JPS60190463A - 2−ピリジルヒドラゾン誘導体 - Google Patents

2−ピリジルヒドラゾン誘導体

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JPS60190463A
JPS60190463A JP4677084A JP4677084A JPS60190463A JP S60190463 A JPS60190463 A JP S60190463A JP 4677084 A JP4677084 A JP 4677084A JP 4677084 A JP4677084 A JP 4677084A JP S60190463 A JPS60190463 A JP S60190463A
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JP
Japan
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pyridylhydrazone
diazo
reaction
derivative
formula
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Pending
Application number
JP4677084A
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English (en)
Inventor
Norihisa Takahashi
典久 高橋
Masanori Toshimoto
正則 利元
Takayuki Hoshina
保科 隆行
Motoko Okamura
岡村 素子
Masahiko Hamada
浜田 征彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Shiono Koryo Kaisha Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Shiono Koryo Kaisha Ltd
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Publication date
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、ジアゾニウム塩に対するヒドラゾン系カップ
ラーとして有用な新規な2−ピリジルヒドラゾン誘導体
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、ジアゾニウム塩と、ジアゾニウム塩が電子反応し
得る化合物からなるカップラーとの間のカンプリング反
応を利用したジアゾ複写材料は広く知られており、ジア
ゾ感光紙等として利用されている。このようなジアゾ複
写材料においては、カップラーとしては、一般に、フェ
ノール又はナフトール系化合物が用いられているが、こ
のようなフェノールやナノ1−−ル系化合物をカップラ
ーとして用いる場合、ジアゾニウム塩とカップラーとの
カップリング反応により形成されるカップリング生成物
(アゾ染料)は耐光性が不七分であるという欠点を含む
〔目 的〕
本発明は、ジアゾニウム塩に対してカップラーとして作
用し、ジアゾニウム塩と組合せてジアゾ複写材料とした
場合に、高現像性の製品を与えると共に、地肌発色のな
い優れた耐光性を有する画像を形成し得るヒドラゾン化
合物を提供することを目的とする。
〔構 成〕
本発明によれば、下記一般式で表わされる2−ピリジル
上1ヘラシン誘導体が提供される。
前記式中、](は水素又は低級アルキル基であり、この
場合、低級アルキル基は、水溶性の点から炭素数1〜4
のものが好ましく、直鎖及び分岐鎖型のものが含まれる
前記一般式(1)で表わされるヒドラゾン化合物の具体
例としては、例えば、以下のものを示すことができる。
A:前記式(1)において、11−0の場合、(1)ク
リオキサ−ル酸−2−ピリジルヒ1ヘラシン (2)メチルクリオキサシー1−−2−ピリジルヒドラ
ゾン (3)エチルグリオキリレー1〜−2−ピリジルヒドラ
ゾン (4)n−プロピルグリオキサレート−2−ピリジルヒ
ドラゾン (5)イソプロビルグリオキサレ−1〜−2−ピリジル
上1−ラゾン (6) n−プチルグリオキサレー1ヘー2−ピリジル
ヒドラゾン  3− (7)し−プチルクリオキサレーh−2−ピリジルヒ1
〜ラゾン 13:前記式(1)において、r)=2の場合、(1)
2−ホルミルプロピオン酸−2−ピリジルヒドラゾン (2)メチル−2−ホルミルプロピオネ−1〜−2−ピ
リジルヒドラゾン (3)エチル−2−ホルミルプロピオネ−1−−:!−
ビリジルヒ1−ラソン (4)n−プロピル−2−ホルミルプロピオネ−1へ−
