JPS60187539A - 製品の自動選別を可能としたゴムタイヤの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車用等のゴムタイＶの製造方法、特に製
品タイＶの仕分番プ作業のための種類選別を自動的に行
うことを可能としたタイヤの製造方法に関づる。

ゴムタイヤは、未加硫のゴムの予成形品からなるグリー
ンケースないしグリーンタイヤの造成を経て、これを加
硫釜で成形加硫することによって製造される。そして、
加硫釜から出された成形タイヤは、パリ取り等の仕上げ
工程を経て製品となされる。而して、斯る製品タイヤは
、多数個の加硫釜に接続された複数の製造ラインから、
フライ数とか大きさ、形式等の種々異なったものが単一
の選別ステーションに向けて送り込まれてくるのが普通
である。そして、この選別ステーションでは、人為的作
業により、製品の目視検査とともに、各タイＡ７を種類
別毎に目視選別し、これより更に分岐した個々の搬送ラ
インに送り出すものとしている。

ところが、従来、上２の選別仕分は作業は全くの人為的
な目視選別によって行われており、従って、多くの人的
労力を要するのはもとＪ二り、殊に、形状においてはは
とんど見分１ノがつきにくいようなプライ数を箕にした
異種の製品タイ髪７の如きにあっては、その選別は相当
な熟練をもつ−ＣしてもなＪＪ容易ではなく、稀に過誤
仕分【ノを生ずるＪ、うなことがあった。

この発明ＩＪ上記のような問題点に鑑み、成形１１（１
硫前のグリーンタイヘアのオ大態においては、その搬入
ラインによっても、史にはその外観にＪ：つても、製造
されるタイＡ）の種類を容易に見分けることができるこ
とに希目し、この段階で人為的な選別作業を行うものと
づれば、製品タイＡ７の段階で行う選別作業に較べて容
易性を大幅に向上し、更には製品タイＡ７の自動選別を
も可能どなしうろことに想起を展間して、断る製品タイ
Ａ７の自動選別に最もりｒ適する手段を考慮することに
にす、この発明を完成するに至ったものＣある。

而して、このｄ明は、耐熱性ラベル基材の表面にバーコ
ード表示が施され、更に該表示面上に耐熱性樹脂からな
る透明保護皮膜が形成されると共に、同ラベル基材の裏
面に熱硬化性粘着剤層が設けられたバーコードラベルを
、グリーンタイヤの適所に貼着したのち、該グリーンタ
イＡ７を成形加硫釜に入れて加硫成形し、前記バーコー
ドラベルを製品タイヤの外面に一体的に付着せしめたも
のとづることを特徴とし、以降前記バーコードラベルの
バーコードをリーダーで読取って製品タイＡ７の種類を
検知し、該製品の自動選別を可能としたゴムタイＡ７の
製造方法を要旨とする。

以下、この発明を更に添附図面を参照しながら詳しく説
明する。

ゴムタイヤの製造は、前述のように先ずグリーンタイヤ
の造成から出発する。この工程は従来既知のとおりであ
る。そこで、この発明の実施においては、造成されたグ
リーンタイヤの適所、特に第１図に示゛ツにうに製品タ
イＡノ（Ｔ）のビード部の近傍となるような位置に、バ
ーコードラベル（Ｌ）を貼着する。

このバーコードラベル（Ｌ）は、グリーンタイＡ７がそ
の後の成形加硫工程にＪ３いて苛酷な加熱加圧条件下に
置かれることに基づき、ラベル自体も則る条件に？ｉＪ
えて剥削や皺、ずれ、表示の不鮮明化等を生ずるにうな
ものであってはならず、このにうな要請に対応しうるち
のであることが要求される。

而して、この発明に用いられるバーコードラベル（Ｌ）
は、第２図Ｊ３よび第３図に示すように、表面を白色系
とづ−る耐熱性のラベル基材（１）の表面にバーコード
表示（２）が印刷により施され、更に該表示面上に、耐
熱性樹脂か−らなる透明保護被膜（３〉が形成されると
其に、同ラベル基材く１）の裏面に熱硬化性粘着剤層（
４）が設けられ、その外面が更に前型紙（５）で被覆保
護されてなるものである。

