JPS60180379A - 画信号処理方法および画信号処理装置 - Google Patents

画信号処理方法および画信号処理装置

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JPS60180379A
JPS60180379A JP59036654A JP3665484A JPS60180379A JP S60180379 A JPS60180379 A JP S60180379A JP 59036654 A JP59036654 A JP 59036654A JP 3665484 A JP3665484 A JP 3665484A JP S60180379 A JPS60180379 A JP S60180379A
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JP59036654A
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English (en)
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Hirotaka Otsuka
大塚 博隆
Hiroyoshi Tsuchiya
博義 土屋
Katsuo Nakazato
中里 克雄
Kunio Sannomiya
三宮 邦夫
Hidehiko Kawakami
秀彦 川上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はファクシミリ電送装置などのように、一度画像
を走査分解した後、再度画像を構成する一般の画像走査
・記録装置または画像走査・表示装置、例えば、網点写
真などを含む新開紙面の電送システム等に用いられる画
信号処理方法および画信号処理装置に関するものである
従来例の構成とその問題点 画像信号を二値データに変換して、再び記録すると、原
画像そのものがもっている濃淡周期と、原画像を走査し
て標本化する周期の干渉によって原画像にない濃淡模様
、即ちモアレ縞の記録画像が出現し、記録画像の品質を
著しく損ねる事がある。
近年ファクシミリの活用分野は益々拡大し、電送すべき
画像が単なる文字画像ばかシでなく、階調や周期性絵柄
模様を含む、広範な画像の電送が望まれるに至っている
。特に原稿画像に、比較的細かい画像周期を有する画像
1例えば網点写真や格子縞模様の服地の図案などは、画
像の周期と、原画を走査する周期の干渉によるモアレ縞
が発生し、画像品質の著しい劣化を招き、ファクシミリ
の活用範囲を限定させたり、またこの対策のために、高
い走査線密度で画像を走査したり、複数の走査線密度を
装着せし、めた高価な装置を提供したシしている・以下
モアレ縞の最も発生しやすい原稿として、新聞ファクシ
ミリで問題となっている網点写真原稿を代表例にし従来
例を説明する。
モアレ網として見えるのは、原画の網点の大きさが同程
度で分布していても、再生された網点の大きさが周期的
に変化していくことによる。
第1図は画像の二値化により原画の網点が面積変調を受
けて再生される様子を示している。1゜2は原画の中の
同じ面積を有する網点である。5の格子は、原画を走査
して画素データとする領域分割、または画素データから
再生画像を得るための領域分割を示している。網点の周
期と領域分割の周期のズレがあると、原画の網点は格子
5により、ある所では網点1のように、別の所では網点
2のように領域分割されることになる。各画素デ−タを
白または黒に二値化するため、1つの格子内の黒の面積
が50係以下の時はその格子全体を白とし、他を黒とす
ると、網点1は網点3のように、網点2は網点4のよう
に変換される。この例では、再生された網点の面積が4
対1にも変化している。第1図の例のように、変化され
た網点の面積が、再生された画像上で周期的に変動して
いくと、視覚的に濃度の変化(モアレ縞)として感じら
れることになる。次に、モアレ縞発生の様子を更に具体
的に調べることにする。
第2図は網点の量子化の様子を示している。網点の面積
は全て同じ大きさであシ、円の内イIl]1]を黒。
円の外側を白とする。今、同図に示すように、四角の格
子で区切りながら黒の面積を量子化していくと、図に示
