JPS60194173A - 新規な水膨潤性繊維の製造法 - Google Patents

新規な水膨潤性繊維の製造法

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JPS60194173A
JPS60194173A JP59264248A JP26424884A JPS60194173A JP S60194173 A JPS60194173 A JP S60194173A JP 59264248 A JP59264248 A JP 59264248A JP 26424884 A JP26424884 A JP 26424884A JP S60194173 A JPS60194173 A JP S60194173A
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fiber
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polymer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、親水性架橋重合体(以下ヒドロゲルと呼称す
る)外層部とアクリロニトリル系重合体(以下AN系重
合体と略称する)及び/又は他の重合体内層部との多層
構造からなり、かつ潜在乃至顕在捲縮を有し、しかも高
度の水膨潤性及び高物性を有する新規な水膨潤性繊維の
製造法に関するものである。
近年、高度の水膨潤性を有する重合体が、その特殊機能
に着目され幅広い用途分野に適用されつつある。例えば
、かかる重合体の瞬間多量吸水能力を利用しておむつ、
生理用品等に、或はその水分保持能力を利用して土壌改
良材、インヌタ/ト土のう等に、また人体組織との親和
1生に着目して軟質コ/ククトレンヌ゛、人]二1臓器
、外科用縫合材等に適用が試みられ、それらの用途のう
ち既に実用化段階に入ったものもある0このように広範
な適用の可能性を有する水膨11別性重合体(ヒドロゲ
ル)は、その用途に応じて繊維形態となす方が好ましい
場合が少なくなく、かかる繊維状のヒドロゲルもいくつ
か知られている。ところが、かかる既存の天然もしくは
合成の繊維においては、ある程度の水膨潤性能を有する
とはいうもののその水膨潤度は極めて低いものであった
り或は水溶性であったり、いずれにしても自重の数倍か
ら数百倍の水を吸収保持し、しかも水不溶性である水膨
潤性繊維の範噛からはほど遠いものでしかなかった。ま
た、特公昭52−42916号公報において、アクリル
系繊維に特定の架橋構造と多量の塩の形のカルボキシル
基とを導入せしめてなる高膨/IWJ性繊維状構造体の
記載がなされてはいる。しかし、かかる繊維状444造
体においては、極めて多量のIjllの形のカルボキシ
ル基を導入せしめており、また繊維の内外層全体に亘っ
てヒドロゲル化しているために、確かに高度の水膨潤性
能を付与し得た反面、非常に脆く繊維の欄念からはほど
遠い物性のものでしかなかった。即ち、依然として満足
すべき性能を有する水膨潤性繊維は存在していないとい
うのが実態であり、高度の水膨潤性(=J与と繊維物性
保持とは二律背反する課題であった。
こ\において本発明者は、上記のり11き本質的困%L
性を克服し、繊維物性を保持しながら高度の水膨潤性を
付与すべく鋭意倹約した結果、潜在乃至顕在捲縮を有し
、かつAN系重合体からなる繊維(以下AN系繊維と略
称する)に、特定のアルカリ金属水酸化物水性溶液を作
用せしめて該繊維の外層部のみを選択的に親水架橋化(
ヒドロゲル化)することにより、捲縮性能及び繊維物性
を損うことなく水膨潤性能を有利に付与し得る小実を見
