JPS60181062A - アルケニルカ−バメ−ト誘導体その製造方法及び殺虫剤 - Google Patents

アルケニルカ−バメ−ト誘導体その製造方法及び殺虫剤

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JPS60181062A
JPS60181062A JP3762784A JP3762784A JPS60181062A JP S60181062 A JPS60181062 A JP S60181062A JP 3762784 A JP3762784 A JP 3762784A JP 3762784 A JP3762784 A JP 3762784A JP S60181062 A JPS60181062 A JP S60181062A
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JP
Japan
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formula
lower alkyl
group
compound
alkyl group
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Pending
Application number
JP3762784A
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English (en)
Inventor
Akira Nakayama
章 中山
Eiko Takahashi
高橋 英光
Hajime Iwamura
岩村 俶
Toshio Fujita
藤田 稔夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は優れたジベニルホルモン活性を有する新規なア
ルケニルカーバメー)I!誘導体その製造方法及び該化
合物類を有効成分として含有する殺虫剤に関するもので
ある。
(発明の目的) 農業害虫及び衛生害虫の防除にあたル多数の有機合成薬
剤が使用されているが残留毒性や猿境汚染又抵抗性害虫
の発生等種々の問題を抱えている。
そのため近年は生物の生産物質に着目した農薬開発が進
められている。本発明者らは昆虫に特有の変態現象に係
る幼若ホルモン(ジベニルホルモン)に着目し安全性の
筒い殺虫剤を見い出すべく多数のテルペン誘導体を合成
し、本発明を完成した。
(発明の構成) 本発明は一般式 %式%() ル基又はフェニル基を85は01〜3の低級アルキル基
を示す。)で表される化合物その製造方法及び該化合物
類を有効成分として含有する殺虫剤である。
本発明化合物は下記反応式に示した方法に従って製造す
ることができる。
をR)はci−5ρ低級アルキル基を、R2は前記と同
一の意味を示す。) 前記一般式(II)で表される原料化合物紘文献未記載
の新規化合物であシ、例えば下記反応式に示すようにシ
トロネラール又はそのジヒドロ体とアセトンとのアルド
ール縮合によシ安易に得られるα、β−不飽和ケトン(
L、Strelng 、 Co11ectionCz@
choglovakChem、 Commun、、46
 P、 16821981 )を低温で水素化リチウム
アルミニウムを用いて還元することによ多収率よく製造
することができる。
反応式■の方法の実施にあたっては式(II)で表され
るアルコールと式(m)で表されるイソシアン酸エステ
ルトラ塩基の存在下ベンゼン、トルエン、ヘキサン尋の
不活性溶媒中、無水条件下で反応させる。
反応式■に示したエポキシ化反応は、塩化メチレン、ク
ロロホルム等の不活性溶媒中、0℃〜室温で緩かに行う
。酸化剤としてはm−クロル過安息香酸、過酸化水素等
を用いることができる。
反応式■に示したアルコール付加反応は、酢酸水銀−ア
ルコール溶液を反応させた後、水素化ホウ素ナトリウム
で還元して水銀を除くことにより収率よく行うことがで
きる。
(J、Med、Chsm、 12 191〜192 1
969)本発明化合物の構造は元素分析およびH’ −
NMR。
IR等によp確認した。
次に実施例を挙げて本発明の製造方法について更に詳し
く説明する。
(3K)−6,10−ジメチル−3,9−ウンデカジエ
ン−2−オール0.80 ? (4,1mmot)の無
水ベンゼン溶液2−にイソシアン酸エチル0.45 ?
