JPS6019515Y2 - パルスモ−タ - Google Patents

パルスモ−タ

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JPS6019515Y2
JPS6019515Y2 JP1978127903U JP12790378U JPS6019515Y2 JP S6019515 Y2 JPS6019515 Y2 JP S6019515Y2 JP 1978127903 U JP1978127903 U JP 1978127903U JP 12790378 U JP12790378 U JP 12790378U JP S6019515 Y2 JPS6019515 Y2 JP S6019515Y2
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JP
Japan
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stator
rotor
core
support plate
rotating shaft
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Expired
Application number
JP1978127903U
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English (en)
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JPS5452016U (ja
Inventor
昭 川村
Original Assignee
東芝機械株式会社
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Publication date
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 扁平形パルスモータの改良に関する。
扁平形モータと称される誘導電動機は従来から公知であ
るがこの形式の電動機をパルスモータとして実用化しよ
うとすると分解能上の問題や発生トルク上の問題があっ
てこれまで実用化されておらず、今日でも従来型の即ち
、回転子が固定子の内側に形成される形式のパルスモー
タが主流をなしている。
しかしパルスモータが各種の機械的駆動部分へ装着され
る場合、モータの軸方向寸法が大きく制約されるような
ところへの取付が要求されることがある。
このような場合には扁平形のパルスモータが要求されて
いる。
本考案はこのような要求を満たすべくなされたものであ
って、その目的とするところは扁平型のパルスモータに
おいて発生トルクを低下させることなくパルスの分解能
を高めるようにした(1パルス当りの回転子の回転角を
小さくした)扁平型のパルスモータを提供せんとするも
のである。
以下本考案を図面に示す実施例について説明する。
第1図において、11は非磁性体材料で構成された出力
回転軸、12.13は回転軸11の軸受、15および1
6は軸受12,13を支承する強磁性体材料のフレーム
および固定子支持板、17はフレーム15および支持板
16の間にねじ18.19で固定されている強磁性体の
筒状体部材である。
AI、A2.A3.A4は固定子支持板16にねじ20
,23で固定された固定子鉄心、Bl。
B2.B3.B4も固定子支持板16にねじ21.22
で固定した固定子鉄心である。
これらの固定鉄心A1〜A4.Bl〜B4は、第2図イ
9口に明らかなように環状鉄心を適当な長さに分割した
ものを、固定子支持板16上に同心円状に固定したもの
であり、図示の如く円弧状をしている。
これら円弧状の鉄心の各々の表面(第1図では右端面)
には高さhl、ピッチ角θの歯形が刻設されている。
第2図イにおいて、斜線部aは歯の谷部、白い部分すは
歯の頂部を示しており、口に示すように断面が長方形の
歯形をしている。
固定子鉄心A1〜A4.Bl〜B4の歯の高さhlは、
励磁パルスをフーリエ級数に展開した場合の基本周波数
をf (H2)、固定子鉄心材料の透磁率をμ(H/m
)、その電気伝導度をσ(v/m)、これらから定まる
浸透深さをδ(m)とするとき、 但しω=2?rf の5倍以下とする。
すなわち、h1≦58とする。このように構成すれば、
高さhlは不必要に大きくなることがなく、固定子鉄心
を励磁磁束の通路として有効に使用することが可能とな
る。
また、固定子鉄心A1〜A4.Bl〜B4には、矢印方
向へ励磁パルス電流が流れるよう励磁コイルAIC−A
4C,BIC−84Cが同方向に巻回されている。
各コイルの巻き数はAIC〜A4Cがそれぞれ01回、
BIC〜B4CがそれぞれM2tmとしたとき、一般に
はM1〜M2であって後述される如く各固定子鉄心A1
〜A4.Bl〜B4が等しい回転トルクを発生するよう
に選ばれる。
第1図に戻り説明すると、25は、回転軸11にキー1
1′を介して嵌挿された強磁性体材料の回転子支持板で
ある。
この支持板25の表面(第1図左側面)には第3図イに
示す如く、固定子鉄心A1〜A4の歯形面と対向する位