出し、本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は、潜在乃至顕在捲縮を有し、しか
も高度の水膨潤性及び高物性を兼備する新規な水膨fl
にコ性繊維の磨潰法を提供することにある。
かくの〃1」き1」的を達成するための本発明に係る水
膨潤性繊維は、潜在乃至顕在捲縮を有するAN、%繊維
に、6.0 m o l / 1000 ym 1&以
上の高濃度アルカリ金属水酸化物水性溶液、又は0.5
mo 1/1000f浴溶液上の濃度の電解質塩類を共
存せしめた低濃度アルカリ金属水酸化物水性溶液を作用
せしめて該繊維の外層部をヒドロゲル化することにより
ヒドロゲルからなる外層部とAN系重合体及び/又は他
の重合体からなる内層部とで構成され、かつ潜在乃至顕
在捲縮を有し、しかも−COOX(X:アルカリ金属又
はNH4)で示される塩型カルボキシル基を0.5〜5
.0mmo 1 /f/含有し、かつ3〜800 cc
 / yの水膨潤度及び高物性を有する繊維に形成する
ことによシ、有利に製造することができる。
而して本発明に係るAN系重合体とは、ANを共重合成
分として含有する重合体の総称であり、AN単独重合体
又はANと他のlaiもしくは2種以上のエチレン系不
飽和化合物との共重合体、或はANと他の重合体、例え
ば澱粉、ポリビニルアルコール等とのグラフト共重合体
、AN系重合体と他の重合体、例えばポリ塩化ビニル系
、ポリアミド系、ポリオレフィン系、ポリスチレン糸、
ポリビニルアルコール系、セルロース系等との混合重合
体等を挙げることができる。かくの如きAN系重合体に
おけるANの含有率は、30重量%以上、好ましくは5
0%以上であることが望ましく、かかる推奨範囲に満た
ないAN含有率の重合体からなる繊維を出発物質として
用いる場合には、アルカリ加水分解処理によって充分親
水化されないが、もしくは親水化し得ても、水膨潤性の
繊維に形成し難いため好ましくない。また、AN系重合
体の共重合成分である前記エチレン系不飽和化合物の種
類或は該重合体の分子量等の重合体組成面では特に制約
は認められず、最終製品の要求性能、単量体の共重合性
等に応じて任意に選択することができる。更に、これ等
の重合体の作製方法及び該重合体より潜在乃至顕在捲縮
を有する繊維を形態せしめる方法等に関しても、公知の
方法(例えば単一成分紡糸、鞘−芯複合紡糸等)から任
意に選択することができる0つtb、本グ1つ明におい
て採用せる潜在乃至顕在捲縮を有するAN系繊維とは、
前記AN系重合体単一成分からなる繊維のほかに、さら
に後続の加水分解処理条件下において加水分解され−や
すいAN糸車合体を鞘成分とし、加水分解されにくいA
N系重合体を芯成分とした又はtIJ記AN系重合体を
鞘成分とし、他の重合体く例えば前記した如きポリアミ
ド系、ポリオレフィン系等)を芯成分とした等の鞘−芯
型複合紡糸繊維、三成分乃至三成分以上の」19合体を
う/ダムに複合紡糸してなる繊維、海鳥型複合繊維、二
成分貼シ合せ型複合繊維或はサノドイッチ型複合繊維等
の特殊紡糸繊維等を挙げることができ、かかる繊維が潜
在乃至顕在捲縮を有する限シ本発明の出発物質として採
用することができる。なお、二成分貼シ合せ型、ランダ
ム複合紡糸型、偏心的鞘−氾・型、海島型等の複合繊維
の如き自己捲縮発現型繊維は、機械的に捲縮が付与され
た繊維よシもその捲縮保持能力が優れており、例えばア
ルカリ処理条件下において捲縮を消失しにくく、或は所
望によりアルカリ処理時に潜在捲縮を顕在化せしめるこ
ともでき、従って該自己捲縮発現型繊維を出発物質とし
て使用する方が好ましい。また該自己捲縮発現型繊維は
