JPS60187357A - 空気清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車室内等の空気浄化に使用される空気清浄器に関す
るものである。

従来、第１図（ａ）に示すにうに、空気清浄器本体１０
内の空気吸入口１０ａ寄りに高電位の放電電極１１を設
りると共に、該放電電極１１の上下に所定間隔をおいて
対設され、かつ、空気吹田口１０ｂ側へ延長された一対
のアース電位の集塵電極板１２ａ、　１２ｂと該集塵電
極板１２ａ、　１２ｂどの間でがつ前記放電電極１１の
空気吹出口１０ｂ側にこれと所定間隔をおいて延設され
た高電位の中間電極板１２ｃどを備えた空気清浄器にお
いて、前記集塵電極板１２ａ、　１２ｂの空気吹出［１
１０ｂ側に、空気清浄器本体１０内に塵埃を含んだ空気
を吸入するための送風ｔ１１３を設けた自動車用の空気
清浄器が知られている。

しかしながら、かかる空気清浄器では中間電極板１２ｃ
ど集塵電極板１２ａ、　１２ｂの吸入口１０ａ側端部と
の間にも電界が形成されるため、空気吸入口１０ａ方向
への気流が発生し風損を起すという問題点を有していた
。また、空気吹出口１０ｂ側へ送風するため送ｒ＠機１
３を設けねばならないため、空気清浄器本体１０が大型
化することは勿論のこと送風機１３により大きな騒音を
発生ざ１！るという問題点があった。

また、第１図（ｂ）に示すＪ：うに所定間隔をおいて上
下方向に並設された２枚の集ＩＩＭ電極板２０ａ、２０
ｂと該集塵電極板２０ａ、２０ｂの一側の外側に放電電
極２１を設けた空気清浄器において、集塵電極板２０ａ
、２０ｂをアース電位とすると共に放電電極２１を設け
た空気清浄器において、放電電極２１を高電圧どし、中
間に位置する中間電極板２０ｃに該放電電極２１の約半
分程痕の電圧を印加した空気清浄器が知られている。し
かしながら、かかる空気清浄器では前述の第１図（ａ）
に示す空気清浄器と同様に集塵電極板２０ａ、２０ｂと
中間電極板２０ｃとの間に形成される電界により風損を
起こすし、また放電電極２１が集塵電極板２０ａ、２０
ｂの一側の外側に設【ノているから、集塵電極板２０ａ
。

２０ｂの一側端ど放電電極２１どの間で主に電界及びコ
ロプ放電が発生し、集塵電極板２０ａ、２０ｂの他側方
向への腕力の発生及び十分なコロナ放電の形成が回動で
あり、空気清浄能力の低いものとなっていた。

本発明は前記従来の問題点に鑑み、送風機を設けること
なく、かつ、１虱力を１−分に形成し空気の清浄を行う
空気清浄器を提供しＪ：うとするものである。以下１本
発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図（ａ）、（ｂ）は本発明の第一の実施例を示すも
ので、３０は横長箱状の自動車用の空気清浄器本体く以
下、単に清浄器本体という）で、図面において長手方向
両側面を開□口し塵埃を含んだ空気の流入する空気吸入
口３１（以］・単に吸入口と称す）及び清浄化された空
気を流出する空気吹出口３２（以下単に吹出口と称す）
をそれぞれ形成　５− している。

４０、４１．４２は清浄器本体３０内に上下方向等間隔
に並設された３枚の集塵電極板で、上下の集塵電極板４
０．４１は前記清浄器本体３０の長手方向のやや吸入口
３１寄りから吹出口３２側へ、清浄器本体３０の上板３
０ａ、下板３０ｂの内面に沿って延設し、また、その中
間に位置する集ｌＩ！電極板４２は清浄器本体３０の長
手方向略中央から吹出口３２側に延設されている。

５０は細線状或いは剣状に形成された放電電極で、前記
中間の集塵電極板４２の吸入口３１側で、かつ、前記上
下の集塵電極板４０．４１の吸入口３１側の略端部及び
前記中間の集塵電極板４２の吸入口３１側の端部からそ
れぞれ略等間隔の位置に配設されている。

