JPS60179489A - 有機質汚泥状物質のエネルギ−化方法 - Google Patents
有機質汚泥状物質のエネルギ−化方法Info
- Publication number
- JPS60179489A JPS60179489A JP3400284A JP3400284A JPS60179489A JP S60179489 A JPS60179489 A JP S60179489A JP 3400284 A JP3400284 A JP 3400284A JP 3400284 A JP3400284 A JP 3400284A JP S60179489 A JPS60179489 A JP S60179489A
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- JP
- Japan
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- oil
- thermal cracking
- sludge
- energy
- gas
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の・技術分野〕
本発明は、下水処理場、し尿処理場、産業廃水処理場等
より排出される生物処理系汚泥、あるいは畜産廃莱物の
ような有機質汚泥状物質のエネルギー化方法に係り、と
くに、オイルとしてエネルギー化する方法に関するもの
である。
より排出される生物処理系汚泥、あるいは畜産廃莱物の
ような有機質汚泥状物質のエネルギー化方法に係り、と
くに、オイルとしてエネルギー化する方法に関するもの
である。
従来から汚水処理場で発生する余剰の活性汚泥などの有
機質汚泥状物質(以下、汚泥と呼ぶ)からエネルギーを
回収するために、第1図に示すように、脱水した汚泥を
、脱水汚泥貯槽(1)から乾燥機(2)に送って十分に
乾燥した後、反応温度を600〜1ooo℃種度に調整
した熱分解炉(3)に導入し、熱分解して可燃性ガスと
少量のオイル及びチャー(分解残金)を生成し、可燃性
ガスはガス貯槽(4)に貯蔵してエネルギーとして回収
し、オイル及びチャーは、乾燥機(2)及び熱分解炉(
3)の熱源として利用するために焼却炉(5)に導入し
て燃焼するととが行なわれている。
機質汚泥状物質(以下、汚泥と呼ぶ)からエネルギーを
回収するために、第1図に示すように、脱水した汚泥を
、脱水汚泥貯槽(1)から乾燥機(2)に送って十分に
乾燥した後、反応温度を600〜1ooo℃種度に調整
した熱分解炉(3)に導入し、熱分解して可燃性ガスと
少量のオイル及びチャー(分解残金)を生成し、可燃性
ガスはガス貯槽(4)に貯蔵してエネルギーとして回収
し、オイル及びチャーは、乾燥機(2)及び熱分解炉(
3)の熱源として利用するために焼却炉(5)に導入し
て燃焼するととが行なわれている。
この従来の方法の場合、エネルギーの回収形態が可燃性
ガスであるため、貯蔵性、容量及び安全性などの点で取
扱いが面倒であるという問題があった。
ガスであるため、貯蔵性、容量及び安全性などの点で取
扱いが面倒であるという問題があった。
本発明は、上述したような点に鑑みなされたもので、汚
泥から回収するエネルギーの形態をオイルとして取扱い
を容易にし、エネルギーを付加価値の高い形態で回収す
ることを目的とするものである。
泥から回収するエネルギーの形態をオイルとして取扱い
を容易にし、エネルギーを付加価値の高い形態で回収す
ることを目的とするものである。
そこで、発明者−iは、オイル化を目的として汚泥の熱
分14イ法を改善する試みを行なった結果、熱分N温度
を比較的に低温領域とした場合に、汚泥から少量の不燃
性ガスと多量のオイル及びチャー(分解残有)が生成す
ることを見いだし、これによって、本発明を成したもの
で、本発明の有機質汚泥状物質のエネルギー化方法は、
有機質汚泥状物質を150〜450℃の比較的に低温′
領域の温度で熱分解して長袖のオイルを生成させること
を特徴とするものである。
分14イ法を改善する試みを行なった結果、熱分N温度
を比較的に低温領域とした場合に、汚泥から少量の不燃
性ガスと多量のオイル及びチャー(分解残有)が生成す
ることを見いだし、これによって、本発明を成したもの
で、本発明の有機質汚泥状物質のエネルギー化方法は、
有機質汚泥状物質を150〜450℃の比較的に低温′
領域の温度で熱分解して長袖のオイルを生成させること
を特徴とするものである。
本発明の方法を、図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第2図に示すように、脱水した汚泥を、脱水汚泥貯槽α
慢から乾燥機α■に送って十分に乾燥した後、反応温度
を150〜450℃程度に調整した熱分解炉α場に尋人
して熱分解すると、少量の不燃性ガスと多液のオイル及
びチャー(分解残有)が生成する。
慢から乾燥機α■に送って十分に乾燥した後、反応温度
を150〜450℃程度に調整した熱分解炉α場に尋人
して熱分解すると、少量の不燃性ガスと多液のオイル及
びチャー(分解残有)が生成する。
そして、不燃性ガスは廃ガス処理工程α→に送られ、オ
イルはオイル貯槽αうに貯蔵してエネルギーとして回収
し、チャーは一乾燥bq Qa及び熱分解炉04の熱源
として利用するために焼却炉0Qに導入し、燃焼されて
灰となる。
イルはオイル貯槽αうに貯蔵してエネルギーとして回収
し、チャーは一乾燥bq Qa及び熱分解炉04の熱源
として利用するために焼却炉0Qに導入し、燃焼されて
灰となる。
次に、下水処理場で発生した余剰の活性汚泥を試料とし
て、第2図に示した工程にしたがって、350℃のif
fで熱分解処理を行なった本発明の実験例と、800℃
の/li’RjJf−で熱分解処理を行なった比較例の
結果を表に示す。
て、第2図に示した工程にしたがって、350℃のif
fで熱分解処理を行なった本発明の実験例と、800℃
の/li’RjJf−で熱分解処理を行なった比較例の
結果を表に示す。
表
この結果から、本発明の比較的に低い温度の熱分解によ
ると、従来の比較的に高い温度の熱処理と比較して、 ■オイル収量が3倍以上となる。
ると、従来の比較的に高い温度の熱処理と比較して、 ■オイル収量が3倍以上となる。
■ガス収量は半分以下となシ、シかも、不燃性となる。
ことがわかる。これは、本発明の方法によると、回収エ
ネルギーとして、オイルが優先的に得られることを良く
示している。
ネルギーとして、オイルが優先的に得られることを良く
示している。
さらに、本発明で規定した150〜450℃の低温領域
での熱処理の温度効果について、回分法(ノクツチテス
