JPS60177266A - 塩化物濃度測定用試験片 - Google Patents
塩化物濃度測定用試験片Info
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- JPS60177266A JPS60177266A JP3329984A JP3329984A JPS60177266A JP S60177266 A JPS60177266 A JP S60177266A JP 3329984 A JP3329984 A JP 3329984A JP 3329984 A JP3329984 A JP 3329984A JP S60177266 A JPS60177266 A JP S60177266A
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- Japan
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- test
- paper
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N31/00—Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods
- G01N31/22—Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods using chemical indicators
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は液体中の塩化物濃度を測定するための試験片に
関するものである。
関するものである。
（従来技術）
近年、食塩の過剰摂取は高血圧、脳血管障害などの循環
器疾患における重大な危険因子とみなされ、食塩の摂取
量を制限する運動が展開されつつある。この場合、−日
の食塩摂取量を把握する必要があることから、食事のざ
き取り調査、食品の成分分析法などが試みられているが
、いずれも誤差が大きく満足し得るものではない。そこ
でより正確な方法として尿中のナトリウム又は塩化物濃
度を測定し、これにより一日摂取量を推定する試みがな
されてきた。これらについては例えば以下の文献：竹森
、日木公衛誌、２７，５８８（１９８０）、平田ら、日
本医事新報。
器疾患における重大な危険因子とみなされ、食塩の摂取
量を制限する運動が展開されつつある。この場合、−日
の食塩摂取量を把握する必要があることから、食事のざ
き取り調査、食品の成分分析法などが試みられているが
、いずれも誤差が大きく満足し得るものではない。そこ
でより正確な方法として尿中のナトリウム又は塩化物濃
度を測定し、これにより一日摂取量を推定する試みがな
されてきた。これらについては例えば以下の文献：竹森
、日木公衛誌、２７，５８８（１９８０）、平田ら、日
本医事新報。
２！３３１，１４（１９８０）に詳しい記載がある。
しカ゛しながら、従来は、体液中のナトリウム及び塩化
物濃度の測定には一般に炎光光度計、イオンメーター等
の高価な機械を必要とし、分析も熟練した技術者の手に
ゆだねられていたため簡便迅速な測定が困難であった。
物濃度の測定には一般に炎光光度計、イオンメーター等
の高価な機械を必要とし、分析も熟練した技術者の手に
ゆだねられていたため簡便迅速な測定が困難であった。
上記方法とは異なり、液体中特に体液中の塩化物濃度を
測定する方法がいくつか知られている。詳細は例えば以
下の文献：石井編、臨床化学検査ＩＩ、医学書院、東京
、Ｐ ２Ｂ３ 、１！３７５、Ｊ。
測定する方法がいくつか知られている。詳細は例えば以
下の文献：石井編、臨床化学検査ＩＩ、医学書院、東京
、Ｐ ２Ｂ３ 、１！３７５、Ｊ。
５ｅｎｄｒｏｙ、 Ｊｒ、Ｊ、Ｂ、Ｃ，、１２０，４０
５（１９３？）； Ａ。
５（１９３？）； Ａ。
５ａｉｆｅｒ、 Ｊ、Ｂ、Ｃ，、１２９、２７３（１９
３９）に記載されている。しかし、これらはいずれも特
別の器具を必要とし、分析操作も繁雑である。他に、比
較的簡単な方法としては例えばクロム酸カリウムを指示
薬として硝酸銀で滴定するフアツクス（Ｆａｎｔｕｓ）
法があげられる（金井著、臨床検査法提要、金属出版、
