JPS60176887A - 液化ガス運搬船 - Google Patents
液化ガス運搬船Info
- Publication number
- JPS60176887A JPS60176887A JP3321284A JP3321284A JPS60176887A JP S60176887 A JPS60176887 A JP S60176887A JP 3321284 A JP3321284 A JP 3321284A JP 3321284 A JP3321284 A JP 3321284A JP S60176887 A JPS60176887 A JP S60176887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- independent
- mirror plate
- convex mirror
- spherical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
船に関する。
従来の液化カス運搬船，例えばＬＮＧ船は搭載するタン
ク形式の区別によりメンブレン方式と独立タンク方式と
がある。
ク形式の区別によりメンブレン方式と独立タンク方式と
がある。
前者は，天然液化ガス（ＬＮＧ）を入れるタンクの内面
をアルミの薄い膜で形成し，その外側を断熱材を介して
タンクの余液漏洩に対する完全二次防壁で覆ったもので
ある。後者は独立したＬＮＧタンクをアルミ合金等で作
り，これを船に塔載したものである。更に後者にはタイ
プＡとタイプＢがあり，タイプＡは独立タンクの周りを
タンクの余液漏洩に対する完全二次防壁で覆ったもので
あり，タイプＢは独立タンクの下方丈に部分的な二次防
壁を設けたものである。ところがこのタイプＢを採用出
来る条件として，夕／り自体が絶対に漏れないか，漏れ
ても少量に留るということを証明した場合というＬＮＧ
船の規則をクリアする必要がある。その為Ｌ Ｎ Ｇ船
のタンクにはタンクの亀裂に関するきびしい構造解析と
強度計算が要求され，第１図（縦断面図）に示すモス・
ローセンベルブ方式が初めてこの規則をクリアすること
になった。
をアルミの薄い膜で形成し，その外側を断熱材を介して
タンクの余液漏洩に対する完全二次防壁で覆ったもので
ある。後者は独立したＬＮＧタンクをアルミ合金等で作
り，これを船に塔載したものである。更に後者にはタイ
プＡとタイプＢがあり，タイプＡは独立タンクの周りを
タンクの余液漏洩に対する完全二次防壁で覆ったもので
あり，タイプＢは独立タンクの下方丈に部分的な二次防
壁を設けたものである。ところがこのタイプＢを採用出
来る条件として，夕／り自体が絶対に漏れないか，漏れ
ても少量に留るということを証明した場合というＬＮＧ
船の規則をクリアする必要がある。その為Ｌ Ｎ Ｇ船
のタンクにはタンクの亀裂に関するきびしい構造解析と
強度計算が要求され，第１図（縦断面図）に示すモス・
ローセンベルブ方式が初めてこの規則をクリアすること
になった。
これはアルミニウム合金の球形の独立タンク１を作り，
このタンク１の赤道部分に円筒型のスカート２を取付け
，これによって船体壁面３からタンク１を支えている。
このタンク１の赤道部分に円筒型のスカート２を取付け
，これによって船体壁面３からタンク１を支えている。
又タンクｌの下方部公文には二次防壁が設けられている
。このモス・ローゼンベルグ方式は安全性が高いという
ことで多くのＬＮＧ船に採用されているが、他方次のよ
うな問題点も有している。
。このモス・ローゼンベルグ方式は安全性が高いという
ことで多くのＬＮＧ船に採用されているが、他方次のよ
うな問題点も有している。
（１） 独立した複数の球形タンクと船体壁面との間の
デッドスペース （ｄｅａｄ ５ｐａｃｅ ）が大きく
。
デッドスペース （ｄｅａｄ ５ｐａｃｅ ）が大きく
。
容積効率が低いのでその分だけ船型も太き（なり建造コ
スト、運航コストが高くなる。
スト、運航コストが高くなる。
（２） 独立した複数の球形タンクをそれぞれスカート
等の金属製の支持構造材で船体から支えなければならな
いので、それらの支持構造材を通して外部からの熱侵入
が大きく ＬＮＧの気化量が多くなる。（即ちホイルオ
フレートが高くなる。） 本発明は、従来の液化ガス運搬船の持つ上述の問題点を
解消するため外側に凸な鏡板を備えた独立タンクと、内
側に凸な鏡板を備えた独立タンクとを、それら両鏡板が
互いに対面するように配設して船舶に搭載し、船体壁面
との間のテッドスペースを減少させ容積効率が高くする
とともに外部からの熱侵入が小さく、然も安全性の高い
独立タンク方式−の液化カス運搬船を提供することを目
的とする。このため１本発明の液化カス運搬船は、外側
に凸な鏡板を備えた独立タンクと、内側に凸な鏡板を備
えた独立タンクとを１両タンクの凸凹の鏡板が互いに対
面するように配設したことを特徴としている。
等の金属製の支持構造材で船体から支えなければならな
いので、それらの支持構造材を通して外部からの熱侵入
が大きく ＬＮＧの気化量が多くなる。（即ちホイルオ
フレートが高くなる。） 本発明は、従来の液化ガス運搬船の持つ上述の問題点を
