JPS60176904A - 酸素発生固形剤およびその製法 - Google Patents

酸素発生固形剤およびその製法

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JPS60176904A
JPS60176904A JP3125284A JP3125284A JPS60176904A JP S60176904 A JPS60176904 A JP S60176904A JP 3125284 A JP3125284 A JP 3125284A JP 3125284 A JP3125284 A JP 3125284A JP S60176904 A JPS60176904 A JP S60176904A
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oxygen
peroxide
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agent
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JP3125284A
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Toichi Kitamura
北村 藤一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸素発生固形剤、より詳しくは水中に生存する
魚類等に酸素を補給する酸素発生固形剤に関する。
魚類は摂取した食物をエネルギーとして利用するため、
これをアデノンシ三燐酸の形して変化させるのであるが
、このような反応を連続して行なうには、還元型チトク
ロームオキシターゼを酸化型にしなければならず、その
ため酸素全必要とし、呼吸により酸素を取り込むのであ
る。
養魚場において多くの魚類を収容した場合や魚類を生き
たままの状態で長時間輸送するとき、水中の溶存酸素が
魚類の呼吸のために多く消費されると共に、残餌や、魚
類の排出物の分解にも酸素が費やされるため、水中の溶
存酸素が著しく不足する。従って、新たに酸素を供給す
ることが必要である。
このために、従来は曝気やエアーポンプによる水中への
空気の送り込み等によって酸素を水中に供給していたが
、この場合さまざまな設備を必要よし、高張る七共に設
備費用が高くつき、加えて、ラシニングコストも高くな
るという問題があった。
かかる問題の解決策として、従来周知の酸素発生剤の投
入が考えられるが、従来の酸素発生剤は水中に酸素を供
給するという目的のものでなく、落盤事故等において酸
素の欠亡を防止するという目的や救急医療の目的等に使
用されるものであり、酸素を急激に発生させるべく構成
されているため、長時間にわたって水中に酸素を供給す
ることができず、さらに、酸素発生剤の使用により、溶
液が強アルカリ性となり、魚類の生存に適さなくなる古
いう問題が起る。
本発明は既述の如き問題を悉く解消せんとしてなされた
ものであり、曝気やエアーポンプによる空気の送り込み
等のようにさまざまな設備を必要とせず、水中に投入す
るだけでよく、また水中に投入後は水質を汚染悪化させ
ることなく、魚類の必要量の酸素が長時間にわたって連
続的に均一量を発生して水中に供給される酸素発生剤を
提供するものである。
即ち、本発明は実質上水に不溶の過酸化物、触媒および
水質調整剤全含有する混合物を固形化した酸素発生固形
剤およびその製法に関する。
本発明に用いる実質上水に不溶の過酸化物の例としては
過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、過酸化バリ
ウム等の周知の無機系過酸化物が好適である。特に過酸
化バリウムが水中生物に悪影響金与えないので好ましい
。一般に有機系過酸化物は製造時に爆発の危険が伴い好
1しくないが、爆発の危険等が避けられれば使用り、で
もよい。
過酸化物の固形剤中の含有量は酸素を発生させる時間、