、熱処理手段等により捲縮を顕在化せしめて使用に供し
た見捲縮を顕在化せしめないで、或は顕在化せしめた後
熱延伸等の手段により該捲縮を消失せしめて捲縮を潜在
化せしめた状態で使用に供することもでき、更に該潜在
乃至顕在捲縮を有する自己捲縮発現型繊維に機械捲縮を
付与せしめた繊維も、本発明の出発物質として好適に採
用できることは訂う捷でもない。
かかるAN系繊維の潜在する或は顕在化された捲縮特性
は、本発明に推奨するアルカリ処理条件下において概ね
維持され、従ってAN系繊維の捲縮特性が最終的に得ら
れる水膨潤性繊維の捲縮特性をほぼ一義的に決定づける
0かかるAN系繊維の捲縮特性としては、潜在乃至顕在
捲縮を有する限り何ら限定されるものではないが、該捲
縮を顕在化せしめた状態において繊維長25 mmあた
りの捲縮数(Cn)が3個以上、好捷しくに5個以上、
捲縮度(C1)が5%以上、好ましくは7%以上である
ことが最終的に得られる水1影f1M′」性繊維製品の
1接、嵩高性等の実用性能上望捷しい。
かくの如きAN系繊維は短繊維、長繊維、繊維トつ、糸
、編織物、不織布等いかなる形態のものであっても後続
のアルカリ処理工程に供することができ、捷たAN系繊
維製造工程等において排出される亮繊維、或は該繊維製
造工程中途品(例えば、熱延伸後の繊維等)であっても
潜在乃至顕在捲縮を有する限り本発明の出発物質として
使用できることは訂うまでもない0かかるAN系繊維を
出発物質として潜在乃至顕在捲縮を有し、しかも高度の
水膨潤性及び高物性を有する水膨潤性繊維を得るために
は、AN系繊維の外層部のみを選択的にヒドロゲル外層
ヒして該ヒドロゲル外層とAN系重合体及び/又は他の
重合体内層との多層構造を有する繊維となすことが必要
である。
かくして製せられる二層構造又は多層構造を有する繊維
の水膨潤度は3〜800CC/Q、更に好ましくは5〜
200CC/fの範囲内にあることが必要であり、また
、かかる水膨潤度を有し、しかも充分なる繊維物性を保
持させるために、かかる水膨潤性繊維中に導入するーC
00X(X:アルカリ金属又はNH4)で示される塩型
カルボキシル基の量を0.5〜5.0271mol/g
、史に好捷しくは0.5−3.5777 mOl / 
9の範囲内に調節することが必要であるO該塩型カルボ
キシル基の量が本発明の推奨範囲の下限を外れる場合に
は親水乃至吸水性能が不充分となシ、また該範囲の上限
を越える場合には繊維物性が低下すると共に柔軟性の乏
しい脆いものしか得られなくなり、好ましくない。
尚、上記塩型カルボキシル基の種類としては、Li、に
、Na等のアルカリ金属又はN)I4のいずれか1種又
は2種以上の混合型の塩のいずれであっても構わない。
かくの如き水膨潤性繊維の捲縮特性に関しては、該繊維
が潜在乃至顕在捲縮を有する限り何ら制約は認められず
、該繊維の用途に応じてかかる捲縮特性を適宜設定する
ことが可能であるが、最終製品の腰、嵩高性等の諸性能
の改善等の観点から捲縮を顕在化せしめた状態において
、概ね捲縮数(Cn)が8個以上、捲縮度(Ci)が5
%以上の捲縮特性を有する水膨潤性繊維を作製すること
が望ましい。また、通常の衣料用繊維等と同様に紡績等
の加工を施す場合には、該水膨潤性繊維の顕在捲縮特性
を捲縮数(Cn)が5〜15個、捲縮度(Ci)が5〜
25%の範囲内に調製することが望ましい。
次に、AN系繊維の加水分解方法について詳述する。最
終的にヒドロゲル外層とAN系重合体等内層とで構成さ
れ、かつ潜在乃至顕在捲縮を有する水膨潤性繊維が得ら
れるならば、加水分解方法に何ら制約は認められないが
、A、 N系繊維の外層部のみを選択的にヒドロゲル化