すような数値が得られたとする。量子化の数値は10進
数で、1個の四角内が全て黒のときを100とし、全て
白のときをQとしている(第2図ではOの数値を略して
空白のitである。)。第2図の量子化数に対して、6
0以下を白、51以上を黒として表わすと、第3図の再
生された網点の二値化画像のようになる。第3図を見る
と、再生された黒の網点け1個から4個の画素まで様々
である。本来は、原画像の網点は全て同じ面積であるか
ら、再生された黒の網点は一定の個数の画素で表わされ
るべきである。1網点の画素の個数が異なるということ
はその網点周辺の平均濃度が異なることを意味する。第
3図のように1網点の画素の個数が平面的にゆるやかに
変動し、周期性をもってくると、これがモアレ縞として
人間の視覚に感じられることになる。そこで、モアレ縞
を視覚的に感じられなくするには、原画の網点面積が一
定のときには再生される網点の面積を一定にすれば良い
ことになる。
モアレ縞の発生をおさえるには、対象とする網点の線数
に比較して相当細かい走査線を用い、網点の変形を少な
くするとよい。たとえば第1図や第2図の格子の大きさ
を%位に細かくすると、変換された網点の面積変動が非
常に小さくなシ、モアレ縞としては感じなくなる。しか
しながら、走査線を細かくするということは、画像デー
タ数が走査線数の二乗に比例して増大することになるた
め、画像データの処理時間の増大、装置製造上の複雑化
、電送回線の利用費増加、全画像データを記憶するシス
テムでは記憶装置の容量の増大などその他多くの問題が
発生する。そこで、モアレ縞は生じているが、モアレ縞
の目立ちにくい連光な走査線密度を選ぶ、などの工夫が
なされている。
たとえば第1図や第2図の例で、原画の網点の中心と格
子の位置関係がズしたことにょシ、再生された網点どう
しの面積に違いが生じたことを考えると、原画の網点周
期の整数分の1の間隔で格子の周期を決定し、網点の配
列方向と格子の方向を揃えることにすれば、上記ズレが
無くなり、再生される網点どうしの面積を同じにするこ
とも可能となる。しかしながら一般的に使われている写
真の網点け、形状、線数とも各種各様であり、この方法
で完全に対応することは困難である。
発明の目的 上述したように高密度での画像走査をすることなく、か
つ原画の網点形状や線数の種類などに左右されずにモア
レ縞の発生しない画像データを得ることのできる画信号
処理方法および画信号処理装置を提供するものである。
発明の構成 、本発明の画信号処理方法は、原画像を走査分解して得
られた各画素の入力画信号レベルを、入力画信号記憶部
および出力画信号記憶部に記憶させる第1の手順と、前
記入力画信号記憶部および前 ・記出力画信号記憶部の
それぞれ対応する位置に、互に隣接するM個(Mは自然
数)の前記画素を囲むように構成した走査窓を、前記入
力画信号記憶部に対しては入力走査窓として、前記出力
画信号記憶部に対しては出力走査窓として設定する第2
の手順と、前記出力走査窓内の全ての前記画素の画信号
レベルの総和Sをめ、 S二CXN+A なるNとAをめる第3の手順と、前記入力走査窓内の前
記各画素の中に入る入力画信号レベルの等しい画素が存
在しない時は、前記各画素を入力両信号レベルの降順又
は昇順に番号付けし、前記入力走査窓内の前記各画素の
中に入力画信号レベルの等しい画素が存在する時は前記
等しい入力画信号レベルの画素はランダムに番号付けし
、残りの画素は降順又は昇順に番号付けし、前記入力走
査窓に対応する前記出力走査窓内の前記各画素に対し、
前記降順の時は、1番目からN番目の前記画素は出力画
信号レベルとしてCを、(N+1)番目の前記画素は出
力画信号レベルとしてAを、(N+2 )番目からM番
目の前記画素は出力画信号レベルとしてOを割り当てる
置換を施し、前記昇順の時は、1番目から(M−N−1
)番目の前記画素は出力画信号レベルとしてOを、(M
−N)番目の前記画素は出力画信号レベルとしてAを、
(M−N+1)番目からM番目寸での前記画素は出力画
信号レベルとしてCを割シ当てる置換を施す第4の手順
と、前記第2の手順、第3の手順。
および第4の手順を前記入力画信号記憶部、および前記
出力画信号記憶部の全域に対し入力走査窓および出力走
査窓を所定画素分ずつ移動させながら繰り返すことによ
