JPS60181447A - 構造物の外面保温施工法 - Google Patents

構造物の外面保温施工法

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JPS60181447A
JPS60181447A JP59037429A JP3742984A JPS60181447A JP S60181447 A JPS60181447 A JP S60181447A JP 59037429 A JP59037429 A JP 59037429A JP 3742984 A JP3742984 A JP 3742984A JP S60181447 A JPS60181447 A JP S60181447A
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JP
Japan
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heat insulating
insulation material
insulating material
elastomer composition
silicone elastomer
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JP59037429A
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酒井 常信
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NANSEI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は構造物特に屋根、貯蔵タンクなどの保温施工法
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、保温を必要とする燃料油などの貯蔵タンクには、
熱を外部に逃さないために種々の保温材を被覆して防い
でいる。例えば、貯蔵タンクの外表面にポリウレタンフ
ォームを吹付け、その外部表面に耐火コートを施す方法
、また上述のポリウ −レクンフォームがその下塗り材
と剥離して膨れを生ずることを防止するためにポリウレ
タンフォーム吹付は前に、熱により軟化しないアンダー
コートを施す方法、更にポリウレタンフォームの表面に
耐火コート及び防水コートを被覆する方法などしかしな
がら、このような保温材を必要とするタンクの外表面は
、長期間の屋外ばく露に耐えζその保温材の機能、を維
持しなくてはならず、更に一表面の防水層は日晃、熱、
オゾンなどにより生ずる長期的な自然劣化J耐ンること
も要求されている。また、熱による外壁金属の収縮、膨
張の繰返しに十分対応するだけの柔軟性を保持し続ける
ことも必要である。更に、貯蔵タンクの外壁金属に対し
て錆が発生しないこと、防火のため耐火性でブチルゴム
或いは塩素化ポリエチレンなどが用いられるが、これら
のブチルゴムのような有機ゴム系の塗膜材は長期間の使
用によって劣化を生じ、次第に柔軟性が1氏下し、亀裂
を生ずる致命的な欠点がある。また、耐火コートは無機
質の材料を主成分として合成樹脂エマルジョンをバイン
ダーとする被覆材料が用いられるが、バインダー自体は
難燃性でなく、耐火性は十分ではなく、更に、この方法
では防水コートと耐火コートを2重に施工しなくては十
分に機能が達せられないという施工コストの上昇をもた
らす欠点があった。
また、構造物の天場の保温施工法として、上記塗膜材の
柔軟性の低下と断熱材を天場に強固に固定する目的で、
表面をアルミ箔でラミネートした断熱材の所要個所に多
数の上下貫通孔を穿設せしめ、この断熱材を天場にクロ
ロプレン系接着剤で接着し、後この孔の部分及び断熱材
の表面にシリコーンゴム系の充填剤で被覆したタンク天
場の断熱工法が開示されている。(特開昭58−125
489号公報)。
しかしながら、この施工法においては断熱材の表面にア
ルミ箔がラミネートされているため、内部温度及び直射
日光などの影響により断熱材内の空気の膨張に対して気
体の放出部がなく、このアルミ箔のラミネートが膨張し
、長期の使用には耐えられないとか、表面の凹凸が大き
く屋上歩行困難等の不都合があった。