 (6,3mmoL)とトリエチルアミン数滴を加え、
ガラス管中に封入し100℃の油浴中で一晩放置した。
反応液をベンゼンで希釈し、水洗後IN−塩酸で洗い、
さらに水及び飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、ベンゼンを留去して得られた無色の
油状物1.Ofを、ヘキサン−酢酸エチル(8:2)の
混合液を展開溶媒としてシリカゲル(ワコーゲル C−
200) 4 s yを充填したカラムを流下させて精
製し、目的の(2E)−1゜5.9−トリメチル−2,
8−デカジェニル N−エチルカーバメート0.70t
c収率64%)を無色透明液体として得た。
(3E)−6,10−ジメチル−3−ウンデセン−2−
オール1. Of (5mynot)の無水ベンゼン溶
液2−にイソシアン酸エチル0.54 t (7,5m
mot)とトリエチルアミン数滴を加えガラス管中に封
入し100℃の油浴中で一晩放置した。
反応液をベンゼンで希釈し、水洗後、lN−塩酸で洗い
、さらに水及び飽和食塩水で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後ベンゼンを留去して
得られた無色の油状物14tを、ベンゼン−酢酸エチル
(9:1)の混合液を展開溶媒として、シリカゲル(ワ
コーゲルC−200) 4 Ofを充填したカラムを流
下させて精製し、目的の(2E)−1,5,9−)ジメ
チル−2−デセニル N−エチルカーバメー) 1.1
7 t (収率86%)を無色透明液体として得た。
(2E)−1,5,9−)ジメチル−2,8−デカジエ
ニルN−エチルカーバメート1.40 ? (5,2m
mot)の塩化メチレン溶液20dKm−クロル過安息
香酸(純度70%) 1.42 ? (5,8mmot
)を塩化メチレン30+dに溶かした溶液を、氷水浴で
冷却しながら少しずつ加え、その後室温で1.5時間攪
拌した。
反応液を2N−炭酸ナトリウム水溶液で2回洗浄し、洗
液から塩化メチレンで抽出した。合わせた塩化メチレン
層を10%亜硫酸水素ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水でそれぞれ2回ずつ洗
い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。塩化メチレンを
留去して得られた無色の油状物1.Orをベンゼン−酢
酸エチル(8:2)の混合液を展開溶媒として、シリカ
ゲル(ワコーゲル C−200) 70 tを充填した
カラムを流下させて精製し、目的の(2K)−8、9−
エポキシ−1,5,9−)ジメチル−2−デセニル N
−エチルカーバメー)0.87F(収率58%)を無色
透明液体として得た。
(2E)−1,5,9−)ジメチル−2,8−デカジエ
ニルN−エテルカーバメート1.36 f (5,1m
moA)のメタノール溶液20tntに、酢酸第二水銀
1.64f(5,1mmoL)をメタノール30ゴに溶
かした溶液を氷水浴中で冷却、攪拌しながら少しずつ加
えた後、冷却下1.5時間攪拌した。反応液に水酸化カ
リウム0.86 t (15mmot)のメタノール溶
液15dを加え、続いて水素化ホウ素す) IJウム0
.lOf (2,6mmot)を加えて30分攪拌した
沈殿した水銀とデカンテーションにより除き、上澄を約
1に濃縮してから冷水を加えベンゼンで2回抽出した後
、水及び飽和食塩水で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥しベンゼンを留去して得ら
れた無色の油状物1.5Fをベンゼン−酢酸エチル(9
:1)の混合液を展開溶媒として、シリカゲル(ワコー
ゲル C−200) 80 Fを充填したカラム流下さ
せて精製し、目的の(2K)−9−メトキシ−1,5,
9−)ジメチル−2−デセニル N−エテルカーパメー
)1.07F(収率70%)を無色透明液体として得た
本発明の代表化合物の構造と物性値を第1表に示した。
本発明の殺虫剤は、式CI)で表わされる化合物を有効
成分として含有するものであp1有有効分化合物の純品
のままでも使用できるが、通常、一般の農薬のとシ得る
形態、即ち、水利剤、粉剤、乳剤、フロアブル等の形態
で使用される。添加剤及び担体としては、固型剤を目的
とする場合は、大豆粉、小麦粉等の植物性粉末、珪藻土
、燐灰石、石膏、メルク、パイロフィライト、クレイ等
の鉱物性微粉末が使用される。
液体の剤型を目的とする場合はケロシン、鉱油、石油、
ツルヘントナフサ、キシレン、シクロヘキサン、シクロ
ヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、アルコール、アセトン、水等を溶剤として使用す
る。これらの製剤において、均一なかつ安定な形態をと
るために必要ならば界面活性剤を添加することもできる
。このようにして得られた水和剤、乳剤、フロアブル等
は、水で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは乳濁液と
