JPS60179409A - 樹脂改良材及びその製造法 - Google Patents

樹脂改良材及びその製造法

Info

Publication number
JPS60179409A
JPS60179409A JP59037150A JP3715084A JPS60179409A JP S60179409 A JPS60179409 A JP S60179409A JP 59037150 A JP59037150 A JP 59037150A JP 3715084 A JP3715084 A JP 3715084A JP S60179409 A JPS60179409 A JP S60179409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polybutadiene
polymerization
compound
mol
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59037150A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH052685B2 (ja
Inventor
Akio Imai
昭夫 今井
Yasushi Okamoto
康 岡本
Masatoshi Saito
斉藤 正俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP59037150A priority Critical patent/JPS60179409A/ja
Priority to CA000475159A priority patent/CA1259745A/en
Priority to DE8585102103T priority patent/DE3580172D1/de
Priority to EP85102103A priority patent/EP0153732B1/en
Publication of JPS60179409A publication Critical patent/JPS60179409A/ja
Priority to US06/829,846 priority patent/US4710554A/en
Publication of JPH052685B2 publication Critical patent/JPH052685B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F136/00Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F136/02Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F136/04Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
    • C08F136/06Butadiene

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリブタジェンに関し、特にスチレン系重合体
(PS )やポリメチルメタクリレート(MMA)など
の樹脂状重合体の耐衝撃強度や光沢などの緒特性を改良
するのに好適な新規なポリブタジェンおよびその製造法
に関するものである。
近年、PSやMMAなとの合成樹脂は自動車等の車両用
途、家電器具用途、その他多くの分野に多量使用されて
おり、機械的物性とともに外観上の光沢等の緒特性の向
上が強くめられている。例えば、MMAの場合には、耐
衝撃性と透明性とを同時に改良することがめられ、又、
PSの場合には、耐衝撃性と表面光沢とを同時に改良す
ることがめられている。
従来、これら樹脂状重合体の耐衝撃強度の改良のために
、ブタジェン系ゴムを混合するか或いはブタジェン系ゴ
ムの存在下にメチルメタクリレート・モノマーやスチレ
ン・モノマーをグラフト重合して、衝撃強度の向上した
樹脂を得る方法が知られている。
ところが、この場合にブタジェン系ゴムとして通常市販
されている高シス含量を有するポリブタジェン(いわゆ
る高C1s−BR)を使用したのでは、耐衝撃強度の改
良効果が不十分であるばかりか、場合により樹脂製品に
着色を来したり、あるいは、ゲル成分の混入により却っ
て衝撃強度が低下する等の問題があった。一方、リチウ
ム系重合開始剤により合成・市販されているトランス含
量の比較的高いポリブタジェン(いわゆる低0 + s
 B R)を使用するとゲル含量が比較的少なく、又、
衝撃強度もかなり改良されるものの、この場合にも、よ
り一層の衝撃強度の改良を図るにはポリブタジェンの使
用量を増加させるか、或いはポリブタジェンの平均分子
量を増大させる必要があり、この結果樹脂製品の光沢が
悪化したり、透明性が低下して、いずれも衝撃強度と外
観物性とを同時に改良するには至らなかった。
かかる実情に鑑み、本発明者らは上述の如き樹脂状重合
体の耐衝撃性と外観特性とを同時に改良するのに有効な
ポリフタジエンを00発すべく鋭意検討の結果、上記目