図示実施例にお１プるバーコードラベル（Ｌ）（Ｊ１ラ
ベル丼材（１）として、厚さ１５〜５０μＦｉ！度のポ
リエステルフィルム、ポリウレタンフィルム等の耐熱性
合成樹脂フィルム（１ａ）の裏面に真空蒸着法等ににる
アルミニウム被膜／１ｈＳｊ＋（耶　虚　責　柄　ＮＬ
−簗消　黒面　４ｙ＜　１ＦｒＡ　軸枡　小　６色塗わ
１で塗装され、白色塗ＩＩシ）（１Ｇ）が形成されたも
のが用いられている。斯るラベル基材（１）は、熱的安
定性に優れており、タイヤの成形加硫工程で型内におい
て加熱加圧されても、変形したり皺を発生しにくい点で
右利である。上記アルミニウム被１！Ｊ（Ｉｂ）は合成
樹脂フィルム（１ａ）の表面側に形成されても良く、殊
に、該アルミニウム被膜（１ｂ）の存在により、合成樹
脂フィルム（１ａ）の熱的安定性を向上しろるのみなら
ず、加硫中にタイヤゴムから濡出する諸成分が表示面側
に及ぶのを遮断し、バーコード表示く２〉を鮮明に保持
しうる。もっとも、ラベル基材（１）は上記に限定され
るものではなく、アルミニウム被膜（１ｂ）を有しない
白色に竹色した耐熱性合成樹脂フィルム単体、またはそ
の表面に白色塗膜（１ｃ）を形成したものであっても良
いし、更には白色の耐熱性樹脂含浸紙等を用いても良い
。

バーコード表示（２）は通常黒色に形成されるものであ
るが、耐熱性インクをもって印刷すぺぎことはいうまで
もない。

透明保護被膜（３）（よ、これらラベル基材（１）と同
様に、タイ１７加硫成形条件下に１６かれても実質的に
熱変形を起づことのないものとＪることが必要であり、
たとえばシリコン、ポリエステルフィルム等が好適であ
る。生タイヤに貼着されたラベル（よ、該タイ゛１７の
加硫成形工程に於いて金型内壁に強く圧接されるもので
あり、一方タイ１？ゴムは金型内部で人きく変□形移動
づるため、ラベル表面は金型内壁に圧接摺擦されるが、
透明保護被膜（３）はこのＪ、うな摩擦からバーコード
表示（２）を保護し、表示が不鮮明になるのを防止Ｊる
ものである。

なお、第２図中（６）は単一の離型郭（５）上に縦横に
並ぺＣ形成された多数個のラベルを個々の単片に切離づ
ための切目であり、ラベル（Ｌ）はこの単片の単位−Ｃ
個々のグリーンタイ髪７にその種類に対応したものを貼
着することはいうまてもない。

上記のバーコードラベル（Ｌ）を貼棺したままの状態で
、グリーンタイヤは成形加硫釜に入れられ、加硫成形が
施される。従って、加＋！Ｘｌ　＃’：ｉの製品タイヤ
（１−）には、その表面に上記ラベル（Ｌ　”）が強目
に一体化された状態に貼付残存したものとなる。

而して、この製品タイヤ（Ｔ）は次いで製造ラインのコ
ンベアにより、選別ステーションに送られるが、ここで
は必要的には１人の作業員がリーダーの検出端をバーコ
ードラベル（Ｌ）の表面に臨ませ“Ｃそのバーコードを
走査する。

そしてこの走査信号にＪ二り、製品管理データーが蓄積
される一方、自動仕分は機に信号が送られ、製品タイ曳
７の種別に応じて各タイＡ７がその対応種別の搬送ライ
ンに仕分は移送されるものである。

