JPS6017621B2 - 鍛造機械 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鍛造機械であって、個０体により駆動され作
業行程位置によって調整可能である鍛造ラムを有してお
り、これらの鍛造ラムがクロススラィダ連鎖の形式で所
属の胴○体上で回鰯可能に支承するスラィダを横方向で
案内するための滑り案内部を形成しており、このスライ
ダ内には偏０体のための偏○的な支承アィを有している
支承ブッシュ又はそれに類似した物が回敷調整可能に組
み込まれている形式のものに関する。

そのような鍛造機械はとりわけストランド状もしくは棒
状の工作物を鍛造するために使用され、この場合鍛造し
ようとする簾断面寸法を鍛造ラムひいては鍛造工具の作
業行程位置調整装置によって変化させて所期の工作物寸
法に適合させることができる。

このことを偏Ｄ体駆動されるラムのために得るためには
、従来たいてい偏心軸が偏心的に、鍛造箱枠の回動可能
な調整ケーシング内で支承されており、従って調整ケー
シングを回動させることが偏心鞠と工作物との間の滋間
隔を相応に変えることを生ぜしめる。このことは同時に
またラムもしくは工具の所期の作業行程位置調整をも必
然的に伴なう。というのはともかく一方で偏心軸の偏心
体とかつ他方でラムの滑り案内部とスライダが協働する
ことに基いてラムと偏心軸との間の一定の関係が生じて
いるからである。もちろん調整ケーシングは必要な調整
機構および支持機構のためにまさに高価でありかつ多く
のスペースを使用する。さらに個０轍の調整装置は伝動
装置に接続するための特別な補償クラッチを必要とし、
この補償クラッチは付加的なコストを意味ししかも調整
ケーシング自体と同様に鍛造機械の必要な構造容積を拡
大するのに寄与する。また既に偏心体により駆動される
ラムを有している鍛造プレスも存在しており、この場合
作業行程位置を調整するためにスライダ内にはまってい
て個○体を偏○的に取り囲んでいる支承プッシュが役だ
ち、該支承ブッシュはスライダ自体とロックされていて
かつロックの解放後に手動で回動され得るようになって
いる。

それ故この支承ブッシュを有している作業行程位鷹調整
菱鷹は極めてやつかいで時間がかなりなおその上に機械
の静止を要ししかも前方から複数のラムを同時に調整す
ることを除外する。それ故本発明の議題は、これらの欠
点を取り除いて、比較的安価でスペースを節減する機械
操作可能な装置で機械の運転中でも所期の作業行程位置
調整をすべての鍛造ラムのために同時に可能にする、冒
頭で述べた形式の鍛造機械を提供することである。

この課題は本発明の構成では、前記の支承ブッシュが有
利には支承アィの轍線に対する半径方向の調整アームを
有していてかつ機械に定置の調整駆動機構と協働してお
り、さらにこの調整駆動機構がそれぞれ１つの、支承ブ
ッシュに対して横方向で調整可能な調整部材を有してお
り、この調整部材に、案内部材が支承アィの軸線に対し
て平行な軸線を中心として回敷可能に支承されており、
さらに前記案内部材が支承アィの鞠線に対して垂直に延
びる横孔を有していて、この横孔内に調整アームが縦方
向で移動可能に係合していることによって解決されてい
る。

