JPS601762Y2 - 浄化用部材 - Google Patents
浄化用部材Info
- Publication number
- JPS601762Y2 JPS601762Y2 JP8458778U JP8458778U JPS601762Y2 JP S601762 Y2 JPS601762 Y2 JP S601762Y2 JP 8458778 U JP8458778 U JP 8458778U JP 8458778 U JP8458778 U JP 8458778U JP S601762 Y2 JPS601762 Y2 JP S601762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collection pipe
- water collection
- permeable membrane
- envelope
- membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浄化用部材の改良に関するものである。
原液を浄化するための部材として、集水管に長手方向ス
リットを設け、内部に透過水通路用スペーサシートを納
めた封筒状透過膜の開封端を上記集水管のスリットに挿
入し、その挿入箇所を接着剤によってシールし、この封
筒状透過膜を原液水通路用スペーサシートと共に集水管
の周りに捲き付けたものが考えられている。
リットを設け、内部に透過水通路用スペーサシートを納
めた封筒状透過膜の開封端を上記集水管のスリットに挿
入し、その挿入箇所を接着剤によってシールし、この封
筒状透過膜を原液水通路用スペーサシートと共に集水管
の周りに捲き付けたものが考えられている。
この浄化用部材はケース内に組み込んで使用され、捲回
体の原液水通路用スペーサシートに沿って原液が加圧下
で流通され、この原液中の溶媒が透過膜内に透過され、
この透過水が透過水通路用スペーサシートを経て集水管
に導びかれる。
体の原液水通路用スペーサシートに沿って原液が加圧下
で流通され、この原液中の溶媒が透過膜内に透過され、
この透過水が透過水通路用スペーサシートを経て集水管
に導びかれる。
上記浄化用部材においては、膜がスリット結着箇所の捲
き始め端において折り曲げられるために、膜はこの箇所
で相当に強い曲げ歪みを受けることになる。
き始め端において折り曲げられるために、膜はこの箇所
で相当に強い曲げ歪みを受けることになる。
而るに、浄化器においては、原液の脈動による振動が発
生し、この振動が膜に伝わるが、上記のように、膜が強
い曲げ歪を受けていれば、その曲げ歪と振動との複雑な
協働作用により、その曲げ歪箇所から破損が生じ易い。
生し、この振動が膜に伝わるが、上記のように、膜が強
い曲げ歪を受けていれば、その曲げ歪と振動との複雑な
協働作用により、その曲げ歪箇所から破損が生じ易い。
本考案は、か）る破損を防止すべく、上記膜の捲き始め
端における折り曲げ歪を緩和し、耐振動性に秀れた浄化
部材を提供することにある。
端における折り曲げ歪を緩和し、耐振動性に秀れた浄化
部材を提供することにある。
すなわち、本考案に係る浄化用部材は、集水管に長手方
向スリットを設け、内部に透過水通路用スペーサシート
を納めた封筒状透過膜の開封端を上記集水管のスリット
に接着剤によって結着し、該結着箇所に沿い集水管に凸
起を設け、該凸起を抱き込むように上記封筒状透過膜を
集水管の周りに捲き付けたことを特徴とする構成である
。
向スリットを設け、内部に透過水通路用スペーサシート
を納めた封筒状透過膜の開封端を上記集水管のスリット
に接着剤によって結着し、該結着箇所に沿い集水管に凸
起を設け、該凸起を抱き込むように上記封筒状透過膜を
集水管の周りに捲き付けたことを特徴とする構成である
。
以下、図面により本考案を説明する。
第１図は本考案において使用する集水管Ａを示し、両端
にフランジ１１．１２を有する管２に長手方向スリット
３を複数本設けである。
にフランジ１１．１２を有する管２に長手方向スリット
３を複数本設けである。
第２図は本考案において使用する封筒状透過膜を示し、
封筒状透過膜本体Ｃの内部に透過水通路用スペーサシー
トＣＯ１例えば、プラスチックネットを納めである。
封筒状透過膜本体Ｃの内部に透過水通路用スペーサシー
トＣＯ１例えば、プラスチックネットを納めである。
第３図は本考案に係る浄化部材を示し、上記集水管Ａの
各スリット３，３のそれぞれに各封筒状透過膜Ｃの開封
端Ｃ工を挿込み、スリット３と透過膜Ｃとの間をシール
材ｅによって結着し、該結着箇所に沿い、集水管に第４
図に示すように丸棒状凸起ｉ並びにｊを設け、上記の透
過膜Ｃ９Ｃをこの凸起を抱き込むように原液水通路用ス
ペーサシート例えはプラスチックネットｄ、 ｄと共に
集水管Ａの周りに捲き付けである。
各スリット３，３のそれぞれに各封筒状透過膜Ｃの開封
端Ｃ工を挿込み、スリット３と透過膜Ｃとの間をシール
材ｅによって結着し、該結着箇所に沿い、集水管に第４
図に示すように丸棒状凸起ｉ並びにｊを設け、上記の透
過膜Ｃ９Ｃをこの凸起を抱き込むように原液水通路用ス
ペーサシート例えはプラスチックネットｄ、 ｄと共に
集水管Ａの周りに捲き付けである。
上記丸棒状凸起に代え半円状の突起を使用することもで
きる。
きる。
第５図は本考案に係る浄化部材を使用した浄化器を示し
ている。
ている。
第５図において、Ｆは上端開口の容器、Ｇは容器の開口
に螺合された蓋であり、透過木取出口ｇ１と原液流入口
ｇ２とを備えている。
に螺合された蓋であり、透過木取出口ｇ１と原液流入口
ｇ２とを備えている。
Ｂは上記した浄化部材であり、集水管Ａの上端フランジ
１１が蓋Ｇの透過木取出口ｇ１にバッキングＰ□を介し
て水密に連結され、集水管Ａの下端フランジ１２が容器
底面にバッキングＰ２を介して水密にシールされている