し得る一段加水分解、架橋処理方法として、本発明にお
いては以下に記載せる如き手段を採用した。
即ち、iJ記AN系繊維に、6.0 m o ]、 /
 I Q00g溶液以上の高濃度アルカリ金属水酸化物
水性溶液を作用せしめる(以下A法と略称する)か、又
は0.5 rn o 1 / 1000 f溶液以上の
濃度の電解質塩類を共存せしめた低濃度アルカリ金属水
酸化物水性溶液を作用せしめる(以下B法と略称する)
いずれかの方法を採用した□ r:6+上記A法を採用
するに際し、f3.Om o 1 / 1000g溶液
未満の濃度のアルカリ水性溶液を作用せしめる場合には
、AN系繊維は加水分解反応により親水化されるものの
水溶性となり、本発明の目的とするヒドロゲル外層部を
形成せしめることはできない0また、6.25〜8.8
5mo1/1000g浴液、更に、6.25〜850m
 o l / 10.0.0.f溶液の濃度範u■のア
ルカリ水性溶液を使用することによシ、本発明をより効
果的に達成することができる。かかる好適範囲の上限を
越える条件においては、アルカリ金属水酸化物の活動度
が低下するため反応速度を高めるためには商温処」川が
必要となシ、また残)Y7アルカリの除去処理が困難と
なるなど実用上好ましくない。捷だ前記B法を採用する
に際し、共存せしめる塩が0.5mo l/1000f
溶液未4:1シの低濃度である場合には、AN系繊維は
加水分解反応により親水化されるもののその殆どが水溶
性となシ、低濃度アルカリ水性溶液にて一段の工程でヒ
ドロゲル外層部を形成せしめることはできない。また、
1. Om o 1 / 1000ダ溶液以上の塩濃度
、又は該塩濃度及び0,25〜6.0 m o 1 /
 1000.9溶液、更に好捷しくは0.5〜5.0m
o l/1000g溶液の7 /L、カリ金属水酸化物
濃度のアルカリ水性溶液を使用することにより、本発明
をより工業的有利に実施することができる。尚、前記A
法については、本出願人に係る特願昭51−15842
8号明細書に更に詳細に記載されている。
ここにおいて、本発明にて使用するアルカリ金属水酸化
物としては、Na、に、Li等のアルカリ金属類の水酸
化物もしくはそれ等の混合物を挙げることができ、また
電解質塩類としては、アルカリ処理条件下に安定である
限りいがなる塩をも採用することができ、核塩を構成す
る陽イオン成分が例えばHa%に、Li等のアルカリ金
属u4 : B e 、 M g 、 Ca 、 B 
a等cvyルカリ土類金属類:Cu、Zn、AI、Mn
、Fe、C01Ni等の他の金属類: Nl−14等で
あり、また陰イオン成分が例えば塩酸、硫酸、硝酸、炭
酸、クロム酸、重クロム酸、塩素酸、次亜塩素酸、有機
カルボン酸、有機スルホ/醗等の酸根等で構成される塩
の1種もしくは2種以上の混合物を挙げることができる
。尚、上記陽イオン成分が2価以上の元素である電解質
塩類を用いる場合には、生成するヒドロゲル外層部が凝
集・合体し易く、また膨潤度が低下するため、アルカリ
金属類又はNI(4を陽イオン成分とする塩を使用する
方が好ましい。更に、水に代わる溶媒として、被処理A
N系繊維を溶解せしめない限り、メタノール、エタノー
ル、プロパツール、2−メ1−ギシエタノール、2−エ
トキシエタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド等の水混和性有機溶媒と水との水性混合溶媒
を使用することができ、更に必要に応じて他の無機系物
質或は有機系物質を共存せしめることも可能である。
ここにおいて、公知技術の条件下にアルカリ加水分解処
理を施した場合には事実上水溶性重合体のみを生成する