６０は電界形成用電極板で、前記集塵電極板４０゜４１
、４２と平行でかつ前記放電電極５０の吸入口３１側に
所定間隔をおいて配設されている。

７０は断面半円形状に形成された網状の放電対応電極で
、その放射方向の外面が前記集塵電極板　６− ４０、４１の吸入口３１側の端部及び前記集塵電極板４
２の吸入口３１側の一端と接触すると共にその円弧中心
に前記放電電極５０が位置する如く配設されている。

また、図示しないが、前記各集塵電極板４０゜４１、４
２、及び放電対応電極７０はアース電位に設定され、ま
た、前記放電電極５０及び電界形成用電極板６０は高圧
電源ににり高電圧に印加される。

尚、８０．８１は前記清浄器本体３０の吸入口３１及び
吹出口３２にそれぞれ設けられたルーバー、９０は網状
に形成されたプレフィルタ−で、吸入口３１ど電界形成
用電極板６０との間に設けられ、吸入口３１から入って
くる比較的大きな塵を除去する。１００は活性炭を混入
した活性炭フィルターで、吹出口３２と集塵電極板／１
０．４１．４２との間に設【ノられ、清浄器本体３０内
を流通する空気の脱臭を行なう。

本発明は前述の如く構成されているので、放電電極５０
及び電界形成用電極板６０が高圧電源により高電圧に印
加されるど放電電極５０とアース電位の集塵電極板４０
．４１．４２及び放雷対応電極７０との間にコロナ放電
が発生すると共に第３図に示すように放電電極５０ど集
塵電極板４０．４１．４２との間で吹出口３２方向への
電界（一点鎖線Ａ）が形成されることは勿論のこと、電
界形成用電極板６０と集塵電極板４０．４１及び放Ｍ雷
極５０と放雷対応電極７０との間でも吹出口３２方向へ
の電界（一点鎖線Ｂ、Ｃ）が形成される。従って、空気
中の分子は＝ｊロナ放電により放電電極５０ど同極性に
イオン化されると共に該３者の電界の流れに沿って移動
し、かかる空気の連続的な移動により吸入口３１から吹
出口３２側への多聞の空気の流れが起こることとなる。

また、前記放電電極５０は前記集塵電極板４０゜４１の
吸入口３１側の端部間に配設されていることから、放電
電極５０ど各集塵電極板４０．４１及び放電対応電極７
０との間に吹出口３２側へ強い電界が形成され吹出口３
２側への強い風力が発生する。また、同様に強力なコロ
ナ放電が得られ空気中の塵埃も放電電極５０と同一極性
に帯電されるので、放電電極５０による電界により集塵
電極板４０．４１．４２に塵埃が吸着捕捉され、該空気
中の塵埃は確実に除去される。尚、集塵電極板４０．４
１．４２に吸着捕捉された塵埃は電荷を失ったとしでも
集塵電極板４０．４１゜４２の凹凸、塵埃の粘性等によ
り集塵電極板４０．４１゜４２から飛び散ることはない
。

更に、高電圧の中間電極板を設けることなく前記集塵電
極板４０．４１．４２は等しくアース電位に設定されて
いるので、各集塵電極板４０．４１．４２相互間で逆方
向の電界を発生させることはないから、吹出口３２方向
へ送風される風に風損を伴うことはない。

尚、前記実施例では上下の集塵電極板４０．４１の間に
中間の集塵電極板４２を設けているが、該集塵電極板４
２を設けなくとも該集塵電極板４０．４１ど放電電Ｉｆ
ｉ５０及び電界形成用電極板６０どの間で強い電界が形
成され吹出口３２方向への風が形成される。

第３図は、本発明の第２の実施例を示すもので、１１０
は断面半円形状に形成された網状の放電対応電極で、そ
の各端部が上ドに延設された集塵電極板４０．４１の吸
入口３１側の端部と接触すると共にその円弧中心を放電
電極５０と一致させて該放電−〇　− 電極５０よりも吹出口３２側に配設されている。１２０
は中間電極板で、各集塵電極板４０．４１の間に位置覆
ると共に前記放電対応電極１１０よりも吹出Ｌ１３２側
に所定間隔（放電電８Ｊ、５０と集塵電極板４０．４１
との間等で形成されたイオン流に影響を与えない距離）
をおいて延設されている。また、図示しないが、中間電
極板１２０は電源により高電位の放電電極５０の約半分
程度の電位に、放電対応電極１１０は各集塵電極板４０
．４１と同様にアース電位にそれぞれ設定されている。

