JPS60178296A - 防弾用品 - Google Patents

防弾用品

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JPS60178296A
JPS60178296A JP59034660A JP3466084A JPS60178296A JP S60178296 A JPS60178296 A JP S60178296A JP 59034660 A JP59034660 A JP 59034660A JP 3466084 A JP3466084 A JP 3466084A JP S60178296 A JPS60178296 A JP S60178296A
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JP
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bulletproof
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fiber
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denier
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博茂 杉山
南利 昇佑
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は横断面が偏平で高強力、高弾性率を有する合成
1m維を用いた、弾丸などの飛行物から人体などを保護
するための防弾用品に関する。
近年、防弾チイッキやヘルメット、ヘリコプタ−の保護
用品として全芳香族ポリアミド繊維を用いろことが検討
されている。全芳香族ポリアミド繊維を用いることの特
徴は、金属より軽く、従来のナイロン6やナイロン66
などのlfa維に比較して小量の繊維使用量で同等もし
くはそれ以上の防弾効果が期待できるため、被保護体の
荷重負担を軽減できることにある。 。
全力香族ポリアミド繊維が優れた防弾性を示す理由は未
だ不明であるが、耐熱性の高ざとも強力、弾性率の高さ
とも言われている。
一方、ポリエチレンやポリプロピレンの様に融点の低い
高分子量物からなる繊維であ−、でも、分子庸がβlく
強力値、弾性率値があるレベル以上でさえあれば、有効
な防弾性能を発揮することも明らかとされている。しか
しながらこれらの金属より軽い高強力、高弾性率繊維に
おいては、被保護体の荷重の負担の軽減の観点からは、
未だ充分であるとは言い難い。
本発明者等は、これら従来の高強力、高弾性率合成繊維
を飛行物のエネルギー吸収体として用いた防弾用品の防
弾性を更に改良するべく鋭意検討した結果、用いる合成
繊維として、あるレベル以上の強力と弾性率を有する他
に、繊維の横断面が偏平であるものを用いる事により、
飛跡的に防弾性が改良されることを見出し、本発明に到
達した。
即ち、本発明は、少なくとも20g/デニールの引張強
1度と少なくとも50’l/デニールの引張弾性率を有
する横断面偏平化率が1.7以上の合成繊維を、飛行物
のエネルギー吸収材として用いたことを特徴とする防弾
用品である。
超高分子量の、極めて高い強力のポリエチレン繊維は、
融点が比較的低いにもかかわらず、よい防弾性能をもつ
ことが知られている。ところがいかなる理由でそうなる
のか、いまだ解明するに至ってはいないが、驚くべきこ
とには、繊維の横断面形状が円形より偏平である方が防
弾性能が向上することが判った。このことは本発明の最
も新規な点であり、本発明は、この点に基礎を置くもの
であり、従来の防弾用品より優れた防弾性能を有する防
弾用品の提供を目的とするものである。
従来の全芳香族ポリアミド繊維、ポリエチレン繊維、ポ
リプロピレン繊維等を用いた防弾用品よりも優れた防弾
性能を有する防弾用品を目的とするには、飛行物のエネ
ルギ吸収材に用いる合成繊維として、少なくとも20g
/デニール、好ましくは30g/デニール以上、特に4
0g/デニール以上の引張強度と少なくとも500!i
’/デニール、好ましくは800,9/デニ一ル以上、
特に100011/デニール以上の引張弾性率を満たす
性能が要求され、かつ、繊維の横断面偏平化率が1.7
以上、好ましくは2.5以上、特に5以上を満たすこと
が必要である。ここで引張強度が20g/デニール未満
または引張弾性率が500g/デニール未滴の場合にあ
っては防弾性能が極度番ζ低下する。ので好ましくなく
、さらに、繊維の横断面偏平化率が1.7未満の場合に
あっては防弾性能が円形断面のものと大差がなくなり、
従来の防弾用品に比較して、防弾性能の優れた防弾用品
が得られなくなる。
本発明に言う繊維の横断面偏平化率とは繊維軸−こ直角
な横断面において長軸長さくaxx)と短軸の長さく1
)mg)を測定し、偏平化率はa / bで示す値であ
る。
本発明の防弾用品は、前記により特定する特性を満たす
合成繊維の集合体構造物からなり、該合成繊維は発射体
のエネルギーを吸収するために十分な厚さの繊維集合体
構造に形成されている弾道抵抗性物品を包含する。本発
明は繊維集合体構造物が織布または編布または不織布ま
たは団結された繊維の集合体構造物であるか、あるいは
複合構造物または積層構造物であり、このような物品を
包含する。
本発明に用いる合成繊維は単独で使用することもできる
し、他の繊維と混繊、交編織、或いは他の繊維で被覆す
ることもできる。又、布を不飽和ポリエステルやエポキ
シ樹脂などの熱硬化性樹脂で破卵・接着したものを使用
することも可能である。一般に、被覆・接着された繊維
を含有する本発明の防弾用品は、弾道抵抗性がほとんど
完全に繊維に帰因し、弾道抵抗に関してはコーティング
材料の影響は極めて少ないものと考えられる。
本発明の防弾用品に用いる合成繊維は、前記する構成要
件を満足するものであれば、例えば高分子量のポリエチ
