JPS60191154A - 冷凍サイクル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は冷房および暖房運転を行う冷凍サイクルに係り
、特に圧縮機全効率よく運転させる構造に関する。

〔発明の背景〕

従来の冷凍サイクルにおいては、圧縮機の吐出口が単一
吐出口なので、該圧縮機の内部での最終圧力（吐出圧力
）ｒｉ吸入圧力とその時の温度により一定値に決まって
しまう。従って、圧縮機よシ吐出された吐出ガスは、凝
縮器部（冷房時では室内側熱交換器、暖房時では室内側
熱交換器）の圧力によって圧縮されたり、膨張したりす
る。換言すれは、圧縮不足となったり、過圧縮となって
損失が発生し、圧縮機が効率よく運転されない問題があ
る。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、広い範囲の圧力比運転で圧縮機を効率
よく運転できる冷凍サイクルを提供することにある。

〔発明の概要〕

この目的を達成するために、本発明は、圧力比の異なる
２つの吐出口を有する８１：縮機を備え、その圧縮機の
圧力比の商い吐出口を第１配管を介して冷媒の流れを切
換える第１四方弁の一方の入口に接続し、かつ圧力比の
低い吐出ロケ第２配管を介して前記第１四方弁の他方の
人口に接続する一方、第１四方弁の一方の出口を粥３配
管を介して運転モードを冷房または暖房に切換える第２
四方弁の入口側に接続し、かつ第１四方弁の他方の出口
を、電磁弁および膨張弁を介在した第４配管を介して第
２四方弁の入口側に接続し、高圧側と低圧側との圧力比
が大きい状態のときは前記電磁弁が閉じていると共に、
前記第１四方弁が、第１配管と第３配管とを、第２配管
と第４配′Ｕとをそノしそれ接続する位置に切換わシ、
前記圧力比が小さい状態のときは前記′電磁弁が開くと
共に、第１四方弁が、第１配管と第４配管とを、第２配
管と第３配管とをそれぞれ接続する位置に切換わるよう
に構成したことを％徴とする。

〔発明の実施例〕

以Ｆ１本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。第１図は本発明による冷凍サイクルの系統図、第２
図は第１図におけるスクロール圧縮機の縦断面図を示し
ている。第１図において、この冷凍サイクルは、圧力比
の商い吐出口ＩＡおよび圧力比の１戊い吐出口１Ｂを有
するスクロール圧縮機１と、冷媒の流れを切換える第１
四方弁２と、運転モードを冷房または暖房に切換える第
２四方弁３と、室外側熱交換器４および室内側熱交換器
５と、冷房用膨張弁６および暖房用膨張弁７と、冷房時
に開く逆止弁８および暖坊時に開く逆止弁９と、受液器
１０とを備えている。前記スクロール圧縮機１の圧力比
の高い吐出口Ｉ八は第１配置゛Ｐ１を介して第１四方弁
２の一方の入口に接続され、圧力比の低い吐出ロＩＢＩ
−１：第２配置］’Ｐ２全介して第１四方弁２の他方の
入口に接続されている。また第１四方弁２の一方の出口
は第３配・ＵＦ４を介して第２四方弁３の入口側に接続
され、他方の出口は膨張弁１１および電磁弁１２を介在
した第４配含Ｐ４を介して第２四方弁３０人口側に接続
されている。そして、高圧側と低圧側との圧力比が太き
い状態のときは、前記電磁弁１２が閉じると共に、前記
第１四方弁２が、第１配管Ｐ１と第３配看Ｐ３とと、第
２配管Ｐ２と第４配管Ｐ４とをそれぞれ接続する位置に
切換わり、また前記圧力比が小さい状態のときは、前記
′電磁弁１２が開くと共ｅこ、第１四方弁２が、第１配
管Ｐ１と第４配管Ｐ４と金、第２配・＾’Ｐ２と第３配
管Ｐ３と釦そＪ−ｂぞれ佐１すＣする位置Ｖこ切換わる
ようになさノしている。尚、図中ＩＣはスクロール圧縮
機１の吸入口を小す。

第２図ｒ（おいて、＠ｉＪ記スクロール圧粗殴１は、り
軸２４ケ介して駆動するモータ２３と、圧縮機構および
モータ２３を収納する密閉テヤンノ（２５と、２つの吐
出口ＩＡ、ＩＢおよび吸入口ＩＣとを備えている。そし
て、吸入口ＩＣから吸入したカス冷媒を固尼スクロール
２１と旋回スクロール２２との間で圧縮し、最終圧縮室
で圧縮されたガス冷媒（圧力比の大きいガス冷媒）を吐
出ボート２６から密閉チャンバ２５内に吐出した後、そ
のガス冷媒〒吐出口ＩＡから吐出する一方、圧縮途中の
圧縮室で圧縮されたガス冷媒（圧力比の小さいガス酊媒
）を吐出口ＩＢから吐出するようになっている。