置に、回転子鉄心CAとして環状鉄心がねじ26,29
によって同心円状に取付けられ、同様に固定子鉄心B1
〜B4の歯形面と対向する位置に、回転子鉄心CBとし
て環状鉄心がねじ27,28によって同心円状に取付け
られる。
こられの回転子鉄心CAおよびCBの表面には、固定子
鉄心A1〜A4.Bl〜B4を同じピッチ角θを有する
高さh2の歯形が形成されており、これらの歯形は、回
転軸中心0に対して同位相となるように刻設されている
回転子鉄心CA、CBの歯形の高さh2は前述したh□
と略等しくとられる。
このようにすれば、夫々の質量を小さくし、慣性能率を
小さくして、始動周波数を高めることが可能である。
また、歯すじ長さIA、 IBはそれぞれ対向する固定
子鉄心A1〜A4.Bl〜B4のそれと同じである。
24は、回転子支持板25と固定子支持板6との間隔を
定める非磁性体のスペーサ、Hは回転子支持板25とフ
レーム15との間隔で、これはできるだけ小さい方がよ
い。
なお、この実施例では回転子支持板25を強磁性体材料
で構成したが、たとえば第1図の点線で示されるように
内周の部材25aを非磁性体とし、外周の部材25bを
強磁性体としてもよく、このような場合は回転軸11を
強磁性体で構成することができる。
一方、第4図は固定子鉄心A1〜A4.Bl〜B4と回
転子鉄心CA、CBとの各対向する歯形の位相関係を示
すものである。
すなわちこの実施例においては、固定子鉄心A1と回転
子鉄心CAとを図示のように同位相となるように配置し
たとき、固定子鉄心A2.A3゜A4は回転子鉄心CA
に対し、 それぞれ だけ位相を一定方向(矢印P方向)にず れた状態で固定子支持板16に固定されている。
同様にして固定子鉄心B1〜B4は回転子鉄心CBに対
し だけ矢印P方向へ ずれた状態で固定子支持板16に固定されている。
次に本考案によるパルスモータの動作を説明する。
いま固定子鉄心A1〜A4.Bl〜B4の歯面がそれぞ
れ回転子鉄心CA、CBの歯面に対し、第4図に示す配
列状態にあるものとする。
この状態で固定子鉄心A2に巻回された励磁コイルA2
Cのみへパルス状の励磁電流が供給されると、同鉄心A
2からは回転子鉄心CAに向けて磁束φA2が発生しそ
の大部分はフレーム15、筒状体部材17を通って固定
子支持板16へ戻る。
したがって、第4図に示される如く磁束φA2の通る固
定子鉄心A2、回転子鉄心CAの端面部分にはN極、S
極などが形成され、互いに吸引し合ってその歯形の頂部
と頂部が揃うように、換言すれは磁気抵抗が最小となる
ように磁気的吸引力が作用し、結局回転子鉄心CAおよ
びCBは矢印Pの方へ百0だけ回転移動する。
これによって固定子鉄心A2は回転子鉄心CA、CBと
同相になり、また固定子鉄心A3と回転子鉄心CAとの
位相関係は前記A2とCAの最初の状態と同じになるの
で、固定子鉄心A3の励磁コイルA3Cへ次のパルスを
供給すれば、磁束φA3が発生して、前記のように回転
子鉄心CA、CBは圭θだけ矢示Pの方へ回転移動する
ことになる。
以下励磁コイルA4C−BIC−B2C−B3C−B4
C−AIGへと順次励磁パルスを与えれば、それぞれ対
応して磁束φA4.φBl、φB2.φB3.φB4、
φA1が発生して回転子鉄心CA、CBは次々に百0ず
つ回転移動することになる。
なお、上記磁束φA1〜φA4.φB1〜φB4の大き
さに関しては、パルスモータとしての発生トルクや応答
性などが各ステップで同じになるようその巻回数が選定
されることが必要である。
また第1図〜第4図に説明した本考案の実施例において
は、各固定子鉄心がA1とBl、A2とB2、・・・A
iとBiの如く夏用4θずつずれるよに配列されている
が、これは組立上の便宜を考えてそうしたものであって
、本考案で主要な点はn個の固定子鉄心が一定の回転方
向へ上θずつ互いに位相差をもって配列されることにあ
る。
それ故、第2図イでは固定子鉄心がA1−A4とB1〜
B4の如く二組の同心円状の配列としたが、この点にっ
てもさらに多くの配列(たとえば3組、4組の内心円状
配列)にしてもよい。
本考案は以上に説明した如く、回転子側には、表面にピ
ッチ角θの歯形を設けた環状鉄心を回転軸と同心円状に
複数個配列固定し、さらに固定子側には回転子側の環状
鉄心と同じ歯形を有する複数n個の分割された円孤状の
固定子鉄心を有し、且つこれら各円弧状の固定子鉄心を
回転子の環状鉄心と対向するよう同心円状に配列せしめ
、さらにそれら各円弧状の固定子鉄心の歯形が互いにθ
/nずつ位相差をもつように配置したものであり、従っ
て、従来のパルスモータと違って全体を軸方向に扁平に
構成することができるばかりでなく、パルスモータの分
解能を向上させることができる。
すなわち、回転子および固定子の歯を小さくすることな
く1パルス当りの回転角を小さくすることができるので
、工作上、高性能パルスモータを簡単に提供することが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるパルスモータの一実施例を示す断
面図、第2図イは第1図Z−Z線に沿う断面図、第2図
口は第2図イのX−X線に沿う断面図、第3図イは第1