上記支承プッシュは偏心軸の位置を変えることないこラ
ムの作業行程位直の調整を可能にする。というのはこの
支承ブッシュを偏○体に対して回動させることによって
スライダと個○体との間の位置関係が制御されるように
なっているからである。それ故、支承ブッシュの回敷位
置に応じてスラィダひいては鍛造ラムおよび鍛造工具も
支承アィの偏０距離によって所定の限界内で程度の差こ
れあれ作業行程方向で昇降させられるようになっており
、それによってもちろんラムの相応した作業工程位置が
希望に応じて変化させられる。この場合鍛造箱枠側で支
えられる調整駆動機機と支承ブッシュおよびその調整ア
ームが協働することは機械の運転中でも完全に調整可能
であることを保証ししかも個々の調整駆動機構が互いに
問題なしに同期化されていることによってもちろんすべ
ての鍛造ラムが完全に同時に調整させられる。やつかい
で時間がかかる準備作業又はそれに類似したものは不要
でありしかも完全な作業行程位置調整装置を全自動でい
つでも必要な程度に容易に調整駆動機構を介して得るこ
とができる。調整駆動機構と連結している調整ア−ムは
支承ブッシュの回動を可館にするだけでなく、同時に調
整された支承ブッシュ位置の固定をもスライダとの繁定
なしで可能にする。それゆえにスラィダと支承ブッシュ
との間の回動不能の固定が存在していないのではなく、
その代わりに支承プッシュが調整アームを介してスラィ
ダの外部に位置している調整部材に支えられているので
、偏心体が回敷してもスライダと支承プッシュとの間の
相対運動につながり、とにかくこの連動はラムの往復駆
動のためにも作業工程位直の終点のためにも問題ではな
い。しかしながらもちろん調整アームの支持部は支承プ
ッシュの運動をスラィダの運動に基いて可能にしなけれ
ばならず、そのためには、作業工程の分力および旋回運
動の分力から合成されている調整アーム運動を生ぜしめ
、それも調整部材の本来の位贋ひいてはラムのための調
整された作業工程位贋とは無関係に上記調整アーム運動
を生ぜしめる案内部材が用いられている。有利には２つ
の平行なねじスピンドルを有している調整駆動機構の互
いに配属させられている２つの調整ナットが調整部材と
して役だっていてもよく、これらの調整ナットには中央
の横孔内で調整アームを有している円筒形の案内部材が
両端部で支承されている。

従ってこの場合簡単なねじ騒動装置で支承ブッシュの調
整を行なうことができ、しかも二蓮スピンドルが作業行
程位置調整装置における有利な負荷状態および支持状態
につながる。本発明の別の有利な１実施例では、前記ス
ライダが支承ブッシュの範囲内で横方向にかあるいは縦
方向に分割されていてもよく、しかも縦方向で分割され
ているスラィダの、ラムとは反対側の部分における横方
向スリットかあるいは横方向で分割されているスラィダ
の両方の部分の間の切り欠きが調整アームのための関口
を形成している。

そのように分割されているスライダはとりわけスラィダ
内への支承ブッシュの絹込もしくは全体の偏心駆動装置
の組立を容易にしかつ横方向スリットもしくは切り欠き
は調整アームを中央で支承ブッシュに付け足すことを可
能にし、そのことはとりわけスペースの理由から好都合
である。次に図面につき本発明の実施例を説明する。

