JPS6019042Y2 - 長尺部品の保管治具 - Google Patents

長尺部品の保管治具

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JPS6019042Y2
JPS6019042Y2 JP8149978U JP8149978U JPS6019042Y2 JP S6019042 Y2 JPS6019042 Y2 JP S6019042Y2 JP 8149978 U JP8149978 U JP 8149978U JP 8149978 U JP8149978 U JP 8149978U JP S6019042 Y2 JPS6019042 Y2 JP S6019042Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
rail member
storage shelf
hanging
rail
Prior art date
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Expired
Application number
JP8149978U
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English (en)
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JPS54181483U (ja
Inventor
幸一 佐久間
省一郎 佐々木
卓 藤原
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP8149978U priority Critical patent/JPS6019042Y2/ja
Publication of JPS54181483U publication Critical patent/JPS54181483U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は長尺の部品を吊り下げて保管する保管治具に
関する。
従来、長尺の部品を吊り下げて保管する棚としては、第
8図に示すようなものがある。
この種の保管棚51はその上部に、例えばパイプ52等
が前後方向に適数本配設されており、それぞれのパイプ
52には、部品ωが吊具53を介して適数個吊り下げら
れていた。
この保管棚51は通常背面51aと両側が閉鎖され、前
面が開放されており、吊り下げられた部品ωは保管棚5
1の前面からのみ取り出せるようになっている。
従って、保管棚51の内側に吊り下げられた部品を、こ
の部品より前面にある部品より先に取り出す必要がある
場合には取り出す部品より先に前方にある部品を取り外
さないと、取り出す部品の位置まで体が入らないので、
部品の取り出しができなかった。
すなわち、上記従来の保管棚では下記のような欠点があ
った。
■ 保管棚内に体を入れるためのスペースが必要であり
、部品を保管するためのスペースが制限されるので、保
管する部品の数が少ない。
■ 多種類の部品を保管する棚では、棚から部品を取り
出す際吊り下げ、取り出しの回数が多くなり、作業に時
間がかかる。
■ 部品の重量が10に9以上になると、部品の吊り下
げ取り出しのため゛に無駄な労力を使い疲労が多くなる
■ 作業時の姿勢がくずれやすく安全上好ましくない。
この考案は上記にかんがみ、これらの欠点を解消するこ
とのできる部品保管治具の提供を目的とするものである
つぎに、この考案を図面に示す実施例にもとづいて説明
する。
第1図において、1は部品保管棚であり、その上部には
前後に横部材2,3が平行に設けられており、横部材2
,3の両側には側方部材4,5がそれぞれ平行に設けら
れている。
側方部材4,5の両側にはそれぞれ縦部材6. 6’、
7. 7’が平行に設けられている。
又後方の横部材3の下方には、この横部材3と同じ長さ
の横部材3′、3″が横部材3とそれぞれ平行に設けら
れて、縦部材6′と縦部材7′とを連結している。
同様に、側方部材4の下方に縦部材6,6′を連結する
ための側方部材4′、4″が側方部材4と平行に設けら
れており、又側方部材5の下方に縦部材7,7′を連結
するための側方部材5′、5″が側方部材5と平行に設
けられている。
この部品保管棚1は上部の横部材2,3に、第3図に示
すような逆U字形をしたレール部材8が、従来の部品保
管棚51のパイプ52より狭い間隔で、適数本平行に溶
着されている(第2図参照)。
このレール部材8は、その下端部にレール9,9aが相
対向して設けられている。
10は吊具であり、U字形をした本体10aの両側には
、レール9,9a上を転動するローラ11.llaが軸
12により回動可能に軸支されており、又本体10aの
下部にはフック13が止め金14により本体10aに対
して回動可能に取りつけられている。
15はチャンネル形のガイドレールであり、横部材2の
全長にわたり横部材2の上部に溶着されている(第5図
参照)。
16は操作板であり、第5図に示すようにその上部の一
端に、ガイドレール15の上部に嵌挿される逆U字形の
摺動部材17がある。
この摺動部材17は、この部材17の両端において溶着
された1対の連結部材18と、摺動部材17の中央にお
いて溶着された連結板19とにより、支持板2゜に連結
されている。
支持板20はその下面に、レール部材8と同じ形状の2
個のレール部材21゜21′が所定の間隔をおいて、レ
ール部材8と同じ高さで、かつ、平行に取りつけられて
いる。
レール部材22は、レール部材21.21’の外側にお
いて、これら両部材21.21’と直角に支持板20の
下面に取りつけられている。
このレー・爪部材22とレール部材21とによって形成
される側角部には、レール部材23が支持板2oに対。
し支軸24により回動可能に取りつけられてた円盤25
の下面に取りつけられている。
又、レール部材22とレール部材21′との側角部にも
、支持板20に取りつけら−れた支軸24′により回動
可能に支承される円盤25′に取りつけられたレール部
材23′がある。
26.27は支持板2゜の下面に取りつけられたストッ
パであり、レール部材23をストッパ26に当接させる
と(第2図の状態)、レール部材23は、レール部材2
1の延長上に位置する。
この状態から、円盤25を反時計方向に回転して、レー
ル部材23をストッパ27に当接させると、レール部材
23はレール部材22と向きが一致し、レール部材22
の延長上に位置する。
ストッパ26′及びストッパ27′はレール部材23′
側に取りつけられており、レール部材23′をストッパ
26′に当接させると、レール部材21′とレール部材
23′の向きが一致し、レール部材23′をストッパ2
7′に当接させると、レール部材23′の向きと、レー