解消するため外側に凸な鏡板を備えた独立タンクと、内
側に凸な鏡板を備えた独立タンクとを、それら両鏡板が
互いに対面するように配設して船舶に搭載し、船体壁面
との間のテッドスペースを減少させ容積効率が高くする
とともに外部からの熱侵入が小さく、然も安全性の高い
独立タンク方式−の液化カス運搬船を提供することを目
的とする。このため１本発明の液化カス運搬船は、外側
に凸な鏡板を備えた独立タンクと、内側に凸な鏡板を備
えた独立タンクとを１両タンクの凸凹の鏡板が互いに対
面するように配設したことを特徴としている。
以下図面により本発明の液化カス運搬船について説明す
ると、第２図は本発明の一実施例としての液化カス運搬
船の縦断面図、第３図は第２図の矢視ｌｌｌ−［１横断
面図である。なお、実施例の説明においては、前記した
従来のものとの相違点のみを説明する。本実施例ではア
ルミ合金等で作った独立球形タンク１の間に、同じくア
ルミ合金等で作った独立円筒形タンク１１を配設してい
る。そして１円筒形タック１１の長さｔは内外圧や外力
を８慮して適当に決める。
ると、第２図は本発明の一実施例としての液化カス運搬
船の縦断面図、第３図は第２図の矢視ｌｌｌ−［１横断
面図である。なお、実施例の説明においては、前記した
従来のものとの相違点のみを説明する。本実施例ではア
ルミ合金等で作った独立球形タンク１の間に、同じくア
ルミ合金等で作った独立円筒形タンク１１を配設してい
る。そして１円筒形タック１１の長さｔは内外圧や外力
を８慮して適当に決める。
円筒形タンク１１の鏡板の中央部１１Ａは球形タンク１
とはゾ同心の内側に凸な球面で構成され２球形タンク１
との間のデッドスペースな出来る丈少なくなるようにじ
ている。又鏡板の周辺部１１１３は、外に凸な円環面と
なっており。
とはゾ同心の内側に凸な球面で構成され２球形タンク１
との間のデッドスペースな出来る丈少なくなるようにじ
ている。又鏡板の周辺部１１１３は、外に凸な円環面と
なっており。
円筒面１１Ｃへなめらかに接続されている。
球形タンク１と円筒形タンク１１との間及び。
球形タンクｌ及び円筒形タック１１と船体壁面３との間
には断熱ライナーを介した支持材１２が設けられ、各独
立タンク１，１１は相互間にある程度の動きを許容して
互いに支えあいつつ。
には断熱ライナーを介した支持材１２が設けられ、各独
立タンク１，１１は相互間にある程度の動きを許容して
互いに支えあいつつ。
船体壁面３に支持されている。
従って。
（１） 独立タックｌ、１１と船体壁面３との間のデッ
ドスペースが小さくなるので、その分だけＬＮＧの積載
量が増える。或は積載量を同一とすれば、船型が小さく
なる。従って建造コスト及び運航コストが安くなる。
ドスペースが小さくなるので、その分だけＬＮＧの積載
量が増える。或は積載量を同一とすれば、船型が小さく
なる。従って建造コスト及び運航コストが安くなる。
（２） 従来のもののように複数の独立タンク１を。
それぞれスカート２によって船体壁面３から支える必要
がないので、外部からの熱侵入が小さくなり、ボイルオ
フレートが低（なる。
がないので、外部からの熱侵入が小さくなり、ボイルオ
フレートが低（なる。
（３） タンク１及び１１の壁面は、全て球面１円筒面
１円環面によって構成されているので内外圧に対して強
く、構造解析及び強度計算が容易である。更に２球形タ
ンクｌと円筒形タンク１１がはゾ同心の球面によって相
互間の動きを許容しつつ接触しているので、一種の球面
継手のような働きをする。即ち、船体の種々の変形に対
して自由に追従するので、外力に対しても強度上有利で
ある。
１円環面によって構成されているので内外圧に対して強
く、構造解析及び強度計算が容易である。更に２球形タ
ンクｌと円筒形タンク１１がはゾ同心の球面によって相
互間の動きを許容しつつ接触しているので、一種の球面
継手のような働きをする。即ち、船体の種々の変形に対
して自由に追従するので、外力に対しても強度上有利で
ある。
等の利点が得られる。
次に第４図は本発明の液化カス運搬船の第二実施例とし
ての縦断面図で１本実施例では外側に凸な球面状鏡板２
１Ａと円筒部２ＩＣを接続した円筒形タンク２１の間に
、内側に凸な円筒形鏡板１１Ａを備えた円筒形タンク１
１を配設している。効果は前記した第１実施例とほぼ同
じである。なお第一実施例での第２図の球形タンク１は
円筒部２１Ｃが無（球面状鏡板２１Ａとうじを直接接合
したものと考えられる。
ての縦断面図で１本実施例では外側に凸な球面状鏡板２
１Ａと円筒部２ＩＣを接続した円筒形タンク２１の間に
、内側に凸な円筒形鏡板１１Ａを備えた円筒形タンク１
１を配設している。効果は前記した第１実施例とほぼ同
じである。なお第一実施例での第２図の球形タンク１は
円筒部２１Ｃが無（球面状鏡板２１Ａとうじを直接接合
したものと考えられる。
さらに第５図は本発明の液化カス運搬船の第三実施例と
しての縦断面図で１本実施例では一方に内側に凸な鏡板
３１Ａ、他方に外側に凸な鏡板３１［）を備えたタンク
３１と球形タンク１とを組合せて搭載したものである。
