JPS601921B2 - 鋼転炉の摩耗ライニング形成・保守する方法 - Google Patents
鋼転炉の摩耗ライニング形成・保守する方法Info
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- JPS601921B2 JPS601921B2 JP54088350A JP8835079A JPS601921B2 JP S601921 B2 JPS601921 B2 JP S601921B2 JP 54088350 A JP54088350 A JP 54088350A JP 8835079 A JP8835079 A JP 8835079A JP S601921 B2 JPS601921 B2 JP S601921B2
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- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D1/00—Casings; Linings; Walls; Roofs
- F27D1/16—Making or repairing linings increasing the durability of linings or breaking away linings
- F27D1/1678—Increasing the durability of linings; Means for protecting
- F27D1/1684—Increasing the durability of linings; Means for protecting by a special coating applied to the lining
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/03—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on magnesium oxide, calcium oxide or oxide mixtures derived from dolomite
- C04B35/04—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on magnesium oxide, calcium oxide or oxide mixtures derived from dolomite based on magnesium oxide
- C04B35/043—Refractories from grain sized mixtures
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/42—Constructional features of converters
- C21C5/44—Refractory linings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D1/00—Casings; Linings; Walls; Roofs
- F27D1/16—Making or repairing linings increasing the durability of linings or breaking away linings
- F27D1/1636—Repairing linings by projecting or spraying refractory materials on the lining
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
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- F27D2001/1605—Repairing linings
- F27D2001/161—Hot repair
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- Coating With Molten Metal (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼転炉の摩耗ラィニングを形成・保守する方法
に関する。
に関する。
この明細書において、「鋼転炉」という語は、いわゆる
LD法により鋼製造において使用するとりべばかりでな