して、粉剤、粒剤はそのまま、植物に散布する方法で使
用される。
次に製剤の実施例を示すが、添加する担体、界面活性剤
等はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例3 乳 剤 本発明化合物 10部 アルキルフェニルポリオキシエチレン 51ジメチルホ
ルムアミド 35〃 キシレン 50〃 以上を混合溶解し、使用に際し水で希釈して乳濁液とし
て散布する。
実施例4 水 和 剤 本発明化合物 20部 高Mフルコール硫酸エステル 5N り し イ 741 ホワイトカーボン lN 以上を混合して微粉に粉砕し、使用に際し水で希釈して
懸濁液として散布する。
実施例5 粉 剤 本発明化合物 5部 タ ル り 91 l シリコン 3部 アルキルフェニルポリオキシエチレン lN以上を混合
粉砕し、使用に踪してはそのまま散布する。
次に試験例を挙げ、本発明化合物の殺虫活性を示す。
試験例1 アカイエカに対する殺虫活性(幼若ホルモン
活性)の試験 絡合後期のアカイ二カ幼虫20頭を水1oo−に放ち、
薬剤のlθ%エタノール溶液lOμtを加え、粒状の昆
虫用飼料を与えて羽化まで約28℃で飼育した。
l)完全に羽化した個体、2)羽化の際、踊殻からの脱
出に失敗した個体、3)@または幼虫のままで死亡した
個体とに分けて記録し、後二者を羽化阻害個体とみなし
て羽化阻止率をめた。
結果は第2艮に示した。
試験ガ2 ニカメイチュウに対する殺虫活性(幼若ホル
モン活性)試験 絡合後期のニカメイチュウ約20頭に薬剤の10チエタ
ノール溶液を1順当シ1μtずつ背面にマイクロシリン
ジで滴下処理した。処理した幼虫は、シャーレに入れ、
28℃の恒温器中5〜7日間放置し、踊化しない個体は
除去してからさらに羽化まで28℃で保存した。
1)完全に羽化した個体、2)羽化の際、輛殻からの脱
出に失敗した個体% 3) elmのままで死亡した個
体とに分けて記録し、後二者を羽化阻害個体とみなして
羽化阻止率をめた。結果は第2表に示した。
試験例3 イエバエに対する殺虫活性(幼若ホルモン活
性)試験 絡合後期のイエバエ幼虫10頭に薬剤の20%てセトン
溶液を1順当1iμtずつ背面にマイクロシリンジで滴
下処理した。処理後は、シャーレに入れ25℃恒温下に
保った。
処理14日後に羽化成虫数を調査し、羽化阻害率をめた
。なお成虫が輛殻から完全に脱出できず、頭部だけ出て
いるような手羽化状態のものは羽化成虫とした。結果は
第2表に示した。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 一般式 %式% R2は01〜もの低級アルキル基又はフェニル基をR5
    はC1〜5の低級アルキル基を示す。)で表される化合
    物。
  2. (2)一般式 %式% (式中 81′は2−メチルプロピル基又は2−メチル
    −1−プロペニル基を示す。)で衣される化合物と 一般式 R2NGO (式中R2は低級アルキル基又はフェニル基を示す。) で表される化合物とを有機溶媒中塩基の存在下で反応さ
    せることを特徴とする 一般式 %式% (式中 R1′及びR2は前記と同一〇意味を示す。)
    で表される化合物の製造方法。
  3. (3) 一般式 (式中82は低級アルキル基又はフェニル基を示す。) で表される化合物を3−クロロ過安息香酸で酸化するこ
    とを特徴とする 一般式 (式中R2は前記メ同一の意味を示す。)で表される化
    合物の製造方法。
  4. (4)一般式 (式中R2は低級アルキル基又はフェニル基を示す。) で表される化合物を触媒の存在下アルコールと反応させ
    ることを特徴とする 一般式 (式中R2は前記と同一の意味をR5はC1〜)の低級
    アルキル基を示す。) で表される化合物の製造方法。
  5. (5)一般式 %式% R2はC1〜6の低級アルキル基又はフェニル基をR5
    l−1Cl〜5の低級アルキル基を示す。)で表される
    化合物を有効成分として含有することを特徴とする殺虫
    剤。
JP3762784A 1984-02-29 1984-02-29 アルケニルカ−バメ−ト誘導体その製造方法及び殺虫剤 Pending JPS60181062A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62221673A (ja) * 1986-03-24 1987-09-29 Earth Chem Corp Ltd 1,5−ジ置換イミダゾ−ル
JPH01143806A (ja) * 1987-11-30 1989-06-06 Sumitomo Chem Co Ltd 害虫駆除用毒餌剤
JPH02274053A (ja) * 1989-04-15 1990-11-08 Matsushita Electric Works Ltd ハンドフリーホン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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