JPS60194667A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は通信料金計算機能を具備したファクシミリ装置
に関する。

（ロ）　従来技術 最近のファクシミリ装置では、通信料金テーブルデータ
を記憶しておき、通信先の電話番号データと共に通信距
離データを入力し、通信時間とから通信料金を演算して
める通信料金計算機能が設けられたものがあり、部署毎
の料金管理が行なえる等の効果がある。

ところが従来の方式では、ファクシミリ装置のダイヤル
発信回路によるダイヤル発信の場合には、料金計算を行
なうことが出来るけれども、電話機から発信された場合
には、距離データが分らない為料金計算を行なうことが
出来ず完全な料金管理が行なえないという問題があった
。

そこで本願出願人は特願昭５８−２４９７５２号出願で
電話回線の極性をを視し電話機から発信されたか否かを
検出することにより、電話機から発信された場合には、
送信動作を不能にする技術を出願した。これにより通信
料金の管理を確実に行なうことが出来る反面、電話機か
ら発信した場合には送信できない為不便な点が有った。

（ハ）　発明の目的 本発明は上述の問題点を解消し制限はあるものの電話機
からの発信の場合でも送信を可能にし、且つ完全な料金
管理を行なうことができるファクシミリ装置を提供する
ことを目的とするものである。

（ニ）　発明の構成 本発明は電話機よりダイヤルされた電話番号データを検
出し、ファクシミリ装置に予め設定されている番号と一
致する場合には、送信動作を可能とし、一致しない場合
には送信を不能にするよう構成したものである。

（ホ）　実施例 以下本発明の実施例を図面と共に説明する。

（１）は電話回線（ＬＬ）（Ｌ２）にリレー接点（２）
（２′）を介して接続きれたファクシミリ装置の送受信
部で、原稿読取部、記録部及びモデム回路等で構成きれ
ており、制御回路（３）により動作制御されている。制
御回路（３）は処理プログラムが記憶されたプログラム
メモリ（４）のプログラムに従って各部を制御するマイ
クロプロセッサで構成されている。（５）は電話料金テ
ーブルデータが記憶されているメモリで、通信料金の演
算の際適宜データが読み出されて使用される。（６）は
送信キー、受信キー、モードキーあるいはテンキー等で
構成されるキーボードで、キー信号を取り込んだ制御回
路（３）はキー信号に応じてプログラムメモリ（４）の
プログラムに従い制御する。（７）はキーボード（６）
より入力された通信先の電話番号データと、同じくキー
ボード（６）より入力された電話番号に対応した距離デ
ータを複数個記憶する記憶装置で、制御回路（３）によ
りデータの書込み及び読み出しが制御される。（８）は
現在時刻データを出力している時計回路で、時刻データ
が制御回路（３）により読み取られ表示器（９）に時刻
表示を行なっている。　（１０）は着信のベル信号を検
出するベル検出回路で、ベル信号が検出されたら制御回
路（３）はリレー（１１）を駆動しリレー接点（２）（
２’）の可動接点（２ａ）（２ａ°〉を他方の固定接点
（２ｃ）（２ｃ’）側に切換え、電話回線（Ｌ　１）（
Ｌ　２）を送受信部（１）に接続するよう制御する。　
（１２）は電話機（１３）と自動ダイヤル装置く１４）
を切換えるリレー接点（１５）（１５’）を駆動するリ
レーで、キーボード（６）により自動ダイヤル発信操作
が行なわれると、制御回路（３）の出力によりリレー（
１２）が駆動され、リレー接点（１５）（１５゛）の可
動接点（１５ｇ＞（１５ａ’）が一方の固定接点（１５
ｂ）（１５ｂ’　）から他方の固定接点（１５ｃ）（１
５ｃ’）に切換わることにより、電話機（１３）から自
動ダイヤル装置（１４）に切換えられる。リレー接点（
１ｓ）（ｔｓ゛）の可動接点（１５ａ）（１５ａ’）は
、リレー接点（２）（２’）の一方の固定接点（ｚｂ）
（２ｂ’）に接続されており、電話回線（Ｌ　１）（Ｌ
　２）が電話機（１３）から自動ダイヤル装置（１４）
に接続される。（１６）は電話機（１３）でダイヤルさ
れた電話番号データを検出するダイヤル信号検出回路で
、検出出力が制御回路（３）に導かれている。

次に斯る構成によりなる本発明の動作につき説明する。

まず使用に先立ち主要な通信先の電話番号データと、電
話番号に対応して電話料金テーブルの距離データを、キ
ーボード（６）より入力し予め記憶装置（７）に記憶し
ておく、そして待機状態に於いでは、リレー接点（２）
（２′）及び（１５）（１５゛）は図面に示すように切
換っており、電話機（１３）が電話回線（Ｌｌ）（Ｌ２
）に接続されている。