従って、本実施例によれば集塵電極板４０．４１と中間
電極板１２０どの電位差により、集塵電極板４０、４１
と中間電極板１２０との間においても電界（一点鎖線Ｏ
）が形成されるから、放電電極５０と集塵電極板４０．
４１との間で形成された電界等で集Ｍ電極板４０．４１
に吸着捕捉されなかった塵埃がかかる中間電極板１２０
による電界により集塵電極板４０、４１に吸着捕捉され
ることどなる。

尚、その他の構成、効果は第１の実施例と同様である。

　１０− 第４図は本発明の第３の実施例を示すもので、１３０は
断面半円形状に形成された綱状の放電対応電極で、前記
放電電極５０及び各集塵電極板４０．４１と所定間隔を
おくと共にその円弧中心が該放電電極５０と一致する如
く吹出口３２側に配設し−（いる。

１４０は中間電極板で、各集塵電極板４０．４１の間に
位置Ｊるど共に、吸入口３１側の一端を前記放電対応電
極１３０に接触しで吹出口３２側に延設されている。ま
た、放電対応電極１３０及び中間電極板１４０は、図示
しない電源ににり高電位の放電電極５０の約半分程度に
設定し、放電電極５０よりも低くかつアース電位の集塵
電極板４０．　Ｉｌｌよりも高い電４ず昌こ設定してい
る。従って、本実施例によれば、放電対応電極１３０及
び中間電極板１４０と集塵電極板４０゜４１との電位差
ににす、放電対応電極１３０と各集塵電極板４０．４１
どの間においても吹出口３２側への電界（一点鎖！１１
Ｅ）が形成され、吹田口３２側への気流が発生ずるし、
また、中間電極板１４０と各集塵電極板４０．４１どの
間でも電界（一点鎖線Ｆ）が形成され、効率良く塵埃が
吸着捕捉されることとな　１１　− る。

尚、その他の構成、効果は前記第１の実施例と同様であ
る。

以上説明した如く第１の発明はコロナ放電により空気中
の塵埃を帯電さぜる放電電極ど、少なくとも該放電電極
の上下に所定間隔をおいて配設されかつｆｆｉ電電極電
極りもやや空気吸入口寄りの位置から空気吹出口側へ延
びる一対の集Ｂ電極板と、前記ＩＩｌ電電極電極定間隔
をおいて該放電電極を囲う如く空気吹出口側に配設され
た網状の放電対応電極と、前記放電電極よりも空気吸入
口側へ延びる電界形成用電極板とを備え、前記各集塵電
極板及び前記放電対応電極を前記放電電極より低電位で
かつｎいに同電位に設定すると共に、前記電界形成用電
極板を前記放電電極と同電位に設定したので、放電電極
と集塵電極板及び放電対応電極との間に吹出口方向への
電界が形成され、また、電界形成用電極板と集塵電極板
どの間にも吹出口方向への電界が形成されるから、空気
清浄器内の空気は吸入口から吹出口へ多量に流れ、送風
機を設　１２− 【プることを要しないので、騒７）を発生覆ることなく
かつ小型でコストも割安（２空気清浄器が提供されると
いう利点を有する３゜ また、各集塵電極板は低電位でかつ同電位に設定してい
ることから、各集塵電極板間で逆方向の電界が形成され
ることがなく、空気清浄器内を流通する風の風損を起ず
おそれもない。

更に、上トに所定間隔をおいて配設されかつ放電電極よ
りもやや空気吸入口寄りの位置から空気吹出口側に集ｒ
ＩＭ電極板が延びていることから、放電電極と集塵電極
板との間に空気吹出口側への強い電界ひいては強い風力
が発生づるし、また、強力なコロナ放電が得られ空気中
の塵埃も確実に帯電され該空気の清浄が確実に行なわれ
るという利点をも有する。