この発明によれば上述の次第で、グリーンタイＡ７の状
態の段階で、当該タイヤの種別に対応シタバーコード表
示をもつバーコードラベルを貼付する。従って、その種
別、殊にフライ数のみを異にづるＪ：うなタイヤの種別
の見分けち容易に＜’ｉ　Ｌ／　ｌｒ７、従メ（のよう
に加硫成形後の製品タイＡ７の段階でそれを目視選別す
るような場合に較べ（、選別に過に；を生ずるおそれを
大幅に減少しうる。また、コードラベル自体に、前述の
Ｊ、うな（ｒ４成の優れた熱安定性を有Ｊる−６のを用
いるので、それを貼イ］シたのもタイヤの加硫成形を行
うにも拘わらず、製品タイ゛１７にバーコード表示を鮮
明にあられしたものとすることができ、製品タイ−１２
の段階でのリーダーにＪ：る読取りも充分に支障なく行
いうるらのとすることができる。かつ、製品タイヤの選
別に際しては、バーコードのリーダーよる読取りにより
、　ｓｈ気信号どしてタイ＼７の種類に応じた信号を取
出づことができるから、従来の目視による人為的選別を
（１う場合に較べて大幅な要作業人口の削減、省力化を
達成しうると）ｔに、（幾械的な自動仕分は作業の実行
し可ＯＬどなり、愈々省カ化、合理化を達成づることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はバーコードラベルが貼（＝Ｊされた製品タイ〜
Ｉの状態を示す斜視図、第２図はバーコードラベルの一
部切欠斜祝図、第３図は同じくその構成部材を分離状態
にして示したｆｆＪｉ面図である。 （Ｌ）・・・バーコードラベル、（１−）・・・製品タ
イＡ７、（１）・・・ラベル基材、（１ａ）・・・合成
樹脂フィルム、（１１３＞・・・アルミニウム被膜、（
１Ｃ）・・・白色塗膜、（２）・・・バーコード表示、
（３）・・・透明保護被膜、（４〉・・・耐熱性粘着剤
層、（５）・・・離型紙。 以」ニ 第２図 手続補正書 昭和５９年　９月２７日 し 昭和５９年　特　許　願第４４３９４号３、　補正をす
る者 月、□１．よ。関係　特許出願人 号 ４、イ、ＮＡ　代表名榎本義雄 住所　大阪由由１ル・行中、２町７２ｒＶｉ４心斎イ１
験゛：崎ビル８１マキ鴫仙　飄 舅 （１）明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり補正する
。 （２）　明細書第６頁第１７行の「含浸紙ｊの次に、「
、または普通の紙」を加入する。 以　上 特許請求の範囲 耐熱性ラベル基材の表面にバーコード表示が施され工ｌ
ラベル基拐の裏面に熱硬化性粘着剤層が設（）られたバ
ーコードラベルを、グリーンタイＶの適所に貼着したの
ち、該グリーンタイ１７を成形加硫釜に入れて加硫成形
し、前記バーコードラベルを製品タイヤの外面に一体的
に付着せしめたものとづることを特徴とし、以降前記バ
ーコードラベルのバーコードをリーダーで読取って製品
タイＶの種類を検知し、該製品の自動選別を可能とした
ゴムタイヤの製造方法。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 耐熱性ラベル塁月の表面にバーコード表示が施され、更
   に該表示面上に１１（熱性樹脂からなる透明保護皮膜が
   形成されると共に、同うベル基月の裏面に熱硬化性粘着
   剤層が設けられたバーコートラベルを、グリーンタイＡ
   ７の適所に貼むしたのち、該グリーンタイヤを成形加硫
   釜に入れて加硫成形し、前記バーコードラベル＠製品タ
   イヤの外面に一体的に付着せしめたものとづることを特
   徴とし、以降前記バーコードラベルのバーコードをリー
   ダーで読取って製品タイヤの種類を検知し、該製品の自
   動選別を可能としたゴムタイヤの製造方法。