JPS6019215Y2 - 耐震性吊り天井 - Google Patents
耐震性吊り天井Info
- Publication number
- JPS6019215Y2 JPS6019215Y2 JP8249078U JP8249078U JPS6019215Y2 JP S6019215 Y2 JPS6019215 Y2 JP S6019215Y2 JP 8249078 U JP8249078 U JP 8249078U JP 8249078 U JP8249078 U JP 8249078U JP S6019215 Y2 JPS6019215 Y2 JP S6019215Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- mounting piece
- earthquake
- bar
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、地震が発生しても天井板が落下することのな
い耐震性吊り天井に関し、さらに詳しくは、水平部１ａ
と垂直部１ｂからなる断面略り字状の載設片１の垂直部
１ｂを天井空間２の壁面３に沿って取着して水平部１ａ
を水平に突出させ、天井空間２に断面略逆Ｔ字状の複数
本のＴ型バー４を載設片１と略平行に吊設し、天井板６
の一端を載設片１の水平部１ａに載設すると共に載設片
１の垂直部１ｂと天井板６の間に弾性体５を介在させ、
天井板６の他端をＴ型バー４に載設すると共に天井板６
の他端をＴ型バー４に弾接せしめ、互いに隣接するＴ型
バー４間を連結片１０にて一体的に連結して戒る耐震性
吊り天井に係るものである。
い耐震性吊り天井に関し、さらに詳しくは、水平部１ａ
と垂直部１ｂからなる断面略り字状の載設片１の垂直部
１ｂを天井空間２の壁面３に沿って取着して水平部１ａ
を水平に突出させ、天井空間２に断面略逆Ｔ字状の複数
本のＴ型バー４を載設片１と略平行に吊設し、天井板６
の一端を載設片１の水平部１ａに載設すると共に載設片
１の垂直部１ｂと天井板６の間に弾性体５を介在させ、
天井板６の他端をＴ型バー４に載設すると共に天井板６
の他端をＴ型バー４に弾接せしめ、互いに隣接するＴ型
バー４間を連結片１０にて一体的に連結して戒る耐震性
吊り天井に係るものである。
従来、吊り天井は壁面に固定された載設片と天井空間か
ら吊設されたＴ型バーとの間に天井板を載設して施工し
ており、地震などにより天井空間が揺れ動くと壁面と天
井の動き方が異なるので、Ｔ型バーと載設片の間隔が天
井板の長さより大きくなり、このとき天井板がＴ型バー
と載設片の間から落下するという欠点があった。
ら吊設されたＴ型バーとの間に天井板を載設して施工し
ており、地震などにより天井空間が揺れ動くと壁面と天
井の動き方が異なるので、Ｔ型バーと載設片の間隔が天
井板の長さより大きくなり、このとき天井板がＴ型バー
と載設片の間から落下するという欠点があった。
本考案は上述した欠点を解消するものであり、その目的
とするところは載設片の垂直部と天井板との間に弾性体
を介在させて地震などにより天井空間が揺れ動いても天
井板が落下しないようにした耐震性吊り天井を提供する
ものである。
とするところは載設片の垂直部と天井板との間に弾性体
を介在させて地震などにより天井空間が揺れ動いても天
井板が落下しないようにした耐震性吊り天井を提供する
ものである。
本考案を以下、図示した実施例により詳述する。
載設片１は横長な断面略り字状をしていて水平部１ａと
垂直部１ｂからなっており、水平部１ａの幅Ｂは地震に
よる建築物の層間変位と天井板６ａの載置幅Ａとの和よ
り広幅に形成されていて垂直部１ｂはビルのような建物
内の天井空間２の壁面３の全長にわたって水平に固定さ
れており、水平部１ａは垂直部１ｂの下端から対向する
壁面３側に向けて水平に突出している。
垂直部１ｂからなっており、水平部１ａの幅Ｂは地震に
よる建築物の層間変位と天井板６ａの載置幅Ａとの和よ
り広幅に形成されていて垂直部１ｂはビルのような建物
内の天井空間２の壁面３の全長にわたって水平に固定さ
れており、水平部１ａは垂直部１ｂの下端から対向する
壁面３側に向けて水平に突出している。
天井空間２の壁面３の四周にはこのようにして載設片１
が固着されていて壁面３から対向する壁面３側に突出す
る４つの水平部１ａは互いに同水準に位置している。
が固着されていて壁面３から対向する壁面３側に突出す
る４つの水平部１ａは互いに同水準に位置している。
上階床を形成する建物躯体７の下面から天井空間２に載
設片１と平行に複数の吊具８が一定間隔で吊設されてい
て対向する両側の壁面３間にわたって複数列の吊具８が
載設片１と平行に隔設されている。
設片１と平行に複数の吊具８が一定間隔で吊設されてい
