JPS60178623A - 荷電ビ−ム露光方法 - Google Patents

荷電ビ−ム露光方法

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JPS60178623A
JPS60178623A JP59033586A JP3358684A JPS60178623A JP S60178623 A JPS60178623 A JP S60178623A JP 59033586 A JP59033586 A JP 59033586A JP 3358684 A JP3358684 A JP 3358684A JP S60178623 A JPS60178623 A JP S60178623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
resist film
conductive film
film
charged beam
Prior art date
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Pending
Application number
JP59033586A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kusakabe
秀雄 日下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS60178623A publication Critical patent/JPS60178623A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、荷電ビーム路光技術に係わり、特に近接効果
の低減をはかつた荷電ビーム露光方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、半導体ウエハやマスク基板等の試料上に微細パタ
ーンを形成する方法として、各種の電子ビーム露光方法
が提案されている。この方法では、試料上に塗布した電
子ビームレジストに細く絞つた電子ビームを選択的に照
射して該レジストを露光する。その後、現像処理を施す
ことによつて、所望のレジストパターンが形成される。
しかしながら、この種の方法にあつては次のような問題
があつた。即ち、レジストの露光に際しレジストに照射
された電子ビームは、レジストを通過中に散乱を受ける
。この散乱は、露光すべき領域以外のレジストを露光す
ることになり、これにより所謂露光ボケを招き露光精度
が低下する。そして、この影響により近接した微細パタ
ーンを正確に描画できないと云う問題があつた。
なお、上述した近接効果の問題は、電子ビームの代りに
イオンビームを用いるイオンビーム露光方法についても
同様に云えることである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、近接効果の影響を低減し、露光精度の
向上をはかり得る荷電ビーム露光方法を提供することに
ある。
〔発明の概要〕
本発明の骨子は、レジストを通過中の荷電ビームを試料
方向に加速し、近接効果を低減することにある。
即ち本発明は、荷電ビーム感応レジスト膜が塗布された
被加工試料上に荷電ビームを選択的に照射し、該試料上
所望パターンを露光する荷電ビーム露光方法において、
露光に先立ち上記レジスト膜表面に予め薄い導電膜を被
着し、この導電膜を零電位に保持すると共に試料を正電
位(電子ビームを用いる場合)或いは負電位(イオンビ
ームを用いる場合)に保持し、上記導電膜と試料との間
にこれらの間で荷電ビームを試料方向に加速する電界を
印加しておき、この状態で露光すべきパターンに応じた
荷電ビーム照射を行うようにした方法である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、レジスト膜を通過中の荷電粒子を試料
方向に加速することにより、荷電粒子が試料に達する間
に荷電粒子がレジスト膜中で横方向に進む距離を短くす
ることができる。
このため、荷電粒子の散乱に起因する近接効果を著しく
低減することができ、これにより路光精度の向上をはか
り得る。また、従来の露光方法に導電膜及び電界印加の
ための電源等を付加するのみで、簡易に実現し得る等の
利点がある。
〔発明の実施例〕
第1図(a)〜(c)は本発明の一実施例に係わる電子
ビーム露光工程を示す断面図である。まず、第1図(a
)に示す如くSiウエハ等の試料1上に電子ビーム感応
レジスト膜2、例えばPMMA(ポリメチルメタクリレ
ート)を塗布する。次いで、第1図(b)に示す如くレ
ジスト膜2上にAl等からなる導電膜3を、例えば10
00〔Å〕の厚さに被着形成する。この導電膜3の被着
には、蒸着法やスパツタ法等を用いればよい。
次いで、第1図(c)に示す如く導電膜3と試料1との
間に図示極性の直流電源を接続し、導電膜3を零電位に
保持すると共に、試料1を正電位に保持する。この状態
で周知の電子ビーム露光装置を用い、レジスト膜3を所
望パターンに露光する。これ以降は周知の現像・リンス
処理を施すことによつて、レジスト膜3に上記パターン
が形成されることになる。
次に、上記方法により近接効果が低減する理由について
第2図を参照して説明する。第2図は第1図(c)に示
す状態の要部拡大図である。
まず、レジスト膜2にその上方から照射された電子ビー
ム5は、レジスト膜2の表面の導電膜3を通過し、レジ
スト膜2の内部で散乱を受ける。このとき、導電膜3と
試料1との間には前記電源4からの電圧印加による電界
が印加されているので、レジスト膜2の内部に後入し散
乱した電子は試料1方向に加速される。
照射する電子ビームの速度voは電子光学系での加速電
圧をVoとすれば vo≒5.93×103×■〔m/sec〕・・・・・
・(1)である。ここで、レジスト膜2内で散乱を受け
た電子の水平・垂直速度成分をそれぞれvox、voy
(導電膜3と試料1との間の電圧Vを零とした場合)と
する。また、レジスト膜2の厚さをd、導電膜3と試料
1との間の電圧V(V=V′)による電子の垂直速度成
分をvoy′とすれば、上記電圧Vが零の場合の水平方
向の散乱距離xoはとなり、電圧VがV′の場合の水平
