JPS60176530A - 殺虫成分の揮散装置 - Google Patents

殺虫成分の揮散装置

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JPS60176530A
JPS60176530A JP2963184A JP2963184A JPS60176530A JP S60176530 A JPS60176530 A JP S60176530A JP 2963184 A JP2963184 A JP 2963184A JP 2963184 A JP2963184 A JP 2963184A JP S60176530 A JPS60176530 A JP S60176530A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
oxygen
component
heat
insecticidal component
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Pending
Application number
JP2963184A
Other languages
English (en)
Inventor
下村 崇雄
岩尾 徹也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の揮散装置に関する。
現在、電気ヒーターを加熱源として、殺虫成分を蒸発さ
せ、大気中に拡散することによる殺虫装置が実用化され
ている。この方法は、ヒータ一温度を自重に調節できる
点、長期にわたって加熱用ヒーターのエネルギーを供給
できる点で優れているけれども、エネルギーを電気に頼
っていることから、殺虫装置の使用場所は、コードの長
さの範囲に限られ、余分な付属物であるコードのため、
望みの場所で使用できなかった。
まして、電源のない所では全く使用不能であった。
さらには、電気を用いることから石油、ガス等引火性物
質を取扱う場所で使用する場合は、高価な防爆膜・備を
ほどこさねばならず、経済的なコストの範囲で使用する
ことは無理であった。
本発明は、以上のような従来の装置の欠点を一掃した装
置を提供することを目的とする。
本発明は、加熱源と固体状もしくは液体状の殺虫成分を
接触せしめ、該殺虫成分を揮散させる装置において該加
熱源として金属微粉と酸素との反応熱を用いることを要
旨とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において金属微粉としては、易酸化性の金属たと
えばアルミニウム、亜鉛、ナトリウム、マグネシウム等
が挙げられるが、安価で大量に入手でき、かつ取扱いも
容易な点で鉄または鉄の合金が好ましい。以下鉄を例に
とって説明する。
鉄の酸化時の総発熱量は、鉄の絶対量で決定できる。ま
た酸化時の温度は一定時間当りの酸素との接触量で左右
されるので、例えば、鉄微粉の粒子径、比表面積、表面
の処理方法、組成、そして鉄微粉の充填密度、さらには
充填方法、例えば、不活性物質粘土やシリカゲル等との
混合割合を調整することによって自由に決定でき、る。
発熱温度は、蒸発させる殺虫酸物の蒸気圧によって決定
されるが、通常100〜200℃、殺虫成分がピレスロ
イド系の場合は、150℃程度が好ましい。
また、鉄微粉の酸化による発熱速度を一定にさせ、その
結果として鉄粉温度を一定かつ長時間にわたって保つ1
こめ、鉄微粉中の空気の流通をよくする手段を施すこと
もよい。例えば、(1)上下方向に柱状の空気流通路を
設ける、(2)あるいは、鉄微粉を粒状に整型して用い
る等である。
蒸発させる殺虫成分は、金属微粉の酸化熱によって蒸発
しうる程度の蒸気圧を持っており、かつ殺虫効果を有す
る化合物ならいかなるものでも良く、殺虫対象となる虫
の種類によって決定される。
例えば、蚊等を対象とする場合は、ピレスロイド系化合
物が好ましい。
蒸発させる殺虫成分の形態は液体でも固体でも良く、こ
れをそのまま用いても不活性担体に含浸させたり、不活
性多孔体に吸収させて用いても良い。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
図面において1は保温材の箱(容器)、2は鉄微粉、3
は蒸発皿、4は蒸発皿底部金網、5は下部空気とり入れ
口、6は下部空気とり入れ口金網、7は不燃性の布であ
り、そのほかに蒸発皿上面と、下部空気とり入れ口を密
ぺいするフィルムが付属する。
鉄微粉はその酸素との反応熱が飛散しないように好まし
くは保温性の容器に入れ、その容器の上部に殺虫成分を
蒸発させる皿を設置する。皿は熱伝導性でしかも不燃性
である金属で作るのが好ましい。皿の形状については格
別制限はない。
そして、蒸発皿底部には、鉄微粉の酸化により加;略さ
れた空気の流出口が設けられ、内部保護用の金網でしき
られる。
さらにその内部には、鉄微粉が外部へもれ出ないように
不燃性の布が貼られる。
保温材の箱の底部には、下部空気とり入れ口が設げられ
る。ここにも、内部保護用の金網とその内ttlll 
VC鉄微粉がもれ出るのを防ぐための不燃性の布が貼ら
れろ。
下部空気とり入れ口よりはいった空気は、鉄微粉を酸化
し、加熱され、蒸発皿底部金網より上部へ出るのである
なお、保温材の箱の中に鉄微粉を装入したあとは、実際
に使用されるまで空気中の酸素との接触を防がねばなら
ない。そのために、蒸発皿と下部空気とり入れ口の外側
を例えば、高分子フィルムで密ぺいしておかねばならな
い。そして、実際に使用する場所で、両面のフィルムを
とり除くことによ−って、酸素との接触を開始させ、使
用を開始させることができる。
又、別の態様としては、空気と接触した時の温度が適当
になるように鉄微粉を混合したものを不燃性の多孔質の
容器に入れ、かつ使用しない時は空気から遮断できる容
器に入れて保存し、使用する時に不燃性で保温性の容器
に鉄微粉を入れた容器を入れ、その上に殺虫成分を入れ
た蒸発皿を設置するようにした形状のものも挙げられる
本発明の装置は、従来使用されている装置に比較して、
電源やコードに制約されないので、登山、キャンプ、海
岸、湖等でレジャ一時に使用できるだけでなく、蒸発用
の熱源の温度が低いので、着火源になるおそれがないの
で、ガスや石油・類を取扱う場所でも使用できる。
本発明は上記のごとき特徴を有するので実用的価値大な
るものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願発明の装置の斜視図であり、第2図は、
断面図である。 図において、 1:保温材で作られた容器 2:容器の内部に入れられた鉄微粉 3:蒸発皿 4:蒸発皿底部金網 5:下部空気取り入れ口 6:金網 7:不燃性の布 特許出願人 三井東圧化学株式会社 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (り加熱源と固体状もしくは液体状の殺虫成分を接触せ
    しめ該殺虫成分を揮散させる装置において、該加熱源と
    して易酸化性の金属微粉と酸素との反応熱を用いると共
    に、該金属微粉を酸素を遮断した状態で保存する容器と
    、使用に際して該容器中に酸素を導入しうる手段とを備
    えてなる殺虫成分の揮散装置。
JP2963184A 1984-02-21 1984-02-21 殺虫成分の揮散装置 Pending JPS60176530A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05103571A (ja) * 1991-10-14 1993-04-27 Renzou Kanda 吸血昆虫の誘引捕獲装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4526605Y1 (ja) * 1965-12-08 1970-10-16
JPS496467U (ja) * 1972-04-19 1974-01-19
JPS5033485U (ja) * 1973-07-24 1975-04-11
JPS5525004B2 (ja) * 1975-12-15 1980-07-03
JPS5747180B1 (ja) * 1971-07-10 1982-10-07

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