JPS60174845A - 強度と冷間鍛造性に優れた鍛造用アルミニウム合金 - Google Patents
強度と冷間鍛造性に優れた鍛造用アルミニウム合金Info
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- JPS60174845A JPS60174845A JP2940384A JP2940384A JPS60174845A JP S60174845 A JPS60174845 A JP S60174845A JP 2940384 A JP2940384 A JP 2940384A JP 2940384 A JP2940384 A JP 2940384A JP S60174845 A JPS60174845 A JP S60174845A
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- Japan
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- aluminum alloy
- forging
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は強度と冷開鍛造性に優れた鍛造用アルミニウム
合金に関する。
合金に関する。
従来、アルミニウム合金の押出、抽伸した棒または管か
らの削り出しにより製品を作製していたのが、現状の市
場の動向として冷間鍛造により製品を作製する方向にな
ってきており、そのため、強度および冷間鍛造性のよい
冷間鍛造用のアルミニウム合金が要求されてきており、
特に、省エネルギ゛−とコストダウンの見地から、熱処
理型のアルミニウム合金よりも非熱処理型の冷間鍛造用
のアルミニウム合金が要求され、さらに熱処理型アルミ
ニウム合金の強度と同等かそれ以上の高い強度、例えば
、引張強さ３０ＫＢ／１ｍ”以上であり、かつ、良好な
冷間鍛造性を有する非熱処理型のアルミニウム合金がめ
られている。さらに、特に、押出しによる小径棒または
小径コイル、例えば、自動車ブレーキホース金共用の連
続冷間鍛造用のアルミニウム合金の要求がある。
らの削り出しにより製品を作製していたのが、現状の市
場の動向として冷間鍛造により製品を作製する方向にな
ってきており、そのため、強度および冷間鍛造性のよい
冷間鍛造用のアルミニウム合金が要求されてきており、
特に、省エネルギ゛−とコストダウンの見地から、熱処
理型のアルミニウム合金よりも非熱処理型の冷間鍛造用
のアルミニウム合金が要求され、さらに熱処理型アルミ
ニウム合金の強度と同等かそれ以上の高い強度、例えば
、引張強さ３０ＫＢ／１ｍ”以上であり、かつ、良好な
冷間鍛造性を有する非熱処理型のアルミニウム合金がめ
られている。さらに、特に、押出しによる小径棒または
小径コイル、例えば、自動車ブレーキホース金共用の連
続冷間鍛造用のアルミニウム合金の要求がある。
本発明者は、Ｆ記に説明したような市場の６１向および
要求に鑑み、鋭意研究の結果、熱処理型アルミニウム合
金に匹敵する強度を有し、優れた冷間鍛造性を有する非
熱処理型のアルミニウム合金を開発したのであり、即ち
、引張強さが３０Ｋｇ／■τ１１２以上であり、また、
非熱処理型アルミニウム合金としての５０５６合金より
も強度が高く、かっ冷間鍛造性の良好な非熱処理型アル
ミニウム合金で、自動車ブレーキホー人金具材として使
われてきた鉄材に代えて使用することができ、変形抵抗
も極めて小さいという強度の冷間鍛造性に優れた鍛造用
アルミニウム合金を開発したのである。
要求に鑑み、鋭意研究の結果、熱処理型アルミニウム合
金に匹敵する強度を有し、優れた冷間鍛造性を有する非
熱処理型のアルミニウム合金を開発したのであり、即ち
、引張強さが３０Ｋｇ／■τ１１２以上であり、また、
非熱処理型アルミニウム合金としての５０５６合金より
も強度が高く、かっ冷間鍛造性の良好な非熱処理型アル
