JPS6018220Y2 - 回転式電気かみそり - Google Patents
回転式電気かみそりInfo
- Publication number
- JPS6018220Y2 JPS6018220Y2 JP1976075838U JP7583876U JPS6018220Y2 JP S6018220 Y2 JPS6018220 Y2 JP S6018220Y2 JP 1976075838 U JP1976075838 U JP 1976075838U JP 7583876 U JP7583876 U JP 7583876U JP S6018220 Y2 JPS6018220 Y2 JP S6018220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- inner cutter
- spring member
- rotary electric
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は可撓性の外刃の内面を複数の内刃が上下動可
能に摺動する回転式電気かみそりに係り、内刃を支持す
るばね部材のばね腕長さの実効長を長くすることにより
、内刃の上下のストロークが大きく、しかもばね圧の安
定する回転式電気かみそりを提供することを目的とする
。
能に摺動する回転式電気かみそりに係り、内刃を支持す
るばね部材のばね腕長さの実効長を長くすることにより
、内刃の上下のストロークが大きく、しかもばね圧の安
定する回転式電気かみそりを提供することを目的とする
。
この種かみそりでは、安定したばね圧で内刃を支持させ
るために、部材のばね腕長さをできるだけ長くするのが
望ましい。
るために、部材のばね腕長さをできるだけ長くするのが
望ましい。
このため従来は、たとえば板ばねの自由端側を内刃ホル
ダの円周方向に湾曲させて形成することにより上記ばね
腕長さの延長化を図っていたが、その延長化にはスペー
スの制約もあり十分なばね腕長さが得られなかった。
ダの円周方向に湾曲させて形成することにより上記ばね
腕長さの延長化を図っていたが、その延長化にはスペー
スの制約もあり十分なばね腕長さが得られなかった。
しかも、通常使用時の内刃の小刻みな上下動と、外刃を
皮膚に強く押しつけた際のストロークの大きい内刃の降
下を同じ板ばねで支持しているため、ばね圧設定の誤差
が生じ、板ばねの延出方向が単−的であるために、撓み
に方向性が生じることと相俟って、内刃の外刃に対する
追従性が低下し、切れ味低下の原因にもなっていた。
皮膚に強く押しつけた際のストロークの大きい内刃の降
下を同じ板ばねで支持しているため、ばね圧設定の誤差
が生じ、板ばねの延出方向が単−的であるために、撓み
に方向性が生じることと相俟って、内刃の外刃に対する
追従性が低下し、切れ味低下の原因にもなっていた。
この考案は上記の問題を解決したもので、以下実施例を
図面で説明する。
図面で説明する。
1は内刃ホルダ、2は内刃ホルダ1に形成された内刃ホ
ルダの表裏を貫通する内刃挿通孔、3は挿通孔2に挿通
されて内刃ホルダ1に装着される複数個の内刃、4.4
. 、 4□、43は内刃ホルダ1の下面側から内刃3
を支持する第1のばね部材、たとえば板ばねで、これは
一体成形されたもので、互いに連結された各基端部4a
が上記ホルダ1の下面側中央に固定されている。
ルダの表裏を貫通する内刃挿通孔、3は挿通孔2に挿通
されて内刃ホルダ1に装着される複数個の内刃、4.4
. 、 4□、43は内刃ホルダ1の下面側から内刃3
を支持する第1のばね部材、たとえば板ばねで、これは
一体成形されたもので、互いに連結された各基端部4a
が上記ホルダ1の下面側中央に固定されている。
これらばね部材4を一体的に成形したのはホルダ1への
取付作業を容易にするためで、個別的であってもよい。
取付作業を容易にするためで、個別的であってもよい。
各ばね部材4の自由端4b側は円周方向へ向けて延出さ
れており、その端部には、端部の単位長さ当りの押上げ
ばね力をこの第1のばね部材4よりも弱く異ならしめた
第2のばね部5を一体に連続して形成している。
れており、その端部には、端部の単位長さ当りの押上げ
ばね力をこの第1のばね部材4よりも弱く異ならしめた
第2のばね部5を一体に連続して形成している。
この第2のばね部5は、たとえば基端を第1のばね部材