そこでキーボード（６）によりファクシミリの自動受信
モードに設定されている場合、着信がありベル信号検出
回路（１０）で着信のベル信号が検出されると、制御回
路〈３）はリレー（１１）を駆動しリレー接点（２）（
２’）の可動接点（２ａ）（２ａ’）を他方の固定接点
（２ｃ）（２ｃ’）側に切換えることにより、ファクシ
ミリ装置の送受信部（１）が電話回線（Ｌｌ）（Ｌ２）
に接続され、受信信号が復号処理され記録部により記録
されて受信が行なわれる。受信が終了すればリレー接点
（２）（２’）の復帰で電話回線が切断され待機状態に
復旧される。

次に送信を行なう場合は、先ず送信原稿をセットした後
キーボード（６）のテンキーより通信先の電話番号を入
力するか、あるいは記憶装置（７）に予め記憶させてい
る電話番号データを読み出し発信操作をすると、電話番
号データを取り込んだ制御回路（３）は、リレー（１２
）を駆動しリレー接点（１５）（１５’）を自動ダイヤ
ル装置（１４）側に切換え、自動ダイヤル装置（１４）
を制御しダイヤル発信を行なう。発信終了後送信キーを
操作すると、制御回路（３）はリレー（１１）を駆動し
リレー接点（２）（２’）を送受信部（１）側に切換え
ると共に、読取部で送信原稿を走査し読み取ったデータ
を符号化等の処理を行なった後、電話回線（Ｌｌ）（Ｌ
２）に送信する。

この時制御回路（３）は送信開始と同時に内蔵のタイマ
カウンタをスタートさせ通信時間の計数を開始し、送信
終了でタイマカウンタをストップし通信時間の計数を停
止する。そして送信終了で時計回路（８）よりめた通信
開始時刻データ及び記憶装置（７）に記憶している距離
データを基に、メモリ（５）に記憶されている単位時間
データを読み出し、タイマカウンタで計数した通信時間
とから通信料金を計算し表示器（９〉に表示すると共に
記憶装置（７）に記憶する。

このようにしてキーボード（６）よりダイヤル発信を行
なった場合には、通信終了で料金計算が行なわれ料金管
理を行なうことができる。

次に電話機（１３〉によりダイヤル発信を行ない送信し
ようとする場合の動作につき第２図のフローチャート図
と共に説明する。

電話機（１３）によりダイヤル発信が行なわれると、制
御回路（３）はダイヤル信号検出回路（１６）で検出さ
れた電話番号データを読み込み、記憶装置（７）に予め
記憶されている電話番号と一致するか否かの比較を行な
い、一致する場合には送信キーの操作を可能とし、前述
と同様にして原稿を読み取り送信を行なう。送信終了で
制御回路（３）は記憶装置（７）に電話番号データと共
に記憶している距離データに基づき前述と同様に通信料
金を計算し、表示器（９）に表示すると共に記憶装置（
７）に記憶する。ところが電話機（１３）でダイヤルさ
れた電話番号が記憶装置（７）に記憶されていない場合
には、制御回路（３）は送信キーの操作を不能にする。

したがってダイヤル発信はしても送信することはできな
い。しかし通話のみであれば行なうことは可能である。

この場合にはキーボードく６）のテンキーによりダイヤ
ル発信することにより送信することができる。

尚記憶装置（７）には１００個程度の電話番号データを
記憶させることが可能であり、電話機（１３〉からダイ
ヤルされた場合でもほとんどカバーすることができる為
使用上問題ないものと考えられる。

又記憶装置（７）に集計している通信料金を適宜読み出
し部署毎等に区別して記録することにより、通信料金の
管理を確実に行なうことができる。

（へ）　発明の効果 上述の如く本発明のファクシミリ装置は、電話機よりダ
イヤル発信した場合には、ダイヤルされた電話番号がフ
ァクシミリ装置の記憶装置に予め記憶されている場合に
は、送信を可能にし通信料金の計算を行なうけれども、
ダイヤルされた電話番号が記憶されていない場合には、
送信を不能にするよう構成したことにより、制限はある
ものの電話機よりのダイヤル発信による送信を可能にす
ると共に、通信料金の管理を確実に行なうことができる
もので、実用的効果大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のファクシミリ装置の構成を示すブロッ
ク図、第２図は第１図の動作状態を示すフローチャート
図である。 （１）・・・送受信部、（３）・・・制御回路、（６）
・・・キーボード、（７）・・・記憶装置、（８）・・
・時計回路、（１０）・・・ベル信号検出回路、（１３
）・・・電話機、（１４）・・・自動ダイヤル装置、（
１６）・・・ダイヤル信号検出回路。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　佐野靜夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファクシミリ装置のキーボードよりの電話番号デ
   ータの入力によりダイヤル発信を行ない、送信終了後通
   信料金を計算することができるファクシミリ装置に於い
   て、主要な通信先の電話番号データを複数個記憶する記
   憶装置と、電話機によりダイヤルされた電話番号を検出
   する手段と、該手段により検出した電話番号と前記記憶
   装置に記憶している電話番号の一致を検出する手段と、
   該手段による一致が検出できない場合送信動作を不能に
   する手段を具備したことを特徴とするファクシミリ装置
   。