ル部材22の向きが一致する。
支持板2oの両側(第6図において図示左右)下部には
一対のハンドル2B、28が固着されている。
つぎにこの実施例の作用について説明する。
第2図において、図示右側にあるレール部材8に設けた
吊具を前方からそれぞれ、IOA、10B、IOC,I
ODとする。
そして、これらの吊具に長尺の部品が吊り下げられてい
る時、部品保管棚1の最も後方にある吊具10Dに吊り
下げられた部品を取り出すには、作業者が操作板16の
ハンドル28を握り、操作板16をガイドレール15に
沿って移動させ、部品保管棚1のレール部材8に操作板
16のレール部材21又は21′を合せる(図例ではレ
ール部材21に合せている。
)。ついで、操作板16の円盤25を回転してレール部
材23をストッパー26に当接させ、レール部材8、レ
ール部材21及びレール部材23を1列にする。
つぎに、吊具10Aをレール部材8からレール部材21
を経てレール部材23に移動させる、ついで、作業者が
吊具10Aに吊り下げられた部品を把持して、円盤25
を反時計方向に回転させ、レール部材23をストッパ2
7に当接させて、レール部材23の向きをレール部材2
2の向きと一致させる。
ついで、レール部材23に支承されていた吊具10Aを
レール部材22に移動させる。
そして、吊具10Aの移動が終れば、レール部材23の
方向を換えレール部材23をストッパ26に当接させて
、レール部材23の向きをレール部材21の向きに一致
させる。
ついで、上記の吊具10Aを移動したのと同じ手順で吊
具10B、IOCをレール部材22に移動し、最後に残
った吊具10Dをレール部材8の外側端まで引き出しく
第7図参照)、この吊具10Dに吊り下げられた部品を
吊具10Dから取り外す。
つぎにレール部材22上にある吊具10A、10B、I
OCとレール部材8上にある吊具10Dをもとの位置に
戻すには、上記と逆の手順によって行なう。
なお、この実施例においては、操作板16にレール部材
をコ字形に設けたが、部品保管棚1の前面に広いスペー
スがある場合には、操作板16のレール部材21を長く
して、他のレール部材をなくすことができるので操作板
の構造を簡単にすることもできる。
この考案は上記のように、適数個の吊具をローラを介し
て移動可能に支承するレール部材を複数列上部に配設し
た部品保管棚と、前記吊具を支承するレール部材をコ字
形に取りつけ、前記部品保管棚のレールの整列方向と直
角方向に移動可能に部品保管棚の前面に設けた操作板と
により、長尺部品の保管治具を構威し、かつ、前記操作
板のコ字形のレールはその偏角部において方向変換可能
としたことにより、次のような効果がある。
(1)部品保管棚に保管された部品は棚の奥にあるもの
も、操作板を用いて前方の部品を取り出すことにより、
容易に取り出すことができる。
(2)取り出す部品より前方にある部品は、操作板に移
動でき部品保管棚内には作業者が体を入れるためのスペ
ースを必要としないので、部品保管棚は従来より多くの
部品を保管できる。
(3)部品保管棚からの取り出しが容易なため、多種類
の部品を保管しても、部品の吊り下げ取り出しのための
作業者の作業時間を短縮できるとともに、疲労を少なく
することができる。
(4)作業者は部品の取付取外しをする時、作業姿勢の
くずれることがなく安全に作業ができる。
(5)吊具に滑車を用いたので、重いものでも手作業で
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案の一実施例を示し、第1図は
部品保管治具の斜視図、第2図は第1図の部品保管治具
の上部前面P矢印図、第3図は部品保管棚のレール部材
に吊具を取りつけた状態の正面図、第4図は第3図の側
面図、第5図は部品保管棚に操作板を取りつけた状態の
要部側面図、第6図は第5図の正面図、第7図は操作板
の作用説明図、第8図は従来の保管棚の斜視図である。 1・・・・・・部品保管棚、8・・・・・・レール部材
、10・・・・・・吊具、11.lla・・・・・・ロ
ーラ、16・曲・操作板、20,21′・・・・・・レ
ール部材、22・・・・・・レール部材、23,23’
・・・・・・レール部材、25,25′・・・・・・円
盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部品を吊り下げる吊具に設けたローラを介して複数の吊
    具を移動可能に支承するレール部材を上部に複数列平行
    に配設した部品保管棚と、前記レール部材の整列方向と
    直角方向に移動可能に前記部品保管棚の上部前面に取り
    つけた操作板とからなり、この操作板はその下面に部品
    保管棚のレール部材と平行でかつ同じ高さで所定の間隔
    をおいて配置され、前記部品保管棚のレール部材に支承
    された吊具のローラが移動可能な2本のレール部材と、
    この2本のレール部材に対して部品保管棚と反対側にお
    いて直角に配置されて前記2本のレール部材とによりコ
    字形をなすレール部材とを有し、かつこのコ字形のレー
    ル部材はその偏角部において、このレール部材により支
    承される前記吊具の方向変換を可能としたことを特徴と
    する長尺部品の保管治具。
JP8149978U 1978-06-13 1978-06-13 長尺部品の保管治具 Expired JPS6019042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8149978U JPS6019042Y2 (ja) 1978-06-13 1978-06-13 長尺部品の保管治具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8149978U JPS6019042Y2 (ja) 1978-06-13 1978-06-13 長尺部品の保管治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54181483U JPS54181483U (ja) 1979-12-22
JPS6019042Y2 true JPS6019042Y2 (ja) 1985-06-08

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JP8149978U Expired JPS6019042Y2 (ja) 1978-06-13 1978-06-13 長尺部品の保管治具

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JPS54181483U (ja) 1979-12-22

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