JPS60184140A

JPS60184140A - フレ−ム連結装置

Info

Publication number: JPS60184140A
Application number: JP3864084A
Authority: JP
Inventors: 細川　幸二
Original assignee: ROA KK
Current assignee: ROA KK
Priority date: 1984-03-02
Filing date: 1984-03-02
Publication date: 1985-09-19
Also published as: JPH0157215B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は簡易組立式住宅等のフレーム、建造物内部の仕
切壁、窓枠、棚、商品陳列ケース等の用途會持つフレー
ムを簡易、迅速に連結するフレームの連結装置に関する
もので、特にアルミ合金拐等の溝形鋼を以て成形したフ
レーム部材同士を、丁字形ピン、圧縮コイルはね、緊締
ねじ等から成る特殊連結装置を介して簡易迅速に連結す
る方式のフレーム連結装置に関するものである。

従来より、−刃側の７し・−ム部材（横枠）の開口部に
、圧縮コイルはね、丁字形ヘッド付ピン等を具えた連結
装置本体（ケース）を挿着し、かつ上記Ｔ字形ビンのヘ
ッド全ケースから顕出させて、他方側フレームの外側面
に係合し、斯かる状態で丁字形ピンの側面に設けた凹部
傾斜面に、緊締ねじ全締付は係止させることにより、丁
字形ビンを圧縮コイルはねの弾発力に抗してケース内部
に引込み、該引込力を介して丁字形ビンのへンド會他方
９１１１７レームの係合面に圧着させて、フレーム同士
を連結する方式が広く知られている。

従来のこの種の連結装置は、圧縮コイルはね七ケース内
部に無雑作に収納する為に、該コイルばねが連結作業中
に、ケースから不用意に離脱したり、或いはコイルはね
をケース内部で適旧状態に保持する手段上布しない為に
、コイルばねに位置ずれが生じ易く、斯る状態でＴ′＄
形ピンがコイルはねのビン受面を押圧すると、圧縮コイ
ルはねに不自然な捩れ、撓みが生じ易く、ひいては、斯
か−る状態を以てフレーム同士全長期に亘り連結すると
、圧縮コイルばねが変形したり、破損し、装置全体が再
使用に供し得ない事態全招く問題点を有していた０采発明は上記問題点を解消する為になさ゛れたもので、
その目的とするところは、ケース内部に圧縮コイルはね
等の構成部品を煩雑な作業工程’ｋｌＬ’することなく
収納すると共に、該コイルはねを、従来装置のように単
に収納するだけではなく、極めて単純なケース構造を呈
してケース内部にコイルはね全係止させて、ばねの離脱
防止を図ると共に、ケース内部に収容すべきコイルはね
とＴ字形ビン會常に適正な状態で保合保持して、コイル
はねに不自然な捩れ、撓み等の変形が生じることを防止
し、長期の使用によってもフレームの連結作業全支障な
く確実に行な得るフレーム連結装置を提供することにあ
る。

以下に本発明の実施例全図面に基いて説明する０１は横
枠として使用するフレーム部材、２は縦枠として使用す
るフレーム部材で、フレーム部材１．２は断面四角形状
の筒状部３を有すると共に、筒状部３の外側部には断面
り字形に成形した一対の係止面４，４會有するもので、
該係止面４．４間に縦割状の案内条溝５を設けている。

又フレーム部材１，２の側面部の適宜位置には、後述の
中間部材８の環状係止部１４を係合させる横穴３ａを設
ける。

６は上記フレーム部材１，２の雨着を互いに連結させる
連結装置で、該連結装置はケース７、中間部材８、圧縮
コイルはね９、Ｔ字形ピン１０等を以って構成される。

ケース７は合成樹脂材を以て形成するもので、その外形
は７レ一ム部材１の筒状ｆ１５３の開口端部に適合して
挿入できるような直方体形状を呈し、該ケース７の略中
央部位には、上下方向に貫通した切欠溝１１゛を設けて
、該切欠溝１１に中間部材８を出没自在に挿入する。中
間部材８は略立方体に近い形状を呈し、軸方向に丁字形
ビシ１０を挿通させる貫通孔１２を有し、たつ上面部に
’は環状係止部１４を突設し、該係止部１４の内周面に
緊締ねじ１３と螺合する雌ねじ部１４ａｋ設ける０また
、上記環状係止部１４の上面ηλら中間部材８の底面ま
での高さは切欠溝１１の高さと同じ炉、或いは僅〃）に
低くして形成する。

ケース７は、切欠溝１１に隣接する一方側部位にＴ字形
ピン１０を挿通させる挿通孔１５に’有し、他方の隣接
蔀位にコイルはね９を収納する収納部１６″ｆｔ有する
も、１ので、はね収納部１６側のケース端部には、該端
部の外側方向に広がる拡径状のテーパ孔１７を設け、該
テーパ孔１７とはね収納部１６を連通すると異に、テー
パ孔１７とばね収納部１６との間にはケース７の上下側
面（或いは左右側面）を開通させたスリット部１８を設
ける。