2−ピリジル上1−ラソン (5)イソプロピル−2−ホルミルプロピオネ−1〜−
2−ピリジルヒドラゾン (6)n−ブチル−2−ホルミルプロピオネ−1−=2
−ピリジルヒ1くラソン (7) L−ブチル−2−ポルミルプロピオネ−1−−
−2−ピリジルヒドラゾン C:前記式(1)において、n −= 3の場合(1)
2−ホルミル酪酸−2−ピリジルヒドラゾン(2)メチ
ル−2−ホルミルブチレート−2−ピリジルヒドラゾン (3)エチル−2−ホルミルブチレー1ヘー2−ピリジ
ルヒ1−ラゾン (4)n−プロピル−2−ホルミルブチレート−2−ピ
リジルヒドラゾン (5)イソプロピル−2−ボルミルブチレー]ヘー2−
ピリジルヒドラゾン (6) n−ブチル−2−ホルミルブチシー1−−2−
ピリジルヒドラゾン (7)し−ブチル−2−ホルミルブチレ−1へ−2−ピ
リジルヒドラゾン 本発明の前記一般式(1)で表わされる2−ピリジルヒ
ドラゾン誘導体は、ジアゾ複写材料に適用した場合、地
肌発色のない鮮明な画像を与えるという利点を有する−
1−1水溶性であることから、感光層形成液も本溶液と
し得るという利点を有する。
また、前記2−ピリジルヒドラゾン誘導体は高現像性で
、ジアゾニウム塩と速やかに反応し、鮮明な着色のカン
プリング生成物(ホルマザン色素)を!すえる。
−9= 本発明の2−ピリジルヒドラゾン誘導体を用いて工業的
に有利なジアゾ複写材料を得るには、ジアゾニウム塩と
前記一般式(+)で表わされる2−ピリジル上1−ラゾ
ン誘導体と、カップリング生成物(ホルマザン色素)に
対してキレ−1〜化し得る金属塩とを組合せる。ジアゾ
ニウム塩とヒドラゾン系カップラーとのカンブリンク反
応により得られる力yプリング生成物であるホルマザン
色素は、耐光性に劣るという問題があるが、この問題は
、ホルマザン色素を金属塩とキレ−1〜化することによ
り解決される。即ち、金属塩でキレート化されたホルマ
ザン色素は、キレ−1へ化されないものに比して、著し
く安定性の高められたもので、改良さJlた耐光性を示
す。
ホルマザン色素とキレ−1〜化し得る金属塩(錯塩を含
む)は、一般に、遷移金属の塩であり、例えば、ニッケ
ル、亜鉛、コバルト、銅、マンガン、ユウロピウム、鉄
、銀、カドミウム、クロム、チタン、モリブデン、タン
グステン、ゲルマニウム等の金属の塩が包含される。ま
た、金属塩とじては、無機酸及び有機酸の種々の塩を用
いることがCき、例えは、硫酸塩、硝酸塩、塩酸塩、ヘ
ンゼンスルポン酸塩、酢酸塩、炭酸塩等が挙げられ、ま
た、錯塩としては、アコ錯体、アミンアコ錯体、アセ1
−アセチル錯体、エチレンジアミン錯体、シアノ錯体、
テ1〜ラカルボニル錯体、チオ錯体ホー1−鮒体、イソ
シアネ−1・錯体、二1〜リロ錯体等が挙げられる。こ
のような金属塩は、ヒ1−ラソン系カップラーとジアゾ
ニウム塩とがカップリングすると、生成したホルマザン
色素と瞬時にキレ−1−化度応し、あざやかな高濃度の
着色画像を生成する。金属塩の使用量は、化学址論的址
以−1−であればよく、 般的には、ホルマザン色素1
モルに対して、05〜lOモル程度である。ジアゾ複写
材料を得る場合に、本発明の2−ピリジルヒ1くうシン
誘導体と組合せて用いられるジアゾニウム塩とし。
では、通常のジアゾ複写材料に用いられるジアゾ化合物
はいずれも用いることができるが、その代表的なものは
次の通りである。
4−シアソー2,5−ジメ1ヘキシフェニルモルホリン
、7− ・1−ジアゾ−2,5−シエ1〜キシフェニルモリホリ
ン、4−シアン’−2,5−ジプロポキシフェニルモル
ホリン、 4−ジアゾ−2,5−ジブ1〜キシフ工ニルモルホリン
、4−ジアゾ−2,5−シブ1〜キシ−N−ベンジル−
N−エチルアニリン、 4−ジアゾ−2,5−ジブトキシ−N、N−ジブチルア
ニリン、 4−シアソー2,5−ジブ1〜キシ−N−ベンジル−N
−ヒ1くロキシエチルアニリン、 4−ジアゾ−2,5−ジブトキシフェニルピペリジン、
4−ジアゾ−3−メトキシフェニルピペリジン、4−ジ
アゾ−2,5−ジブトキシフェニルピペリジン、4−シ
アシー2,5−ジピロボギシフェニルピペラジン、 4−ジアゾ−N、N−ジメチルアニリン、4−シアソー
N、N−ジエチルアニリン、4−ジアゾ−N−エチル−
N−ヒ1ヘロキシェチルアニリン、 4−シアシーN、N−ジプロピルアニリン、4−ジアゾ
−フェニルモルホリン、 4−ジアゾ−フェニルピロリジン、 4−ジアゾ−2−メチルフェニルピロリジン等。
本発明の2−ピリジルヒドラゾン誘導体は、次の反応式
に従って、2−ピリジルヒドラジンと、アルデヒドとを
反応させることによって得ることができる。
(II) (n+) (1) (前記式中、Rは水素又は低級アルキル基であり、nは
0〜3の整数である) 前記反応は、溶媒中において、0℃から溶媒の沸点の範