東京、Ｐ ＩＩ −５４、Ｈ］？４参照）。さらに体液
中の塩化物濃度測定用ではないがＦａｎｔｕｓ法を応用
した試験片が提案されている。
３９）に記載されている。しかし、これらはいずれも特
別の器具を必要とし、分析操作も繁雑である。他に、比
較的簡単な方法としては例えばクロム酸カリウムを指示
薬として硝酸銀で滴定するフアツクス（Ｆａｎｔｕｓ）
法があげられる（金井著、臨床検査法提要、金属出版、
東京、Ｐ ＩＩ −５４、Ｈ］？４参照）。さらに体液
中の塩化物濃度測定用ではないがＦａｎｔｕｓ法を応用
した試験片が提案されている。
しかしながら、従来の試験片においては公害規制対象物
質である有害な六価クロムを含むクロム酸銀を使用する
ため、その使用及び廃棄に際しては特別の注意を払わな
ければならず、又クロム酸銀と塩素イオンとの沈澱反応
を利用するため安定性が悪く塩素イオンの測定の上限は
０．２ ｖｔＸ程度であり、例えば尿中の塩素イオン濃
度（０，５〜１．５ ｕｔ＄）の測定は極めて困難であ
る。
質である有害な六価クロムを含むクロム酸銀を使用する
ため、その使用及び廃棄に際しては特別の注意を払わな
ければならず、又クロム酸銀と塩素イオンとの沈澱反応
を利用するため安定性が悪く塩素イオンの測定の上限は
０．２ ｖｔＸ程度であり、例えば尿中の塩素イオン濃
度（０，５〜１．５ ｕｔ＄）の測定は極めて困難であ
る。
本発明者は上述の欠点を考慮しつつ、鋭意研究し、本発
明を完成させた。
明を完成させた。
（発明の目的）
本発明は上記従来技術における問題点を解決するための
ものであり、その目的とするところは有害なりロム酸塩
を使用することなく、簡便迅速且つ実用上充分な精度で
液体例えば体液特に尿中の塩化物濃度を測定することが
可能な試験片を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは有害なりロム酸塩
を使用することなく、簡便迅速且つ実用上充分な精度で
液体例えば体液特に尿中の塩化物濃度を測定することが
可能な試験片を提供することにある。
（発明の構成）
すなわち本発明の塩化物濃度測定用試験片は硝酸銀等の
水溶性銀塩と、２，７−ジクロルフルオレセイン等の吸
着指示薬と、ＰＨ４ないし７の範囲の緩衝剤とを担持せ
しめたことを特徴とする。
水溶性銀塩と、２，７−ジクロルフルオレセイン等の吸
着指示薬と、ＰＨ４ないし７の範囲の緩衝剤とを担持せ
しめたことを特徴とする。
本発明で使用される水溶性銀塩としては、乳酸銀、マロ
ン酸銀、硝酸銀等があげられる。このうち最も安定でか
つ溶解性にすぐれた硝酸銀を使用するのが有利である。
ン酸銀、硝酸銀等があげられる。このうち最も安定でか
つ溶解性にすぐれた硝酸銀を使用するのが有利である。
用いられる硝酸銀濃度は被検液中の塩化物濃度を考慮し
て最適に選択されるが、半定量を目的とする場合、数段
階の濃度を設定し、複数の試験部分を持つ試験片とする
ことが望ましい。
て最適に選択されるが、半定量を目的とする場合、数段
階の濃度を設定し、複数の試験部分を持つ試験片とする
ことが望ましい。
吸着指示薬としては２，７−ジクロルフルオレセイン等
のジクロルフルオレセイン、ジクロルフルオレセイン、
テトラブロムフェノールブルー、プロムクレツールグリ
ーン、２，８−ジクロルフェノールインドフェノール等
の通常使用されるものを用いることができる。例えば、
２．７−ジクロルフルオレセインは非解離型でも、その
アルカリ金属塩でも用いることができ、試験片の製造に
おいては０．０１〜０．５重量％、好ましくは０．０５
〜０．３＠量％の濃度で使用される。
のジクロルフルオレセイン、ジクロルフルオレセイン、
テトラブロムフェノールブルー、プロムクレツールグリ
ーン、２，８−ジクロルフェノールインドフェノール等
の通常使用されるものを用いることができる。例えば、
２．７−ジクロルフルオレセインは非解離型でも、その
アルカリ金属塩でも用いることができ、試験片の製造に
おいては０．０１〜０．５重量％、好ましくは０．０５
〜０．３＠量％の濃度で使用される。
緩衝剤としてはｐＨ４〜７を維持しうる公知の緩衝剤が
使用可能である。被検液の種類により高い緩衝能が要求
される場合には、硝酸銀と反応して沈Ｖを生成しない緩
