JPS6019447B2 - 工作機械の負荷シミュレ−タ - Google Patents

工作機械の負荷シミュレ−タ

Info

Publication number
JPS6019447B2
JPS6019447B2 JP15559478A JP15559478A JPS6019447B2 JP S6019447 B2 JPS6019447 B2 JP S6019447B2 JP 15559478 A JP15559478 A JP 15559478A JP 15559478 A JP15559478 A JP 15559478A JP S6019447 B2 JPS6019447 B2 JP S6019447B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
force
hydraulic
torque
machine tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15559478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5583548A (en
Inventor
基美 和久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP15559478A priority Critical patent/JPS6019447B2/ja
Publication of JPS5583548A publication Critical patent/JPS5583548A/ja
Publication of JPS6019447B2 publication Critical patent/JPS6019447B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工作機械の負荷試験や精度診断等のための負
荷シミュレー外こ関するものである。
工作機械は、その製作時に負荷試験を行うことがJIS
で規定されており、例えば、旋盤では材料の」端をチャ
ックで保持させてバイトで切削を行い、その時の主分力
、送り分力、背分力を計測するが、この試験には多くの
時間、労力や試験用材料を必要とし、また危険も伴うた
め、工作機械の製作者において大きな負担となっている
。本発明の負荷シミュレー外ま、上述した実際の切削を
行わないで切削時と同様な状態を再現しようとするもの
であり、従って負荷試験や負荷に伴う変形を測定して精
度診断を行うにあたって省力化をはかることができるだ
かりでなく、材料費を節減でき、さらに実際に切削を行
わないことから危険を伴うこともないなどの点において
極めて有利なものである。
また、本発明の負荷ジミュレータにおいては、テーブル
側の力の作用点をならい機構によって制御し、これによ
って実際の切削状態の忠実な模擬を可能にすると共に、
懐斜面を利用して力の作用方向を制御することにより簡
単な構成で複数方向の分力の発生を可能にしたことを特
徴とするものである。
以下に本発明の負荷シミュレータを機形マシニングセン
タの負荷試験に用いる場合について、図面を参照して詳
細に説明する。
第1図及び第2図において、1は横形マシニングセンタ
のコラム、2はその主軸頭、3はベッド、4はベッド上
において可動なテーブルを示し、上記主軸頭2に取付け
られた駆動軸5には油圧を利用したトルク制御装置6を
連結して、このトルク制御装置6におけるポンプ作用を
バルブでコントロールすることにより作動子7に必要な
トルクを発生させるように構成し、一方、テーフル4上
には3成分切削動力計8を介して油圧ならい機構9を取
付け、この油圧ならい機構9によって上記作動子7が圧
接する傾斜面11を備えた力分配部材10をテーブル4
の移動位置の如何にかかわらず作動子7との対設位置に
保持できるように構成している。
さらに具体的に説明すると、上記トルク制御袋ょ暦6は
、第3図に示すように内接歯車形ポンプ12と油圧モー
タ13とによって構成したもので、それらのケーシング
14を一体化し、内接歯車形ポンプ12の歯車軸を上記
駆動軸61こ連結することによりケーシング14を駆動
軸5に支持させているが、そのケーシング14を油圧配
管によって駆動軸5と共に回転しない程度に保持してい
る。
歯車形ポンプ12における出力口は、発生した油圧を直
接的に油圧モータ13に導くよう配管すると共に、その
油圧を後述するサーボ弁15(第5図)にも導くように
配管し、油圧モータ13においては前記作動子7と軸に
より連結したべーンに対して上記油圧に基づくトルクが
与えられるように構成している。従って、上記トルク制
御装置は一種のトルクコンバータを構成し、主軸の高速
回転を静止状態に保持された作動子7におけるトルクに
変換することになる。油圧によってトルクが与えられる
上試作敷子7は、第3図及び第4図に示すように、油圧
モーター3の軸に固定された支持体16にボール17及
びローラベアリング18を介して短軸19を支承させ、
この短軸19の先端にベアリング20の内輪21を取付
けることにより構成したもので、そのベアリング20の
外輪22を力分配部材10の傾斜面11に当援させてい
る。
この力分配部材10は、球体の一部を平面的に切断する
ことにより煩斜面11を形成し、油圧ならい機構9の摺
動台23上に抑え板24で締付けることにより、煩斜面
11を任意の方向に向けて固定可能としたものである。
従って、作動子7と傾斜面11との間に作用する力は、
実際の切削時と同様な主分力、送り分力、背分力に分解