り、上記目的を達するものである。
寸だ、本発明の画信号処理装置は、原画像を走査分解し
て得られた各画素の入力画信号レベルを入力画信号記憶
部および出力画信号記憶部に記憶させる手段と、前記入
力画信号記憶部および前記出力画信号記憶部のそれぞれ
対応する位置に、互に@接するM個(Mは自然数)の前
記画素を囲むように構成した走査窓を、前記入力画信号
記憶部に対しては入力走査窓として、前記出力画信号記
・脚部に対しては出力走査窓として設定する手段と。
前記出力走査窓内の全ての前記画素の画信号レベルの総
和Sをめ、 S二Cx N + A なるNとAをめる手段と、前記入力走査窓内の前記各画
素の中に入力画信号レベルの等しい画素が存在しない時
は、前記各画素を入力画信号レベルの降順又は昇順に番
号付けし、前記入力走査窓内の前記各画素の中に入力画
信号レベルの等しい画素が存在する時は前記等しい入力
画信号レベルの画素はランダムに番号付けし、残りの画
素1−1:降順又は昇順に番号付けし、前記入力走査窓
に対応する前記出力走査窓内の前記各画素に対し、前記
降順の時は、1番目からN番目の前記画素は出力画信号
レベルとしてCを、(N+1)番目の前記画素は出力画
信号レベルとしてAを、(N+2)番目からM番目の前
記画素は出力画信号レベルとしてOをtFUシ当てる置
換を施し、前記昇順の時は、1番目から(M −N −
1’ )番目の前記画素は出方画信号レベルとして0を
、(M−N)番目の前記画素は出力画信号レベルとして
Aを、(M−N+1)番目からM番目寸での前記画素は
出力画信号レベルとしてCを割り当てる置換を施す手段
と、前記入力走査窓および前記出力走査窓を前記入力画
信号記憶部、および前記出力画信号記憶部の全域に対し
所定画素分ずつ移動させる手段とを設けることにより、
上記目的を達するものである。
実施例の説明 以下に本発明を実施例に基いて説明する。
本発明の基本は入力画信号列に対して閾値処理を施す、
いわゆる二値化処理するときの誤差を少なくするために
、lr4点周辺を含む画像に対する量子化数を合計し、
その合計した値に相当する黒の画素を新たに再生するこ
とにより、元の網点面積に、より忠実に網点面積を再生
しようとするものである。次に誤善の考え方を説明する
。第2図の網点6〜11に対して、各網点周辺の量子化
数の金利をすると、それぞれ312である。1個の画素
内が全て黒のときは量子化値を1o○としたので、第3
図で再生するときの1個の黒も100の値と考える。再
生側では二値であるから中間値をもたず、全てOか1o
Oで表わされることになる。
第2図の網点8の例でみると、量子化数が83のところ
は黒で再生されるから17だけ余分に黒となり、量子化
数41の所は白で再生されるから41たけ白くなシすぎ
る。従って前者の誤差を17、後者を−41と誤差を定
義する。このようにして第2図の網点8全体に対しての
誤差を調べると、再生された黒は3画素で300とな9
、原網点に対しての誤差は−12と言うことになる。二
値で再生するには、原網点に対しての面積で十フ画素以
内の違いは必ず発生する。量子化値に直すと+50であ
る。第・2図の各網点は量子化数金利がそれぞれ312
であるから、誤差の量も少ない再生網点は300となシ
、3個の黒で再生されるのが最も良いことになる。第3
図の再生網点を第2図の網点と対応させてみると、網点
8,9は丁度よく、網点10は1個黒が多く、網点6,
11は1個黒が少なく、網点7は2個黒が少なく再生さ
れていることになる。
次に、本発明の原理について、第4図0および第4図(
b)と共に手順を追って説明する。
手順(1)原画像を走査分解して得られた画信号列を、
主走査方向および副走査方向に従い、入力画信号記憶部
Gに記憶し、入力画信号記憶部G内の各画素P、、j 
(i=1〜■。
j = 1〜■)の画信号レベルL1.]と定義し、 手順(2)出力画信号記憶部G′内の各画素p 、/ 
、。
の画信号レベルL(、jに、入力画信号記憶部G内の各
画素P、、、の画信号レベルL□、jと同一の値を記憶
し、 を囲む入力走査窓W□2.と、 を囲む出力走査窓Wi、、とを設定し、手順(4)出力
走査窓W/X ・の各画素p 、/。2.+7、J (u=o−m、v−○〜n)の画信号レベルL′N+。