4の自由端4b端部側に有し、巾方向で蛇行するように
スリット状に打ち抜き等で一体成形されており(第2図
参照)、すなわち、第1のばね部材4より巾狭にかつ実
効長が長くなるようスリットを入れて第1のばね部材4
の自由端4bの端部に一体に連続して形成している。
4の自由端4b端部側に有し、巾方向で蛇行するように
スリット状に打ち抜き等で一体成形されており(第2図
参照)、すなわち、第1のばね部材4より巾狭にかつ実
効長が長くなるようスリットを入れて第1のばね部材4
の自由端4bの端部に一体に連続して形成している。
上記各第2のばね部5の先端5aは、前記内刃ホルダ1
に形威した挿通孔2の下方と対向し、内刃3は第3図の
ように挿通孔2に挿通されて、第2のばね部5の先端5
aに当接して外刃6の撓みに応動するように上下動可能
に支持されており、また内刃3自体に切り起し形威され
た逆さ爪7で挿通孔2からの逸脱が防止されている。
に形威した挿通孔2の下方と対向し、内刃3は第3図の
ように挿通孔2に挿通されて、第2のばね部5の先端5
aに当接して外刃6の撓みに応動するように上下動可能
に支持されており、また内刃3自体に切り起し形威され
た逆さ爪7で挿通孔2からの逸脱が防止されている。
このように第1のばね部材4の自由端4b側の端部に、
この第1のばね部材4のばね腕長さの実効長を実質的に
長くする第2のばね部5を一体的に形威し、さらに第2
のばね部は、端部の単位長さ当りの押上げばね力を上記
ばね部材4より弱く設定することにより、1つの板ばね
に押上げ力に二段の強弱を持たせ、通常の使用時の小刻
みな内刃の上下動は、押上げ力の弱くかつレスポンスの
良い第2のばね部5で支持し、外刃を皮膚に強く押しつ
けた際のストロークの大きい内刃の降下は、押上げ力の
強い第1のばね部材4の基端部4aに近い部分により支
持され、こうしてばね圧の設定誤差も極力抑制され、し
たがって外刃6にたいする追従性が良好となる。
この第1のばね部材4のばね腕長さの実効長を実質的に
長くする第2のばね部5を一体的に形威し、さらに第2
のばね部は、端部の単位長さ当りの押上げばね力を上記
ばね部材4より弱く設定することにより、1つの板ばね
に押上げ力に二段の強弱を持たせ、通常の使用時の小刻
みな内刃の上下動は、押上げ力の弱くかつレスポンスの
良い第2のばね部5で支持し、外刃を皮膚に強く押しつ
けた際のストロークの大きい内刃の降下は、押上げ力の
強い第1のばね部材4の基端部4aに近い部分により支
持され、こうしてばね圧の設定誤差も極力抑制され、し
たがって外刃6にたいする追従性が良好となる。
また、内刃を直接的に上下動支持する第2のばね部5の
基端から先端5aへの延設方向を第1のばね部材4の基
端部4aから自由端4b側への延設方向と異ならせて、
ばね部材の撓み基点を逆にすることにより、撓み方向を
相殺したりして、無く腰これによって、通常の使用時の
内刃の小刻みな上下動に対しても内刃を必要以上に傾け
てしまうことなく正確かつレスポンス性の良いばね部材
とすることができるものである。
基端から先端5aへの延設方向を第1のばね部材4の基
端部4aから自由端4b側への延設方向と異ならせて、
ばね部材の撓み基点を逆にすることにより、撓み方向を
相殺したりして、無く腰これによって、通常の使用時の
内刃の小刻みな上下動に対しても内刃を必要以上に傾け
てしまうことなく正確かつレスポンス性の良いばね部材
とすることができるものである。
なお、上記実施例では第1のばね部材4の自由端側4a
を円周方向に延出させたものであるが、第4図のように
放射方向に延出させたものでも有効であり、また第2の
ばね部5は蛇行状のものに限らず第5図のように螺線状
に形成するなど、他の変形例が考えられることは勿論で
ある。
を円周方向に延出させたものであるが、第4図のように
放射方向に延出させたものでも有効であり、また第2の
ばね部5は蛇行状のものに限らず第5図のように螺線状
に形成するなど、他の変形例が考えられることは勿論で
ある。
以上説明したように、本考案は、内刃ホルダ1の下面側
に内刃押上げ用の第1のばね部材4の基端部4aを固定
し、該第1のばね部材4より巾狭にかつ実効長が長くな
るようスリットを入れることにより第2のばね部5を第
1のばね部材4の自由端4bの端部に一体に連続して形
威し、この第2のばね部5の先端5aを内刃ホルダ1の