く、かつまた溶融金属の塊りを酸素の吹き込みまたは吹
き付けにより精製して鋼とする他の方法において使用す
る容器を意味する。
LD法により鋼製造において使用するとりべばかりでな
く、かつまた溶融金属の塊りを酸素の吹き込みまたは吹
き付けにより精製して鋼とする他の方法において使用す
る容器を意味する。
このような容器は、容器の鋼壁上にれんが製作物として
形成された通常いわゆる安全または永久ライニングと、
溶融金属と接触する摩耗ラィニングとを有する。転炉へ
ある回数供給を行った後、摩耗ラィニングに規則的に保
守工程を実施することによって、摩耗ラィニングの摩耗
速度を減少することが普通である。この工程は、耐火材
を摩耗ライニング上へ吹き付けるかあるいは摩耗ライニ
ングをスラグで被覆することにあり、両方の場合ライニ
ングは熱い間にこれらの作業を行う。後者の作業は、い
わゆるスラツギングーィン(slaggng−in)で
あり、典型的には、鋼をあげた後転炉中に残る残留スラ
グをとりべを傾斜することにより摩耗ラィニングの表面
上へ分布させることにある。しかしながら、この残留ス
ラグを壁表面上へ吹き付けることによって分布させる方
法も知られている。これらの方法はこの技術分野で十分
に広く知られているので、これ以上説明を要しないであ
ろう。過去において、また現在においてさえ、とくに西
ヨーロッパにおいて、摩耗ラィニング中に焼成ドロマィ
トがいまいま使用されてきているが、焼成マグネサィト
から製作されたれんがに移り変わる傾向が著しい。
形成された通常いわゆる安全または永久ライニングと、
溶融金属と接触する摩耗ラィニングとを有する。転炉へ
ある回数供給を行った後、摩耗ラィニングに規則的に保
守工程を実施することによって、摩耗ラィニングの摩耗
速度を減少することが普通である。この工程は、耐火材
を摩耗ライニング上へ吹き付けるかあるいは摩耗ライニ
ングをスラグで被覆することにあり、両方の場合ライニ
ングは熱い間にこれらの作業を行う。後者の作業は、い
わゆるスラツギングーィン(slaggng−in)で
あり、典型的には、鋼をあげた後転炉中に残る残留スラ
グをとりべを傾斜することにより摩耗ラィニングの表面
上へ分布させることにある。しかしながら、この残留ス
ラグを壁表面上へ吹き付けることによって分布させる方
法も知られている。これらの方法はこの技術分野で十分
に広く知られているので、これ以上説明を要しないであ
ろう。過去において、また現在においてさえ、とくに西
ヨーロッパにおいて、摩耗ラィニング中に焼成ドロマィ
トがいまいま使用されてきているが、焼成マグネサィト
から製作されたれんがに移り変わる傾向が著しい。
後者の材料を使用すると、ラィニングの使用寿命を延長
できることは一般に認められている。マグネサィトのれ
んがは焼成マグネサィト粒子の出発材料を、結合剤とし
てコールタール生成物と混合し、プレスしてれんがにす
ることによって製造される。また、れんがは、時には、
マグネサィト粒子を高温において焼成して、粒子の間の
セラミック凝着を達成し、その後コールタール生成物で
含浸することによって、作られる。このようなれんがの
製作に使用する焼成マグネサィト粒子または粒状体は、
主としてマグネシウム酸化物からなり、一方他の酸化物
成分、たとえば、Ca○,Si02,Fe203,AI
203なども多少存在しうる。
できることは一般に認められている。マグネサィトのれ
んがは焼成マグネサィト粒子の出発材料を、結合剤とし
てコールタール生成物と混合し、プレスしてれんがにす
ることによって製造される。また、れんがは、時には、
マグネサィト粒子を高温において焼成して、粒子の間の
セラミック凝着を達成し、その後コールタール生成物で
含浸することによって、作られる。このようなれんがの
製作に使用する焼成マグネサィト粒子または粒状体は、
主としてマグネシウム酸化物からなり、一方他の酸化物
成分、たとえば、Ca○,Si02,Fe203,AI
203なども多少存在しうる。
鉱物学上の用語において、マグネサイトは、いわゆるべ
リクレーズ粒子から構成されており、その大きさは典型
的には0.01〜0.1肌の間で変化する。前述の他の
酸化物は、主としてべリクレーズ型である種々の鉱物学
的組み合わせの型を有する。それらの化学的親和性のた
め、酸化物Ca○およびSj02は優先的に互いに、M
ざ0と組み合ってまたは組み合わないで、化合物を形成
する。G.R.Rigby,日.M.Richards
onおよびF.Ballは、、、Bulletinof