的に有効な特定の構造を有する新規なポリブタジェンの
開発に成功し、本発明に至った。
すなわち本発明は、有機リチウム化合物およびルイス塩
基性化合物の存在下に1.3−ブタジェンを重合させ、
更に多官能性ハロゲン化合物を反応させることにより得
られる分岐状の高分子鎖を有するポリブタジェンであっ
て、該ポリブタジェンの平均1.2−結合金量が18〜
32モル%、分岐状の高分子鎖の含有率が60重量%以
上、100℃におけるムーニー粘度が40〜90.25
°Cにおけるスチレン中5重量%濃度の溶液粘度が60
〜9 Q cpsであることを特徴とする新規なポリブ
タジェンを提供するものであり、かかるポリブタジェン
は、ルイス塩基性化合物および1.3−ブタジェン10
011あたり0.5〜8ミリモルの有機リチウム化合物
の存在下に不活性炭化水素溶剤中、30〜80°Cの範
囲から選ばれた温度で1.3−ブタジェンの重合を開始
し、重合終了時の温度が重合開始時の温度よりも5〜4
0°C高くなるように制御して重合を行い、得られた重
合体溶液に、有機リチウム化合物に対して0.6〜1当
量倍ノ多官能性ハロゲン化合物を添加して更に反応させ
ることにより製造することができる。
かかるポリブタジェンを製造するために用いられる有機
リチウム化合物としては、いわゾ ゆる「Iピングアニオン重合」を行うための重合開始剤
であるn−プロピルリチウム、イソプロピルリチウム、
n−ブチルリチウム、5ea−ブチルリチウム、t−ブ
チルリチウム、n−ペンチルリチウム等のリチウム原子
を含む炭化水素化合物が挙げられ、その使用量は一般に
は1.3−ブタジェン100Fあたり0.5〜8ミリモ
ルである。
ここで、有機リチウム化合物の使用量が0.5Eリモル
未満であると、重合系の粘度が高くなって、反応熱の除
去、反応温度制御あるいはポリブタジェンの回収操作等
に困難をう lだすのみならず、生成するポリブタジェンの分子量が
極度に高くなり、一方、8ミリモルを越えると生成する
ポリブタジェンの分子量が低くなる。
マタ、ルイス塩基性化合物としてはジエチルエーテル、
ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリ
コールジメチルエーテル、エチレングリコールジブチル
エーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチレングリコールジブチルエーテル等のエーテル類、
トリエチルアミン、トリブチルアミン、N 、 N 、
 N’ 、 N’−テトラメチルエチレンジアミン等の
第三級アミン類から選ばれた一種もしくは二種以上の混
合物が使用される。
本発明のポリブタジェンの平均的1.2−結合金量は1
8〜82モル%、好ましくは20〜80モル%に限定さ
れる。この範囲よりも平均1.2−結合金量が低い場合
には樹脂製品の光沢や透明性が低下し、一方、この範囲
を越える場合には樹脂製品の耐衝撃強度が低下して好ま
しくない。
この1.2−結合金量の制御は、ルイス塩基性化合物の
種類および使用量を選択して1゜3−ブタジェンの重合
時に共存\せしめることにより達成することができる。
たとえば、ルイス塩基性化合物としてジエチレングリコ
ールジメチルエーテルを使用する場合、その使用量は有
機リチウム化合物に対して0.05〜0.15モル倍で
ある。
この場合に、1.2−結合金量の分布を高分子鎖の長さ
方向に沿って有することが好ましく、なかでも高分子鎖
の重合開始末端側10%の鎖長部分における1、2−結
合金量(モル%)の値が、重合終了末端側鎖長部分にお
ける1、2−結合金量(モル%)の値よりも3〜20モ
ル%高いことが好ましい。
この重合反応に不活性な炭化水素溶剤中で行われ、炭化
水素溶剤としてはn−ヘキサン、■−へブタン、シクロ
ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどが例示さ
れる。
本発明のポリブタジェンを製造するうえで、重合温度は
重要な要件であり、重合転化率10%以前の時点におけ
る反応系の平均温度を、重合終了前の重合転化率90%
以降の時点における反応系の平均温度よりも5〜40°
Cだけ低くすることが好ましい。
より具体的には、重合を80〜80°Cの範囲から選ば
れた温度で開始し、次に重合反応熱を利用するかあるい
は外部から熱を供給する等の手段によって、重合終了時
の温度を1ζ〜190’(’M小儲聞清、L濯rギ省 
清箋り舌ム開始温度よりも5〜40°C高くなるように
制御することが好ましい。
重合開始時の温度が30°C未満であると、重合反応速
度が著しく遅くなって実用的でなく、また、80°Cを
越えると反応温度の制御が容易でなく、また、生成する
ポリブタジェンの分子量分布が不安定に変化し、かかる
ポリブタジェンを原料として耐衝撃性ポリスチレン樹脂
などを製造した場合には、得られた樹脂の品質の安定性
に欠け、特に表面光沢等の外観物性が低下する。
重合反応終了時の温度も、工業的に実施する際の経済性
の点からは高い方が望ましいが、120℃を越えると生