にも拘らず、本発明に推奨する前記A又はB法の特定条
件を採用することにより、公知条件の反応から予想され
る結果とは著しく異なるヒドロゲルを一段の工程で、し
かも高収量にて生成する。かかる作用機構としては、と
りわけ繊維外層部におけるニトリル基の加水分解反応に
イ1随して、分子間の架橋結合もしくは分子内の環状構
造等を形成する副反応等が、上述の特定の条件において
特異的に進行すること等により説明し得るが、未だその
詳細を解明するに至っていない。
尚、上記の如きアルカリ水性溶液を作用せしめる際の潤
度条件或は処理時間等反応条件としては、重合体の形態
、結晶性等重合体の徽細構造成はアルカリ濃度等によシ
好適条件範囲か異なるため、一義的に規定することは不
可能であるが、一般には高温下に作用させる程反応速度
は増大し処理効果を有利に達成し得ることから好ましく
は、50′c以上、更に好ましくは80で以上のη■1
度条件を使用することにより、本発明を効果的に実施す
ることができる。
また、AN系繊維に対するアルカリ水性溶液の処理量と
しても、厳密な制限は認められないが、該繊維1重量部
に対して該水性溶液を少なくとも3型組部、好ましくは
4重量部以上使用することが望ましく、かかる条件にお
いて繊維と水性溶液との接触を容易ならしめ、本発明の
親水化反応ならびに架橋反応を効果的に進行せしめるこ
とができる。
更に、AN梁繊維にアルカリ水性溶液を作用せしめる方
法としては、任意の繊維長に切断された短繊維を水性溶
液中に懸濁せしめ、スクリュー型攪拌装置、ミキサー等
の剪断装置或はニーダ−等の混純装置等を使用して攪拌
乃至混練する方法、長繊維、繊維トウ、糸、編織物、不
織布等の連続した繊維を該水性溶液中にて緊張下もしく
は無緊帳下に走行させる方法、或は前記短繊維、長繊維
等を網状容器中に充填して水性溶液中にて振盪する方法
、処DJl液を含浸後熱処理する方法等公知の不均一系
処理方法から広く選択することができる。
叙上の如<、AN糸繊維にアルカリ水性溶液を作用せし
めてヒドロゲル外層部とAN系重合体及び/又は他の重
合体内層部との多層構造を有する繊維を作製するに際し
、最終的に得られる繊維の水膨潤度及び物性と特に密接
な関係を有する塩型カルボキシルH(−COOX ) 
i ’f:制御することが重要である。かかる塩型カル
ボキシル基山1を制御する手段としては、被処理AN系
繊維の種類、即ち組成、結晶性、単繊維繊度等、或は加
水分解処理条件、即ちアルカリ金属水酸化物及び/又は
電解質塩類の濃度、加水分解時の温度、被処理繊維に対
するアルカリ水性溶液の処理量、処理時間等により種々
に変化せしめることが可能であり、一義的に規定するこ
とは困難であるが、加水分解処理条件、特に処理時間を
枳、ね40分間以下、好ましくは2〜80分間の範囲内
において調節することにより、容易に本発明の目的を達
成することができる。
かかる本発明の推奨範囲を越える長時間に亘りAN系重
合体単一成分からなる繊維に加水分解処理を施す場合に
は、AN系重合体内層部が全くなくなるか、或は該内層
部が残ったとしてもその量が少ないか、もしくは外層部
と内層部の境界が不明瞭になるなどのため、満足すべき
物性を有する水膨ml性繊維が得られなくなるので望ま
しくない。
かくして得られた水膨潤性繊維は、水洗処理等により該
繊維中に残留するアルカリ土属水酸化物を除去した後、
必要ならば公知の方法により塩型カルボキシル基をアル
カリ金属又はアンモニウムの塩に変える等の処理を施し
、次いで所望によシ乾燥処理に付して乾燥生成物に形成
せしめる。
而して、ヒドロゲル外層部とAN、li重合体び/又は
他の重合体内層部とで構成され、かつ潜在乃至顕在捲縮