the BritishRefrac■rjes Re
searchAssociation(英国耐火物研究
協会の会報)″1946年6月の第71号中に、焼結し
たマグネサィトの鉱物学的組成をその化学的組成に基づ
いて計算できる方法を記載している。
リクレーズ粒子から構成されており、その大きさは典型
的には0.01〜0.1肌の間で変化する。前述の他の
酸化物は、主としてべリクレーズ型である種々の鉱物学
的組み合わせの型を有する。それらの化学的親和性のた
め、酸化物Ca○およびSj02は優先的に互いに、M
ざ0と組み合ってまたは組み合わないで、化合物を形成
する。G.R.Rigby,日.M.Richards
onおよびF.Ballは、、、Bulletinof
the BritishRefrac■rjes Re
searchAssociation(英国耐火物研究
協会の会報)″1946年6月の第71号中に、焼結し
たマグネサィトの鉱物学的組成をその化学的組成に基づ
いて計算できる方法を記載している。
この方法は、実験により確認され、Ca○およびSi0
2の酸化物の比は生成するケイ酸塩の種類の決定因であ
ることを示唆している。2以上のCa○対Si02のモ
ル比において、これらの酸化物はジカルシウムシリケー
トまたはトリカルシウムシリケートを形成する。このモ
ル比が1.5〜2の間にある場合、化合物ジカルシウム
シリケートおよびメルウイナイト(丈ao・M奴・あi
02)が生成する;1〜1.5の間にある場合、化合物
メルゥィナィトおよびモンチセラィト(Ca○−Mg0
・Si02)が生成する;モル比が1より小さい場合、
モンチセライト(monticellite)およびフ
オルステライト(2Mg○・Si02)が生成するであ
ろう。
2の酸化物の比は生成するケイ酸塩の種類の決定因であ
ることを示唆している。2以上のCa○対Si02のモ
ル比において、これらの酸化物はジカルシウムシリケー
トまたはトリカルシウムシリケートを形成する。このモ
ル比が1.5〜2の間にある場合、化合物ジカルシウム
シリケートおよびメルウイナイト(丈ao・M奴・あi
02)が生成する;1〜1.5の間にある場合、化合物
メルゥィナィトおよびモンチセラィト(Ca○−Mg0
・Si02)が生成する;モル比が1より小さい場合、
モンチセライト(monticellite)およびフ
オルステライト(2Mg○・Si02)が生成するであ
ろう。
一般にこの技術分野において、摩耗ラィニングの最長寿
命は最高の可能な等級のマグネサィト材料を使用するこ
とによって達成できる。これに関して、高級のマグネサ
ィト材料は最大の百分率のMg0により、および適当に
選んだCa○およびSiQの分子比によって、特徴づけ
られると考えられる。マグネサイト中のCa○対Si0
2の比は、Mg0よりも大きい量の酸化物を含有するマ
グネサィトにおいてとくに重要である。
命は最高の可能な等級のマグネサィト材料を使用するこ
とによって達成できる。これに関して、高級のマグネサ
ィト材料は最大の百分率のMg0により、および適当に
選んだCa○およびSiQの分子比によって、特徴づけ
られると考えられる。マグネサイト中のCa○対Si0
2の比は、Mg0よりも大きい量の酸化物を含有するマ
グネサィトにおいてとくに重要である。
この理由は次のとおりである:鋼炉、とくに転炉のラィ
ニング材料としてのマグネサイトの使用において、一般
にマグネサィト級の品質はMg○含量が増加するにつれ
て高くなると推測され、そしてCa0対Si02の分子
比は2より犬という要件が設定された。泥の存在量が低
いとき、ベリクレーズの粒子は直接に接触し、直接結合
の構造を形成するが、泥が高い比率で存在すると、ベリ
クレーズ粒子の接触は中間相を介してなされる。
ニング材料としてのマグネサイトの使用において、一般
にマグネサィト級の品質はMg○含量が増加するにつれ
て高くなると推測され、そしてCa0対Si02の分子
比は2より犬という要件が設定された。泥の存在量が低
いとき、ベリクレーズの粒子は直接に接触し、直接結合
の構造を形成するが、泥が高い比率で存在すると、ベリ
クレーズ粒子の接触は中間相を介してなされる。
この中間相が低融点である場合、自明の仮定は、運転条
件下で材料の摩耗抵抗は傷つけられるであろうというこ
とである。最近の開発の示すところによれば、ラィニン
グのれんがの製作物の究極寿命は保守材料を摩耗ヲィニ
ング上へ施こす試みが成功する程度にますます依存する
。
件下で材料の摩耗抵抗は傷つけられるであろうというこ
