JPS60183057A - 粘性液の断続吐出方法およびその装置 - Google Patents

粘性液の断続吐出方法およびその装置

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JPS60183057A
JPS60183057A JP4084784A JP4084784A JPS60183057A JP S60183057 A JPS60183057 A JP S60183057A JP 4084784 A JP4084784 A JP 4084784A JP 4084784 A JP4084784 A JP 4084784A JP S60183057 A JPS60183057 A JP S60183057A
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JP
Japan
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container
viscous liquid
pressurized gas
adhesive
discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP4084784A
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English (en)
Inventor
Takashi Nishiguchi
西口 隆
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SUTAARUBBER KOGYO KK
Original Assignee
SUTAARUBBER KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 用して粘性液の吐出および吐出停止を行うにあたり、そ
の吐出または吐出停止操作を円滑に行う方法およびその
ための装置に関するものである。
水性エマルジョン状またはラテックス状、溶液状、ペー
スト状、スラリー状、ケーキ状等の粘性液,たとえば塗
料、接着剤、被覆剤、封止剤、食品原料等を対象物に塗
布したり充填したりすることは、種々の製造分野におい
て広く行われていることである。ところで、近年製造工
程の自動化の気運が高まり、ベルトコンベヤ上を移動し
つつある対象物に次々と粘性液を吐出していったり、逆
に、位置決めした多数の対象物に吐出装置を移動させな
がら粘性液を吐出していくという自動装置の開発が要請
されている。このシステムにおいては、粘性液の吐出と
吐出停止を交互に繰り返しながら連続的に吐出作業が行
われるわけである。
本出願人においては、このような要請に応え゛る断続吐
出装置として、粘性液の吐出口と加圧気体の流入出口と
が設けられた容器に粘性液を充填し、この容器内の気相
部に加圧気体を流入または流出させることによって粘性
液の吐出または吐出停止を行う気体加圧式の粘性液の断
続吐出装置を開発し、この装置をすでに靴製造工程にお
ける接着剤塗布用に利用している。しかしながら、この
気体加圧式の装置にあっては、次に述べるような問題点
があった。
すなわち、この装置により粘性液の吐出および吐出停止
11を行うと、加圧気体を容器から放出するたびごとに
粘性液が突沸状態を呈し、粘性液の成分である溶媒の揮
散が起きるのである。このため粘性液は吐出作業中経時
的に溶質分濃度が上昇していくので、圧入気体の圧力を
一定に保って操作すると、次第に粘性液の吐出速度が低
ドするようになる。この吐出速度の低下をカバーするた
めには、圧入気体の圧力を高くしていく必要があるが、
圧力調整を溶質分濃度の上昇に経時的に追従させていく
ことは容易ではない。また、溶質分の濃度が」−昇する
とゲル化が起こり、これが吐出口を閉塞するというトラ
ブルも発生する。
本発明は、上記のような気体加圧式の粘性液の断続吐出
装置における問題点を解決することを目的になされたも
のであって、その要旨は、1、粘性液の吐出口と加圧気
体の流入出口とが設けられた容器に粘性液を充填し、こ
の容器内の気相部に加圧気体を流入または流出させるこ
とによって粘性液の吐出または吐出停止を行うにあだ、
 リ、容器内に充填した粘性液の液面に隔壁を浮かべて
この液面を気相部と隔てながら、吐出または吐出停止操
作を行うことを特徴とする粘性液の断続吐出方法。
2、粘性液の吐出口と加圧気体の流入出口とが設けられ
た容器に、該容器に充填した粘性液の液面に浮かべてこ
の液面を気相部と隔てるための隔壁を付設したことを特
徴とする粘性液の断続吐出装置。
にある。
本発明は、上記のように、粘性液と気相部との界面に隔
壁が存在するように構成しであるため、粘性液の吐出を
停止すべく容器内に圧入した加圧気体を放出する際にも
、この隔壁により粘性液の成分である溶媒の揮散は効果
