JPS6019057Y2 - 揚穀装置 - Google Patents

揚穀装置

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Publication number
JPS6019057Y2
JPS6019057Y2 JP5283079U JP5283079U JPS6019057Y2 JP S6019057 Y2 JPS6019057 Y2 JP S6019057Y2 JP 5283079 U JP5283079 U JP 5283079U JP 5283079 U JP5283079 U JP 5283079U JP S6019057 Y2 JPS6019057 Y2 JP S6019057Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
grain
grains
rotary blade
conveyor
Prior art date
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Expired
Application number
JP5283079U
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English (en)
Other versions
JPS55151717U (ja
Inventor
正美 仲谷
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP5283079U priority Critical patent/JPS6019057Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スクリューコンベアのスクリュー軸上端側に
放てき用回転羽根を付設した揚穀装置に関する。
上記の揚穀装置において、従来は、第3図に示すように
、揚穀スクリュー17の上縁に連ねる状態でそのスクリ
ュー軸21に回転羽根20を一体連設すると共に、その
回転羽根20に臨ませて揚穀筒15の上部に穀粒吐出口
19を開口して、回転羽根20の回転軌跡内に揚上した
穀粒をその全量をひとまとめにして跳ね飛ばしているも
ので、ひとところに揚上滞留して実質的に静止慣性力が
大になった穀粒の全量を回転羽根20の下端側部分で跳
ね飛ばすに、スクリュー軸21の軸トルクを基にした放
てき力が小さくなって、飛距離を大きくとる事ができな
いものであった。
本考案は、上述の実情に鑑みて、簡単な改造でもって穀
粒の飛距離を大にする事を目的とする。
本考案は次の点に構成上の特徴がある。
即ち、スクリューコンベアのスクリュー軸上端側に放て
き用回転羽根を付設した揚穀装置であって、前記回転羽
根を、揚送方向の上下で前記コンベアのスクリューとそ
の一部がスクリュー軸の軸線方向で重複する位置に付設
するとともに、この回転羽根を前記スクリューの半径よ
りも更に半径方向の外方に延びる大きさに形威し、且つ
、前記スクリューと重複する前記回転羽根のスクリュー
径内に位置する部分を切除した略逆り字形状に成形しで
あることを特徴とする。
このように構成した揚穀装置は、スクリューの上端近く
まで揚送された穀粒を、回転羽根と重複するスクリュ一
部分で周囲にあふれ出させながら持ち上げて上下に分散
した後、スクリューの半径よりも外方に位置する回転羽
根部分で跳ね飛ばす作用が行なわれるので次の効果が得
られる。
■ 回転羽根の揚送方向での上下巾の全体を使用して、
揚送穀粒に回転羽根の放てき力を確実に作用させること
ができ、その放てき距離を大きくできる。
つまり、前述したように、第3図のような従来の装置で
あると、スクリューの終端で揚送力が解除された穀粒は
回転羽根の全体に分散しにくく、しかも、後続の穀粒に
押されて、前記放てき力を受けずに吐出口に短絡してし
まう欠点があったが、本考案の構成によるとこのような
欠点を解消できる。
@ スクリューの周囲からあふれて落下する状態にある
穀粒を跳ね飛ばすので、跳ね飛ばすべき穀粒の静止慣性
力が小さく、軸トルクを基にした放てき力が大になり、
その飛距離をのばすことができる。
Oスクリューと回転羽根とが揚送方向の上下で重複して
いながら、スクリュー径内に位置する羽根部分を切除し
ているので、回転羽根に邪魔されることなしにスクリュ
ーの終端にまで穀粒を持ち上げることができ、確実に穀
粒を上下に分散できる。
次に、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
植立茎稈に対する分草具1・・と引起し装置2.2及び
刈取装置3と搬送装置4から成る前処理部5を、クロー
ラ走行装置6を備えた機台に対してその後部横軸まわり
で上下に揺動自在に取付け、この前処理部5の後部に脱
穀機7を搭載すると共に、前記前処理部5の側部に運転
操縦部8を、かつ脱穀機7の側部に脱穀粒の貯留部9を
配置し、そして排ワラ処理装置10を前記脱穀機7の排
ワラロに連設してコンバインを構成しである。
前記貯留部9は、脱穀機7からの一番穀粒を揚穀する装
置11とその装置11からの穀粒を貯留するタンク12
から戊り、前記揚穀装置11からの跳ね出し穀粒を湾曲
タンク壁に沿わせて最遠に位置する穀粒取出口のタンク
部分12aに供給すると共に、そのタンク部分12aか
らの溢れ出し穀粒をタンク部分12b、12cにかつ最
終的にタンク部分12dに供給するようにしである。
前記揚穀装置11を構成するに、第2図に示すように、
脱穀一番スクリユーコンベア14の吐出口i4aに揚穀
筒15を連通連設し、この筒15内にベベルギア機構1
6を介して駆動されるスクリュー17を設けて、筒15
に対するスクリュー17の相対回転によって穀粒を揚上
するスクリューコンベア18を構成し、そして前記揚穀
筒15の上端側に穀粒吐出口19を形成すると共に、前
記スクリュー17の上端縁を前記吐出口19の上下方向
中間部にまで位置させて、そのスクリュ一部分17aに
対して上下方向でラップさせる状態でかつ前記吐出口1
9に臨ませて、穀粒放てき用の回転羽根20をスクリュ
ー軸21に一体連設しである。
しかもこの回転羽根20は、スクリュー17の半径より
も更に半径方向の外方に延びる大きさに形成してあって
、前記スクリュー17と重複する回転羽根20のスクリ
ュー17径内に位置する部分を切除した略逆り字形状に
成形しである。
このように構成した揚穀装置を駆動させると、回転羽根
20の回転軌跡内に揚上された穀粒は、回転羽根20と
重複するスクリュ一部分17aで上下に分散された後に
回転羽根20の上下巾の全体を使用して遠方へ跳ね飛ば
される。
尚、本考案の揚穀装置は、穀粒を直接的に籾袋に供給す
るための装置や二番物を脱穀機に還元する装置などを対
象にして設けるも良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る揚穀装置の実施例を示し、第1図は
コンバインの全体平面図、第2図は揚穀装置の全体縦断
面図、第3図は従来構造の揚穀放てき部の断面図である
。 17・・・・・・スクリュー、18・・・・・・スクリ
ューコンベア、20・・・・・・放てき用回転羽根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクリューコンベア18のスクリュー軸21上端側に放
    てき用回転羽根20を付設した揚穀装置であって、前記
    回転羽根20を、揚送方向の上下で前記コンベア18の
    スクリュー17とその一部がスクリュー軸21の軸線方
    向で重複する位置に付設するとともに、この回転羽根2
    0を前記スクリュー17の半径よりも更に半径方向の外
    方に延びる大きさに形成し、且つ、前記スクリュー17
    と重複する前記回転羽根20のスクリュー17径内に位
    置する部分を切除した略逆り字形状に成形しである揚穀
    装置。
JP5283079U 1979-04-19 1979-04-19 揚穀装置 Expired JPS6019057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5283079U JPS6019057Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19 揚穀装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5283079U JPS6019057Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19 揚穀装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55151717U JPS55151717U (ja) 1980-11-01
JPS6019057Y2 true JPS6019057Y2 (ja) 1985-06-08

Family

ID=28944738

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JP5283079U Expired JPS6019057Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19 揚穀装置

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JPS55151717U (ja) 1980-11-01

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