とである。最近の開発の示すところによれば、ラィニン
グのれんがの製作物の究極寿命は保守材料を摩耗ヲィニ
ング上へ施こす試みが成功する程度にますます依存する
。
かくして本発明は、転炉の運転中高度に耐摩耗性である
鋼転炉の摩耗ラィニングを形成する方法に関する。
鋼転炉の摩耗ラィニングを形成する方法に関する。
本発明の目的は、適当に保守がなされるならば、摩耗速
度が従来の摩耗ラィニングより遅いラィニングを形成す
る方法にある。特許請求の範囲に記載する本発明は、こ
の結果を達成することを意図する。
度が従来の摩耗ラィニングより遅いラィニングを形成す
る方法にある。特許請求の範囲に記載する本発明は、こ
の結果を達成することを意図する。
簡単にいえば、摩耗ラィニングのマグネサィト成分中の
粒子は平均6%以上のモソチセラィトを含有する。この
特徴を(すでに知られた)保守技術、すなわち、前述の
ような耐火材料のラィニング上への吹き付けおよびスラ
ツギソグーィソ、の一方または両方と組み合わせると、
著しく長く続く摩耗ラィニソグが得られる。こうして本
発明は初め施こした摩耗ラィニングのための材料の正し
い選択と適当な保守の実施との組み合わせを提供するこ
とを認識することが重要である。本発明により要求され
るモンチセラィトのこの比率は「上に示したようなRi
gbh,Richardson& Ballの方法によ
って計算される。
粒子は平均6%以上のモソチセラィトを含有する。この
特徴を(すでに知られた)保守技術、すなわち、前述の
ような耐火材料のラィニング上への吹き付けおよびスラ
ツギソグーィソ、の一方または両方と組み合わせると、
著しく長く続く摩耗ラィニソグが得られる。こうして本
発明は初め施こした摩耗ラィニングのための材料の正し
い選択と適当な保守の実施との組み合わせを提供するこ
とを認識することが重要である。本発明により要求され
るモンチセラィトのこの比率は「上に示したようなRi
gbh,Richardson& Ballの方法によ
って計算される。
モンチセラィトは比較的に低沸点であるが、これはれん
がの摩耗抵抗にはほとんど影響を及ぼさないことがわか
った。他方において、マグネサイト粒子の中間相におい
て、モンチセライトは保守の間に施こされる材料の凝着
において著し、改良を与えるように思われた。モンチセ
ラィトの存在のこの有益な効果は、粒子が2.7%〜6
%の間のSi02を含有する場合、とくに明らかである
。本発明は、当業者が一般的に見て、前述のような完全
な転回を提供することを指摘しなくてはならない。従来
の技術的見解は、摩耗ラィニングの耐久性は摩耗ラィニ
ング自体の材料の前もって推定する「品質」によって主
として決定されるということであった。これに関して、
本発明は一般的に品質が劣ると考えられている、ある種
のいっそう安価な塩基性焼結材料の使用を可能とするの
で「根本的に異なる。しかしながら、長い寿命のラィニ
ングは、このような材料から製作したライニングが、吹
き付けまたはスラッギングーィンにより施こされた塩基
性材料の層を施こすことによって適切に保守されるなら
ば、事実きわめてすぐれた性質を有するという、予期し
ない性質を使用することによって達成できる。満足な結
果はM幻のみからなる耐火粒子から構成された摩耗ラィ
ニングを用いて達成できるが、ひじようにすぐれた結果
は、また、摩耗ラィニングの耐火粒子が約等分のMg○
と焼成ドロマィトとの混合物からなる場合、得られるよ
うに思われた。
がの摩耗抵抗にはほとんど影響を及ぼさないことがわか
った。他方において、マグネサイト粒子の中間相におい
て、モンチセライトは保守の間に施こされる材料の凝着
において著し、改良を与えるように思われた。モンチセ
ラィトの存在のこの有益な効果は、粒子が2.7%〜6
%の間のSi02を含有する場合、とくに明らかである
。本発明は、当業者が一般的に見て、前述のような完全
な転回を提供することを指摘しなくてはならない。従来
の技術的見解は、摩耗ラィニングの耐久性は摩耗ラィニ
ング自体の材料の前もって推定する「品質」によって主
として決定されるということであった。これに関して、
本発明は一般的に品質が劣ると考えられている、ある種
のいっそう安価な塩基性焼結材料の使用を可能とするの
で「根本的に異なる。しかしながら、長い寿命のラィニ
ングは、このような材料から製作したライニングが、吹
き付けまたはスラッギングーィンにより施こされた塩基
性材料の層を施こすことによって適切に保守されるなら
ば、事実きわめてすぐれた性質を有するという、予期し