方向の散乱距離xo′は、電子がレジスト膜2の厚さd
を通過する時間がVoの加速電圧による加速度αによつ
て■だけ短くなるので となる。即ち、水平方向の散乱xo′は、導電膜3と試
料1との間の電圧VをV′とすることにより次のように
改善される。
一方、導電膜3と試料1との間の電圧VをV′とするこ
とにより′電子に働く力Feは真空中ではFe=e・V
′/dである。レジスト膜2の内部電界は外部電界V′
/dに等しくはないが(一般的には内部電界>外部電界
)、内部電界と外部電界とが等しいものとする。電子が
レジスト膜2内で下方に受ける加速度αは となる。ただし、mは電子の質量である。電子が導電膜
3から試料1まで達した時の速度voy″は voy″=d・t=V′/d・e.m・t・・・・・・
(6)となる。真空中においては上式が成立するが。
レジスト膜2中では電子の散乱や衝突等により上記のv
oy″とvoy′とは voy′<voy″・・・・・・(7)である。
従つて、真空中として引算される電圧より僅かに大きく
し、例えば となる程度に前記電圧V(V=V′)を設定すれば、電
子の水平方向の散乱は1/2に減少することになる。
かくして本実施例方法によれは、導電膜3と試料1との
間に印加する電圧Vによりレジスト膜2中の電子を試料
方向に加速することによつて、電子の水平方向の散乱を
小さくすることができる。このため、近接効果を低減す
ることができ、露光精度の向上をはかり得る。従つて、
特に近接した微細パターンを形成するのに極めて有効で
ある。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、前記導電膜の材料はAlに限るものではな
く、前記レジスト膜とエツチング選択比の十分大きい導
体であればよい。さらに、導電膜の被着厚さは、該導電
膜を通過する電子の減衰が左程大きくならない範囲で、
適宜定めればよい。また、被加工試料としては、半導体
ウエハの代りにマスク基板を用いることが可能である。
この場合、マスクのパターニングすべきクロム面等を正
電位にすればよい。また、電子ビームの代りにイオンビ
ームを用いるイオンビーム露光方法に適用することも可
能である。この場合、レジスト膜中でイオンを試料方向
に加速する必要性から、試料を負電位に保持すればよい
。さらに、導電膜と試料との間に印加する加速電圧は、
これらの間で絶縁破壊が生じない範囲で適宜定めればよ
い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変
形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(s)は本発明の一実施例方法を説明ず
ろための工程断面図、第2図は第1図(c)の要部を拡
大して示す模式図である。 1・・・Siウエハ(被加工試料)、2・・・レジスト
膜、3・・・Al膜(導電膜)、4・・・直流電源、5
・・・電子ビーム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)荷電ビーム感応レジスト膜が塗布された被加工試
    料上に荷電ビームを選択的に照射し、該試料上に所望パ
    ターンを露光する荷電ビーム露光方法において、露光に
    先立ち前記レジスト膜表面に導電膜を被着し、この導電
    膜を零電位に保持すると共に前記試料を正若しくは負の
    電位に保持し、上記導電膜と試料との間にこれらの間で
    前記ビームを試料側に加速する電界を印加しておくこと
    特徴とする荷電ビーム露光方法。
  2. (2)前記荷電ビームとして電子ビームを用い、前記試
    料を正亀位に保持したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の荷電ビーム露光方法。
  3. (3)前記荷電ビームとしてイオンビームを用い、前記
    試料を負電位に保持したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の荷電ビーム露光方法。
  4. (4)前記被加工試料は、半導体ウエハ或いはマスク基
    板であることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項又は第3項記載の荷電ビーム露光方法。
JP59033586A 1984-02-24 1984-02-24 荷電ビ−ム露光方法 Pending JPS60178623A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160238937A1 (en) * 2013-09-26 2016-08-18 National Institute For Materials Science High-sensitivity multilayer resist film and method of increasing photosensitivity of resist film

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160238937A1 (en) * 2013-09-26 2016-08-18 National Institute For Materials Science High-sensitivity multilayer resist film and method of increasing photosensitivity of resist film
JPWO2015046327A1 (ja) * 2013-09-26 2017-03-09 国立研究開発法人物質・材料研究機構 高感度積層レジスト膜及びレジスト膜の感光度向上方法
US9703197B2 (en) * 2013-09-26 2017-07-11 National Institute For Materials Science High-sensitivity multilayer resist film and method of increasing photosensitivity of resist film

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