なお、このスリット部１８は上８ピの如く上下側面等を
開通させずに、ケース内壁面に環状凹部を形成したもの
でもよい。

９は円錐形状に形成した圧縮コイルはねて、この圧縮コ
イルばね９の先端側９ａのコイル径を小径とし、基端部
９１１！のコイル径Ｎ’に大径に形成し、炉２該コイル
径Ｎは第７図に示すように上記テーパ孔１７の最大口径
りよりも小さく、〃・つテーパ孔１７の最小口径Ｍｌ並
びに圧縮はね９の収納部１６の口径Ｍ２よりも僅かに太
きくし、又基端部９ｂ’に除くばね９のコイル径は収納
部１６の口径Ｍ２よりも小さくして、圧縮はね９０基端
部９ｂをスリット部１８の内壁１８ａ、１８ｂに係止し
、〃１つ基端部９ｂｔ−除いたはね９の部分音、先端部
９ａがはね収納部１６と切欠溝１１との境界付近に至る
ようにして収納部１６に収納する。

１０は一端部に丁字形の頭部２０を有する丁字形ピンで
、先端部に先細状のテーパ部（保合突部ン２１を有し、
かつピン１０の側面部の適宜位置には円錐形の凹部（傾
斜状凹部）２２，２２’に有すると共に、上記頭部２０
とピン１０の胴部２３の間に胴部より細めに形成した首
部２４を有して成り、該ピン１０をケース７の所定位置
まで奥深く挿入すると、第５図に示す様にピン１０の先
端テーパ部２１が円錐ばね９の先端に係合し、かつ凹部
２２がケース７の雌ねじ８１４ａの下方位置に至る。な
お、上記係合突部２１はテーパ状に形成する他、ピン胴
部２３より細くした円柱形状に形成してもよい。

また、上記凹部２２は円錐形に代えて一面方向のみに下
り傾斜を設けてもよい。

１３は先端に円錐頭部１３ａｋ有する緊締ねじて、該ね
じ１３は中間部材８の雌ねじ部１４ａと螺合するもので
、又頭部１３ａはピン１０の凹部２２と適合する形状を
呈する。

而して、上記構成より成る本装置では、圧縮コイルばね
９をケース７のテーバ孔１７刀）ら挿入してはね収納部
１６へ嵌入するもので、この場合において圧縮はね９は
基端部９ｂ′に除く部分がばね収納部１６の口径Ｍ２よ
りも小径にして、円錐形全量する〃１ら、ばね９がはね
収納部１６の内壁に当たることなくスムーズにケース内
部に挿入されると共に、ばね９の基端部９ｂｋテーノく
孔１７面に当接させてケースＰ１３Ｋ（１方向に圧入す
ると、該基端部９ｂがテーパ孔１７面上に沿ってスムー
ズに滑り込み、ｐつ基端部９ｂがテーパ孔１１の最小口
径部分に至ると、基端部９ｂの圧入力により上記最小口
径部分が僅かに弾性変形する為、ばねの基端部９ｂがテ
ーパ孔１７に完全に通り抜けてスリット部１８に嵌まり
込む。ｔた、基端部９ｂがスリット部１８内部に嵌合す
ると、基端部９ｂの外周面がスリット１８の内壁面１８
ａ、１８ｂの双方に係止して、圧縮はね９の離脱を防止
する０次に、フレーム部材を連結する場合について説明
する。

先ず、第３図に示す如く下側に向けたフレーム部材の開
口部に、ケース７並びに下側に向けた中間部材８を挿入
し、中間部材８の環状係止部１４をフレーム部材１の横
穴３ａに至らせると（第４図）、中間部材８の自重で環
状係止部１４が横穴・３ａに嵌まり、クースフがフレー
ム１内部に固定される。次いで、Ｔ字形ビン１０をケー
ス７内部の中間部材８の位置まで挿入して、中間部材８
ｔＴ字形ピン１０に保持させた後に、フレーム部材１奮
上側に返し、ピン１（１−圧縮はね９の先端付近まで挿
入させて、ピン１０の凹部２２の傾斜面２５を中間部材
８の雌ねじ部１４ａの下方位置に至らせ（第５図）、後
は従来装置同様に緊締ねじ１３會完全に締め付けると、
ねじ１３の先端部１３ａが凹部２２の傾斜面２５全滑る
ようにして嵌まり込み、該ねじの締付は作用によりピン
１ｏは、第６図に示すように、圧縮コイルばね９の弾発
力に抗してケース７内に引き込まれ、丁字形ピン１０の
頭部２０がフレーム部材２の係止面４，４に圧着して、
フレーム同士が連形される。

し〃）シて、上記フレーム部材１，２の連結時において
は、円錐形コイルはね９と丁字形ピン１゜のテーパ部２
１が互いに離脱自在に係合すること〃為ら、丁字形ピン
は常に円錐形コイルはね９の調芯作用によって、常に軸
方向に向けて正確に付勢支持されることになり、フレー
ム１，２の連結時に、該ピン１ｏが円錐形コイルはね９
の先端９ａの面を偏る仁となく軸心方向に向けて均等な
力で押圧するので、はねの伸縮作用時にコイルはね９に
捩れや撓み変形が生ずることを防止し、常に丁字形ピン
１０並びにコイルはね９を安定した状態で協動作用させ
る。