魚の種類の相違および使用条件等により適宜変化させて
もよい。好ましくは固形剤全体の10〜50重量係、よ
り好ましくは20〜40重量係である。
本発明によれば、上記過酸化物の酸素発生を助長するた
めに適当な触媒を添加する。好ましい触媒の例としては
二酸化マンガンが挙げられる。
触媒の添加JtH過酸化物の添加量の1割以下でるるこ
とが好ましい。より好捷しくけ固形剤全体の3〜5重量
%でるる。
本発明固形剤は種々の水質調整剤を含んでもよい。それ
らの例としては水のpHi調整するpi調整剤、例えば
亜硝酸ナトリウムおよび燐酸第一カルシウム、水中の遊
離塩素を中和する亜硫酸ナトリウムおよび燐酸第一カル
シウム、またはチオ硫酸ナトリウム等が挙げられる、 亜硝酸ナトリウムおよび燐酸第一カルシウムを添加する
と、従来の酸素発生剤の使用が水を強アルカリ性にする
のに対し、本発明による固形剤に水を中性またけ弱アル
カリ性に保持し、魚類が生存し得る状態全保持する。ま
た、上記酸素発生に、l:9生ずる生成物は不溶性で魚
類((悪影響をあたえない。
亜硝酸ナトリウムおよび燐酸カルシウムの添加量は特に
限定的ではないが、総固形分の10重量多以下で、水が
微アルカリ性を示す程度でよい。
以上の成分の水中での反応を式に示すと次の通りである
〔1) 2NaN02 + H20= NO−1−NO
2+2NaOH(2) Oa (H2POt ) 2 
+ 2H20−2H3Po 4+ Ca (0■]l 
2(3) H3P0 < + NaOH= Nal1z
 Po 4 + H20(4) Ba02= BaO+
”/202 T(5) BaO+ H2O= Ba (
0,f(l 222.41 BaO21モルより酸素1//202−丁一一1121
〕酸素を発生する。上式で示すごとく、NaNO2が水
と反応してNaOHを生我する。これをca(H2PO
,)2が水と反応して生ずるH3PO4ニて中和する。
上記成分の他に魚類の生存に必要な物質を含んでもよい
。例えば、非結晶性活性炭素、薬剤等が挙げられる。非
結晶性活性炭素はその吸着能により水中の汚染物質や着
色物質、悪臭源物質等全吸着し水金浄化し、魚類を生存
し易くする。
生 本発明酸素発I形剤は前記成分を固形化剤で固形化する
ことにより得られる。
固形化剤は特に限定的ではないが、例えば硫酸カルシウ
ム(好ましくは焼セツコウ、例えばデンタルプラスター
)、セメント、合戎樹脂接着剤等が挙げられる。fEま
しくけ硫酸カルシウム捷たはデジタルプラスターである
固形化剤の添加量は特に限定的ではないが、総固形分の
5重量%以上使用するのが好ましい。
好ましい製造法としては実質上水に不溶の過酸水または
溶剤によりペースト状にI形化剤に加えて成、形する。
成形は型内で、好ましくは加圧下に所望の形に成形する
。また、固形化剤の中に上記薬剤混合物、わるいはこれ
に溶媒を加えたペーストを封入してもよい。
固形化に必要な圧力は得られる固形剤の密度による。固
形剤の酸素発生量は過酸化物の配合量および密度により
変化するので、所望の密度を選択するように圧力を加え
ればよい。一般に密度50Icg / cm5以下が好
ましい。
得られた固形剤の表面に水溶性の被膜を形成し、投入時
には酸素は発生しないが、一定時間経過後に被膜が溶解
し酸素発生を開始するようにすれば、伺十時間という長
期間の酸素発生も可能である。
本発明による酸素発生固形剤の特徴は:(1)本酸素発
生固形剤を水中に投入すると、なんら他のエネルギーを
使用せず、一定量の酸素を均一に長時間連続して酸素を
発生する。
(2)本酸素発生固形剤を水中((投入後、魚類1(悪
影響を及ぼす物質に生成しない。
(3)本酸素発生固形剤は酸素発生中、発生後も原形を
保ち水中より酸素発生固形剤を取!9出すことが出来る
(4)カプセルを使用したものを使用することにより酸
素発生持続時間を倍増する。
(5)水中の汚染物質、着色物質、悪臭源物質を吸着除
去出来る。
(6)水中に投入後、酸素発生を持続しなからpH調整
を行い魚類の生存に支障をきたすことがない。
捷だ、本発明酸素発生固形剤Cハ赤潮対策にも用いるこ