衝剤が望ましく、乳酸塩、トリス乳酸塩及びグツド（Ｇ
ｏｏｄ）緩衝剤として知られる７ミノアルキルスルホン
酸塩誘導体が使用される。好ましいグツド緩衝剤として
は２−（Ｎ−モルホリノ）エタンスルホン酸（ＭＥＳ）
、ビス（２−ヒドロキシエチル）イミノトリス（ヒドロ
キシメチル）メタン（ＢＩＳ−ＴＲＩｓ）、ピペラジン
−Ｎ、Ｎ′−ビス（２−エタンスルホン酸）（ＰＩＦＥ
Ｓ）、３−（Ｎ−モルホリノ）プロパンスルホン酸（Ｍ
ＯＰ Ｓ ）があげられる。これら緩衝剤は試験片の製
造においては０．０５肴〜１．０ Ｍ／父好ましくは０
．３〜０．７ Ｍ／文の濃度で使用される。
使用可能である。被検液の種類により高い緩衝能が要求
される場合には、硝酸銀と反応して沈Ｖを生成しない緩
衝剤が望ましく、乳酸塩、トリス乳酸塩及びグツド（Ｇ
ｏｏｄ）緩衝剤として知られる７ミノアルキルスルホン
酸塩誘導体が使用される。好ましいグツド緩衝剤として
は２−（Ｎ−モルホリノ）エタンスルホン酸（ＭＥＳ）
、ビス（２−ヒドロキシエチル）イミノトリス（ヒドロ
キシメチル）メタン（ＢＩＳ−ＴＲＩｓ）、ピペラジン
−Ｎ、Ｎ′−ビス（２−エタンスルホン酸）（ＰＩＦＥ
Ｓ）、３−（Ｎ−モルホリノ）プロパンスルホン酸（Ｍ
ＯＰ Ｓ ）があげられる。これら緩衝剤は試験片の製
造においては０．０５肴〜１．０ Ｍ／父好ましくは０
．３〜０．７ Ｍ／文の濃度で使用される。
本発明において、試験用薬剤組成物を吸収性担体に担持
せしめる場合には、紙、綿、木片、不織布等より選択さ
れた担体が使用されるが、特に濾紙を用いるのが有利で
ある。
せしめる場合には、紙、綿、木片、不織布等より選択さ
れた担体が使用されるが、特に濾紙を用いるのが有利で
ある。
上記の吸収性担体は、それ自体を試験片として使用する
ことができるし、又適当な支持体例えばポリスチレン、
ポリ塩化ビニール、ポリエステル等のプラスチックシー
ト−Ｌに適する大きさ及び形状のものを貼付して試験片
とじて使用することもできる。更に試験用薬剤組成物を
所望により適当な接着剤例えばＣ粉、ポリビニルアルコ
ール等と混合して上記プラスチックシート等の支持体上
に塗布した後乾燥して固着させてもよい。
ことができるし、又適当な支持体例えばポリスチレン、
ポリ塩化ビニール、ポリエステル等のプラスチックシー
ト−Ｌに適する大きさ及び形状のものを貼付して試験片
とじて使用することもできる。更に試験用薬剤組成物を
所望により適当な接着剤例えばＣ粉、ポリビニルアルコ
ール等と混合して上記プラスチックシート等の支持体上
に塗布した後乾燥して固着させてもよい。
本発明の試験片の製造は例えば以下の方法で行う。す会
わち、水溶性銀塩、吸着指示薬及び緩衝剤を水又は水と
混合し得る有機溶剤に溶解し、この溶液に濾紙を浸漬し
た後引き上げて乾燥する。あるいは、濾紙を水溶性銀塩
と緩衝剤の混合溶液に浸漬した後引き上げて乾燥し、次
いで吸着指示薬の有機溶剤溶液に浸漬した後引き上げて
乾燥させてもよい。ｑられた試験紙を上記のプラスチッ
クシートに貼り付け、適当な大きさ、形状に切断して試
験片とする。
わち、水溶性銀塩、吸着指示薬及び緩衝剤を水又は水と
混合し得る有機溶剤に溶解し、この溶液に濾紙を浸漬し
た後引き上げて乾燥する。あるいは、濾紙を水溶性銀塩
と緩衝剤の混合溶液に浸漬した後引き上げて乾燥し、次
いで吸着指示薬の有機溶剤溶液に浸漬した後引き上げて
乾燥させてもよい。ｑられた試験紙を上記のプラスチッ
クシートに貼り付け、適当な大きさ、形状に切断して試
験片とする。
本試験片を用いて液体中の塩化物濃度を測定するにあた
っては、試験片を被検液と接触させ一定時間後に、予め
作製した標準の色調表と対比させるか支持体上に印刷さ
れた数字を読みとるなどの方法で濃度を推定する。検体
が血液、血清のように大量の蛋白質を含む場合には、硫
酸亜鉛のような公知の除蛋白試液で処理し、この上澄液
について分析するのが望ましい。
っては、試験片を被検液と接触させ一定時間後に、予め
作製した標準の色調表と対比させるか支持体上に印刷さ
れた数字を読みとるなどの方法で濃度を推定する。検体
が血液、血清のように大量の蛋白質を含む場合には、硫
酸亜鉛のような公知の除蛋白試液で処理し、この上澄液
について分析するのが望ましい。