ミニウム合金で、自動車ブレーキホー人金具材として使
われてきた鉄材に代えて使用することができ、変形抵抗
も極めて小さいという強度の冷間鍛造性に優れた鍛造用
アルミニウム合金を開発したのである。
本発明に係る強度と冷間鍛造性に優れた鍛造用アルミニ
ウム合金は、 （１）Ｍｇ ４．０〜６，０ｉＩｌｔ％（６，’Ｏｕ＋
ｔ％を含まず）、Ｚｎ Ｏ，５−２，（ｂｕｔ％、Ｃｕ
Ｏ，０５−０，８ｕ＋ｔ％、Ｔｉ Ｏ，００１〜０．
１０ｕ＋ｔ％、Ｂ Ｏ，０００１〜０，０ＬＩＩ＋Ｌ％
を含有し、残部が実質的にＡ１からなることを特徴とす
る強度と冷間鍛造性に優れた冷間鍛造用アルミニウム合
金を第１の発明とし、 （２）Ｍｇ ４．０−６．Ｏｕｔ％（６，Ｏｕ＋ｔ％を
含まず）、Ｚｎ Ｏ，５−２，Ｏｕｔ％、Ｃｕ Ｏ，０
５−０，ｈｔ％、ＴｉＯ’、ＯＯ１〜０．１〇四ｔ％、
Ｂ ０１０００１〜０．０２ｕ＋ｔ％を含有し、かつ、 Ｚｒ０９ｈＬ％以下、Ｏｒ ０．３ｕ＋ｔ％以下、Ｍｕ
１．Ｏｕ＋ｔ％以下、Ｂｅ Ｏ，０１ｗＬ％以下の中
から選んだ１種或いは２種以上を含有し、残部が実質的
にＡ１からなることを特徴とする強度と冷間鍛造性に優
れた鍛造用アルミニウム合金を第２の発明とする２つの
発明よりなるものである。
ウム合金は、 （１）Ｍｇ ４．０〜６，０ｉＩｌｔ％（６，’Ｏｕ＋
ｔ％を含まず）、Ｚｎ Ｏ，５−２，（ｂｕｔ％、Ｃｕ
Ｏ，０５−０，８ｕ＋ｔ％、Ｔｉ Ｏ，００１〜０．
１０ｕ＋ｔ％、Ｂ Ｏ，０００１〜０，０ＬＩＩ＋Ｌ％
を含有し、残部が実質的にＡ１からなることを特徴とす
る強度と冷間鍛造性に優れた冷間鍛造用アルミニウム合
金を第１の発明とし、 （２）Ｍｇ ４．０−６．Ｏｕｔ％（６，Ｏｕ＋ｔ％を
含まず）、Ｚｎ Ｏ，５−２，Ｏｕｔ％、Ｃｕ Ｏ，０
５−０，ｈｔ％、ＴｉＯ’、ＯＯ１〜０．１〇四ｔ％、
Ｂ ０１０００１〜０．０２ｕ＋ｔ％を含有し、かつ、 Ｚｒ０９ｈＬ％以下、Ｏｒ ０．３ｕ＋ｔ％以下、Ｍｕ
１．Ｏｕ＋ｔ％以下、Ｂｅ Ｏ，０１ｗＬ％以下の中
から選んだ１種或いは２種以上を含有し、残部が実質的
にＡ１からなることを特徴とする強度と冷間鍛造性に優
れた鍛造用アルミニウム合金を第２の発明とする２つの
発明よりなるものである。
本発明に係る強度と冷間鍛造性に優れた鍛造用アルミニ
ウム合金（以下単に本発明に係るアルミニウム合金とい
うことがある。）について詳細に説明する。
ウム合金（以下単に本発明に係るアルミニウム合金とい
うことがある。）について詳細に説明する。
先ず、本発明に係るアルミニウム合金の含有成分および
成分割合について説明する。
成分割合について説明する。
Ｍｇは変形能を害することなく強度を上昇させる元素で
あり、含有量が４．０ＩＩｌｔ％未満では必要な強度を
得ることができず、また、６．０＋ｕｔ％（６，Ｏｕ＋
ｔ％を含まず）を越えて含有されると通常の押出では押
出が不可能である。よって、Ｍｇ含有量は４．０〜６．
０ｗｔ％とする。
あり、含有量が４．０ＩＩｌｔ％未満では必要な強度を
得ることができず、また、６．０＋ｕｔ％（６，Ｏｕ＋
ｔ％を含まず）を越えて含有されると通常の押出では押
出が不可能である。よって、Ｍｇ含有量は４．０〜６．
０ｗｔ％とする。
ＺｎはＭｇと同様に変形能を害することなく強度を上昇
させる元素であり、含有量が０．５１１１ｔ％未満では
必要な強度および変形能を得ることができず、また、２
．Ｏｕ＋Ｌ％を越えて含有されると変形能を害し、耐蝕
性を着しく劣化させる。よって、Ｚｎ含有量は０．５〜
２．Ｏｕ＋ｔ％とする。
させる元素であり、含有量が０．５１１１ｔ％未満では
必要な強度および変形能を得ることができず、また、２
．Ｏｕ＋Ｌ％を越えて含有されると変形能を害し、耐蝕
性を着しく劣化させる。よって、Ｚｎ含有量は０．５〜
２．Ｏｕ＋ｔ％とする。
Ｃｕは強度を上げる元素であり、含有量が０．０５−１
％未満では必要な強度が得られず、また、０．８Ｉｌｌ
ｔ％を越えて含有されると耐蝕を着しく害し、押、出性