鍛造箱枠１内には、半径方向で工作物２に向けられ偏Ｄ
体により駆動されるラム３が組込まれており、該ラム３
は一方で鍛造工具４を支持していてかつ他方で偏心駆動
機構に所属のスラィダ６を横方向で案内するための滑り
案内部５を形成している。このスラィダ６は駆動可能な
偏心軸８の偏心体７に支承されており、そのためにスラ
イダ６内に回敷調整可能な支承プッシュ９がはまってお
り、該支承ブッシュ９は偏心体７のための偏心的な支承
アィ１０を有している。このスラィダ６は、支承プッシ
ュ９の挿入を容易にするために該支承ブッシュ９の範囲
内で縦に分割されており、しかもラム３とは反対側の、
スラィダ６の部分６′は横方向スリット１１を備えてお
り、この横方向スリット１１を支承アィ１０１こ対する
半径方向の、支承ブッシュ９の調整アーム１２が通って
いる。この調整アーム１２は縦方向で移動可能に円筒形
の案内部村１４の横孔１３内に係合しており、該案内部
村１４はそれ自体支承アィ軸線に対して平行の軸線を中
心として回動可能に２つの調整ナット１５で支承されて
いる。調整ナット１５は詳しく図示されていない調整駆
動機構の、支承アィ軸線に対して直角に延びている２つ
の平行なねじスピンドル１６上に取付けられてし、てか
つ該調整ナット１５はこのねじ山スピンドル１６に沿っ
て変位させられるようになっており、この場合同時に調
整アーム１２および支承ブッシュ９が偏心体７の回りで
いつしよに旋回する。偏Ｄ体７のために支承アイ１０が
偏心していることに基いて、支承ブッシュ９のものよう
な旋回がスラィダ６を偏心体７に対して昇降させ、従っ
てこの旋回によって鍛造ラム３の作業行程位置も所期の
方向に調整させられる。支承アィ１０内で回転する偏心
体７は支承ブッシュ９の回動＆層とは無関係にラムを駆
動するために必要なスラィダ運動を生ぜしめ、このスラ
ィダ連動は、滑り案内部５によって規定されていてラム
軸線に対して垂直な横方向運動と、ラムの滑り軸受１７
によって規定されている作業行程運動とに分けられる。
殊に第２図から見て取れるように、スラィダ６のこのよ
うな運動は強制的に２つの分力から合成されている、調
整ナット１５に対する相対的な支承ブッシュ９の似た運
動をも生ぜしめ、従って調整アーム１２はその支承部に
よって案内部材１４においてもこれらの調整ナット１５
に対して縦方向で移動可能であるように支えられていな
ければならない。従って支承ブッシュ９は鍛造ラム３の
作業行程運動に関連して作動させられないのに対し、ラ
ムの作業行程位置はこの支承ブッシュ９の回動調整に関
連させられるので、本発明によれば極めて僅かな構造コ
ストと極めて小さいスペースとで所期の作業行程位置調
整が可能にさせられる。図面の価単な説明 図面は本発明による鍛造機械の１実施例を示したもので
あって、第１図は鍛造機械の一部の軸万向断面図、第２
図は第１図の０ーロ線に沿った機断面図である。

１・・・鍛造箱枠、２・・・工作物、３・・・ラム、４
・・・鍛造工具、５・・・すべり案内部、６…スラィダ
、６′・・・部分、７・・・個○体、８・・・胴０軸、
９・・・支承プッシュ、１０…支承アイ、１１・・・横
方向スリット、１２…調整アーム、１３・・・機孔、１
４・・・案内部材、１５…調整ナット、１６…ねじスピ
ンドル、１７・・・ラムの滑り軸受。

ＦＪＧ．７ Ｆ／Ｇ．２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 鍜造機械であつて、偏心体により駆動され作業行程
   位置によつて調整可能である鍜造ラムを有しており、こ
   れらの鍜造ラムがそれぞれクロススライダ連鎖の形式で
   所属の偏心体上で回動可能に支承するスライダを横方向
   で案内するための滑り案内部を形成しており、このスラ
   イダ内には偏心体のための偏心的な支承アイを有してい
   る支承ブツシユが回動調整可能に組み込まれている形式
   のものにおいて、上記の支承ブツシユ９が支承アイの軸
   線に対する半径方向の調整アーム１２を有していてかつ
   機械の定置の調整駆動機構と協働しており、さらにこの
   調整駆動機構がそれぞれ１つの、支承ブツシユ９に対し
   て横方向で調整可能な調整部材を有しており、この調整
   部材に、案内部材１４が支承アイ１０の軸線に対して平
   行な軸線を中心として回動可能に支承されており、さら
   に前記案内部材１４が支承アイの軸線に対して垂直に延
   びる横孔１３を有していて、この横孔内に調整アーム１
   ２が縦方向で移動可能に係合していることを特徴とする
   鍜造機械。 ２ ２つの平行なねじスピンドル１６を有している調整
   駆動機構の互いに配属させられている２つの調整ナツト
   １５が調整部材として役だち、これらの調整ナツト１５
   には中央の横孔内で調整アーム１２を有している円筒形
   の案内部材１４が両端部で支承されている特許請求の範
   囲第１項記載の鍜造機械。 ３ 前記スライダ６が支承ブツシユ９の範囲内で横方向
   にかあるいは縦方向に分割されており、しかも縦方向で
   分割されているスライダ６の、ラム３とは反対側の部分
   ６′における横方向スリツト１１かあるいは横方向で分
   割されているスライダの両方の部分の間の切り欠きが調
   整アーム１２のための開口を形成している特許請求の範
   囲第１項又は第２項記載の鍜造機械。