本発明にもとすく試験片を用いて、体液以外の液体、例
えば海水、潤滑油、コンクリート材かであり、同業者に
とっては種々の変形も容易になし得ることは明らかであ
る。
えば海水、潤滑油、コンクリート材かであり、同業者に
とっては種々の変形も容易になし得ることは明らかであ
る。
（実施例）
以下の実施例において本発明を更に詳細に説明する。な
お、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
お、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
実施例１
濾紙（東洋濾紙ＮＯ，５２５、）を下記の溶液に順次浸
漬し、乾燥した。
漬し、乾燥した。
第１溶液 ２−（トモルホリノ）エタンスルホン酸 １
２．８ ｇ 水酸化ナトリウム ２ｇ 硝酸銀 ４．４ｇ 精製水 ９０ ｍ２ 第２溶液２．７−ジクロルフルオレセイン０、＋３ アセトン １００ｍ文 得られた赤色の試験紙を１０ｍｍＸ １０ｍｍに切断し
、１０ｍｍＸ ８０＋ａｍのポリスチレンシートに貼り
付は本発明の試験片を製造した。第１図は試験片の斜視
図であり、図中１は試験紙、２はポリスチレンシー１・
である。
２．８ ｇ 水酸化ナトリウム ２ｇ 硝酸銀 ４．４ｇ 精製水 ９０ ｍ２ 第２溶液２．７−ジクロルフルオレセイン０、＋３ アセトン １００ｍ文 得られた赤色の試験紙を１０ｍｍＸ １０ｍｍに切断し
、１０ｍｍＸ ８０＋ａｍのポリスチレンシートに貼り
付は本発明の試験片を製造した。第１図は試験片の斜視
図であり、図中１は試験紙、２はポリスチレンシー１・
である。
この試験片をド記の塩化ナトリウム水溶液に浸し、約１
０秒後に試験紙表面の発色状態を観察した。結果を第１
表の記す。
０秒後に試験紙表面の発色状態を観察した。結果を第１
表の記す。
第１表二塩化ナトリウム濃度と発色状態表より明らかな
ように塩化ナトリウム濃度の１−ン１に従って試験紙上
に占める黄色発色の割合が増加する。
ように塩化ナトリウム濃度の１−ン１に従って試験紙上
に占める黄色発色の割合が増加する。
実施例２：
実施例１における硝酸銀量を１．７４ｇ、 ２．３３ｇ
。
。
２．９１ｇ、 ３．４９ｇ、 ４．０７ｇ、 ４．８５
ｇと変えた以外は全く同一の処方で、６種類の試験紙を
製造した。
ｇと変えた以外は全く同一の処方で、６種類の試験紙を
製造した。
硝酸銀濃度の低い順に試験紙Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ。
Ｅ、Ｆとする。各試験紙を ５ｍｍＸ５ｍωに切断し、
試験紙間の距離を１ｍｍとして５ｍｍＸ ８５ｍｍのポ
リ塩化ビニルシートに６個の試験紙を先端がらＡ、Ｂ、
Ｃ，Ｄ、 Ｅ、Ｆの順に貼り付は試験片を製造し試験紙
、３はポリ塩化ビニルシートである。
試験紙間の距離を１ｍｍとして５ｍｍＸ ８５ｍｍのポ
リ塩化ビニルシートに６個の試験紙を先端がらＡ、Ｂ、
Ｃ，Ｄ、 Ｅ、Ｆの順に貼り付は試験片を製造し試験紙
、３はポリ塩化ビニルシートである。
各ｈ （７）試験紙は、それぞれ＋３．８，１０，１２
，１４．１８ｇｅｌの塩化ナトリウム水溶液で試験紙全
体が黄色を呈する。従って各試験片の変色の度合から液
体中の塩化ナトリウム濃度を推定することが可能である
。
，１４．１８ｇｅｌの塩化ナトリウム水溶液で試験紙全
体が黄色を呈する。従って各試験片の変色の度合から液
体中の塩化ナトリウム濃度を推定することが可能である
。
従来法との比較試験：
実施例２で製造した本発明の試験片を用いて健常者の尿
中塩化ナトリウム濃度をめ、・イオンメーター（イオナ
ライザーモデル８０１Ａ 、米国オリオン社製）で測定
して得たナトリウム濃度から換算した塩化ナトリウム濃
度と比較した。結果を第２表に示す。なお、表中Ｘはイ
オンメーターでの測定値を、Ｙは本発明の試験片での測
定値を示す。
中塩化ナトリウム濃度をめ、・イオンメーター（イオナ
ライザーモデル８０１Ａ 、米国オリオン社製）で測定
して得たナトリウム濃度から換算した塩化ナトリウム濃
度と比較した。結果を第２表に示す。なお、表中Ｘはイ
オンメーターでの測定値を、Ｙは本発明の試験片での測
定値を示す。
第２表：塩化ナトリウム濃度の測定値
データ数 ：Ｎ＝３０