成ポリブタジェンの平均1,2−結合金量を上述の18
〜32モル形の範囲内に制御することが困難になるか、
或いは多量のルイス塩基性化合物を使用する不利益を発
生したり、更にはポリブタジェンの分子量分布の制御が
困難となって、いずれもこのようなポリブタジエを用い
た最柊樹脂の外観物性が低下して好ましくない。
本発明のポリブタジェンは、かかる重合反応によす得ら
れる重合体の活性重合末端に対して多官能性ハロゲン化
合物を作用させて得られる分岐状の高分子鎖を60重量
%以上、特に好ましくは80重量%以上含有することを
特徴とする。この分岐状の高分子鎖の含有率が60重量
%未満である場合には、ポリブタジェンをスチレンやメ
チルメタクリレート等のモノマーと混合して樹脂を製造
する際の系の粘度が高くなり、又、樹脂の機械的物性の
安定性・再現性が低下する等の不都合な事態を発生3す
る。
この分岐状の高分子鎖の含有率は重合開始剤である有機
リチウム化合物と多官能性ハロゲン化合物との量比を調
節することにより制御できる。たとえば、ジメチルニ塩
化硅素、モノメチル三塩化硅素、四塩化硅素、四塩化錫
、四塩化ゲルマニウム等の多官能性ハロゲン化合物から
選ばれた一種もしくは二種以上を、有機リチウム化合物
に対して0.6〜1当量倍使用し、前述の重合により得
られた重合体溶液に添加し、重合体の活性重合末端と反
応させることにより行われる。
本発明のポリブタジェンの分子量は100°Cにおける
ムーニー粘度が40〜90であり、かつ25°Cにおけ
るスチレン中5重量%濃度の溶液粘度が60〜9 Q 
cpsであることが必要である。
分子量がこれらの範囲よりも低い場合には樹脂の衝撃強
度が低いか、或いは樹脂の物性の安定性・再現性が悪化
し、一方、分子量が高い場合には樹脂の光沢等外観物性
が低下したり、樹脂の合成時の装置内攪拌混合が困難と
なり、樹脂製品の品質の均質性が保たれなくなる。又、
本発明のポリブタジェンは、ムーニー粘度(ML)と溶
液粘度(SV)の値が、概ね0.7 X ML≦SV≦
1.8XML の範囲に入る故に、ポリブタジェンのコ
ールドフローが好ましい小さい値をとり、且つ溶解時の
混合も容易である如き特徴を有する。
本発明のポリブタジェンは、樹脂製品製造時の原料とし
て使用する場合、樹脂製造に際して、系の粘度が通常の
1拝見合槽にて均質な混合操作が可能である如き範囲に
あり、樹脂製品の品質の均質性が保たれる上に、従来方
法では同時に改善することが円錐であった樹脂の表面光
沢等の外観物性と、耐衝撃強度等°の機械的物性との同
時改善を実現し得る点で、著しい進歩をもたらすもので
ある。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1〜3および比較例1〜5 内容pto6の攪拌機、ジャケット付オートクレーブを
乾燥窒素ガスにより充分内部置換したのち、乾燥シクロ
ヘキサン71,1゜3−ブタジェン1 kljおよびジ
エチレングリコールジメチルエーテル(変量)を仕込み
、内温を40°Cとした。これにn−ブチルリチウム(
変量)を添加して重合を開始し、概ね60〜70°Cま
で昇温しつつ約180分反応を行ったのち、四塩化錫(
変量)を添加し、30分間反応させた。得られたポリマ
ー溶液に安定剤として2.6−ジーt−ブチル−4−メ
チルフェノールを0.5 P HR(重量)加えたのち
溶媒を留去してポリブタジェンを得jこ。
それぞれの製造における合成条件および?qられたそれ
ぞれのポリブタジェンの構造値を表−1に示す。但し、
比較例3〜5のポリブタジェンは重合温度を55°Cの
一定条件下に合成したものである。
なお、ポリブタジェンの構造解析は、以下に記載する方
法で実施した。
1.2−結合金量 赤外吸収スペクトル分光法によった。但し、平均1.2
−結合金量の測定は、最終的に合成されたポリブタジェ
ンについて実施した。
又、ポリブタジェン鎖に沿った1、2−結合金量の分布
については、ポリブタジェンの重合時に経済的に一部の
重合溶液を採取して、重合転化率及び1.2−結合金量
を測定して、重合転化率10%未満の部分及び重合転化
率90%乃至100%の部分の1.2−結合金量を算出
した。
ムーニー粘度 100°Cに設定したムーニー粘度計を用い東洋曹達謄
1■LC−802U几を使用、分配カラムとして108
、io’、lo6、lo7のカラ!・を選択し、屈折計
を検出器として用いた。
展開溶媒としてテトラヒドロフラン(THF)を用いて
40℃で重合体の分子量分布を測定した。分岐状の高分
子鎖と結合されていない高分子鎖のそれぞれの平均分子
量に相当するピークの高さの相対比を以って、それぞれ
の高分子鎖の重量比率とした。
溶液粘度 25°Cに設定した恒温槽中でB型粘度計を用いて、ス
チレンモノマー中のポリブタジェン濃度5重量%なる条
件にて測定した。
参考例1〜3および比較参考例1〜5 実施例1〜3および比較例1〜5で得たそれぞれのポリ
ブタジェンについて、ポリブタジェン8重量部にスチレ
ンモノマー92重量部を加え、室温で攪拌、溶解したの
ち、1−ドデシルメルカプタン0.08重量部を添加し