、j+7に対して、 ただしCは出力信号最大値 Nは整数 Aは0≦A(C なるNおよびAをめ、 手順(5)入力走査窓Wi ・内の各画素P1+。、j
+7の)J 両信号レベルLi+u、j+vの中に等しい値が存在し
ない時は降順値K(P□+u 、 j 4−v)と定め
、入力走査窓W□ ・内の各画素”i+u、j+v、J の画信号レベルLl+u ・ を有する各画素、1+v P 、 はランダムに番号付けをし、残1+、!J、ノ
+V りの前記入力走査窓Wi2.内の各画素P−・ を含め
て画信号レベルLi+u、j+v1+u、J+v の大きな順に番号付けをしたものを降順値K(P1+u
、j+v)と定め、 手順(6)出力走査窓WlX 内の各画素”L−u、j
+v、】 に対して降順値K(”i+u、j+v)を用いて、K(
P、 、)≦Nの時Li+u’、j+、−C1+u、]
+V K(P1+u 、v)−N+1の時Li+、、j5=A
、]+ K(Pl+u 、v)〉N+1の時Li+u、j+v−
〇アJ+ なる置換を施し、 手順(7)主走査方向に対し、iが1から(I−m)ま
で、手順(3)1手111iI (4) ’+手順(5
)2手順(6)を繰シ返し、 手順(8)副走査方向に対し、jが1から(J−n)寸
で、手順(3)1手順(4)7手順(6)1手順(6)
手順は)を繰シ返す。
上述の処理説明は、入力走査窓W□、jおよび出力走査
窓W;、、が矩形の場合について述べたが、これは、円
、だ円、三角形等の任意の形についても可能である。
また、Cを出力信号最大値と定義したが、これは、入力
画信号レベルの最大値あるいは、その近傍の値でも良い
丑た手順(5)および手順(6)において、降順値を用
いて説明したが、昇順値を用いて置換する事も可能であ
る。
寸だ、手順(7)および手順(8)の処理において、主
走査方向および副走査方向について、走査の周期が1画
素周期で説明しているが、走査の周期、走査の方向共に
任意の周期と方向でも可能である。
更に上記説明では、画信号列全てを一旦入力画信号記憶
部Gおよび出力画信号記憶部G′に記憶したが、入力走
査窓W□ ・および出力走査窓Wi、 、にアJ 必要な画信号列だける記憶し、走査に従って逐次入れ換
える方法も可能である。次に具体的な数値を用いて説明
する。
第5図(a)は第2図の6と同じ網点であシ、第5図(
−)で示す範囲が原画像の全てであるとする。第5図(
−)の量子化数を全て加算すると312であり、3個の
100と1個の12と等価である。この3個の100七
1個の12を原画像の量子化数が大きい順に配分してい
くと、第5図(b)tたは同図(C)のように配置する
ことができる。ここで、100に満たない端数の12は
最後に配置している。原画像の量子化数に同じ値が存在
する時には、同じ値を有する画素に対してランダムな順
序で順位を付与する。
第5図(b)または同図(C)の値に対して61以上を
黒、60以下を白とすると3個の黒が再生されることに
なる。
ここで前述の手順4での式における定数Cの性格を調べ
てみる。定数Cを最大量子化数と同じに設定する理由は
、原画像の網点面積に対して再生画像の網点面積を可能
な限り近づけるためである。
しかしながら目的によっては、原画像より大きな網点て
、まだは小さな網点て再生網点を作・りたい場合も考え
られる。この場合には、前者の場合Cを最大量子化数よ
り小さく、後者は最大量子化数より犬きく設定すること
により操作できる。例えば、C−85にすると、再配分
された値は3個の85と1個の57を得ることができ、
50以下を白、51以上を黒とすると4個の黒が再生さ
れることになる。同様にC:136にすると、再配分さ
れた値は2個の136と1個の42を得ることができ、
6o以下を白、51以上を黒とすると2個の黒が再生さ
れることになる。
さて、第6図(、)−(C)の説明では原画像全体に対
して一度に画像の再配分を行なう例を示したが、一般的
に実際の画像データは第6図(、)に示すような少ない
数ではなく、桁違いの膨大な数であシ、このような処理
は非現実的である。そこで本発明では後述するマトリク
ス走査法の考え方を用いて実用的な画像処理を行ってい
る。マトリクスの大きさについては画像処理の複雑さや
、効果との兼合いで決定すべき問題であるため、ここで