〔発明の目的〕
本発明は上述の従来の構造物の外面保温法の欠点を高度
な水密性、内部含有湿度の透湿性を共有する様に改良し
、耐火性、耐久性を有し軽量でしかも強度を有する構造
物の外面のいかなる個所。
形状、形態にも順応することのできる保温施工法を提供
することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
本発明は不燃繊維で補強した断熱材を構造物の表面に接
着被覆し、断熱材表面を難燃性、室温硬化性シリコーン
エラストマー組成物層を形成する保温施工法である。
本発明に用いる断熱材は耐火性のある材料例えば無機質
繊維を圧縮成形したマント状のものが主として使用され
る。特に好適な材料はガラス繊維を用いたマットなどで
ある。その形状、性質などは施工される構造物の形状、
施工部位などにより゛ 適宜選択されるマット状物であ
る。
なお、この断熱材は前記無機質繊維をオルガノシロキサ
ンジオールを主成分とし、これに炭酸カルシウム、シリ
カ、タルク、水酸化アルミニウム粉末などの充填剤、ケ
イ素原子に結合したオキシム基、アシロキシ基、アミノ
基、アルコキシ基のような官能基が分子中に平均2個以
上存在するシラン又はシロキサン化合物から選ばれた架
橋剤及び必要に応じて触媒、接着性向上剤、沈降防止剤
などを加えたもの(自己i着性、室温硬化性シリコーン
エラストマー組成物と称す)を用いて接着成形したもの
が好適である。
この断熱材をグラスクロスなどの不燃性繊維により織っ
た布状物で包み、この布状物を断熱材に貼着させること
により補強する。この補強断熱材を更に断熱材の裏面の
1乃至数個所、好適にはl乃至3個所グラスクロステー
プなどの不燃性繊維により織った帯状物を不燃繊維糸で
縫合して補強するとその強度は強化される。
本発明の上記補強断熱材料の表面に形成する難燃性、室
温硬化性シリコーンエラストマー組成物ユニ′、ニー1
−97’:、#−,,)LtGa、**=1.;ルミニ
ウム粉末などの充填剤、ケイ素原子に結合 、したオキ
シム基、アシロキシ基、アミン基、アル □コキシ基の
ような官能基が分子中に平均2個以上 、存在するシラ
ン又はシロキサン化合物から選ばれた架橋剤及び必要に
応じて触媒、接着性向上剤。
沈降防止剤などを加えたシリコーンエラストマー組成物
に耐火性、Ii燃性を付与するため白金化合物、水酸化
アルミニウム、カーボンブラックのような難燃剤を添加
したものである。
本発明の施工法としては、不燃性繊維で補強した断熱材
の表面に予め難燃性室温硬化性シリコーンエラストマー
組成物層を形成せしめ、これを適宜の接着剤好ましくは
自己接着性室温硬化性シリコーンエラストマー組成物に
よって構造物に接着被覆する方法、並びに、不燃性繊維
で補強した断熱材を構造物載面に接着被覆せしめ、後こ
の断熱材の表面に難燃性室温硬化性シリコーンエラスト
マー組成物層を形成させる方法が用いられる。
この何れの方法を採用するかは、対象とする構造物の大
きさ、形状、施工環境などにより選択されるが、後者の
方法は曲面のある屋根、構造物の湾曲部などに使用され
る。
〔実施例〕
例1゜ 防錆処理したスチール製タンクの外表面にポリジメチル
シロキサンジオール90重量部、メチルフェニルシロキ
サン10重量部をニーグーに仕込み、次いで水酸化アル
ミニウム微粉末150重量部を加えて混和し、非流動性
ペースト状混和物とし、こ金物の架橋剤30重量部とを
十分に混合したシリコーンエラストマー組成物を0.5
 、nの厚さに塗布し、その後直ちにスーパーウールマ
・ント(中部工業■商品名、ガラス繊維成・形材料)の
表面及び側面をグラスクロスで貼着被包した断熱材の表
面に上記シリコーンエラストマー組成物に塩化白金酸水
溶液(白金原子として0.00005部)を加えた難燃
性シリコーンエラストマー組成物層を形成させた保温ユ
ニットを接着し、タンクの表面を被覆して保温施工を行
う。
例2゜ 図面によって説明する。スーパーウールマットで矩形の
断熱材(11を形成し、この断熱材の表面及び側面をグ
ラスクロス(2)で被包し断熱材に貼着する。断熱材の
裏面に中40cmのグラスクロステープ(3)を2本当
て、このグラステープC3)、断熱材(1)及びグラス
クロス(2)をガラス繊維糸(4)で縫合する。
後この補強断熱材をスチル製タンクの表面(5)に実施