平均値 ：Ｘ（イオン メーター）＝１１．７３８ｇ／
ｌ：Ｙ（試験紙） ＝１１．４３３ｇ／ｌ相関係数 ：
ｒ ＝ ０．！３３８Ｂ−次回帰式： Ｙ＝ ０．９
２０ Ｘ＋ ０．８３６差の検定 ： ｔ（０，０５）
＝２．０２４ ； Ｔ ｖａｌｕｅ＝ ０．４６５（有
意差 なし） 又、第３図は本発明の試験片での測定値とイオンメータ
ーでの測定値との関係を示す相関図である。相関係数＝
は約０．９４で非常に良い相関を示し、本発明の試験片
を用いて尿中の塩化ナトリウム濃度を実用上充分な精度
で測定できることがわかる。
ｌ：Ｙ（試験紙） ＝１１．４３３ｇ／ｌ相関係数 ：
ｒ ＝ ０．！３３８Ｂ−次回帰式： Ｙ＝ ０．９
２０ Ｘ＋ ０．８３６差の検定 ： ｔ（０，０５）
＝２．０２４ ； Ｔ ｖａｌｕｅ＝ ０．４６５（有
意差 なし） 又、第３図は本発明の試験片での測定値とイオンメータ
ーでの測定値との関係を示す相関図である。相関係数＝
は約０．９４で非常に良い相関を示し、本発明の試験片
を用いて尿中の塩化ナトリウム濃度を実用上充分な精度
で測定できることがわかる。
（発明の効果）
上述のように、本発明の塩化物濃度測定用試験片は水溶
性銀塩と吸着指示薬とｐＨ４ないし７の範囲の緩衝剤と
を担持せしめたものであるため、従来のクロム酸銀を用
いる試験片のように有害な六価クロムを含まず、その使
用や廃棄において特別な注意を払うことなく安全に取り
扱うことができる。又、高価な測定機械や特別な器具を
必要としないため測定を安価に行うことができると共に
測定における技術的熟練も必要としないため何人でも簡
便迅速に測定を行うことができる。更に本発明の試験片
は小型・軽量であるため手軒に持ち運ぶことができて、
屋内・屋外をとわず使用することができ、且つ種々の変
形が可能であるため尿等の液体中の塩化物濃度の定性及
び定量分析において大きな効果を奏する。
性銀塩と吸着指示薬とｐＨ４ないし７の範囲の緩衝剤と
を担持せしめたものであるため、従来のクロム酸銀を用
いる試験片のように有害な六価クロムを含まず、その使
用や廃棄において特別な注意を払うことなく安全に取り
扱うことができる。又、高価な測定機械や特別な器具を
必要としないため測定を安価に行うことができると共に
測定における技術的熟練も必要としないため何人でも簡
便迅速に測定を行うことができる。更に本発明の試験片
は小型・軽量であるため手軒に持ち運ぶことができて、
屋内・屋外をとわず使用することができ、且つ種々の変
形が可能であるため尿等の液体中の塩化物濃度の定性及
び定量分析において大きな効果を奏する。
第１図は本発明の塩化物濃度測定用試験片の一実施例の
斜視図、 第２図は本発明の塩化物濃度測定用試験片の別の実施例
の斜視図、 第３図は本発明の塩化物濃度測定用試験片での測定値と
イオンメーターでの測定値との関係を示す相関図である
。 図中、 １ 、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅ、Ｆ・・・試験紙２ ・・・
ポリスチレンシート ３ ・・・ ポリ塩化ビニルシート 特許出願人 栄研化学株式会社 （ほか１名） 牙１図 牙２図 第３図
斜視図、 第２図は本発明の塩化物濃度測定用試験片の別の実施例
の斜視図、 第３図は本発明の塩化物濃度測定用試験片での測定値と
イオンメーターでの測定値との関係を示す相関図である
。 図中、 １ 、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅ、Ｆ・・・試験紙２ ・・・
ポリスチレンシート ３ ・・・ ポリ塩化ビニルシート 特許出願人 栄研化学株式会社 （ほか１名） 牙１図 牙２図 第３図
Claims (1)
- 硝酸銀等の水溶性銀塩と、２．７−ジクロルフルオレセ
イン等の吸着指示薬と、ｐＨ４ないし７の範囲の緩衝剤
とを担持せしめたことを特徴とする塩化物濃度測定用試
験片。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3329984A JPS60177266A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 塩化物濃度測定用試験片 |