を有する水膨ml性繊維を得ることができ、驚くべきこ
とに該繊維は3〜800cc / 9 、好ましくは5
〜200clc/Pの水膨1閣度を有すると共に、乾湿
強度、乾湿伸度、結節強度等の繊維物性に関しても通常
の衣料用AN系繊維と殆ど遜色のない水準の性能(例え
ば乾強度2.0FI/d以上、湿潤強度1.51i1/
d以上)を発揮する。また、該繊維はAN系重合体等の
内層部を有している故、膨潤状態においても長さ方向の
寸法変化が起こらない特異な性質をも有している。
かくの如き二層又は多層構造からなp、かつ潜在乃至顕
在捲縮を有する本発明の水膨潤性繊維は、卓抜した水膨
潤性能と共に、AN系重合体及び/又は他の重合体から
なる内層部を有しているが故に強伸度、柔軟性、11S
等において浸れた物性を発揮するものであシ、また、捲
縮をイコするが故に最終製品における1llj!+、嵩
高性等の諸性能等において優れた特徴を発揮することが
本発明の特車すべき利点である。
また、共重合成分として架橋形成単量体等を含有する特
殊な組成の重合体よりなる繊維等の使用を要することな
く、通常のAN系繊維もしくは該AN系繊維等製造工程
より排出される廃繊維等を出発物質として使用し、アル
カリ水14−溶液の一段処理工程によって、高度の水1
膨潤性能及び優れた物性を有する繊維が得られ、しかも
アルカリ処理条件の調節により、得られる繊維の水膨t
m度及び物性を適宜制御し得る点も、本発明の特徴的利
点である。
かくの如き高度の水膨〆物性及び掛れた物性を兼ね備え
た本発明の水膨を閏性繊維は、単独で、又は既存の天然
、半合成もしくは合成繊維等と混紡、混抄することによ
り、卓抜した吸湿性、吸水性、保水性を有する新規な繊
維累月としておむつ、生理用品、濾紙等に、或は水と混
和性のない有機溶蒼1]からの脱水剤、シール材、カチ
オノ交換繊維等に、更に既存のヒドロゲル粉粒体と同様
インスタント土のう、人工土壌、水どけ、保温、保冷材
等に適用することができる0本発明の理解を更に容易に
するため、以下に実施例を記載するが、本発明の要旨は
これ等実施例の記載によって何ら限定されるものではな
い。尚、実施例に記載される百分率及び部は、特に断り
のない限シ全て重量基準によるものである。
尚、以下の実施例に記載する水膨潤度、塩型カルボキシ
ル基(−COOX)量、嵩高性及び腰張り性は下記の方
法にて測定乃至算出したものである。
(1)水膨潤度<CC/9’) 試料繊維約0.1 yを純水中に浸漬し25′Cに保ち
24時間後、ナイロンが布(200メツシユ)に包み、
遠心脱水機(8GX80分、但しGは重力加速度)によ
り繊維間の水を除去する。このようにして調製した試料
の重量を測定する(W]y)。次に、該試料を80での
真空乾燥機中でIIl、量になる壕で乾燥して千J11
を測定する(WzfI)。以上の測定結果から、次式に
よって算出した。従って、本水膨欄度は、繊維の自重の
何倍の水を吸収保持するかを示す数値である。
(2)−COOX基量(mmol/(1)十分乾燥した
試料約1gを精秤しくxg>、これに200m1の水を
加えた後、50′Cに加1’l’ll!しながらIN塩
酸水溶液を添加してpl(2にし、次いで0. I N
苛性ソーダ水溶液で常法に従って滴定曲線をめた。該滴
定曲線からカルボキシル基に消費された苛性ソーダ水溶
液消費量(Ycc )をめた0以上の測定結果から、次
式によって算出した0 0、 I Y λ 尚、多価カチオンが含まれる場合は、常法によりこれら
のカ千オ/の量をめ、上式を補正する必要がある○ (8)嵩高性<cl/9)及び腰張り性<y、、”cm
>試t1繊維約1.0gを開繊した後、l0XIO(c