例1に使用したシリコーンエラストマー組成物により接
着する。後この接着された補強断熱材の表面に同シリコ
ーンエラストマー組成物に塩化白金酸水溶液(白金原子
として0.00005部)を加えた難燃性シリコーンエ
ラストマー組成物(6)を0.5鶴の厚さに塗布し保温
施工する。
〔効果〕
次に本発明方法により得られた断熱材の接着性。
本発明方法により得られた保温材料形成物の耐水性並び
にシリコーンエラストマー組成物の難燃性の試験結果を
示す。
1、断熱材の接着性試験 実施例に従って防錆処理した金属の表面に厚さ0.51
1Ilのシリコーンエラストマー組成物を塗布し、これ
に断熱材を重ね、20’Cで7日間硬化させた試料と、
80℃で7日間硬化させた試料を作り、 180゜方向
に断熱材を剥離する試験を行った。その結果第1表の通
りであった。
第1表 いずれもガラス繊維成形材料で破壊し、タンク表面と断
熱材との接着は極めて強固であった。
2、防水性試験 実施例に従って防錆処理した金属の表面に厚さ0.5 
fiのシリコーンエラストマー組成物を塗布し、これに
断熱材を重ね、室温で7日間硬化させた後、その表面に
シリコーンエラストマー組成物を0.5菖塗布硬化させ
た試料と、1.0wm塗布硬化させた試料を作り、また
、対象としてシリコーンエラストマー組成物の被覆をし
ないもの及びボリウレクンフォームを形成させた試料を
作り、各試料を水−中に加℃でU時間浸漬させて、重量
変化を測定して吸水率をめてその結果を第2表に示す。
第2表 3.#l燃性試験 防水試験と同様にシリコーンエラストマー組成物をQ、
51m、1m被覆した試料を用い消防法第57号による
難燃性試験を行った。その結果は第3表の通りであった
第3表 シリコンエラストマー組成物は建設省告示第1231号
準不燃の難燃材料を指定する防止試験を行った結果、ガ
ス有害性試験及び表面試験に合格しており、難燃性と認
められる。
以上の如く、本発明の施工法は施工が簡易で、かも断熱
材が不燃性繊維で補強されているから極めて強度が大で
あり、しかも各断熱材の間もその繊維により補強されて
いるから、断熱材料の1個所が破損等により外部からの
雨水の浸入があったとしても、決して隣接する断熱材へ
の浸潤がなく、保温材料の機能の劣化、退化を防止する
。さらに、保温材料が極めて軽量であるため構造物のど
の部分でも特に屋根等に用いるに適している。また、断
熱材の表面にガラス繊維糸の縫い目ができるので保温材
の表面膨張などの心配がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明施工法における断熱材の構造を示す。第1
図は同断熱材の平面図であり、第2図はA−Aによる断
面図である。 (1);断熱材 (2):不燃繊維布 (3):不燃繊維帯 (4):不燃繊維糸(5):構造
物表面 (6):難燃性エラストマー組成物層 特許出願人 株式会社 南 星 代理人 手掘 益(ほか1名) 第 1 図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、不燃繊維で補強した断熱材を構造物の表面に接着被
    覆し、断熱材表面を難燃性1.室温硬化性シリコーンエ
    ラストマー組成物層を形成することを特徴とする構造物
    の外面保温施工法。 2、不燃繊維による断熱材の補強が、断熱材を不燃性繊
    維布で包み、この布状物を断熱材に貼着し、更に断熱材
    の裏面の1乃至数個所に不燃性繊維帯状物を不燃繊維糸
    で縫合してなる特許請求の範囲第1項記載の構造物の外
    面保温施工法。
JP59037429A 1984-02-28 1984-02-28 構造物の外面保温施工法 Granted JPS60181447A (ja)

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JPS60181447A true JPS60181447A (ja) 1985-09-17
JPH0160633B2 JPH0160633B2 (ja) 1989-12-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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