JPS6018577Y2 - ラジエ−タタンクの蓋 - Google Patents

ラジエ−タタンクの蓋

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JPS6018577Y2
JPS6018577Y2 JP16989678U JP16989678U JPS6018577Y2 JP S6018577 Y2 JPS6018577 Y2 JP S6018577Y2 JP 16989678 U JP16989678 U JP 16989678U JP 16989678 U JP16989678 U JP 16989678U JP S6018577 Y2 JPS6018577 Y2 JP S6018577Y2
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JP
Japan
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pressure valve
positive pressure
valve
lid
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP16989678U
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English (en)
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JPS5588015U (ja
Inventor
啓三 櫛引
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はラジェータタンクの給水口に施される蓋の改
良に関する。
自動車用エンジンの冷却水の冷却等に使用されるラジェ
ータは、冷却効率を高めるために内部の圧力を高くして
使用される。
このためラジェータタンクの給水口に施される蓋はラジ
ェータ内の圧力を一定に保つと共に過度の圧力上昇を避
けるための調圧弁の機能を備えたものでなければならな
い。
このようなラジェータタンクの蓋として、従来は第1図
に示すような構造のものが使用されている。
すなわち、天板1の下面に、案内筒2に案内さればね3
によって常に下方に向けて弾圧される正圧弁4を設け、
該正圧弁4の中心部にばね5によって常に上方へ向けて
弾圧される負圧弁6を設けたもので、鎖線で示すような
タンクの給水ロアの座部7aに正圧弁4のバッキングを
弾接させて該給水ロアに取付けられる。
タンク内の圧力が規定値以上に高くなった場合は、正圧
弁4がばね3に抗して上昇し、該タンク内の圧力を外に
逃がす。
逆にタンク内の圧力が負圧になった時は、負圧弁6がば
ね5に抗して下降し、タンク内に外気又はリザーブタン
ク内の水を吸引する。
ところで、このような従来のラジェータタンクの蓋に於
いては、金属板をプレス成型して造った多くの部品を使
用して組立てるため、組立作業が面倒でコスト高の原因
となるだけでなく、各部品の精度誤差の累積により開弁
圧に大きな狂いを生ずる恐れがある。
また正圧弁4の弁座として給水ロアに形成された座部7
aを使用しているので、蓋を給水ロアに装着する際の締
め付は方で正圧弁4の開弁圧が違ってしまい、ラジェー
タが安定した性能を発揮できない、と言った欠点があっ
た。
本考案は以上のような欠点を解消したもので正圧弁4の
弁座を給水ロアに設けないで蓋内に独立に設けると共に
、各部を合成樹脂で製作するものである。
以下、実施例を示す図面について本考案を説明する。
第2図は本考案のラジェータの蓋8を示しているが、該
蓋8はO−リング9、バッキング10゜11、ばね3,
5及びストッパリング12を除いた部分は全て合成樹脂
により製作する。
円板状の平板部13aの周縁部下方に、内周面に雌ねじ
を刻設した垂下部13bを形成した天板13の下面には
、断面が鉤形で環状の係止部13eが一体に形成されて
いる。
該係止部13cには大略円筒状の弁筺14の上端が内嵌
され、該弁筺14は天板13の下面に結合支持されてい
る。
前記O−リング9は、係止部13cの下面と弁筺14の
外周面に形成された段部14aとにより形成される溝内
に嵌装されている。
弁筺14の周面には1個又は2個以上に通孔14bを穿
設し、下端部には正圧弁4の弁座となる内向フラ、ンジ
状の段部14cを形成腰該段部14cの下面にはバッキ
ング10を貼着している。
正圧弁4は、環状の遊動片15の下面にバッキング11
を貼着したもので、遊動片15の上面と前記天板13の
下面との間に縮設したばね3により該バッキング11が
常に弁筺14の段部14cに弾接するように付勢されて
いる。
また、正圧弁4の中心部には負圧弁6が設けられている
該負圧弁6は、円板部16aと該円板部16aの中心に
植立した杆部16bとより成る逆きのこ状の遊動片16
の杆部16bを正圧弁4の中心孔に遊合させ、該杆部1
6bの上部に係止したストッパリング12の下面と正圧
弁の遊動片16の上面との間に縮設したばね5により、
常に円板部16aの上面に形成した突条16cをバッキ
ング11に弾接するように付勢して構成している。
第3図は以上のように構成される本考案のラジェータタ
ンクの蓋を、ラジェータタンク18の給水口17に装着
した状態を示している。
給水口17は、全体を合成樹脂により一体に造られたも
ので、上端部外周面には雌ねじが刻設されており、中央
部の内側に形成された段部17aの上面には環状の突条
17bが形成されている。
このように形成された給水口17は、合成樹脂製のタン
ク18の上面に接着、溶着またはねじ込み等の手段によ
り取り付けられている。
本考案の蓋8はこのような給水口17に、天板13の垂