しての縦断面図で１本実施例では一方に内側に凸な鏡板
３１Ａ、他方に外側に凸な鏡板３１［）を備えたタンク
３１と球形タンク１とを組合せて搭載したものである。
効果は前記した第１実施例とは一同しである。
なお、」−記した実施例の他にも外側に凸な鏡板と内側
に凸な鏡板とを対向させる組合せは種々考えられる。
に凸な鏡板とを対向させる組合せは種々考えられる。
以」−述へたように本発明の液化カス運搬船は特許請求
の範囲に示す簡素な構成により、独存タンクと船体壁面
との間のデッドスペースを小さくすることができ液化カ
スの積載量を多くすることができ船舶の建造コスト及び
運搬コストを低減することが出来る利点がある。
の範囲に示す簡素な構成により、独存タンクと船体壁面
との間のデッドスペースを小さくすることができ液化カ
スの積載量を多くすることができ船舶の建造コスト及び
運搬コストを低減することが出来る利点がある。
さらにタンク内への熱侵入を小さくすることが出来、貨
物の目減りを低減出来るとともに。
物の目減りを低減出来るとともに。
強度上も有利とできる利点がある。
第１図は、従来の実施例を示すためのモス・ローセンヘ
ル方式Ｌ Ｎ Ｇ運搬船の縦断面図である。 第２図、第３図は本発明の第一実施例としての液化カス
運搬船を示す図で第２図は縦断面図。 第３図は第２図の矢視ｌｌｌ−［１１横断面図、第４図
は本発明の第二実施例を示す縦断面図、第５図形タンク
、１２ 支持材、２１ 外側に凸な球面状鏡板を備えた
円筒形タンク、３１・・一方に外側に凸な球面状鏡板を
他方に内側に凸な円筒形鏡板をそれぞれ備えた円筒形タ
ンク。
ル方式Ｌ Ｎ Ｇ運搬船の縦断面図である。 第２図、第３図は本発明の第一実施例としての液化カス
運搬船を示す図で第２図は縦断面図。 第３図は第２図の矢視ｌｌｌ−［１１横断面図、第４図
は本発明の第二実施例を示す縦断面図、第５図形タンク
、１２ 支持材、２１ 外側に凸な球面状鏡板を備えた
円筒形タンク、３１・・一方に外側に凸な球面状鏡板を
他方に内側に凸な円筒形鏡板をそれぞれ備えた円筒形タ
ンク。
Claims (1)
- 外側に凸な鏡板を備えた独立タンクと、内側に凸な鏡板
を備えた独立タンクとを２両タンクの凸、凹の鏡板が互
いに対面するように配設したことを特徴とする液化カス
運搬船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3321284A JPS60176887A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 液化ガス運搬船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3321284A JPS60176887A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 液化ガス運搬船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60176887A true JPS60176887A (ja) | 1985-09-10 |
Family
ID=12380137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3321284A Pending JPS60176887A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 液化ガス運搬船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60176887A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100827398B1 (ko) | 2007-07-05 | 2008-05-07 | 삼성중공업 주식회사 | 혼합 형태 화물창을 갖는 액화천연가스운반선 |
| EP2163470A1 (en) * | 2007-07-10 | 2010-03-17 | Nobuyoshi Morimoto | Liquefied natural gas carrier vessel, and marine transportation method for liquefied natural gas |
| KR100993931B1 (ko) | 2008-04-01 | 2010-11-11 | 삼성중공업 주식회사 | 혼합 화물창을 갖는 액화천연가스 운반선 |
| KR101022408B1 (ko) | 2008-01-21 | 2011-03-15 | 대우조선해양 주식회사 | 서로 다른 강도를 갖는 복수의 저장탱크를 구비한 해상 구조물 및 상기 해상 구조물을 제작하는 방법 |