的に防止できる。従って、粘性液はその充填時から使用
終了に至るまで濃度変化が起こらず、吐出操作を終始支
障なく行うことができる。加えて、溶媒の揮散が防止で
きるので、安全衛生上、作業環境上も好ましい。
また、隔壁の製作は比較的安価にできるので、経済的に
も負担にはならないという利点もある。
本発明に適用される粘性液としては、水性エマルジョン
状またはラテックス状、溶液状、ペースト状、スラリー
状、ケーキ状等の粘性液が用いられ、用途的には、たと
えば塗料、接着剤、被覆剤、封lに剤、食品製造用等が
あげられる。
隔壁として使用される好ましい材料としては、中 粘性
液の液面に浮かぶものであること、(シ) 使用後の清
浄化が容易になるように、粘性液に濡れないものである
こと、 (り) 粘性液の液面をほぼ全面にわたって覆う形状の
ものであること、 (4) 厚さが比較的薄いこと、 〈8) 表面が平で、平滑な板状物であること、(0)
 粘性液の液面の低下に追従できるよう、容器の内壁ま
たは支柱にひっかからないように適当なりリヤランスを
とった大きさのものでであること。
(?) 使用後の取出しが容易なように、その上面に取
手などが取付けであること、 などの性質または形状を有することが望まれる。
具体的な隔壁の例としては、木板、厚紙、アルミニウム
板などや、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、メ
チルメタクリレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、フッ
素樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ塩化ビニール
樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂などの合成樹脂か
らなるシートや板があげられる。これらは樹脂加工、発
泡加工、中空加工等を施してしてあってもよく、複合化
してあってもよい。
粘性液の吐出装置としては、粘性液を充填する容器の下
部に粘性液の吐出口が設けられ、また該容器の上部に加
圧気体の流入出口が設けられたものであれば1種々の構
造のものが用いられる。なお、加圧気体の流入j[冒」
は、流入口と流出口とが別々であってもよく、1つの口
で流入口と流出「Iとを兼ねてもよい。
製作、吐出作業および作業後の清浄化の点から、好まし
い粘性液の吐出装置としては、たとえば、円筒状の側壁
を有し、底板に吐出口が取り付けられ、取り外し自在な
上蓋に加圧気体の流入出口が設けられたものがあげられ
る。
そして、このような側板、底板および上蓋から構成され
る容器の大きさは、その用途に応じて適宜に選択される
が、容積が小さすぎると粘性液の注入頻度が多くて煩雑
であるし、また大きすぎると気相部へ加圧気体を導入し
たり、排出したりするのに時間がかかり、粘性液の吐出
開始、吐出速度の調整、吐出作画などの応答にも時間が
かかるので、たとえば0.1リツトルないし5リツトル
の容積であることが好ましい。
また、容器の粘性液と接触する部分または接触するおそ
れのある部分は、その全部または主要部をポリオレフィ
ン系樹脂、含フツ素樹脂など粘性液に対し非粘着性を示
す樹脂の成形物を用いて構成するか、あるいはこれらの
非粘着性樹脂で表面却下した材料を用いて構成するのが
9ましい。ここで、ポリオレフィン系樹脂としてはポリ
エチレン、ポリプロピレンが好適に使用され、含フツ素
樹脂としてはポリ四フッ化エチレン、四フッ化エチレン
ー六フッ化プロピレン共屯合体、四フン化エチレンーパ
ーフロロアルキルビニルエーテル共屯合体、四フッ化エ
チレンーエチレン共屯合体、ポリ三フン化塩化エチレン
、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、三フッ化
エチレンーエチレン共重合体など分子中にフッ素原子を
含有する合成高分子が使用される。これらの材料を用い
て作成した容器を用いることによって粘性液の流通時の
−に内の粘性抵抗が減少するので、容器の気相部へ導入
される加圧気体の圧力が小さくてすみ、加圧気体の圧力
変動の粘性液の吐出動作に対する応答が速くなり、さら
には使用後の液抜き、掃除などの作業性を著しく改善す
ることができる。
次に実施例をあげて、本発明の方法および装置をさらに
説明する。
実施例 図面は本発明の装置の一部!、lJ欠正面図である。
底板(2)に吐出1コ(3)、側根(4)に覗き窓(5
)を設けた」二部鍔(6)伺きの内径130am、深さ
200mmの円筒状の容器(1)に、粘性液(A)とし
て、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチルの混合
比が2:l:1重量比である混合溶剤にポリウレタン樹
脂を20 FP、:y%となるように溶解して得られた
30℃における粘度が60ポアズを示すウレタン系接着