ない性質を使用することによって達成できる。満足な結
果はM幻のみからなる耐火粒子から構成された摩耗ラィ
ニングを用いて達成できるが、ひじようにすぐれた結果
は、また、摩耗ラィニングの耐火粒子が約等分のMg○
と焼成ドロマィトとの混合物からなる場合、得られるよ
うに思われた。
添付図面を参照しながら、本発明の一実施例を記載する
。
。
実施例
第1図および第2図にその概略断面図を示した。
300トンのLD転炉の摩耗ライニングの使用寿命の測
定を、従来の型の非合金炭素鋼の製造プログラムを実施
することによって行った。
定を、従来の型の非合金炭素鋼の製造プログラムを実施
することによって行った。
第1図および第2図において1はLD転炉、2は転炉鋼
壁、3は永久ライニングであり、4,4′はトラニオン
である。3種の摩耗ラィニングを、それぞれ1,0およ
びmと表示するプログラムにおいて試験した。
壁、3は永久ライニングであり、4,4′はトラニオン
である。3種の摩耗ラィニングを、それぞれ1,0およ
びmと表示するプログラムにおいて試験した。
プログラム1および川こおいて、摩耗ライニングは、約
1%のモンチセライトと約2%のSi02を含有する従
来の組成物の焼結したマグネサイト材料から完全になっ
ていた。プログラムmにおいて、転炉は2つの異なるラ
ィニングを異なる場所すなわち、第2図のA側面とB側
面に有した。とりべの周囲の4分の1およびとりべの全
円筒高丸こわたる転炉のトラニオンの1つの位置圏A″
側面)において、摩耗ラィニングのパネルを6.3%の
モンチセラィトと3.2%のSj02を含有する暁結し
たマグネサィトから作った。これらのプログラムを実施
する間、摩耗ラィニングの厚さをとりべのA−側面と反
対側の−Bグー側面との両方について規則的に測定した
。なお、プログラムmにおけるB−側面の摩耗ライニン
グはプログラム1およびローこおけると全く同じもので
あった。添付図面の第3図においてこれらの測定の結果
がグラフで示されており、その水平軸はプログラムを開
始してからの供孫舎の回数であり、縦軸はA−側面の摩
耗ラィニングとB−側面の摩耗ラィニングとの厚さの差
(肌)である。厚さの測定値は転炉のAおよびB側面の
間の摩耗ラィニングの厚さの差(抑)として表わした。
1%のモンチセライトと約2%のSi02を含有する従
来の組成物の焼結したマグネサイト材料から完全になっ
ていた。プログラムmにおいて、転炉は2つの異なるラ
ィニングを異なる場所すなわち、第2図のA側面とB側
面に有した。とりべの周囲の4分の1およびとりべの全
円筒高丸こわたる転炉のトラニオンの1つの位置圏A″
側面)において、摩耗ラィニングのパネルを6.3%の
モンチセラィトと3.2%のSj02を含有する暁結し
たマグネサィトから作った。これらのプログラムを実施
する間、摩耗ラィニングの厚さをとりべのA−側面と反
対側の−Bグー側面との両方について規則的に測定した
。なお、プログラムmにおけるB−側面の摩耗ライニン
グはプログラム1およびローこおけると全く同じもので
あった。添付図面の第3図においてこれらの測定の結果
がグラフで示されており、その水平軸はプログラムを開
始してからの供孫舎の回数であり、縦軸はA−側面の摩
耗ラィニングとB−側面の摩耗ラィニングとの厚さの差
(肌)である。厚さの測定値は転炉のAおよびB側面の
間の摩耗ラィニングの厚さの差(抑)として表わした。
各測定において、それぞれA側面およびB側面上の最も
薄いスポットを判定値として取った。保守として、摩耗
ラィニングは、バィシュ(VeiGoh)社からOW7
0の標示で市販されている種類の、広く使用されている
、Feに富んだ水ガラスを含有するマグネサィト吹き付
け材料を、一定間隔で吹き付けた。
薄いスポットを判定値として取った。保守として、摩耗
ラィニングは、バィシュ(VeiGoh)社からOW7
0の標示で市販されている種類の、広く使用されている
、Feに富んだ水ガラスを含有するマグネサィト吹き付
け材料を、一定間隔で吹き付けた。
次の表に、3つのプログラムにおいて転炉のAおよびB
の側面に施こしたこの吹き付け材料の量、ならびに各プ
ログラムのためのこれらの量の差を記載する。これらの
量を各場合において第200目の供給と第500回目の
供給との間で吹き付けた。
の側面に施こしたこの吹き付け材料の量、ならびに各プ
ログラムのためのこれらの量の差を記載する。これらの
量を各場合において第200目の供給と第500回目の
供給との間で吹き付けた。