することができ、傾斜面11の傾斜角を変えることによ
り各分力の比率を変えることができる。また、傾斜面1
1にはベアリング20の外輪22を接触させているので
、それらの間の摩擦を殆んど無くすことができる。上記
油圧ならい機構9は、第2図に示すように、作動子7の
傾斜面11に対する接触点則ちテーブル4側における力
の作用点がテーブル4の移動に伴って移動するのを防止
し、それを常に作動子7に対する一定の関係位置に制御
するためのもので、テーブル4上に3成分切削動力計8
を介して固定した油圧シリンダ25のピストンロッド2
6に酒動台23を取付け、この鞘勤台23上に設けたト
レーサバルブ27に対してコラムー側に取付けたテンプ
レ−ド28を対設し、上記トレーサバルブ27で油圧シ
リンダ25に供給する油圧を制御することにより、テー
ブル4の移動に伴う油圧シリンダ25の移動量とそれに
対するピストンロッド26の逆方向への移動量とを等し
く保つようにしている。第5図は上記負荷シミュレータ
の油圧系の構成を示すもので、Mは油圧ユニットにおけ
る駆動モータ、P,及びP2はブースタポンプを示し、
トルク制御装置6においては駆動軸5によりポンプ12
を駆動して油圧モータ13を作動:せ、油圧モータ13
に供給する油圧をバイパス略に設けたサーボ弁15で制
御することにより、作動子7に必要なトルクを発生させ
て主軸の負荷の変化を模擬し、また油圧ならい機構9に
おいてはブースタポンプP2からの油圧をトレーサバル
ブ27で制御することにより、油圧シリンダ25におけ
るピストンロッド26に必要な動きを与えるように構成
している。
次に、上記負荷シミュレータの作動を第6図に示す制御
系のブロック図を参照して説明する。
まず、横形マシニングセンタの主軸により駆動軸5を駆
動してポンプ12を作動させると共に、入力装置からの
目標値によりサーボアンプを介してサーボ弁15を作動
させると、油圧モーター3に加わる油圧が制御されて、
作動子に与えられるトルクが変化する。このトルクは、
力分配部材10の傾斜板によって主分力、送り分力、背
分力に分解され、テーブルに作用するそれらの分力は3
成分切削動力計8により検出してフィードバックされ、
サーボ弁15が制御される。また、その間においてはテ
ーブルの移動にかかわらず油圧ならい機構9によって力
分配部材10が作動子に当援する位置に保持される。入
力装置からの目標値は、予めテーブル上に被加工物に取
付けて切削を行うことにより実際の切削条件に応じた切
削力を測定しておき、負荷シミュレータを用いる際に上
記切削時と同様の切削動力計出力が得られるように設定
することができ、これによって模擬の忠実度を高めるこ
とができる。
なお、上記実施例においては、力分配部材の傾斜面を常
に作動子との接触位置に保持するために油圧ならい機構
を用いた場合を示しているが、それに代えて同様な作動
を行う他の任意のならい機構を採用することもでき、ま
た上記実施例では作動子を力分配部材の傾斜面に圧接さ
せて切削時の複数方向の分力を模擬しているが、それに
加えて主軸とテーブルとの間に適宜方向の分力を模擬す
るァクチュェータを補助的に配設することもできる。
以上に詳述したように、本発明の負荷シミュレータによ
れば、比較的簡単な構成によってテーブル側の力の作用
点を制御すると同時に切削時における複数方向の分力を
発生させることができ、而して工作機械の負荷を忠実に
模擬することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の負荷シミュレータの概要を
示す側面図及び正面図、第3図はトルク制御装置の側面
図、第4図は作動子及び力分配部材の断面図、第5図は
油圧系の回路図、第6図は制御系のブロック図である。 6・・・・・・トルク制御装置、7・…・・作動子、8
・・・・・・3成分切削動力計、9・・・・・・油圧な
らい機構、10・・・・・・力分配部村、11・・・・
・・傾斜面。第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 工作機械の主軸頭に連結し、主軸の回転を負荷の変
    化に応じたトルクに変換してそのトルクを作動子に加え
    るトルク制御装置を備え、テーブル上に切削動力計を介
    して取付けるならい機構上の摺動台に力分配部材を取付
    けて、この力分配部材に上記ならい機構によりテーブル
    の位置の如何にかかわらず常に上記作動子と接触する傾
    斜角可変の傾斜面を設けたことを特徴とする工作機械の
    負荷シミユレータ。
JP15559478A 1978-12-14 1978-12-14 工作機械の負荷シミュレ−タ Expired JPS6019447B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15559478A JPS6019447B2 (ja) 1978-12-14 1978-12-14 工作機械の負荷シミュレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15559478A JPS6019447B2 (ja) 1978-12-14 1978-12-14 工作機械の負荷シミュレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5583548A JPS5583548A (en) 1980-06-24
JPS6019447B2 true JPS6019447B2 (ja) 1985-05-16