また、第２の発明はコロナ放電により空気中の塵埃を帯
電させる放電電極と、少なくとも該放電電極の上下に所
定間隔をおいで配設されかつ放電電極よりちゃ−空気吸
入口寄りの位置から空気吹出口側へ延びる一対の集塵電
極板と、前記一対　１３− の集塵電極板との間に位置し前記放電電極よりも空気吹
出口側へ延びる中間電極板と、前記放電電極及び前記各
集塵電極板と所定間隔をおいて該放電電極を囲う如く空
気吹出口側に配設された網状の放電対応電極ど、前記放
電電極よりも空気吸入口側へ延びる電界形成用電極板と
を備え、前記中間電極板及び前記放電対応電極を前記放
電電極Ｊ：りも低電位でかつ互いに同電位に設定し、前
記各集塵電極板を前記放電対応電極より低電位でかつ互
いに同電位に設定し、前記電界形成用電極板を前記放電
電極と同電位に設定したので、前記第１の発明の効果を
右することは勿論のこと中間電極板及び放電対応電極と
集塵電極板との電位差により、放電対応電極と各集塵電
極板との間においても空気吹出口側への電界が形成され
、吹出口側への気流が発生するし、また、中間電極板と
各集塵電極板との間でも電界が形成され、更に効率良く
塵埃が吸着捕捉されることとなる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の説明に供するもので、第１図−１４＝ （ａ）（ｂ）は従来の空気清浄器の概略を示し、第１図
（ａ）はその−例を示す断面図、第１図（ｂ）は仙の例
を示づ゛説明図、第２図乃〒第４図は本発明に係る空気
清浄器を示り゛もので、第２図（ａ）は本発明の第１の
実施例を示す断面図、第２図（ｂ）はイの要部を示づ説
明図、第３図は本発明の第２の実施例の要部を示す説明
図、第４図は本発明の第３の実施例の要部を示１説明図
である。 図中、３０・・・空気清浄器本体、３１・・・空気吸入
口、３２・・・空気吹出口、４０．４１．４２・・・集
塵電極板、５０・・・放電電極、６０・・・電界形成用
電極板、７０．　１１０゜１３０・・・放電対応電極、
１２０．　１４０・・・中間電極板。 特許出願人　サンデン株式会社 代理人　弁理士　市　１）　精　孝 　１５− 第１１ｋ （ａ） ０ （ｂ）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）コロナ放電により空気中の塵埃を帯電させる放電
   電極と、少なくとも該放電電極の上■；に所定間隔をお
   いて配設されかつ放電電極Ｊ：りもやや空気吸入口寄り
   の位置から空気吹出口側へ延びる一対の集塵電極板と、
   前記放電電極と所定間隔をおいて該放電電極を囲う如く
   空気吹出口側に配設された網状の放電対応電極と、前記
   放ＩＩ極よりも空気吸入口側へ延びる電界形成用電極板
   とを備え、前記各集塵電極板及び前記放電対応電極を前
   記放電電極より低電位でかつ互いに同電位に設定すると
   共に、前記電界形成用電極板を前記放電電極と同電位に
   設定したことを特徴とする空気清浄器。
2. （２）前記各集塵電極板と同電位に設定するど共に、該
   各集Ｎ電極板の間に位置し前記放電対応電極よりも空気
   吹出口側へ延びる集塵電極板を設（）たことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の空気清浄器。
3. （３）前記各集塵電極板より高電位で前記放電電極Ｊ：
   り低電位に設定づるど共に、該各集塵電極板の間に位置
   し前記放電対応電極から所定間隔をおいて該放電対応電
   極にりも空気吹出口側へ延びる中間電極板を設番ノたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の空気清浄器
   。
4. （４）］ロノー放電ににり空気中の塵埃を帯電させる放
   電電極と、少なくとも該放電電極の」二下に所定間隔を
   おいて配設されかつ放電電極Ｊ：りもやや空気吸入口寄
   りの位置から空気吹出口側へ延びる一対の集塵電極板と
   、前記一対の集塵電極板との間に位置し前記放電電極よ
   りも空気吹出口側へ延びる中間電極板と、前記放電電極
   及び前記各集塵電極板と所定間隔をおいて該放電電極を
   囲う如く空気吹出口側に配設されｌｃ綱網状放電対応電
   極と、前記放電電極よりも空気吸入口側へ延びる電界形
   成用電極板とを備え、前記中間電極板及び前記放電対応
   電極を前記放電電極よりも低電位でかつ互いに同電位に
   設定し、前記各集塵電極板を前記放電対応電極より低電
   位でかつｐ７いに同電位に設定し、前記電界形成用電極
   板を前記放電電極と同電位に設定したことを特徴とする
   空気清浄器。