、120°Cで4時間攪拌してスチレンモノマーの約8
0%が重合したポリマー溶液を得た。
得られたポリマー溶液100重量部に水150重量部、
水酸化アルミニウム0.2重量部、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソ、−タo、o2重量部、ベンゾイルパーオキ
サイド0.8重量部およびジ−t−ブチルパーオキサイ
ド0.05重量部を加え、80°Cで4時間、100°
Cで8時間、130°Cで5時間重合を行った。得られ
たポリマースラリー液からポリマーをP別、水洗、乾燥
してポリスチレン樹脂を得た。
得られたそれぞれのポリスチレン樹脂を試料とし、押出
機、圧縮成型機を用いてプレスシートを作成し、物性評
価用に供した。評価結果を表−1に示す。
尚、参考例1〜3および比較参考例1〜5における原料
ポリブタジェンはそれぞれの番号に対応する実施例1〜
8および比較例1〜5で得たポリブタジェンである。
また、アイゾツト衝撃強度の値はJI8に−6871に
従って評価したものであり、表面光沢はプレスシートの
表面を目視で観察して以下の基準で5段階の評価で示し
た。
実施例4 実施例1で使用したと同様のオートクレーブを使用し、
同様の方法で反応、処理してポリブタジェンを得た。
但し、n−ブチルリチウム、ジエチレングリコールジメ
チルエーテルおよび四塩化錫の使用量はそれぞれ8.7
E!Jモル、1.0Eリモルおよび2.0jリモルであ
る。
また、40°Cで重合を開始したのち緩やかに昇温しつ
つ重合を継続して20分後に50’C,50分後に70
℃とし、70°Cで更に60分間反応を行っIコのち四
塩化錫と反応させた−0 又、重合の継続中に、重合溶液の一部をオートクレーブ
外に採取して、その採取溶液に、直ちにメタノールを添
加して重合停止して赤外吸収スペクトル測定用及び重合
転化率測定用の試料とした。
重合転化率と、平均1.2−結合金量との変化から算出
した各鎖長部分の1.2−結合金量は、下表のとおりで
あった。
又、このポリブタジー〔、ンの100°Cにおけるムー
ニー粘度は72.5%スチレン溶液中、25°Cでの溶
液粘度は6601)!’1% 分岐状の高分子鎮の含有
率は85%であった。
参考例4 実施例4で得たポリブタジェンを用いて、参考例1と同
様の処方で耐衝撃性ポリスチレンを合成したところ、得
られたポリスチレンのアイゾツト衝撃強度は13.2 
kg・1/備、表面光沢評点は5と良好な改善された物
性のバランスを示した。
比較参考例6 平均1 e 2 M合金m 18モル%、ムーニ−粘度
37、溶液粘度33 cpsの市販のポリブタジェンを
使用し、参考例1と同様の処方でポリスチレン樹脂を得
た。この樹脂のアイゾツト衝撃強度は9.6 kti 
−tyx/cm、表面光沢の評点は8であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 有機リチウム化合物およびルイス塩基性化合物
    の存在下に1.8−ブタジェンを重合させ、更に多官能
    性ハロゲン化合物を反応させることにより得られる分岐
    状の高分子鎖を有するポリブタジェンであって、該ポリ
    ブタジェンの平均1.2−結合金量が18〜82モル%
    、分岐状の高分子鎖の含有率が60重量%以り、ioo
    oCにおけるムーニー粘度が40〜90.2−5℃にお
    けるスチレン中5重爪%濃度の溶液粘度が60〜90 
    cpsであることをfr@徴とするポリブタジェン。 (2)高分子鎖の長さ方向に沿って1.2−結合金量の
    分布を有し、重合開始末端側10%の鎖長部分における
    1、2−結合金量(モル%)が、重合終了末端側10%
    の鎖長部分における1、2〜結合金量(モルLy5)よ
    りも3〜20モル%高いことを特徴とする特許請求範囲
    第1項に記載のポリブタジェン。 (8)平均1,2−結合金量が20〜80モル%である
    ことを特徴とする特許請求範囲第1項または第2項に記
    載のポリブタジェン。 (4)分岐状の高分子鎖の含有率が80重量%以上であ
    る仁とを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第8項に記
    載のポリブタジェン。 (5)ルイス塩基性化合物および1.8−ブタジェン1
    ooIIあたり0.5〜8ミリモルの有機−リチウム化
    合物の存在下に不活性炭化水素溶剤中、30〜80°C
    の範囲から選ばれた温度で1.8−ブタジェンの重合を
    開始し、重合終了時の温度が重合開始時の温度よりも5
    〜40℃高くなるように制御して重合を行い、得られた
    重合体溶液に、有機リチウム化合物に対して0.6〜1
    当量倍の多官能性ハロゲン化合物を添加して更に反応さ
    せることを特徴とする平均1.2−結合金量が18〜3
    2モル%、分岐状の高分子鎖の含有率が60重量%以上
    、100°Cにおけろムーニー粘度が40〜90.25
    °Cにおけるスチレン中5重量%濃度の溶液粘度が60