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリアクリ
ロニトリル、ポリ(フッ化)ビニリデン等を紡糸して得
られる繊維等いずれでもよいが、特に重量平均分子量が
5X105以上の高分子量ポリエチレンの場合は、価格
面および製糸の容易さの面で最も有利である。
本発明の防弾用品に用いる合成繊維は通常織物、編物や
不織布の形で使用される。布は必要に応じ定長又は弛緩
状態で熱処理する事が出来る。ヤーンデニール、ファイ
バーデニールとも特に限定はされないが、好適なり−ン
デニールは100〜1000デニール、好適なファイバ
ー単糸デニールは1〜10デニールである。
次に本発明の防弾用品の製造方法について簡単に説明す
る。本発明の防弾用品の飛行物エネルギー吸収材として
用いる合成繊維は、特願昭58−152261号、同一
154622号及び同161044号等に記載の方法で
得られる繊維、例えば可撓性高分子鎖を有する高分子量
のポリエチレン(例えば用足平均分子量がlXloB以
上、好ましくは1×106以上の超高分子量ポリエチレ
ン)をデカリンキシレンあるいはパラフィン等の溶媒に
溶媒の沸点以下で完全に溶解後、紡糸装置内でポリエチ
レン溶液か固化しない温度で、室温の大気中、または水
中あるいは冷却装置刊の中空管中に押出す。
その状態で糸が溶けない程度に加熱し、全延伸倍率が1
0倍以上、好ましくは20倍以上になるよう1段または
多段で延伸することによって得られたポリエチレン繊維
を、通常の方法で織布または絹布または不織布または団
結ぎれた繊維の築合体構造物であるか、あるいは複合構
造物または積層構造物とし、飛行物のエネルギーを吸収
するために十分な厚さに形成して、必要によってはコー
ティングや接着をすることにより容易に得ることができ
る。ここで、繊維の横断面を偏平化する手段としては、
溶剤を所定量含んだ未延伸又は半延伸状のゲル繊維を適
当な温度で最大延伸倍率の70出す方法もある。
以上のようにして得られる本発明の防弾用品は、従来の
防弾用品に比べて、軽量であり/jから飛行物のエネル
ギー吸収性能が優れ仝ので、被保護体への荷重負担が軽
減されるという利点を有している。
本発明の評価に用いた物性の測定方法は以下による。
く繊維の引張強度、引張弾性率の測定法〉JIS−L1
013(198+)に規定の方法による。
以下本発明を実施例により詳述するが、本発明はもとよ
り、これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1゜ 重量平均分子証がlX106乃至1.8X106の=T
撓性誦分子鎖を有する超高分子量ポリエチレンをデカリ
ンに溶解して紡糸原液となした後、該紡糸原液を紡糸装
置内でポリエチレン溶液が固化しない温度で紡糸口金か
ら室温の大気中に押し出して冷却しゲル状繊維を形成す
る。このデカリンを含有するゲル状繊維を含有したデカ
リンを抽出して乾燥することなく、該ゲル状繊維が溶断
しない温度で温度と延伸倍率を種々変えて延伸し、第1
表の実験Nα1〜7に示す特性を有するマルチフィラメ
ントを得た。これらそれぞれのマルチフィラメントより
、第1表に示すそれぞれの目付の平織物を作成した。比
較のために、第1表には、第1表の実験Na8および実
験Nα9に示す繊維特性を有する市販のナイロン6マル
チフィラメントおよび全芳香族ポリアミドフィラメント
(Keylar 49為 (ケブラー49 ) HDupont社製)とこれらそ
れぞれのフィラメントより作成した平織物の目付特性を
併記した。
つぎに前記の如くして得られたそれぞれの織物について
織物の表面にエポキシ樹脂を薄く塗布したものを4枚重
ね、110″′Cで3時間プレスしたものを防弾性能の
評価試料とした。防弾性能の評価は、220径の銃から
1.2gの重さの弾丸を上記サンプルに対し3mの距離
から直角に発射し、サンプル前後の弾丸の速度差より、
各サンプル多こ吸収された運動エネルギーを算出する事
により行なった。測定回数は2回とし、値は2回の実験
の平均値とした。弾丸の初速度は8341rL/秒であ
った。弾丸の速度はルミラインスクリーンを用いること
により測定した。
各試料の防弾性能の評価結果(吸収エネルギー(J:ジ
ュール)及び織物目付当りの吸収エネルギーの値(J/
kq/1rI) )を第1表に示す。
第1表から明らかなように本発明における繊維から得ら
れた本発明防弾用品(実験m 4.5.7. )は優れ
た防弾性能を示す。一方、繊維の強力と弾性率のいずれ
か又は両方が、本発明で特定する値を満たしていないも
の(実験Na1.2.8. )は本発明(実験N[L 
4.5.7. )に比べて、吸収エネルギー値が極度に
低下する。又、繊維の強度及び弾性率が満足すべき値を
有していても横断面偏平化率が1.7に満たないもの(
実験醜6.)は横断面偏平化率が1.7以上の繊維を用
いた本発明防弾用品(実験階4、5.7. )に比較し
て劣った防弾性能を示す。さらに本発明例(実験Na 
4.6.7. )より、横断面の偏平化率が大きくなる
程、吸収エネルギーが大きくなることも判明している。
特許出願人 東洋紡績株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 少なくとも21J&/デニールの引張強度と少な
    くとも500g/デニールの引張弾性率を有する横断面
    偏平化率が1.7以上の合成繊維を、飛行物のエネルギ
    ー吸収材として用いたことを!特徴とするf’jj弾用
    品。 2 合成繊維の横断面偏平化率が2.5以上である特許
    請求の範囲第1項記載の防弾用品。 8、合成繊維がポリエチレン繊維である特許請求の範囲
    第1項またC才第2項記載の防弾用品。
JP59034660A 1984-02-24 1984-02-24 防弾用品 Granted JPS60178296A (ja)

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