Family

ID=15609433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15559478A Expired JPS6019447B2 (ja) 1978-12-14 1978-12-14 工作機械の負荷シミュレ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6019447B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6263153U (ja) * 1985-10-08 1987-04-20

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7100491B2 (ja) * 2018-05-08 2022-07-13 株式会社Fuji 加工負荷再現治具および工作機械の加工負荷測定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6263153U (ja) * 1985-10-08 1987-04-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5583548A (en) 1980-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9016986B2 (en) Translocation-simulating loading apparatus for gear grinding machine with shaped grinding wheel and detection method for stiffness distribution
US4417843A (en) Waysless machine tool table
US5010794A (en) Hydrostatic spindle device
CN106092563A (zh) 用于滚珠丝杠副的平面二自由度高频加载装置和测试平台
US4570385A (en) Computer controlled workpiece finishing apparatus
CN101414185A (zh) 精密伺服线性驱动系统性能试验装置及其试验方法
US5042309A (en) Apparatus and method for sensing a thrust load applied to a spindle of a machine tool
US3430318A (en) Machine tools and instruments
CN110936227A (zh) 一种数控摆角铣头专用的静态特性检测装置及测量方法
JPS6019447B2 (ja) 工作機械の負荷シミュレ−タ
JPS641242B2 (ja)
US4222692A (en) Machine tool feed system with adjustable bearings
US5224377A (en) Rigid test table for gear sets
US3906681A (en) Machine tool
US3922792A (en) Gauging apparatus for workpiece with trochoidal cross section
US3863528A (en) Apparatus for adjusting a tool slide of a machine tool
JP3003707B2 (ja) パワーステアリング用試験機
CN210571430U (zh) 一种五轴机床加载测试装置
JPH01112007A (ja) 連結装置
US3945297A (en) Machine tool spindle calibration method and apparatus
JPH0438492B2 (ja)
US2349838A (en) Micrometer
KR100654130B1 (ko) 터렛공구대의 체결력 증폭구조 및 증폭방법
CN109489951A (zh) 一种针对液体静压主轴系统的加载装置
CN110726552A (zh) 一种用于滚珠丝杠副高精度轴向可控加载试验装置