上下を貫通する挿通孔2下方と対向させ、この第2のば
ね部5の先端5aで内刃ホルダ1の上面側から上記挿通
孔2に挿通された内刃3の下端を上下動可能に支持した
ので、外刃に対する内刃の追従性が向上し、剃り味の良
好な回転式電気かみそりを提供することができる。
に内刃押上げ用の第1のばね部材4の基端部4aを固定
し、該第1のばね部材4より巾狭にかつ実効長が長くな
るようスリットを入れることにより第2のばね部5を第
1のばね部材4の自由端4bの端部に一体に連続して形
威し、この第2のばね部5の先端5aを内刃ホルダ1の
上下を貫通する挿通孔2下方と対向させ、この第2のば
ね部5の先端5aで内刃ホルダ1の上面側から上記挿通
孔2に挿通された内刃3の下端を上下動可能に支持した
ので、外刃に対する内刃の追従性が向上し、剃り味の良
好な回転式電気かみそりを提供することができる。
第1図はこの考案に係る回転式電気かみそりの一部を示
す分解斜視図、第2図は同要部の平面図、第3図は同要
部断面図、第4図および第5図は他の変形例を示す要部
平面図である。 1・・・・・・内刃ホルダ、2・・・挿通孔、3・・・
・・・内刃、4・・・・・・第1のばね部材、4a・・
・・・・基端部、4b・・・・・・自由端、5・・・・
・・第2のばね部、5a・・・・・・先端。
す分解斜視図、第2図は同要部の平面図、第3図は同要
部断面図、第4図および第5図は他の変形例を示す要部
平面図である。 1・・・・・・内刃ホルダ、2・・・挿通孔、3・・・
・・・内刃、4・・・・・・第1のばね部材、4a・・
・・・・基端部、4b・・・・・・自由端、5・・・・
・・第2のばね部、5a・・・・・・先端。
Claims (1)
- 内刃ホルダ1の下面側に内刃押上げ用の第1のばね部材
4の基端部4aを固定し、該第1のばね部材4より巾狭
にかつ実効長が長くなるようスリットを入れることによ
り第2のばね部5を第1のばね部材4の自遊端4bの端
部に一体に連続して形成し、この第2のばね部5の先端
5aを内刃ホルダ1の上下を貫通する挿通孔2下方と対
向させ、この第2のばね部5の先端5aで内刃ホルダ1
の上面側から上記挿通孔2に挿通された内刃3の下端を
上下動可能に支持した回転式電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976075838U JPS6018220Y2 (ja) | 1976-06-10 | 1976-06-10 | 回転式電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976075838U JPS6018220Y2 (ja) | 1976-06-10 | 1976-06-10 | 回転式電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52168683U JPS52168683U (ja) | 1977-12-21 |
JPS6018220Y2 true JPS6018220Y2 (ja) | 1985-06-03 |
Family
ID=28550282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976075838U Expired JPS6018220Y2 (ja) | 1976-06-10 | 1976-06-10 | 回転式電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018220Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4219104Y1 (ja) * | 1965-11-11 | 1967-11-04 |
-
1976
- 1976-06-10 JP JP1976075838U patent/JPS6018220Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4219104Y1 (ja) * | 1965-11-11 | 1967-11-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52168683U (ja) | 1977-12-21 |
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