tn )の矩形に積み重ねて作成した試験片の重置を測
定する(W3g)。次に、該試験片を定速圧縮試験機を
用い100酊/分の速度で5f//dの圧縮荷重まで圧
縮−除重を3回繰返し、3回目の圧縮曲線より0.59
 / d初荷重時における試験片の厚さくhocm) 
をめ、次式によって嵩高性を算出した。
V3 上記せる圧縮−除重を3回繰返した試験片を、次いで5
0 Y / cdの荷重まで圧縮を行なってめた圧縮曲
線から圧縮仕事量(腰張り性)を試験片の厚さと圧縮荷
重との積分値として算出した。
実施例 に 成分貼シ合せ型AN系複合繊維(日本エクスラン工業■
製、単繊維繊度;6d、繊維長;5 lay)5mk8
 ON (7,5rn o 1 / 100oy溶液)
苛性ソーダ水溶液95部中に浸漬し、攪拌下に10分間
煮沸し、次いで該繊維中の残留アルカリを水洗除去した
後、乾燥させて白色乃至微黄色を呈する水膨l閾性繊維
(1)に形成した。
得られた繊+IC(1)は水に溶解せず、該繊維(1)
を水膨筒状部においてしごいてみたところ、AN系重合
体芯部が残っていることが確認された。
なお、該繊維(1)は2.67ノr m o l / 
yの−C00N a基を含有していた。また、該繊ζI
ll; (1)の諸物性を測定した結果を、被処理AN
系繊維の物性値と共に第1表に記載する。
第1表 (iiJ−110分間fist比で、捲縮を顕在化せし
めた数値。
第1表の結果より明らかなように、本発明に係る水膨潤
性紙ff1lll (1)は、卓抜した水膨を閏性能が
(=J与されたにも係らず、捲縮特性、強伸度共に参考
値(被処理AN系複合繊維)と殆ど遜色のない水準を維
持していることが理解されよう〇 一方、比較例として、10%(2,5mol/1000
y浴液)及び23N(5,75]Too l/1000
g溶液)の苛性ソーダ水溶液を使用する以外は上記処方
に従って処理したところ、いずれの場合においても被処
理AN梁ゆ合繊S、1[は水溶液中に溶解して粘稠な溶
液を形成したに留まり、かかる低濃度苛性ソーダ単独水
溶液を使用した場合には、本発明の目的とする水膨11
〜’d l’[:繊維に形成することはできなかった。
また、上述の苛性ソーダに代えて苛性カリの85%(6
,25rn o 1 / 100091d 蔽)水浴面
を使用する以外は前記処方に従って処理したところ、や
はり白色乃至微黄色を呈し実質的に水不俗性且つ水1影
句性を自し、捲絹を有する繊維が得られた。
実施例 2 実施例1記載二成分貼り合せ型AN系複合繊維(但し、
繊維長;10酊)、機械捲縮を付与した単一成分ANJ
 iJ、 ?AF、 (A N = 90 N、単繊維
繊度:6d、繊維長; lOmy、Cn = g、0、
Ci = 10.0 )及び捲縮を付与していないni
s記力丘−周分A狙■v肩L〃)久Q翔(か 911o
にt−にm o 1 / 10001溶#、)の芒硝を
共存させた1 0%(2,5mo 1/1000.Ii
’溶液)苛性ソーダ水溶i4グ95部中に浸漬し、実施
例1記載の処方に従って3柚の水1膨潤性繊維(B〜バ
)を作製した。
かくして得られた3種の繊維(川〜IV )はいずれも
水に溶解せず、捷だANN系重合体郡部残っていること
が確認された。
該繊維(川〜IV )の諸物性を測定した結果を第2表
に記載する。
第2表 第2表の結果より明らかなように、本発明に係る捲縮を
有する水膨潤性繊維(11及びIn )は、捲縮を有さ
ない水膨/li性繊維(1■)に比べ、電調性及びl1
fi!張シ性が顕著に改善される事実が理解される。ま
た、かかる凶ミ能の改8チ蘭向は本発明品の中でも自己
捲縮発現型繊維(即ち、上記蝮合繊維)を出発物質とし
