JPS6019302Y2 - 防水ケ−ブル - Google Patents

防水ケ−ブル

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Publication number
JPS6019302Y2
JPS6019302Y2 JP1977042876U JP4287677U JPS6019302Y2 JP S6019302 Y2 JPS6019302 Y2 JP S6019302Y2 JP 1977042876 U JP1977042876 U JP 1977042876U JP 4287677 U JP4287677 U JP 4287677U JP S6019302 Y2 JPS6019302 Y2 JP S6019302Y2
Authority
JP
Japan
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waterproof
tape
compound
strands
wires
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977042876U
Other languages
English (en)
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JPS53137674U (ja
Inventor
昌 木下
秋郎 中里
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プラスチック絶縁素線を集合したケーブル中
の走水を防止するために、素線相互間隙に防水コンパウ
ンドを充填した防水ケーブルに係る。
従来防水ケーブルは、素線群を撚り合せながらもしくは
撚り合せた後に素線相互間隙に、流動状態の防水コンパ
ウンドをダイス状のものによって圧入したり、防水コン
パウンド浴中に素線群を浸漬したり、またはケーブル長
手方向の一部を減圧しその近傍から流動状態の防水フン
パウンドを注入する方法がとられていた。
ところが、プラスチック絶縁素線を使用したケーブルは
素線間に防水コンパウンドを充填後膜外層にプラスチッ
クシースを押出被覆する前に、シース押出被覆時の熱で
素線の絶縁体が溶融し短絡等が発生することの無いよう
、素線群外周に断熱のための押えテープを縦添えもしく
は巻回することが行なわれており、このテープにもあら
かじめ防水コンパウンドを含浸しておく作業が必要とな
る。
本考案は上記のような繁雑な作業を要せず、素線群外周
に押えテープを施した後でも防水コンパウンドの含浸作
業を比較的容易に行なうことのできる防水コンパウンド
透過性の良い押えテープを有する防水ケーブルを提供す
ることを目的とするものである。
本考案の防水ケーブルは即ち、第1図に示すようにプラ
スチック絶縁素線群1と、これら素線相互間隙に充填し
た防水コンパウンド2と、上記素線群外周に縦添えもし
くは巻回された押えテープ3と最外周に被覆されたシー
ス4とから構成され、上記押えテープ3は断面積3Tr
IA以上10mA以下の多数の透孔を有する穴明きプラ
スチックテープから成ることを特徴とするものである。
本考案に使用する穴明きプラスチックテープは例えば第
2図のような熱可塑性プラスチック不織布31に流体吹
き付は等によって多数の透孔32を設けたクラレチコピ
ー社製4Cクロス等が好適する。
このような穴明きプラスチックテープにおいて、透孔の
面積がそれぞれ異なる数種類のものを第3図のような試
験装置を用いて溶融防水コンバウンド流過特性測定した
ところ以下のような結果を得た。
ここで、第3図中5はガラスパイプ、6はガラスパイプ
の下端を覆うようガラスパイプに固定した穴明きプラス
チックテープ、7は溶融状態の防水コンパウンド、8は
コンパウンド加熱容器を示す。
また、防水コンパウンドには防水ケーブル用としては最
少に近い粘度の100℃において、約50C3t、 1
30℃において、約20C5tの粘度のものを用い、ガ
ラスパイプを10cm防水コンパウンド中に沈めw秒間
にガラスパイプ5中に穴明きプラスチックテープ6を透
過して浸入する防水コンパウンド7の浸入高さをそれぞ
れ測定した。
ケーブルの押えテープを透過して素線相互間隙まで防水
コンパウンドが侵入するには、溶融状態の防水コンパウ
ンドに対して押えテープの透過抵抗ができるだけ少ない
ことが望ましい。
この点からみて、上表で10の値を示した領域がケーブ
ル押えテープの孔の大きさとして好ましい範囲であり、
この領域を図示すると第4図Aのようになる。
またプラスチック絶縁素線が軟化することのないよう防
水コンパウンドを良好に充填するには防水コンパウンド
の温度を60℃以上95℃以下の範囲に保たなければな
らない。
この範囲は第4図Bの範囲となる。
一方透孔の面積の異る数種類のテープをポリエチレン絶
縁素線群上に巻回し、プラスチックシースを押出し被覆
したところ、透孔の面積が10wft以上のものについ
てはケーブル各所において断熱が不足し素線絶縁体の軟
化した個所が発見された。
以上の結果から、素線群に押え巻きを施した後溶融状態
の防水コンパウンドを良好に充填するためには少くとも
3wft以上でかつ断熱上10rdt以下の面積の透孔
を有する穴明きプラスチックテープを押え巻きとして使
用すると良いことがわかる。
以上説明したように本考案の防水ケーブルは押えテープ
の防水コンパウンド透過特性が良好なため、防水コンパ
ウンド含浸むらが発生したり完全充填作業に長時間を要
することがないばかりでなく、工程も簡素化でき特性の
安定した製造を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の防水ケーブル実施例断面図、第2図は
これに使用する押えテープ部分切欠平面図、第3図はこ
の押えテープ試験装置縦断面図、第4図は押えテープの
透孔面積と防水コンパウンド温度による防水コンパウン
ド透過性を示すグラフで、1は素線、2は防水コンパウ
ンド、3は押えテープ、4はシース、31はプラスチッ
クテープ、32は透孔を示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 素線群と、これら素線相互間隙に充填された防水コンパ
    ウンドと、上記素線群外周に縦添えもしくは巻回された
    押えテープを最外層に被覆されたシースとから構成され
    、上記押えテープは断面積3771771以上10rl
    rA以下の多数の透孔を有する穴明きプラスチックテー
    プから成ることを特徴とする防水ケーブル。
JP1977042876U 1977-04-06 1977-04-06 防水ケ−ブル Expired JPS6019302Y2 (ja)

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JP1977042876U JPS6019302Y2 (ja) 1977-04-06 1977-04-06 防水ケ−ブル

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JPS53137674U JPS53137674U (ja) 1978-10-31
JPS6019302Y2 true JPS6019302Y2 (ja) 1985-06-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940542U (ja) * 1972-07-11 1974-04-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940542U (ja) * 1972-07-11 1974-04-10

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JPS53137674U (ja) 1978-10-31

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