。
１１が蓋Ｇの透過木取出口ｇ１にバッキングＰ□を介し
て水密に連結され、集水管Ａの下端フランジ１２が容器
底面にバッキングＰ２を介して水密にシールされている
。
ｈｌは蓋Ｇに設けられた水抜き栓、Ｎは蓋Ｇに設けられ
た空気抜き栓である。
た空気抜き栓である。
上記において、膜の集水管結着箇所は、容器内に供給さ
れる原液圧力の脈動のために繰り返し歪を受けるので、
この歪による応力を緩和するため、シール材ｅには、Ｊ
ＩＳＫ６３０１で規定する値が１０〜９ス好ましくは２
０〜５０のエラストマー接着剤を使用することが望まし
い。
れる原液圧力の脈動のために繰り返し歪を受けるので、
この歪による応力を緩和するため、シール材ｅには、Ｊ
ＩＳＫ６３０１で規定する値が１０〜９ス好ましくは２
０〜５０のエラストマー接着剤を使用することが望まし
い。
この接着剤としては、スチレン・ブタジェン共重合体（
シェル化学社製、カリフレックスＴＲｌｌ０Ｉ） ；
１０ｆｉ量部、テルペン樹脂（安原樹脂社製、ＹＳ１１
５０） ； ８０重量部、ドルオール；３叩重量部から
なる合皮ゴム系接着剤、信越化学社製、シリコーンシー
ラント（ＫＥ４２ＲＴ′ｖ１ＫＥ４５ＲＴＶ）等のいわ
ゆるエラストマー接着剤がある。
シェル化学社製、カリフレックスＴＲｌｌ０Ｉ） ；
１０ｆｉ量部、テルペン樹脂（安原樹脂社製、ＹＳ１１
５０） ； ８０重量部、ドルオール；３叩重量部から
なる合皮ゴム系接着剤、信越化学社製、シリコーンシー
ラント（ＫＥ４２ＲＴ′ｖ１ＫＥ４５ＲＴＶ）等のいわ
ゆるエラストマー接着剤がある。
本考案に係る浄化部材においては、上述した通り膜を集
水管のスリットに挿込みと接着剤とによって結着したそ
の結着箇所に沿って集水管に丸または半円状の凸起を設
け、この凸起を抱き込むようにして封筒状透過膜を捲き
込んでいるから、透過膜の折曲円弧径を上記凸起の円弧
径と同様に保持でき、凸起の円弧径を大きくすることに
より透過膜の折曲歪を小さくできる。
水管のスリットに挿込みと接着剤とによって結着したそ
の結着箇所に沿って集水管に丸または半円状の凸起を設
け、この凸起を抱き込むようにして封筒状透過膜を捲き
込んでいるから、透過膜の折曲円弧径を上記凸起の円弧
径と同様に保持でき、凸起の円弧径を大きくすることに
より透過膜の折曲歪を小さくできる。
従って、既述した振動が作用しても上記折曲箇所での膜
の破損を良好に防止できる。
の破損を良好に防止できる。
第１図は本考案において使用する集水管を示す説明図、
第２図は本考案において使用する封筒状透過膜を示す説
明図、第３図は本考案に係る浄化用部材を示す説明図、
第４図は本考案における集水管の凸起を示す説明図、第
５図は本考案に係る浄化部材を用いた浄化器を示す説明
図である。 図において、Ａは集水管、３，３は長手方向スリット、
Ｃは封筒状透過膜、Ｃｏは透過水通路用スペーサシート
、ｅ、ｅは接着剤、ｉ、ｊは凸起である。
第２図は本考案において使用する封筒状透過膜を示す説
明図、第３図は本考案に係る浄化用部材を示す説明図、
第４図は本考案における集水管の凸起を示す説明図、第
５図は本考案に係る浄化部材を用いた浄化器を示す説明
図である。 図において、Ａは集水管、３，３は長手方向スリット、
Ｃは封筒状透過膜、Ｃｏは透過水通路用スペーサシート
、ｅ、ｅは接着剤、ｉ、ｊは凸起である。
Claims (1)
- 集水管に長手方向スリットを設け、内部に透過水通路用
スペーサシートを納めた封筒状透過膜の開封端を上記集
水管のスリットに接着剤によって結着し、該結着箇所に
沿い集水管に凸起を設け、該凸起を抱き込むように、上
記封筒状透過膜を集水管の周りに捲き付けたことを特徴
とする浄化用部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8458778U JPS601762Y2 (ja) | 1978-06-19 | 1978-06-19 | 浄化用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8458778U JPS601762Y2 (ja) | 1978-06-19 | 1978-06-19 | 浄化用部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54184358U JPS54184358U (ja) | 1979-12-27 |
| JPS601762Y2 true JPS601762Y2 (ja) | 1985-01-18 |
Family
ID=29007420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8458778U Expired JPS601762Y2 (ja) | 1978-06-19 | 1978-06-19 | 浄化用部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601762Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8021550B2 (en) * | 2008-10-17 | 2011-09-20 | General Electric Company | Central core element for a separator assembly |
-
1978
- 1978-06-19 JP JP8458778U patent/JPS601762Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54184358U (ja) | 1979-12-27 |
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