て採用してなる繊維(11)において顕著である。
なお、上記二成分貼p合せAlAN系複合繊維について
加水分解処理時間のみを1時間に延長したところ、得ら
れた繊維1)は3.4777 m 。
1 / f (7) −COON a基を含有し、81
0CC/fという極めて大きな水膨潤度を有するものの
、極めてもろく、また該繊維を水膨簡状態においてしご
いてみたところ、AN系重合体芯部が全く残っていない
ことが確認された。
実施例 3 実施例2記載の処方において、20%芒硝の代りに硝酸
ソーダを使用し、該蝮及び苛性ソーダの濃度を第8表記
載の如く種々変化させて、実施例2記載のAN系複合繊
維を処理した。
得られた10種の水膨l閾性繊維(、l’l〜Xv)は
いずれも捲縮を有していた。該繊維(W−XV)の水応
l@度及び−C00N a基量を測定した結果を、第3
表に併記する。
第3表 第3表の結果より、アルカリ水溶液中に共存させる塩の
濃度が本発明に推奨する範囲に満たない場合(試料No
、 XV )には、水膨尚度の低い繊維しか得られず、
また水溶性重合体の生成量が著増するため目的とする水
膨1聞繊維の収率は、約40%と低かった。また、試t
4 No、 XI、即ぢアルカリ濃度が極めて低い場合
には、所望の水膨自席を有する繊維が得られなかった。
更に、試料No、 Vl、IIl、IX及び]よシ、ア
ルカリ濃度が一定でも塩濃度を変化させることにより、
水膨/lη度を種4に変化させた繊維を作製することが
できることも明らかである。
実施例 4 二成分lIj!I9合せ型AN系浅合繊維(t11繊維
繊度i2.5d、10分間煮沸後のCn = 15個/
25間、Ci = 87%)を、C1=18%になる如
き張力下に80%苛性ソーダ水溶液中にて処理(但し処
理温度; 95 ’c 、処理時間;25分)したとこ
ろ、白色乃至嶽黄色を呈し、06mmo l/9の−C
OONa基を含有し、水膨潤度が、37CC/gの水膨
潤性繊維(XW )が得られた。
かくして得られ、た捲縮を有する鷹維(XVI、Cn−
11個/25騎、Ci二18%)をカードかけしたとこ
ろ、繊維の開維性、絡み合い共に問題なかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【、 潜在乃至顕在捲縮を有し、かつアクリロニトリル
    系重合体からなる繊維に、6.Qmol/iooog溶
    液以上の高濃度アルカリ金属水酸化物水性浴液、又は0
    .5 m o l / l O00g溶液以上の濃度の
    電解質塩類を共存せしめた低濃度アルカリ金属水酸化物
    水性溶液を作用せしめて該繊維の外層部を親水架橋化す
    ることによシ親水性架橋重合体からなる外層部とアクリ
    ロニトリル系重合体及び/又は他の重合体からなる内層
    部とで構成され、かつ潜在乃至顕在捲縮を有し、しかも
    −coox(x:アルカリ金属又はNH4)で示される
    塩型カルボキシル基を05〜5.027+mo 1 /
     9含有し、かつ3〜aoocc7yの水膨潤度及び高
    物性を有する繊維に形成することを特許とする新規な水
    膨l閑性繊維の製造方法。 2、 低濃度アルカリ金属水酸化物水性溶液として、0
    .5 mo 1 / 1000 f溶液以上ノ濃度の電
    解質塩類を共存せしめた0、25〜6.0 mo 1 
    / 1000 F/浴溶液濃度のアルカリ金属水酸化物
    水性溶液を使用する特許請求の範囲第1項記載のDQ造
    方法。
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