| JP2011513140A (ja) * | 2008-03-28 | 2011-04-28 | 三星重工業株式会社 | 液化天然ガス（ｌｎｇ）の積込み及び積下しシステムを備えたｌｎｇ運搬船 |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP3321284A patent/JPS60176887A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100827398B1 (ko) | 2007-07-05 | 2008-05-07 | 삼성중공업 주식회사 | 혼합 형태 화물창을 갖는 액화천연가스운반선 |
| EP2163470A1 (en) * | 2007-07-10 | 2010-03-17 | Nobuyoshi Morimoto | Liquefied natural gas carrier vessel, and marine transportation method for liquefied natural gas |
| EP2163470A4 (en) * | 2007-07-10 | 2013-01-23 | Nobuyoshi Morimoto | RESERVOIR CONTAINER FOR LIQUEFIED NATURAL GAS AND SEA TRANSPORT PROCESS FOR LIQUEFIED NATURAL GAS |
| KR101022408B1 (ko) | 2008-01-21 | 2011-03-15 | 대우조선해양 주식회사 | 서로 다른 강도를 갖는 복수의 저장탱크를 구비한 해상 구조물 및 상기 해상 구조물을 제작하는 방법 |
| JP2011513140A (ja) * | 2008-03-28 | 2011-04-28 | 三星重工業株式会社 | 液化天然ガス（ｌｎｇ）の積込み及び積下しシステムを備えたｌｎｇ運搬船 |
| KR100993931B1 (ko) | 2008-04-01 | 2010-11-11 | 삼성중공업 주식회사 | 혼합 화물창을 갖는 액화천연가스 운반선 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5727492A (en) | Liquefied natural gas tank and containment system | |
| US3472414A (en) | Containers and the like | |
| JP4616279B2 (ja) | 液化天然ガスの保存タンク及びその製造方法 | |
| US3399800A (en) | Tank for liquefied gas | |
| US3859805A (en) | Flat bottom ship tank for transport of liquefied gas | |
| US3680323A (en) | Tanker for liquified and/or compressed gas | |
| US3875886A (en) | Liquified-gas ship | |
| WO2013015296A1 (ja) | Ｌｎｇ船に搭載されるｌｎｇタンクおよびその製造方法 | |
| US3092063A (en) | Construction of liquefied gas carriers | |
| GB2089014A (en) | Liquefied gas storage tanks | |
| US3677021A (en) | Tank construction for liquified and/or compressed gas | |
| US4095546A (en) | Shipboard LNG tanks | |
| US3770158A (en) | Device for protecting the environment of a tank against failures thereof | |
| US3851611A (en) | Tank of a low temperature liquefied gas tanker ship | |
| US3904068A (en) | Tank for liquified gases | |
| JPS60176887A (ja) | 液化ガス運搬船 | |
| US4106423A (en) | Weather covers for tankers | |
| JP2022061153A (ja) | タンク、船舶 | |
| US4089468A (en) | Tanks having membranes | |
| JPS62132098A (ja) | 三重殻貯液槽 | |
| JPH01164696A (ja) | 上甲板上にドームを有する船舶 | |
| US4004535A (en) | Vessel comprising a hull for transporting cooled liquefield gas | |
| JPH094795A (ja) | 液化ガスタンク | |
| US3224624A (en) | Storage of a liquefied gas | |
| JPH0711031Y2 (ja) | メンブレン方式ｌｎｇ船の船艙内液体貨物の減揺装置 |