は−例として3×3のマトリクスサイズについて画像処
理の動作を説明する。第6図0〜(j)はマトリクス走
査と画像の再配分を説明する図である。同図(a)は原
画像データで、第2図6の網点と同じ数値データである
。原画像データは図の大枠12で示す3×3マトリクス
で右に主走査、下°に副走査される。とのマドl)クス
走査につれて、画像の再配分された結果が同図(b)か
ら順次同図(i)tで得られていくことになる。始めに
、同図(−)の大枠内のデータに関して第5図(a)〜
(c)で説明した画像の再配分を行なう。その結果は第
6図(′b)の点線枠13に示すように同図(−)のデ
ータと変わらない。次に同図(b)の大枠12に示すよ
うにマトリクスを主走査方向に1画素移す。それにとも
ない同図(−)の原デ〜りから同図(b)に新データを
取込む。次に同図(b)の大枠12内のデータを再配分
するのであるが、この場合、総和は同図0))の大枠1
2内のデータで行ない、再配分は同図(b)の大枠12
のマトリクス位置に対応する同図(a)のデータで行な
う。言いかえると、総和は前の再配分処理結果と新デー
タで行ない、再配分の順序は原データに基すいて行なう
ことになる。以下の再配分はこのように行なわれている
。同図(b)の大枠12の再配分結果は同図(C)の点
線枠13に示すようになる。
この後同図(C)の大枠12のようにマド、リクスを移
動して同様の処理を行なうのであるが、データは61以
外○であるから同図(d)の点線枠13のように再配分
結果は変化しない。以下主走査方向にマトリクスを移動
しても新データは0のみであるため再配分結果は変わら
ない。主走査方向のマトリクス移動と再配分が終了する
と、同図(d)の大枠12に示すようにマトリクスを主
走査の始めに戻し副走査方向に1画素移動する。以下同
図(d)の大枠12の再配分結果が同図(e)の点線枠
13に、同図(e)の大枠12の再配分結果が同図(Q
の点線枠13に、同図(f)の大枠12の再配分結果が
同図(q)の点線枠13に、同図(q)の大枠12の再
配分結果が同図(h)の点線枠13に示すようにデータ
変換されていく。
同図(q)の以降、マトリクスを主走査方向に移動して
も新データnoのみであるため再配分結果は変わらない
。主走査方向のマトリクス移動が終了すると、マトリク
スは同図Φンの大枠12に示すように再び主走査の始め
に戻り、副走査方向に1画素分移動する。同図(h)の
大枠12の再配分結果は同図(i)の点線枠13に示す
ように、同図(i)の大枠12の再配分結果は同図(D
の点線枠13に示すようにデータ変換される。以下は再
配分によるデータ変換を繰返しても再配分結果は変わら
ず、最終的に同図(Dのデータが得られる。ここで、同
図(i)の大枠12から同図(j)の点線枠13への再
配分順位付において、原データに同じ値の36がある。
本実施例では、同じ値の場合の順位付けでは、ランダム
関数を利用し順位を決定している。その理由は、あらか
じめ定められた順序で順位付けをすると再生画像に周期
的なパターンが発生し、著しく画像品質を劣化させる可
能性があるからである。特にコンピュータ等を利用して
発生させた画像には広い領域で同じ値を持ったものがち
シ、前記周期的パターンが発生する可能性が大きいから
である。
第7図は第2図の原画像データに対して、3×3のマト
リクス走査による画像データの再配分を行った後、51
以上を黒、50以下を白の二値化処理を行った再生画像
である。ただし、図の中の数値は原画像データの数値で
あり、再配分結果の数値ではない。
第8図はデータ変換回路ブロック図で、本発明を実現す
る基本動作の概略を説明する図である。
原画像を走査して得るアナログ画像信号14社A/D変
換器16によりデジタル画像信号となり、ゲート回路1
6を通って画像データ記憶装置17に記憶される。記憶
装置17は原画像の主走査方向複数ライン分(本発明の
データ変換を3×3のマトリクスで処理するのであれば
3ライン分)の画像データを記憶できる記憶容量をもつ
。画像データの記憶番地はアドレス制御回路18によシ
指定される。アドレス制御回路18の番地指定はタイミ
ング信号発生回路19により制御される。記憶装置20
は記憶装置17の画像データに対して再配分された結果
の画像データを記憶する記憶装置で、記憶装置17と同