次に本発明の作用について説明する。

冷房運転に２いて、外気温度が高く、室温が低くて高圧
側と低圧側との圧力比が大きい状態、即ち高圧力比時に
は、第１四力弁２が実線の位置に切換わシ、第１配管Ｐ
１と第３配管Ｐ３とが、第２配肯Ｐ３と第４配管Ｐ４と
がそれぞれ接続されると共に、第４配管Ｐ４の電磁弁１
２が閉となる。これにより、スクロール圧Ｍ機１の吐出
口ＩＢからはカス冷媒が吐出されない状態となり、ガス
冷媒は吐出口ＩＡからのみ吐出される、即ち尚正比のガ
ス冷媒が吐出きれることになる。そして、そのガス冷媒
は第１配管Ｐ１、第１四方弁２および第３配管Ｐ３を通
って第２四方弁３に向って流れる。この時、第２四方弁
３は実疎の位置に切換わっているので、前記ガス冷媒は
第２四方弁３′ｆ：経で室外側熱交換器４に流入し、こ
こで縦縞液化する。縦縞液化した市媒は逆止弁８を経て
膨張弁すで減圧された仮、室内側熱交換器５で蒸発し、
室内を冷房する。室内側熱交換器すを出た過熱冷媒ガス
は第２四方弁３および受液器１０を経て再びスクロール
圧縮機１へ戻り吸入口ＩＣより吸入される。

ＡｉＪ述の達転状悪から外気温度が低下し、時ＶＣはそ
れに加えて室内温度が上昇すると、室内側熱交換器５で
の熱交侠量が多くなυ低圧が尚まり、重圧が低下する。

つまり圧力比が小さくなるので、スクロール圧縮機１の
吐出口ＩＡより吐出されるカス冷媒は過圧縮気味となり
、該圧縮機の効率が低下すめことになる。しかして、こ
の状態になると第１四方弁２が破線の位置に切換わって
第１配管Ｐ１と第４配管Ｐ４とが、第２配肯Ｐ２と第３
配管Ｐ３とがそれぞれ接続されると共に、電磁弁１２が
開となる。これにより、低圧力比の大部分のガス冷媒が
吐出口ＩＢから吐出され、第２配管Ｐ２、第１四方弁２
および第３配管Ｐ３、第２四方弁３を曲って室外側熱交
換器４へ流入する。一方、残りの少しのガス冷媒は吐出
口１人より吐出され、第１配管Ｐ１、第１四方弁２およ
び第４配盲Ｐ４を通り、膨張弁１１で減圧された後、第
２四方弁３の手前で先の冷媒と合流して室外側熱交換器
４へ流入する。

従って、本発明による冷凍サイクルにおいては、低圧力
比での冷房運私時に、圧力比の低いカス冷媒の大部分を
スクロール圧縮機１の吐出口１Ｂより吐出させ、残りの
少量を過圧縮させて吐出口ＩＡより吐出させるので、該
圧縮機１を効率よく運転させることが可能となる。

また、暖房運転についても、第２四方弁３が破線の位置
に切換わるだけで、基本的な動作は前述と四球であるの
で、暖房時にもスクロール圧縮機１ケ効率よく運転させ
ることができる。

尚、この実施例においては、圧縮機としてスクロール圧
＃憬勿用いた例を示したが、他の圧縮機を用いてもよい
ことは勿誦でああ。

〔発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、広い範囲の圧力
比運転で圧縮機勿効率よく運転できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ｆこよる冷凍サイクルの禾統図、第２図
は第１図におけるスクロール圧縮機の縦断面図？示す。 １・・・スクロール出ｍ機　ＩＡ、ＩＢ・・・吐出口２
・・・第１四方弁　３・・・第２四方弁　４・・・室外
側熱交換器　ｂ・・・室内側熱交換器、６・・・冷房用
膨張弁　７・・・暖Ｊガ用膨張弁　１１・・・膨張弁１
２・・・屯（ｄ弁　Ｐｌ・・・第１配管　Ｐ２・・・第
２配酎　Ｐ３・・・第３配管　Ｐ４・・・第４配管。 代理人弁理士　尚　橋　明　夫 廖１１ １

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧力比の異な７）２つの吐出口を有する圧縮機と、冷媒
   の流れ方向を切換える第１四方弁と、運転モードを冷房
   または暖房に切換える第２四方弁と、至外側熱交挨器お
   よび軍内側熱交侠器と、冷房用膨張弁および暖房用＃脹
   弁とを備え、前ｄピ圧縮機の圧力比の高い吐出口を第１
   配！ｆを介して第１四方弁の一方の入口に接、胱し、か
   つ圧力比の低い吐出口をｉ２配管を介して第１四方弁の
   他方の入口に接続す６一方、第１四方弁の一方の出口を
   第３配’Ｇｆｋ介して第２四方弁の入口側に接続し、か
   つ第１四方弁の他方の出口を、電磁弁および膨張弁を介
   在した第４配管を介して第２四方弁の入口側に接続し、
   高庄側と低圧側との圧力比が大きい状態のときは前記電
   磁弁が１３１じていると共に、前記第１四方弁が、第１
   配管と第３配肯とを、第２配管と第４配官とをそれぞれ
   接続する位置に切換わり、前記圧力比が小さい状態のと
   きは前記電磁弁が開くと共に、第１四方弁が、第１配哲
   と第４配管とを、第２配管と第３配管とをそれぞれ接続
   する位置に切換わるように構成したことを特徴とする冷
   凍サイクル。