これらの数値から明らかなように、3つのプログラムに
おいて、Aおよび8の側面上へ吹き付けた材料の量の差
は無視できるものであり、そしてこれらの差は、摩耗ラ
ィニングの厚さの測定結果へ、あったとしても、ほとん
ど影響を及ぼすことができなかつた。グラフから明らか
なように、すべて同じ材料の摩耗ラィニングを用いたプ
ログラム1および0‘こおいて、この転炉はA−側面に
おいてはやく摩耗する典型的傾向をもつ。
おいて、Aおよび8の側面上へ吹き付けた材料の量の差
は無視できるものであり、そしてこれらの差は、摩耗ラ
ィニングの厚さの測定結果へ、あったとしても、ほとん
ど影響を及ぼすことができなかつた。グラフから明らか
なように、すべて同じ材料の摩耗ラィニングを用いたプ
ログラム1および0‘こおいて、この転炉はA−側面に
おいてはやく摩耗する典型的傾向をもつ。
このA−側面上のこの系統的にいっそうきびしい摩耗の
原因は、ここでは関係がない。プログラムmを表わす直
線から理解できるように、A−側面上の試験パネルの摩
耗はプログラム1および0の場合よりも認められほどに
少ない。これはA−側面上の試験パネルの材料が保守の
間従来の摩耗ラィニングの材料よりも吹き付けた材料へ
いっそうよく付着するという事実に起因するに違いない
。ここで保守において材料上への吹き付けを行なわない
と、試験パネルはかなりはやく摩耗することに注意しな
くてはならない。保守としてスラツギングーィンの実施
を用いて同様な試験により、上に記載した結果が大要に
おいて証明される。
原因は、ここでは関係がない。プログラムmを表わす直
線から理解できるように、A−側面上の試験パネルの摩
耗はプログラム1および0の場合よりも認められほどに
少ない。これはA−側面上の試験パネルの材料が保守の
間従来の摩耗ラィニングの材料よりも吹き付けた材料へ
いっそうよく付着するという事実に起因するに違いない
。ここで保守において材料上への吹き付けを行なわない
と、試験パネルはかなりはやく摩耗することに注意しな
くてはならない。保守としてスラツギングーィンの実施
を用いて同様な試験により、上に記載した結果が大要に
おいて証明される。
第1図は本発明方法で用いる対象となる鋼転炉の概略断
面図である。 第2図は第1図の鋼転炉の第1図のab線に沿った概略
断面図である。第3図は、とりべのA−側面と反対側の
B−側面とにおいて規則的に測定した厚さの差のグラフ
である。多l図 多2図 才ヲ図
面図である。 第2図は第1図の鋼転炉の第1図のab線に沿った概略
断面図である。第3図は、とりべのA−側面と反対側の
B−側面とにおいて規則的に測定した厚さの差のグラフ
である。多l図 多2図 才ヲ図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)少なくとも部分的に焼成マグネサイトから構
成された耐火材の塩基性摩耗ライニングを最初に形成し
、そして(b)鋼転炉の運転の間、不連続的に鋼転炉用
として公知の耐火材を熱い摩耗ライニングに吹き付けお
よび/または鋼転炉内に残留するスラツグで熱い摩耗ラ
イニングを被覆する工程を含む鋼転炉の摩耗ライニング
を形成・保守する方法において、摩耗ライニングのマグ
ネサイト成分の粒子がモンチセライトを平均少くとも6
%含有するようにして工程(a)における該摩耗ライニ
ングを形成することを特徴とする方法。 2 摩耗ライニングのマグネサイト成分の該粒子が2.
8%〜6%のSiO_2を含有する特許請求の範囲第1
項に記載の方法。 3 摩耗ライニングが少くとも50%のMgOを含有す
る特許請求の範囲第1項または2項に記載の方法。 4 摩耗ライニングの材料がほぼ等量の焼成マグネサイ
トと焼成ドロマイトとの混合物である特許請求の範囲第
1項または2項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NLAANVRAGE7807580,A NL176088B (nl) | 1978-07-14 | 1978-07-14 | Werkwijze voor het bedrijven van een staalconverter en een staalconverter te gebruiken hierbij. |
NL78.07580 | 1978-07-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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