に摺接しつつ行なうため、ワーク表面
に傷がつき、商品性を損う問題がある。
本考案者は上述の如き問題点に鑑みこれを有効に解決す
べく本考案を威したものであり、その目的とする処は、
ワークの位置決め用ノック孔に嵌合する突出部を形成し
たノックピンに、一端が7ツクピン上面に開口する孔を
穿設し、この孔に小ピンを摺動自在に嵌挿するとともに
、バネ等の弾性部材を介して上記小ピンの先端部が上記
開口より上方に突出するように弾圧付勢することで、簡
単な操作で迅速に、且つワーク表面を傷つけることがな
いノックピンの構造を提供するにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基いて詳述す
る。
第1図及び第2図は本考案に係るノックピンの縦断面図
であり、ノックピン1はフライス盤の本体2にボルト3
により固定されている。
このノックピン1はその上部周面が中央に向って高くな
る傾斜面4となっており、更にこの傾斜面によって囲ま
れた中央部から上方に突出部5を形成している。
そしてノックピン1には上端が上軌突出部5の上面に開
口し、下端がノックピン1の下面に開口した貫通孔6を
穿設し、この貫通孔6の上半部を小径孔6aとし下半部
を大径孔6bとし、これら小径孔6aと大径孔6bとを
段部6cによって連続している。
また、上記貫通孔6内には小ピン7を摺動自在に嵌挿し
ている。
この小ピン7は略々棒状型なし、上端部7aは丸味をも
った形状とし、中間部7bは前記貫通孔の小径孔6aの
径と略々等しくしている。
そして小ピン7の下端部には大径のフランジ部7cを形
威し、このフランジ部7cの径を上記大径孔6bの径と
略々等しくしている。
また、上記フライス盤本体2には、ノックピン1に設け
た貫通孔6ど連続する孔8を穿設し、この孔8の上面と
小ピン7の下面との間にコイルスプリング9を縮装して
いる。
而して、このコイルスプリング9によって小ピン7は上
方へ弾圧付勢され、フランジ部7cの上面が貫通孔6の
段部6Cに当接した状態に保持される。
以上の如き構成からなるノックピン1の作用を説明する
先ず第1図に示す如く、作業者がワークWを持って、ワ
ークWのノック孔13がノックピン1の突出部5の位置
と一致するようにワーク表面を小ピン7の上端に当接し
ながら移動せしめる。
そして小ピン7がワークWのノック孔13の位置と一致
すると、それまでワークWにより押し下げられていた小
ピン7が、ノック孔13内に突出する。
この時、小ピン7の突出動によって作業者はクリック感
を得るので、ワークWのノック孔13の位置とノックピ
ン1の突出部5の位置とが一致したことを知ることがで
きる。
そこでワークWをそのまま降せば、第2図に示す如く突
出部5がワークWのノック孔13に嵌合し、ワークWの
位置決めがなされる。
尚以上は本考案の単なる一実施例に過ぎず、例えば上記
実施例にあっては、小ピンの装着の容易性を考案して、
ノックピンに設ける孔は貫通孔としたが、上端のみが開
口した孔としてもよい。
そしてフライス盤本体にスプリングの下部を収納する孔
を穿設しているが、斯る孔を設けずに、スプリングの下
端をフライス盤本体の上面で支持するようにしてもよい
更に図示例にあっては突出部5から更に小ピン7が突出
するようにしたものを示したが、突出部をノックピンに
対して摺動自在且つ上方へ付勢するようにして、突出部
自体を小ピンとしてもよい。
以上の説明から明らかな如く、本考案によれば、ワーク
の位置決め用ノック孔に嵌合する突出部を設けたノック
ピンに、上方へ開口する孔を形威し、この孔に小ピンを
摺動自在に嵌挿するとともに、この小ピンを上方へ弾圧
付勢し、小ピンの先端部がノックピン上面よりも突出す
るようにしたので、ワーク表面を小ピンの先端部に当接
したまま動かすだけでワークのノック孔とノックピンと
の位置を一致せしめることができ、位置決め操作に熟練
を要さず簡単且つ迅速にワークの位置決めを行なえ、更
に小ピンの先端部は丸味をもった形状であり、ワークが
小ピン先端部に当接すると小ピンはその当接力に応じて
下方に押し下げられるので、ワーク表面が傷つく虞れが
全くない。
そして本考案は以上の効果を簡単且つ製作容易な部材に
よって達成することができる等多大な利点を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適−実施例及び従来例を示すものであ
り、第1図は本考案に係るノックピンにワークを嵌合す
る途中の状態を示した縦断側面図、第2図はノックピン
にワークが嵌合した状態を示す縦断側面図、第3図は従
来例を示す第1図と同様の図、第4図はワークの平面図
である。 尚、図面中1はノックピン、5は突出部、7は小ピン、
13はノック孔、Wはワークである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワーに形成した位置決め用のノック孔に嵌合する突出部
    を備えたノックピンと、このノックピンに穿設され一端
    部が上記ノックピン上面に開口する孔と、この孔内に摺
    動自在に設けられるとともに上記開口から先端が上方に
    突出すべく上方へ弾圧付勢された小ピンとからなること
    を特徴とするノックピン構造。
JP7606181U 1981-05-26 1981-05-26 ノツクピン構造 Expired JPS601955Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7606181U JPS601955Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26 ノツクピン構造

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JP7606181U JPS601955Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26 ノツクピン構造

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Publication Number Publication Date
JPS57189751U JPS57189751U (ja) 1982-12-01
JPS601955Y2 true JPS601955Y2 (ja) 1985-01-19

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ID=29871769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7606181U Expired JPS601955Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26 ノツクピン構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7122947B2 (ja) * 2018-11-23 2022-08-22 リョービ株式会社 ダイカスト用切断装置

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JPS57189751U (ja) 1982-12-01

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