以上の実施例から明らかなように、本発明は筒状のクー
スフ、圧縮コイルばね９．Ｔ字形ビン１０等〃≧ら構成
されるフレーム連結装置において、上記の丁字形ピンを
挿入するケース７の開口端部とは反対側のケース端部に
、外側方向に広がる拡径状のテーパ孔１７會設け、一方
上Ｓ口した圧縮コイルばね９の先端９ａ葡小径部に、基
部９ｂｋ大径部に形成した円錐形の圧縮コイルはね９を
、小径部側より上記したケース７のテーパ孔１７側に圧
入して、当該ばね９’＆−ケース内部に位置させ、この
コイルはね９０大径部９ｂｋ上記テーパ孔側のケース７
内部に係止すると共に、ばねの小径部側先端には、丁字
形ピン１０の一端部に形成した保合突Ｋ（ｉ２１嵌合係
着して、はねの軸心位置を常時保持させるように構成し
たことを特徴とするものである。

従って、本発明によれは、ケース本体の一端に設けたテ
ーパ孔から円錐形の圧縮コイルばね全圧入すると、該コ
イルはねの基端部がケース内部（スリン）　ｆＢ　）に
自動的に嵌まり込んで、係止されるから、ケース内部構
造全複雑にすることなく、〃ユつ特別な部品上製するこ
となく、単純な構造全身てコイルはねの不用意な離脱を
確実に防止できる。又、上記圧縮コイルはねの装着作業
もテーパ孔７０＼らはねを圧入するだけで、スムーズに
行な得る為、この種のばねを煩雑な作業を要することな
く装着することができると共に、組立作業工程の簡略化
を図ることができる。

又、ケース内部にり１円錐形の圧縮コイルばねを収納す
ると共に、これと協働作用する丁字形ピンの先端に細径
状の係合突部全形成して、該突部を円錐径コイルはねの
先端ピン受面に離脱自在に係合させることから、丁字形
ピンは常に円錐形コイルはねの調芯作用によって、ケー
スの軸心方向に向けて正確に付勢支持されることになり
、フレームの連結に際して、該はねと丁字形ピンが協働
作用する場合に、丁字形ピンがコイルはねのビン受面を
偏ることなく均等に押圧して、ばねを伸縮させるので、
コイルばねに不自然な捩れ、撓み等が生ずること全防止
し、常に安定した状態で、はね、丁字形ピン等の構成要
素が支障なく作動し得るフレーム連結装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は本発明
装置を介してフレーム部材全連結させた状態の一部切欠
斜視図、第２図は本発明装置の各構成部品を分離した状
態の一部切欠斜視図、第３図ないし第６図は本発明の作
動状態を示すｌ／＃、蹄、頁図、第７図は本発明の構成
要素であるケースの一部省略縦断面図である。１．２・・・フレーム　◆・・・係止面６・・・連結装
置　７０・ケース８・・・中間部材　９・・・円錐形圧縮コイルばね９　
ａａｍ・ばね先端部　９ｂ・・・ばね基端部１０・・・
　丁字形ピン　１１・・・　切欠溝１３・・・緊締ねじ
　１５・０挿通孔１６・・・ばね収納部　１７・・・テーパ孔１８・・・
スリン）ｉ　２０・・・ピンヘッド１８ａ、１８ｂ・・
譬スリット内壁２１・・・係合突部　２２争・会凹部２３・・・　ビン胴体　Ｌ・・・テーパ孔最大口径Ｍｌ
・・・テーバ孔最小口径Ｍ２・・・はね収納部口径　Ｎ・・・ばね基端部の口径
特許出願人　株式会社　ロ　ア第１図

Claims

【特許請求の範囲】

筒状のケース、該ケース内部に収納する圧縮コイルはね
並びにケース内部に摺動自在に挿入する丁字形ヘッド付
ピンから成り、上記ケースと共に丁字形ピンを、一方の
フレーム開口部に挿着し、かつ丁字形ピンのヘッドを他
方のフレーム外１１１Ｊ面に係止させると共に、Ｔ字形
ビン全圧縮コイルはねの弾発力に抗してケース内部に引
込むことにより、丁字形ピンのヘッドを他方のフレーム
係正面に圧着させてフレーム同士を連結する形式の連結
装置において、上記の丁字形ピン全挿入するケースの開
口端部とは反対側のケース端部に外側方向に広がる拡径
状のテーパ孔を設け、一方上記した圧縮コイルばねの先
端會小径部に、基部を大径部に形成した円錐形の圧縮コ
イルばね奢ζ小径部側より上記したケースのテーパ孔側
に圧入して、当該ばねをケース内部に位置させ、このコ
イルばねの大径部全上記テーパ孔側のケース内部に係止
すると共に、ばねの小径部側先端には、丁字形ピンの一
端部に形成した係合突部を嵌合係着して、ばねの軸芯位
置を常時保持させるように構成したことｔ％徴とするフ
レーム連結装置。