じ記憶容量をもつ。
ゲート回路16とゲート回路21はタイミング信号発生
回路19とアドレス制御回路18の制御により、それぞ
れ、記憶装置17と記憶装置20にデータを読み書きす
る番地指定を行なう。再配分のデータ変換処理が全て終
了したデータは記憶装置20からゲート回路21を通し
て読出され、二値化回路22を通シ、画像記録装置で記
録される出力画像信号23となる。データ加算回路24
は、データの再配分を行なうマトリクス位置の全データ
の内、すでに再配分された結果のデータに関しては記憶
装置20からゲート回路21を通して得、新しいデータ
に関しては記憶装置17からゲート回路16を通して得
、マトリクス位置データの総和をめるところである。入
力データ同一値判定回路25は記憶装置17のマトリク
ス位置に該当するデータをゲート回路16を通して得、
データの中に同一値があれば判定出力を出す。入力デー
タ順位付回路26は、前記入力データ同一値判定回路2
6からの判定出力が無ければ、前記ゲート回路16から
のデ〜りを値の大きな順に記憶装置20の前記記憶装置
17と対応するマトリクス位置のデータ番地を決定し、
前記入力データ同一値判定回路26からの判定出力が有
れば、前記ゲート回路16からのデータ値の大きな順に
並べる時に、同一値に対してはランダム順位発生回路か
らの出力値により順位を決定した上で他のデータも含め
て値の大きな順に記憶装置20の前記記憶装置17と対
応するマトリクス位置のデータ番地を決定し、アドレス
制御回路18に通知する。再配分回路28は、加算回路
24で得た総和から変換データを作成し、アドレス制御
回路18゛で指定された記憶装置2oの番地に、ゲート
回路21を通して、順次、変換データを書込んでいく。
発明の詳細 な説明してきたように本発明、網点写真など、濃度の周
期性をもつ原画を走査し、二値化された画像データを得
るに際して、マトリクス走査と画像データの再配分を行
った後二値化すると吉により、モワレ縞の無い良質の二
値化画像データを得ることができる。従って、モワレ除
去を目的とし、必要以上に高密度の走査や、原画の網点
線数の違いにより走査線密度を変化させるなどの必要が
無くなり、装置製作や運用時の経済性と操作性の改善を
計ることができる。また本発明は、文字や線画の中の細
線に対しても線のつながりを良ぐする効果をもつ。さら
に本発明の画像処理を中間濃度をもつ原画に対して適用
すると、周辺の画素も含めて平均的に中間濃度を表わす
二値化画像データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像の二値化による面積変調の説明図、第2図
は網点の量子化を示す図、第3図は従来のち 方式で再生された網点の二値化画像を示す図、画商(m
)、(b)は本発明による入力画信号記憶部および出力
画信号記憶の概略構成を示す図、第5図(−)〜(C)
は本発明による再配分の説明図、第6図(a)〜(Dけ
本発明の画信号処理方法の一実施例であるマトリクス走
査と画像の再配分の様子を示す図、第7図は本発明によ
る画像再配分後の二値化画像を示す図、第8図は本発明
の画信号処理装置の一実施例を示すブロック図である。 1.2・・・・・原画の網点、3,4・・・・・・面積
変調を受けた網点、6・・・ 領域分割の格子、6〜1
1・・・・・・黒の網点と量子化数、12・・・・・再
配分前のマトリクス枠の位置、13・・・・・・再配分
後のマトリクス枠の位置、14・・・・入力アナログ画
像信号、15・・・・・・A/D変換器、16・・・・
ゲート回路、17・・原画像データの記憶装置、18・
・・・アドレス制御回路、19・・・・・・タイミング
信号発生回路、2゜・・・・・再配分結果の画像データ
記憶装置、21・・・・・・ゲート回路、22・・・・
・・二値化回路、23・・・・出力画像信号、24・・
・・・・データ加算回路、25・・・・入力データ同一
値判定回路、26・・・・・・入カテータ順位旬回路、
27・・・・・・ランダム順位発生回路、28・・・・
・再配分回路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 8 第3図 第4図 (0−) 第5図 第6図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原1Ili像を走査分解して得られた各画素の入