て対向する両側の壁面３間にわたって複数列の吊具８が
載設片１と平行に隔設されている。
Ｔ型バー４は横長な断面略逆Ｔ字状をしていて下端の両
側はそれぞれ載設部４ａになっており、Ｔ型バー４の上
端は全長にわたって両側に突出した突部９になっている
。
側はそれぞれ載設部４ａになっており、Ｔ型バー４の上
端は全長にわたって両側に突出した突部９になっている
。
吊具８の下端には各列ごとにＴ型バー４の突部９が取着
されていてＴ型バー４の下端に位置する各載設部４ａは
対向する水平部１ａ及び並行する他のＴ型バー４の載設
部４ａと平行かつ同水準に位置するようになっており、
複数のＴ型バー４が対向する載設片１間に平行に吊設さ
れている。
されていてＴ型バー４の下端に位置する各載設部４ａは
対向する水平部１ａ及び並行する他のＴ型バー４の載設
部４ａと平行かつ同水準に位置するようになっており、
複数のＴ型バー４が対向する載設片１間に平行に吊設さ
れている。
隣接するＴ型バー４の突部９間には連結片１０がＴ型バ
ー４と略直角に取着されており、複数の連結片１０がＴ
型バー４の全長にわたって隔設しである。
ー４と略直角に取着されており、複数の連結片１０がＴ
型バー４の全長にわたって隔設しである。
天井板は方形板状をしていて石膏ボードやグラスウール
又は岩綿吸音板からなっており、載設片１とＴ型バー４
間に取着する天井板６ａの一方の側端面にはばね体のよ
うな弾性体５が全長にわたって隔設されていて弾性体５
は横方向に突出している。
又は岩綿吸音板からなっており、載設片１とＴ型バー４
間に取着する天井板６ａの一方の側端面にはばね体のよ
うな弾性体５が全長にわたって隔設されていて弾性体５
は横方向に突出している。
天井板６ａの弾性体５側の端部は全長にわたって水平部
１ａの上面に載設されていてその載置幅Ａは地震による
建築物の層間変位より広幅になっており、各弾性体５の
先端は垂直部１ｂの下部に取着されている。
１ａの上面に載設されていてその載置幅Ａは地震による
建築物の層間変位より広幅になっており、各弾性体５の
先端は垂直部１ｂの下部に取着されている。
天井板６ａの弾性体５と反対側の端部は全長にわたって
載設部４ａに載設されていて天井板６ａの端面ば弾性体
５に押圧されてＴ型バー４の縦片４ｂに弾接している。
載設部４ａに載設されていて天井板６ａの端面ば弾性体
５に押圧されてＴ型バー４の縦片４ｂに弾接している。
同様にして対向する壁面３側の載設片１とＴ型バー４の
間にも天井板６ａを載設すると共に垂直部１ｂと天井板
６ａの一端間に介在する弾性体５にて天井板６ａの他端
面をＴ型バー４に弾接させ、互いに隣接するＴ型バー４
の載設部４ａ間にも天井板６を載設して耐震性吊り天井
を形成する。
間にも天井板６ａを載設すると共に垂直部１ｂと天井板
６ａの一端間に介在する弾性体５にて天井板６ａの他端
面をＴ型バー４に弾接させ、互いに隣接するＴ型バー４
の載設部４ａ間にも天井板６を載設して耐震性吊り天井
を形成する。
いま、地震が発生すると壁面３と建物躯体７は横方向に
揺動するが、壁面３と建物躯体７ではその揺れ方が異な
り、水平部１ａと載設部４ａ間の間隔が広くなって天井
板６ａ（７）Ｔ型バー４側は載設部４ａからずれ落ちよ
うとする。
揺動するが、壁面３と建物躯体７ではその揺れ方が異な
り、水平部１ａと載設部４ａ間の間隔が広くなって天井
板６ａ（７）Ｔ型バー４側は載設部４ａからずれ落ちよ
うとする。
しかしながら天井板６ａは弾性体５にて常にＴ型バー４
側に押圧されており、弾性体５は水平部１ａと載設部４
ａの間隔が広くなると伸長し、狭くなると収縮するので
天井板６ａの端面ば常に縦片４ｂに弾接して揺動し、一
方、天井板６ａの載設片１側は弾性体５を介して垂直部
１ｂに取着されていてしかも載置幅Ａは層間変位より広
幅になっているので弾性体５の伸縮により水平部１ａ上
を摺動するのみであり、天井板ａは載設片１とＴ型バー
４のいずれの側から落下することがない。
側に押圧されており、弾性体５は水平部１ａと載設部４
ａの間隔が広くなると伸長し、狭くなると収縮するので
天井板６ａの端面ば常に縦片４ｂに弾接して揺動し、一
方、天井板６ａの載設片１側は弾性体５を介して垂直部
１ｂに取着されていてしかも載置幅Ａは層間変位より広
幅になっているので弾性体５の伸縮により水平部１ａ上
を摺動するのみであり、天井板ａは載設片１とＴ型バー
４のいずれの側から落下することがない。
また互いに隣接るＴ型バー４間は連結片１０にて一体的
に連結されているので、各Ｔ型バー４は一体となって揺
動し、隣接するＴ型バー４の載設部４ａ間の間隔は変動
しないので天井板６は載設部４ａ間から落下することが
ない。
に連結されているので、各Ｔ型バー４は一体となって揺
動し、隣接するＴ型バー４の載設部４ａ間の間隔は変動
しないので天井板６は載設部４ａ間から落下することが