、図Y−Y線に沿う断面図、第3図口は第3図イのx’
−x’線に沿う断面図、第4図は第2図に示す固定子
鉄心と第3図に示す回転子鉄心の位相関係を示す展開図
である。 11・・・・・・回転軸、11′・・・・・・キー、1
2,13・・・・・・軸受、15・・・・・・フレーム
、16・・・・・・固定子支持板、17・・・・・・筒
状体部材、18〜23・・・・・・ねじ、24・・・・
・・スペーサ、25・・・・・・回転子支持板、25a
、25b・・・・・・部材、26〜29・・・・・・ね
じ、CA、 CB・・・・・・回転子鉄心、AIC−A
4C,BIC〜84C・・・・・・励磁コイル、A1−
A4.Bl〜B4・・・・・・固定子鉄心。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転子および固定子を互いにそれらの軸方向にて対向さ
    せ同固定子には励磁コイルを巻回し、同コイルに励磁用
    パルスを順次供給するようにしたパルスモータにおいて
    、 前記固定子をその一側面に固定する強磁性体材料製の固
    定子支持板と、 前記回転子と間隙を介して固定子と反対側に配置された
    強磁性体材料製のフレームと、 前記固定子支持板およびフレームをそれぞれ軸受を介し
    て軸支すると共に同軸受間にて前記回転子を取付固定し
    た回転軸と、 前記フレームの外周部および前記固定子支持板外周部を
    固定結合する強磁性体材料製の筒状体部材とを具備する
    とともに、 前記回転子は、 強磁性体材料製の回転子支持板と、 前記固定子と対向する前記回転子支持板上にて前記回転
    軸に対し同心円状に取付固定された複数個の環状鉄心と
    を備え、且つ同環状鉄心表面には前記回転軸の中心に対
    し一定のピッチ角θで且つ歯高値が5δ(δは浸透深さ
    であって励磁パルス周波数、鉄心の透磁率と電気伝導度
    から定められる)以下の歯形を形成され、 さらに前記固定子は、 前記回転子の環状鉄心と同形状の歯形を有する複数n個
    の分割された円弧状の固定子鉄心と同鉄心に巻回された
    励磁コイルとからなり、同円弧状の固定子鉄心は前記固
    定子支持板上にて、前記回転子の複数個の環状鉄心とそ
    れぞれ対向するよう同心円状に配列され且つ各円弧状の
    固定子鉄心の歯形が互いにθ/nづつ位相差を有するよ
    う配置構成されてなり、前記円弧状の固定子鉄心の各励
    磁コイルへ励磁用パルスを順次供給することにより、前
    記回転軸をθ/nづつ回転させるようにしたことを特徴
    とするパルスモータ。
JP1978127903U 1978-09-18 1978-09-18 パルスモ−タ Expired JPS6019515Y2 (ja)

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JP1978127903U JPS6019515Y2 (ja) 1978-09-18 1978-09-18 パルスモ−タ

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JPS5452016U JPS5452016U (ja) 1979-04-11
JPS6019515Y2 true JPS6019515Y2 (ja) 1985-06-12

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ID=29091084

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JP1978127903U Expired JPS6019515Y2 (ja) 1978-09-18 1978-09-18 パルスモ−タ

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JP (1) JPS6019515Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3509392A (en) * 1969-05-21 1970-04-28 Superior Electric Co Variable reluctance electric stepping motor with field energizing circuitry

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3509392A (en) * 1969-05-21 1970-04-28 Superior Electric Co Variable reluctance electric stepping motor with field energizing circuitry

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JPS5452016U (ja) 1979-04-11

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