囲の温度、好ましくは20〜30℃の温度で実施される
。この場合、溶媒としては、低級アルコール、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン及びその他のエーテル系溶媒及
びこれらの有機溶媒と水との混合物等が挙げられる。特
に好ましい溶媒は、 6 − メタノール又はイソプロピルアルコールである。
なお、原料として用いるアルデヒドは、次のようにして
得られる。
(1)前記式において、n=o、R= IIの場合、市
販の011C−C00IIを使用 (2)前記式において、n=1.n==c2H5の場合
、CIl 3 C00C2+15 十HCOOC2H6
−→0HC−CI+ 2−COoC2II 5この反応
は、C2II 5 ONaの存在下、テトラヒドロフラ
ン又はエーテル中において、−10℃〜5℃で行い、最
後にHCQを加えることによって完結される。
(3)前記式において、n=2、n=c41+、3の場
合(イ): この反応は、)II(例えばP−メチルベンゼンスルホ
ン酸等)の存在下、還流下に行われる。
(ロ): この反応はトルエン中で40〜50°Cで行われる。
(ハ): この反応は、トルエン中において、パラジウム触媒(P
d/Ba504 )の存在下、60−70℃で行われる
(4)前記式において、n=2、R= 11のこの反応
は、メタノールやエタノール、イソプロパツール等のア
ルコール溶媒中で、10%程度のNa0l+水溶液を還
流下で反応させることによって実施される。
(5)前記式において、n = 3、R=CI13の場
合、前記の反応は、従来公知の方法に従って実施される
本発明で原料として用いる各種のアルデヒドは、前記の
要領に従って得られる。この場合、反応から得られる粗
製のアルデヒドはそのまま2−ピリジルヒドラジンに対
する反応原料として用いることができる。また、前記式
において、n = 0、R−アルキル基の場合のヒドラ
ゾンは、0IIC−C00I+と2−ピリジルヒドラジ
ンとの反応により得たヒドラゾン(n=0、R=Il)
を、対応するアルコールと濃度酸混合物でエステル化す
ることによって容易に得ることができる。
〔効 果〕
本発明の2−ピリジルヒドラゾン誘導体は、ジアゾ複写
材料におけるヒドラゾン系カップラーとして特に有用で
あるが、その他、合成原料としても有用である。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明す 11− る。
実施例1 2−ピリジルヒドラジン1.1モルと式ROCO−(C
I+ 2 ) CtlOで示されるアルデヒド1モルを
溶媒としてのメタノールに溶かし、室温で反応を行った
このようにして得られた反応生成物を次のようにして精
製した後、その性状を調べた。その結果を次表に示す。
表−1(1) 傘前記一般式で表わされる化合物におけるn及びRを意
味する。
12− また、前記実施例で得られた生成物のNMRのデータを
次表に示す。
表−1(2) (注) S : sing]et d : doubl
et; t : t;rjplet。
m : multipleL br : broad参
考例 〔感光液A〕 ・・・・・]Og 金属: N1CQ2 ・・・・20g 助 剤 :(1)カフェイン ・・・・20g(2)イ
ソプロビルルコール ・・2g(3) )−(2SC2
・・・・3g 溶 媒 二 水 ・・・・IQ (感光液B〕 感光液Aにおいて、カップラーとして、を用いると共に
、N1CQzを除いたもの(このものは従来のジアゾ複
写用感光紙用感光液である)。
前記感光液A又はBを、シリカ微粒子を分散させたアク
リル系樹脂をプレコートした白紙の上に、]、、1g/
cJの湿潤塗布凰で塗布した後、乾燥し、ジアゾ感光紙
A、Bを得た。これらのジアゾ感光紙を原図と重ね、リ
コピー5D580[■リコー製〕にて露光現像した。次
に、得られたコピーを、フェードメーター(スガ試験機
F A III型)により耐光性試験したところ、以下
の結果を得た。
表−2 15− 表−2に示された結果から、本発明の2−ヒリジルヒド
ラゾン誘導体は、ジアゾニウム塩に対するすぐれたカッ
プラーであることがわかる。
特許出願人 株式会社 リ コ − (ほか1名) 代理人弁理士池浦敏明 16−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 (式中、Rは水素又は低級アルキル基であり、nは0〜
    3の整数を表わす) で表わされる2−ピリジルヒドラゾン誘導体。
JP4677084A 1984-03-12 1984-03-12 2−ピリジルヒドラゾン誘導体 Pending JPS60190463A (ja)

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