    〜9 Q cpsである分岐状の高分子鎖を有するポリ
    ブタジェンの製造法。
JP59037150A 1984-02-27 1984-02-27 樹脂改良材及びその製造法 Granted JPS60179409A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59037150A JPS60179409A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 樹脂改良材及びその製造法
CA000475159A CA1259745A (en) 1984-02-27 1985-02-26 Polybutadiene and process for preparing the same
DE8585102103T DE3580172D1 (de) 1984-02-27 1985-02-26 Polybutadien und verfahren zu seiner herstellung.
EP85102103A EP0153732B1 (en) 1984-02-27 1985-02-26 Polybutadiene and process for preparing the same
US06/829,846 US4710554A (en) 1984-02-27 1986-02-14 Polybutadiene and process for preparing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59037150A JPS60179409A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 樹脂改良材及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60179409A true JPS60179409A (ja) 1985-09-13
JPH052685B2 JPH052685B2 (ja) 1993-01-13

Family

ID=12489579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59037150A Granted JPS60179409A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 樹脂改良材及びその製造法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4710554A (ja)
EP (1) EP0153732B1 (ja)
JP (1) JPS60179409A (ja)
CA (1) CA1259745A (ja)
DE (1) DE3580172D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05271354A (ja) * 1991-09-03 1993-10-19 Bridgestone Corp 連続漸減ポリマー類およびコポリマー類の製造方法およびそれを用いて製造した製品
JP2006517984A (ja) * 2002-12-31 2006-08-03 クレイトン・ポリマーズ・リサーチ・ベー・ベー 共役ジエンブロック(コ)ポリマーとその調製方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4845165A (en) * 1987-03-13 1989-07-04 The Goodyear Tire & Rubber Company Anionic diene polymerization process with branching
US5126384A (en) * 1991-06-26 1992-06-30 Bridgestone/Firestone, Inc. Substituted polybutadiene polymer and roofing membrane formed therefrom
US5130355A (en) * 1991-08-21 1992-07-14 Bridgestone Corporation Haloalkoxylated polybutadiene polymer and roofing membrane formed therefrom
US5212249A (en) * 1991-10-28 1993-05-18 Shell Oil Company Method for preparing asymmetric radial polymers
GR1002662B (el) 1996-06-05 1997-04-07 ������� ���������� ����������� ��� �������� ������� ... Μεθοδος παραγωγης προιοντων που προσροφουν πετρελαιο και οργανικους διαλυτες.
