JPS60183007A - 膜分離装置に於けるゲル層附着防止法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレートアンドフレーム型限外濾過装置等の膜
分離装置に於ける濾過膜表面へのゲル層の耐着を防止す
る新規の方法に関するものであって、表面に濾過前液用
流路形成凹部を裏面に濾過清液用流路形成凹部を夫々備
えた複数枚のプレートを各プレート間に濾過膜を伸展状
態に挾着して積層することにより構成した膜分離装置に
於て、濾過前液用流路形成凹部の濾過膜と対向する壁面
に同濾過前液用流路形成凹部内を流れる液に乱流を起さ
せる溝、突起等の凹凸を設け、この凹凸による乱流によ
り濾過膜の膜面に対するゲル層の耐着な防止することを
要旨とするものである。

抑々、膜分離装置はその濾過膜の表面にグル層が形成さ
れないことが実理的に望ましい。

本発明は濾過前液に乱流を積極的に起させこの乱流をし
て濾過膜の表面へのゲル層の耐着な消極化しのってゲル
層の耐着を防止することを目的とするものである。

以下、本発明の実施例を図面に依拠して説明するに、 表面に濾過前液用流路形成凹部１１）を裏面に濾過済液
流路形成凹部（２）を夫々備えた複数枚のプレート（３
）を、各プレート（３）間に濾過膜（４）を伸展状態で
挟着して積層することによって膜分離装置（要部のみ図
示しである。）を構成し、この膜分離装置に於て濾過前
液用流路形成凹部（１）の濾過膜（４）と対向する壁面
に同濾過前液用流路形成凹部（１１内を流れる液に乱流
を起させる波形凹溝（５）による乱流により濾過膜（４
）の表面へのゲル層の耐着な消極化しのってゲル層の耐
着な防止するようにしたものである。

本発明は上記の通りであるので所期の目的を充分に達成
する効果を奏するものである。

尚、本発明は乱流を起させる凹凸の形状は第２図に示す
上記の実施例のような流形凹溝（５）のみに限定するも
のではなく第３図に示す斜め格子状溝（６）や突条や床
状突起などで実施することもあり、また上記の形状は洗
浄性の悪化、圧力損失の増大、あまりにも強い乱流効果
による濾過膜破損等を生じないように角張る所をなくし
全ての面を曲面で形成すること、流れ方向に対して極度
の抵抗とならないようにゆるやかで溝の深さも主流路よ
り浅くなるようにすることが望ましい。

【図面の簡単な説明】 図は本発明膜分離装置に於けるゲル層耐着防止法による
実施例を示すものであって、第１図は断面図、第２図お
よび第３図は各々乱流生起用凹凸のパターンを示す参考
図である。 （１）・・・形成凹部、（２）・・・形成凹部、（３）
・・・プレート、　（４）・・・濾過膜、（５）・・・
波形凹溝、（６）（力・・ψガスケット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表面に濾過前液用流路形成凹部を裏面に濾過清液用流路
   形成凹部を夫々備えた複数枚のプレートを各プレート間
   に濾過膜を伸展状態で挾着して積層することにより構成
   した膜分離装置に於て、濾過前液用流路形成凹部の濾過
   膜と対向する壁面に同濾過前液用流路形成凹部内を流れ
   る液に乱流を起させる溝、突起等の凹凸を設け、この凹
   凸による乱流により濾過膜の膜面に対するゲル層の耐着
   な防止することを特徴とする膜分離装置に於けるゲル層
   附着防止法。