| GB08430153A GB2154737B (en) | 1984-02-23 | 1984-11-29 | Test piece for measurement of concentration of chlorides |
| DE19853501826 DE3501826A1 (de) | 1984-02-23 | 1985-01-21 | Teststreifen zur messung der konzentration von chloriden |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3329984A JPS60177266A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 塩化物濃度測定用試験片 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60177266A true JPS60177266A (ja) | 1985-09-11 |
| JPH043828B2 JPH043828B2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=12382667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3329984A Granted JPS60177266A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 塩化物濃度測定用試験片 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60177266A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989001151A1 (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-09 | Terumo Kabushiki Kaisha | Testing piece and testing device for measuring chloride |
| JPS6443757A (en) * | 1987-08-12 | 1989-02-16 | Terumo Corp | Implement for measuring component of body fluid |
| JPH0449861U (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-27 | ||
| JPH0449862U (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-27 | ||
| JP2010085344A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Miura Co Ltd | 塩化物イオンの定量方法 |
| CN111094975A (zh) * | 2017-09-25 | 2020-05-01 | 哈希公司 | 使用非苛刻试剂的氯化物测量 |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP3329984A patent/JPS60177266A/ja active Granted
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| WO1989001151A1 (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-09 | Terumo Kabushiki Kaisha | Testing piece and testing device for measuring chloride |
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| JPH043828B2 (ja) | 1992-01-24 |
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