下部13bの内周面に刻設した雌ねじを前記給水口上端
部外周面の雄ねじ部と螺合させることにより装着され、
弁筺14の段部14cの下面に貼着されたバッキング1
0が給水口の段部17aの上面に突条17bに圧着され
、該給水口17を閉塞する。
タンク18内の圧力が上昇すると、正圧弁4がばね3に
抗して上昇し、該タンク18内の圧力を通孔14b1給
水口17から分岐した枝管19を通じて外部に逃がす。
またタンク18内の圧力が負圧になると負圧弁6がばね
5に抗して下降し、前記通孔14bを通じて該タンク内
に空気又はリザーブタンク内の水を吸引する。
またオーバヒータ等タンク18内の冷却水が沸騰してい
る際に蓋8を開ける場合、天板13を回転して弁筺14
を上昇させれば、バッキング10が突条17bから離れ
、タンク18内の圧力は枝管19より外へ逃がされる。
この際弁筺14は垂下部13bの雌ねじにより回転しつ
つ徐々に引上げられるから、正圧弁4が急に開いて蒸気
が噴出する危険がなく、また弁筺14の外周面と給水口
17の内周面との間には0−リング9が存在するため、
天板13を回す手に蒸気が触れ火傷を負うような危険は
ない。
本考案のラジェータタンクの蓋は以上に述べた様に正圧
弁4を蓋内に独立に設けると共に部品の多くを合成樹脂
製としたため鋼板をプレス底型する場合に比べて生産設
備が簡単で済みコストの低兼化を図れるだけでなく、部
品点数が少ないため組立てが容易でしかも開弁圧の誤差
が少なく、また蓋の締め付は方で開弁圧が狂うことがな
い等、実用上の効果が大きい。
なお、各部を合成樹脂で造ったラジェータタンクの蓋と
しては、実開昭52−170937号公報、同53−1
4504汚公報に記載の′ものがあるが、これらは正圧
弁を蓋内に独立に設けるものではなく、本考案とは別異
なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラジェータタンクの蓋を示す半部縦断側
面図、第2図は本考案のラジェータタンクの蓋を示す半
部縦断側面図、第3図は第2因に示す蓋を給水口に装着
した状態を示す第2図同様の図である。 3.5:ばね、4:正圧弁、6:負圧弁、7:給水口、
7a:座部、8:蓋、10.I[1:パッキング、13
:天板、13a:天板部、13b:垂下部、14:弁筺
、14a:段部、14b:通孔、16:遊動片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周面に雌ねじと刻設した垂下部13bを円板状の平板
    部13aの周縁部下方に猛威し、その内方に短円筒状の
    係止部13cを猛威した天板13の下面に、周壁に通孔
    14bを有する大略円筒状で、中間部に段部14aを猛
    威し、下端部に内向フランジ状の段部14cを猛威した
    弁筺14を、係止部13cに嵌合させると共に係止部1
    3cの端部と段部14aとの間に段部14aより外に出
    るO−リング9を介在させて固定し、該弁筺14内には
    環状で下面にバッキング11を貼着した、弁筺の段部1
    4cを弁座とする正圧弁4を内装し、該正圧弁4の上面
    と前記天板13の下面との間にばね3を縮設し、正圧弁
    4の中心孔には円板部16aと該円板部16aの中心に
    植立した杆部16bとより成る逆きのこ状の遊動片16
    の杆部16bを遊合させ、該遊動片16を、杆部16b
    の端部に取付けたストッパリング12と正圧弁4との間
    に縮設したばね5により円板部16a上面の突条16c
    を前記正圧弁4下面のバッキング11に弾接させて負圧
    弁6を猛威して戊るラジェータタンクの蓋。
JP16989678U 1978-12-12 1978-12-12 ラジエ−タタンクの蓋 Expired JPS6018577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16989678U JPS6018577Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 ラジエ−タタンクの蓋

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JP16989678U JPS6018577Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 ラジエ−タタンクの蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5588015U JPS5588015U (ja) 1980-06-18
JPS6018577Y2 true JPS6018577Y2 (ja) 1985-06-05

Family

ID=29172385

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JP16989678U Expired JPS6018577Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 ラジエ−タタンクの蓋

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KR101459949B1 (ko) * 2013-09-26 2014-11-07 현대자동차주식회사 냉각수 비산 방지 타입 서지탱크

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JPS5588015U (ja) 1980-06-18

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