とができる。一般に赤潮11次のような原因で発生する
と信じられている: 河川、湖沼、海域などに有機物が排出投入されると、微
生物によって分解され、アシモニア→亜硝酸を経て→硝
酸へと変換される。
こうしてできた硝酸塩、アンモニウム塩は燐酸などとと
もに、栄養塩類として、光合成により植物性プラックト
ンに同化される。これをさらに水生動物が摂取し、再び
老廃物または死体となって細菌の分解をうける。このよ
うな、生産者→消費者−〉還元者のザイクルが完吹され
て、自然界は均衡を保っている。捷だ、この物質循環の
系内では、酸化分解と生物の呼吸に必要な酸素消費と、
光合成による酸素供給とがある。この酸素の消費と供給
のバランスが、局部的な水域においてはくずれる場合が
ある。つまり酸素欠乏をきたすことで、濁り、悪臭を出
す。河川と湖沼とでは水理特性が異なり、湖沼では水の
滞留時間が極端に長く、そこで、分解された有機物から
できた栄養塩類を利用して植物が生育する機会が多い。
このように栄養分の多くなった水域を5富栄養化された
水域といい、水域がだんだんと栄養を増してゆく現象を
富栄養化りいい、このように、−一化の現象は、水域の
栄養塩類と濃度をあげることで、汚物の過度の放流とと
もに停滞水域に発生する。海域に発生する赤潮現象もこ
の例であるとされている。栄養塩類の存在が一因となっ
て、プランクトンが異常発生し、海水が着色し、一時的
な酸素消費が増大[7て、酸素欠乏による魚貝類の死′
!i−まねくとされ、漁業者からおそれられている。こ
れら酸素欠乏に対し、本発明固形剤を使用することは一
対策となる。
本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 亜硝酸ソーダ3,649、燐酸第一カルシウム618g
、二酸化マンガン3.64L過酸化バリウム36.36
.!i’、硫酸カルシウム45.45.9を少量の水に
よりペースト状にした固形化剤、非結晶性活性炭素4.
73.9’に均一に混合し、我、彫型Q’C移し、油圧
機にて加圧し、酸素発生固形剤とする、実施例に示した
配合による酸素発生固形剤20gより475me / 
l 3hrの酸素発生を実測した。
1時間当りの酸素発生量F436.54 ′1nl/h
rであった。またpl+変化も69〜76で、酸素発生
後も酸素発生固形剤の原形は保たれ、水中よりたやすく
古ρだすことができた。
実施例2 亜硫酸ソーダ003g、燐酸第一カルシウム29.29
、二酸化マシガン4..5 g、過酸化バリウム330
g、デンタルプラスター300gを少量の水t/l:Q
ペースト状にした固形化剤、非結晶性活性炭素3.09
を均一に混合し、成形型に移し、油夕よジ488ym 
/ J 3hrの酸素発生を実測した。
1時間当りの酸素発生量t)−137,54祠/hrで
βつだ。酸素発生後も酸素発生固形剤の原形は保たれ、
水中よりたやすくとりだすことができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質上水に不溶の過酸化物、触媒および水質調整、
    剤を含有する混合物を固形化した酸素発生固形剤、1 2 過酸化物が過酸化バリウムである第1項記載の固形
    剤1. 3 触媒が二酸化マンガンである第1項記載の固形剤。 4 固形化剤が硫酸カルシウムまたはデジタルグラスタ
    ーである第1項記載の固形剤。 5、実質上水に不溶の過酸化物、触媒および水質調整剤
    を含有する混合物を水またはその他の溶剤によりペース
    ト状にした固形化剤に加えて成形することを特徴とする
    酸素発生固形剤の製造方法。 6 過酸化物が過酸化バリウムである第5項記載の製法
    。 7、触媒が二酸化マンガンである第5項記載の製法。 8 固形化剤が水によりペースト状にした硫酸カルシウ
    ムである第5項記載の製法。 9 成形を加圧下で行う第5項記載の製法。
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