JP2007106799A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1906037A1 (de) * 1969-02-07 1970-08-20 Huels Chemische Werke Ag Laufstreifen fuer die Herstellung der Laufflaechen von PKW-Luftreifen auf Basis von Homopolymerisaten des Butadiens
US3937681A (en) * 1969-02-07 1976-02-10 Chemische Werke Huels Aktiengesellschaft Tire tread of homopolymers of butadiene
DE1958650A1 (de) * 1969-11-22 1971-05-27 Huels Chemische Werke Ag Verfahren zum Polymerisieren von Butadien-(1,3) mit lithiumorganischen Verbindungen sowie danach erhaltene Polybutadiene
US4022959A (en) * 1969-11-22 1977-05-10 Chemische Werke Huels Aktiengesellschaft Organolithium-Lewis base polymerization of 1,3-butadiene and novel polybutadienes thus produced
US3879366A (en) * 1971-01-18 1975-04-22 Phillips Petroleum Co Modification of polymer-lithium coupled with polyhalides
US4020258A (en) * 1971-11-04 1977-04-26 Phillips Petroleum Company Addition of coupling agent during organolithium initiated polymerizations
US3801554A (en) * 1972-02-28 1974-04-02 Phillips Petroleum Co Lithium alkenoxides as modifiers in organolithium initiated polymerization
JPS56109204A (en) * 1980-01-31 1981-08-29 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Preparation of polybutadiene
JPS58168611A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 Sumitomo Chem Co Ltd 分岐重合体及びその製造方法
US4429091A (en) * 1983-03-09 1984-01-31 The Firestone Tire & Rubber Company Oligomeric oxolanyl alkanes as modifiers for polymerization of dienes using lithium-based initiators

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05271354A (ja) * 1991-09-03 1993-10-19 Bridgestone Corp 連続漸減ポリマー類およびコポリマー類の製造方法およびそれを用いて製造した製品
JP2006517984A (ja) * 2002-12-31 2006-08-03 クレイトン・ポリマーズ・リサーチ・ベー・ベー 共役ジエンブロック(コ)ポリマーとその調製方法

Also Published As

Publication number Publication date
US4710554A (en) 1987-12-01
CA1259745A (en) 1989-09-19
EP0153732A3 (en) 1987-02-25
EP0153732A2 (en) 1985-09-04
DE3580172D1 (de) 1990-11-29
EP0153732B1 (en) 1990-10-24
JPH052685B2 (ja) 1993-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5391663A (en) Protected functional initiators for making terminally functionalized polymers
JP6456397B2 (ja) 変性共役ジエン系重合体、これを含む変性ゴム組成物および変性共役ジエン系重合体の製造方法
JPH0214926B2 (ja)
JPH07268012A (ja) 末端官能化ポリマー製造用保護官能開始剤
DE69627501T2 (de) Functionelle sternförmige telechele polymere
US9434823B2 (en) Diene copolymer including at least two blocks, method for synthesizing same and rubber composition containing same
JPS60181112A (ja) ポリスチレンの製造方法
JPS591507A (ja) 多官能性陰イオン形開始剤・その製法および使用法
JPS60179409A (ja) 樹脂改良材及びその製造法
JPH09505620A (ja) アニオンポリマーのオキセタンでのキャッピング
US6121474A (en) Amine anionic polymerization initiators and functionalized polymers derived therefrom
EP4032915A1 (en) Conjugated diene-based graft polymer, and method for producing same
USH1464H (en) Method for preparing asymmetric radial copolymers having two first arms and two second arms
JPH05255408A (ja) カルボキシル基含有共役ジエン系重合体の製造方法
KR100515454B1 (ko) 회전저항 및 습윤저항이 개선된 디엔계 공중합체의 제조방법
JPH06298881A (ja) ブロツクコポリマー類の製造方法
JPH05155917A (ja) 分枝状水素化ブロックコポリマー、その製法及び用途
JP7329622B2 (ja) 水添共役ジエン系グラフト重合体、及びその製造方法
JP3378605B2 (ja) 重合体の製造方法
JPH0629302B2 (ja) ポリスチレンの製造法
JP5196699B2 (ja) 高ビニル末端セグメントを有するポリマ−
JPH05148306A (ja) 完全ランダムスチレン‐ブタジエン共重合ゴムの製造方法
KR0124953B1 (ko) 표면에 관능기가 있는 분산 고분자의 제조 방법
KR20210068516A (ko) 적어도 하나의 폴리(알파-메틸스티렌) 블록을 포함하는 열가소성 엘라스토머의 합성 방법
US20220177693A1 (en) Method of epoxidation