剤を2000m1注入し、ついでヒ部鍔(6)に0−リ
ング(lO)をはめこむと共に、この容器(1)の」一
部から加圧気体流入1.1(7)および加圧気体流出L
J(8)を備えた内径180mmの上蓋(9)をかぶせ
、取すイζ1けネジ(11)で上部鍔(6)に締め伺け
て密閉した。
吐出+::+ (3)には内径6 mm、長さ1mのポ
リプロピレン製の吐出用パイプ(12)が取り伺けられ
、容器(1)内に加圧気体を流入させることによって、
吐出用パイプ(12)の先端から接着剤(A)が吐出さ
れ、塗被物に接着剤(A)を4./ljできるようにセ
ットした。
この容器(1)内の接着剤(A)の液面に、隔ム−t(
+3)として、取手(14)付きの内径125IIli
1.Jlさ1.5mmの円板状のポリテトラフルオロエ
チレン製のシートを予め浮かべておき、容器(1)内の
気相部(B)に2.2 Kg/cm”のゲージ圧を示す
加圧空気を流入させることによって、10秒間に4gの
割合で接着剤(A)を吐出させ、10秒後に容器(1)
内の気相部(B)から加圧空気を放出して接着剤(A)
の吐出を停止トさせ、5秒後+1ひ2.2 Kg/Cm
”のゲージ圧を示す加圧空気を流入させるという操作を
繰り返すことにより、接着剤(A)を10秒吐出させ、
5秒吐出停止させる断続吐出を行ったところ、容器(1
)中の接着剤(A)の液面の下降に伴ないシー) (1
3)が移動し、吐出のスタート時から接着剤(A)全部
の吐出が終了するまで接着剤(A)の状態変化なく円滑
に断続吐出か行われ、移動してくる塗被物に15秒サイ
クルで順次に接着剤(A)を塗布することができた。
比較例 容器(1)の接着剤(A)の液面にポリテトラフルオロ
エチレン酸のシー1−(13)を浮かべることなく上記
実施例と同じ操作で接着剤(A)の断続吐出を行ったと
ころ、容器(1)内の気相部(B)から加圧気体を放出
して接着剤(A)の吐出停止にを行うたびごとに接着剤
(A)が突沸状態を呈し、これにより溶剤が加圧空気の
放出に同伴して揮散し、断続吐出を繰り返すに従って経
時的に接着剤(A)が増粘していった。このため次第に
吐出速度が低下し、断続吐出スタート後1時間30分後
に吐出用パイプの閉塞が起った。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の装置の一例を示した一部切欠市面図であ
る。 (1)・・・容器、(2)・・・底板、(3)・・・吐
出【」、(4)・・・側板、(5)・・・覗き窓、(6
)・・・上部鍔、 (7)・・・加圧気体流入口、(8
)・・・加圧気体流入口、(9)・・・上蓋、(10)
・・・0−リング、(It)・・・取り利はネジ。 (12)・・・吐出用パイプ、(13)・・・隔壁、シ
ート、(14)・・・取手、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粘性液の吐出口と加圧気体の流入出口とが設けられ
    た容器に粘性液を充填し、この容器内の気相部に加圧気
    体を流入または流出させることによって粘性液の吐出ま
    たは吐出停止を行うにあたり、容器内に充填した粘性液
    の液面に隔壁を浮かべてこの液面を気相部と隔てながら
    、吐出または吐出停止操作を行うことを特徴とする粘性
    液の断続吐出方法。 2、粘性液の吐出口と加圧気体の流入出口とが設けられ
    た容器に、該容器に充填した粘性液の液面に浮かべてこ
    の液面を気相部と隔てるための隔壁を付設したことを特
    徴とする粘性液の断続吐出装置。
JP4084784A 1984-03-02 1984-03-02 粘性液の断続吐出方法およびその装置 Pending JPS60183057A (ja)

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JP4084784A JPS60183057A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 粘性液の断続吐出方法およびその装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4875361A (ja) * 1972-01-19 1973-10-11
JPS57132576A (en) * 1981-02-10 1982-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Application device of viscous fluid

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4875361A (ja) * 1972-01-19 1973-10-11
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