ト)による熱分解実験の結果で説明する。
での熱処理の温度効果について、回分法(ノクツチテス
ト)による熱分解実験の結果で説明する。
第3図は、熱分解温度を様々に設定して反応を行なった
時の温度とオイル生成量の関係を示すもので、実線は、
反応温度とオイル生成量の関係を示しておシ、破線は、
実線の微分型を示している。
時の温度とオイル生成量の関係を示すもので、実線は、
反応温度とオイル生成量の関係を示しておシ、破線は、
実線の微分型を示している。
第3図中の破線は、300℃を中心として、150〜4
50℃の温度範囲でのオイル生成量が多いことを良く示
している。
50℃の温度範囲でのオイル生成量が多いことを良く示
している。
なお、本発明について、第2図に基本的な工程をボした
が、この工程は様々に変化させることが可能でおり、他
の工程の付加、たとえば熱回収プロセスの組合わせ等に
ついても本発明から容易に考えられるものである。した
がって、本発明の本質的特徴を含むものは本発明に含ま
れる。
が、この工程は様々に変化させることが可能でおり、他
の工程の付加、たとえば熱回収プロセスの組合わせ等に
ついても本発明から容易に考えられるものである。した
がって、本発明の本質的特徴を含むものは本発明に含ま
れる。
また、適用される汚泥も、下水処理場の活性汚泥に限ら
ず、し泥処理場、産業腿水処理場等の生物処理系汚泥、
あるいは畜産風乗物のような有機質汚泥状物質であれば
、特に限定するものではない。
ず、し泥処理場、産業腿水処理場等の生物処理系汚泥、
あるいは畜産風乗物のような有機質汚泥状物質であれば
、特に限定するものではない。
上述したように、本発明によれば、有機質汚泥状物質を
150〜450℃の比較的に低温領域の温度で熱分解す
るので、エネルギーを取扱いが容易で付加価値の高いオ
イルの形態で有機質汚泥状物質から回収することができ
、しかも、処理基mlが低いので、装置が安価にできる
とともに、効率も良い。
150〜450℃の比較的に低温領域の温度で熱分解す
るので、エネルギーを取扱いが容易で付加価値の高いオ
イルの形態で有機質汚泥状物質から回収することができ
、しかも、処理基mlが低いので、装置が安価にできる
とともに、効率も良い。
第1図は従来の方法を示す工程図、5J’z 2図は本
発明の方法を示す工程図、第3図は熱分解温度とオイル
生成量の11.ワ係を示す図である。
発明の方法を示す工程図、第3図は熱分解温度とオイル
生成量の11.ワ係を示す図である。
Claims (1)
- (1)有機質汚泥状物質を150〜450℃の温度で熱
分解してオイルを生成させることを特徴とする有機質汚
泥状物質のエネルギー化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3400284A JPS60179489A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 有機質汚泥状物質のエネルギ−化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3400284A JPS60179489A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 有機質汚泥状物質のエネルギ−化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179489A true JPS60179489A (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=12402234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3400284A Pending JPS60179489A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 有機質汚泥状物質のエネルギ−化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179489A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01270999A (ja) * | 1988-04-25 | 1989-10-30 | Agency Of Ind Science & Technol | 下水汚泥の液化処理方法 |
JP2005319374A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 汚泥の燃料化方法及び装置 |
CN112624551A (zh) * | 2019-09-24 | 2021-04-09 | 王其成 | 一种污泥裂解处理装置及裂解处理工艺 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57111380A (en) * | 1980-11-14 | 1982-07-10 | Baiyaa Erunsuto | Method of obtaining solid, liquid and gaseous fuel from organic raw material |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP3400284A patent/JPS60179489A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57111380A (en) * | 1980-11-14 | 1982-07-10 | Baiyaa Erunsuto | Method of obtaining solid, liquid and gaseous fuel from organic raw material |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01270999A (ja) * | 1988-04-25 | 1989-10-30 | Agency Of Ind Science & Technol | 下水汚泥の液化処理方法 |
JP2005319374A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 汚泥の燃料化方法及び装置 |
CN112624551A (zh) * | 2019-09-24 | 2021-04-09 | 王其成 | 一种污泥裂解处理装置及裂解处理工艺 |
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