    力画信号レベルを、入力画信号記憶部および出力画信号
    記憶部に記憶させる第1の手順と、前記入力画信号記憶
    部および前記出力画信号記憶部のそれぞれ対応する位置
    に、互に隣接するM個(Mは自然数)の前記画素を囲む
    ように構成した走査窓を、前記入力画信号記憶部に対し
    ては入力走査窓として、前記出力画信号記憶部に対して
    は出力走査窓として設定する第2の手順と、前記出力走
    査窓内の全ての前記画素の画信号レベルの総和Sをめ、
    S = Cx N + A なるNとAをめる第3の手順と、前記入力走査窓内の前
    記各画素の中に入力画信号レベルの等しい画素が存在し
    ない時は、前記各画素を入力画信号レベルの降順又は昇
    順に番号付けし、前記入力走査窓内の前記各画素の中に
    入力画信号レベルの等しい画素が存在する時は前記等し
    い入力画信号レベルの画素はランダムに番号付けし、残
    りの画素は降順又は昇順に番号付けし、前記入力走査窓
    に対する前記出力走査窓内の前記各画素に対し、前記降
    順の時は、1番目からN番目の前記画素は出力画信号レ
    ベルとしてCを、(N+1 )番目の前記画素は出力画
    信号レベルとしてAを、(N+2 )番目からM番目の
    前記画素は出力画信号レベルとして○を割り当てる置換
    を施し、前記昇順の時は、1番目から(M−Nl−1)
    番目の前記画素は出力画信号レベルとしてOを、(M−
    N)番目の前記画素は出力画信号レベルとしてAを、(
    M−N+1)番目からM番目寸での前記画素は出力画信
    号レベルとしてCを割り当てる置換を施す第4の手順と
    、前記第2の手順、第3の手順、および第4の手順を前
    記入力画信号記憶部、および前記出力画信号記憶部の全
    域に対し入力走査窓および出力走査窓を所定画素分ずつ
    移動させながら繰シ返すことを特徴とする画信号処理方
    法。
  2. (2)原画像を走査分解して得られた各画素の入力画信
    号レベルを、入力画信号記憶部および出力画信号記憶部
    に記憶させる手段と、前記入力画信号記憶部および前記
    出力画信号記憶部のそれぞれ対応する位置に、互に隣接
    するM個(Mは自然数)の前記画素を囲むように構成し
    た走査窓を、前記入力画信号記憶部に対しては入力走査
    窓として、前記出力画信号記憶部に対しては出力走査窓
    として設定する手段と、前記出力走査窓内の全ての前記
    画素の画信号レベルの総和Sをめ、 !3 = Cx N + A なるNとAをめる手段と、前記入力走査窓内の前記各画
    素の中に入力画信号レベルの等しい画素が存在しない時
    は、前記各画素を入力画信号レベルの降順又は昇順に番
    号付けし、前記入力走査窓内の前記各画素の中に入力画
    信号レベルの等しい画素が存在する時は前記等しい入力
    画信号レベルの画素はランダムに番号付けし、残シの画
    素は降順又は昇順に番号付けし、前記入力走査窓に対応
    する前記出力走査窓内の前記各画素に対し、前記降順の
    時は、1番目からN番目の前記画素は出力画信号レベル
    としてCを、(N+1)番目の前記1素は出力画信号レ
    ベルとしてAを、(N+2)番目からM#目の前記画素
    は出力画信号レベルとして0を割り当てる置換を施し、
    前記昇順の時は、1番目から(M−N−1)番目の前記
    画素は出力画信号レベルとして○を、(M−N)番目の
    前記画素は出力画信号レベルとしてAを、(M−N+1
    )番目からM番目寸での前記画素は出力画信号レベルと
    してCを割シ当てる置換を施す手段と、前記入力走査窓
    および前記出力走査窓を前記入力画信号記憶部、および
    前記出力画信号記憶部の全域に対し所定画素分ずつ移動
    させる手段とを備えたことを特徴とする画信号処理装置
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