ない。
本考案は上述したように水平部と垂直部からなる断面略
り字状の載設片の垂直部を天井空間の壁面に取着し、天
井空間にＴ型バーを載設片と略平行に吊設したので、水
平部とＴ型バーとの間に天井板を載設することができ、
しかも垂直部と天井板との間に弾性体を介在させたので
、弾性体にて天井板をＴ型バー側に押圧して天井板の他
端をＴ型バーに弾接させることができる。
り字状の載設片の垂直部を天井空間の壁面に取着し、天
井空間にＴ型バーを載設片と略平行に吊設したので、水
平部とＴ型バーとの間に天井板を載設することができ、
しかも垂直部と天井板との間に弾性体を介在させたので
、弾性体にて天井板をＴ型バー側に押圧して天井板の他
端をＴ型バーに弾接させることができる。
したがって弾性体にて天井板を常にＴ型バーに弾接でき
るから、地震などによってＴ型バーと壁面が異なる横揺
れをして水平部とＴ型バーの間隔が広がっても天井板は
弾性体の伸縮により水平部を摺動するだけであり、天井
板は水平部とＴ型バーの間から落下することがないもの
である。
るから、地震などによってＴ型バーと壁面が異なる横揺
れをして水平部とＴ型バーの間隔が広がっても天井板は
弾性体の伸縮により水平部を摺動するだけであり、天井
板は水平部とＴ型バーの間から落下することがないもの
である。
更に、互いに隣接するＴ型バー間を連結片にて一体的に
連結しであるから、各Ｔ型バーは一体となって揺動し、
隣接するＴ型バーの載設部間の間隔は変動せずＴ型バー
間の天井板も載設部から落下することがないという利点
がある。
連結しであるから、各Ｔ型バーは一体となって揺動し、
隣接するＴ型バーの載設部間の間隔は変動せずＴ型バー
間の天井板も載設部から落下することがないという利点
がある。
第１図ａ、 ｂは従来例の静止状態と揺動状態の縦断面
図、第２図は本考案の一実施例の縦断面図、第３図は同
上の全体図であり、１は載設片、２は天井空間、３は壁
面、４はＴ型バー ５は弾性体、６は天井板である。
図、第２図は本考案の一実施例の縦断面図、第３図は同
上の全体図であり、１は載設片、２は天井空間、３は壁
面、４はＴ型バー ５は弾性体、６は天井板である。
Claims (1)
- 水平部と垂直部からなる断面略り字状の載設片の垂直部
を天井空間の壁面に沿って取着して水平部を水平に突出
させ、天井空間に断面略逆Ｔ字状の複数本のＴ型バーを
載設片と略平行に吊設し、天井板の一端を載設片の水平
部に載設すると共に載設片の垂直部と天井板の間に弾性
体を介在させ、天井板の他端をＴ型バーに載設すると共
に天井板の他端をＴ型バーに弾接せしめ、互いに隣接す
るＴ型バー間を連結片にて一体的に連結して成る耐震性
吊り天井。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8249078U JPS6019215Y2 (ja) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | 耐震性吊り天井 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8249078U JPS6019215Y2 (ja) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | 耐震性吊り天井 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54183118U JPS54183118U (ja) | 1979-12-25 |
| JPS6019215Y2 true JPS6019215Y2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=29003397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8249078U Expired JPS6019215Y2 (ja) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | 耐震性吊り天井 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019215Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-15 JP JP8249078U patent/JPS6019215Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54183118U (ja) | 1979-12-25 |
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