をも害する。よって、Ｃｕ含有量は０．０５〜０．８ｗ
ｔ％とする。
％未満では必要な強度が得られず、また、０．８Ｉｌｌ
ｔ％を越えて含有されると耐蝕を着しく害し、押、出性
をも害する。よって、Ｃｕ含有量は０．０５〜０．８ｗ
ｔ％とする。
Ｔｉ、Ｂは鋳塊もしくは押出材の結晶粒を微細化し鍛造
性（主として変形能）を良好にする元素であり、Ｔｉｏ
ｏＯＯｌｕｌｔ％未満、Ｂ ００ＯＯ０１ｕ＋ｔ％未満
ではこのような効果は少なく、また、Ｔｉ ０．１０＋
ｌｌｔ％、Ｂ Ｏ，０１ｗｔ％を越えて含有されるとＡ
Ｉと巨大な金属間化合物を生成して鍛造性を害する。よ
って、Ｔｉ含有量は０．００１〜０．１０ｕ＋ｔ％、Ｂ
含有量は０−０００１−０−０１ｕｌＬ％とする、Ｚｒ
、Ｃｒ、Ｍｎは強度を高めるが鍛造性を害するので、夫
々の含有量はＺｒ ０．３ｕ＋Ｌ％以下、ＣｒＯ，３ｕ
＋ｔ％以下、Ｍｎ １．０ｕ＋Ｌ％以下にする必要があ
り、これらの含有量を越えるとＡ１と巨大な金属間化合
物を生威しと鍛造性を害する。よって、Ｚｒ含有量は０
．３ｉｕＬ％以下、Ｃｒ Ｏ，３＋ｕｔ％以下、Ｍｎ１
．（１ｕ＋Ｌ％以下とする。
性（主として変形能）を良好にする元素であり、Ｔｉｏ
ｏＯＯｌｕｌｔ％未満、Ｂ ００ＯＯ０１ｕ＋ｔ％未満
ではこのような効果は少なく、また、Ｔｉ ０．１０＋
ｌｌｔ％、Ｂ Ｏ，０１ｗｔ％を越えて含有されるとＡ
Ｉと巨大な金属間化合物を生成して鍛造性を害する。よ
って、Ｔｉ含有量は０．００１〜０．１０ｕ＋ｔ％、Ｂ
含有量は０−０００１−０−０１ｕｌＬ％とする、Ｚｒ
、Ｃｒ、Ｍｎは強度を高めるが鍛造性を害するので、夫
々の含有量はＺｒ ０．３ｕ＋Ｌ％以下、ＣｒＯ，３ｕ
＋ｔ％以下、Ｍｎ １．０ｕ＋Ｌ％以下にする必要があ
り、これらの含有量を越えるとＡ１と巨大な金属間化合
物を生威しと鍛造性を害する。よって、Ｚｒ含有量は０
．３ｉｕＬ％以下、Ｃｒ Ｏ，３＋ｕｔ％以下、Ｍｎ１
．（１ｕ＋Ｌ％以下とする。
Ｂｅは鍛造性をイ」与するためおよび溶湯溶解時の八４
ｇの酸化滅失防止のために含有させる元素であり、含有
量がＯ，’０１ｕ＋ｔ％を越えると溶解時ヒユームのた
め有害となる。よって、Ｂｅ含有量は０．０１ｕ＋ｔ％
以下とする。
ｇの酸化滅失防止のために含有させる元素であり、含有
量がＯ，’０１ｕ＋ｔ％を越えると溶解時ヒユームのた
め有害となる。よって、Ｂｅ含有量は０．０１ｕ＋ｔ％
以下とする。
次に、本発明に係る強度と冷間鍛造性に優れたアルミニ
ウム合金の実施例を説明する。
ウム合金の実施例を説明する。
実施例
第１表の含有成分および成分割合のアルミニウム合金を
常法に従って溶解鋳造し、１５５ｍｍφの鋳塊とした後
、４７５℃の温度で８時間の均質化処理を行ない、４５
０〜４７０℃の温度において押出加工を行なって１８關
φの丸棒とし、押出のままおよび３５０℃の温度で２時
間の完全軟質化焼鈍を行なったものとを引張試験および
１５φ×１５１１の円柱状試料を用いた冷間落槌試験を
実施した。この冷間落槌試験により鍛造性を変形抵抗お
よび割れの発生する限界割れ加工率で調べた。
常法に従って溶解鋳造し、１５５ｍｍφの鋳塊とした後
、４７５℃の温度で８時間の均質化処理を行ない、４５
０〜４７０℃の温度において押出加工を行なって１８關
φの丸棒とし、押出のままおよび３５０℃の温度で２時
間の完全軟質化焼鈍を行なったものとを引張試験および
１５φ×１５１１の円柱状試料を用いた冷間落槌試験を
実施した。この冷間落槌試験により鍛造性を変形抵抗お
よび割れの発生する限界割れ加工率で調べた。
その結果を第２表に示す。
この第２表から明らかなように、本発明に係るアルミニ
ウム合金においては押出後完全軟質化焼鈍したものより
むしろ押出のままのアルミニウム合金が強度、冷間鍛造
性、特に変形能のバランスの点で優れたものが得られた
。現在使用されている５０５６合金より優れていること
がわかる。
ウム合金においては押出後完全軟質化焼鈍したものより
むしろ押出のままのアルミニウム合金が強度、冷間鍛造
性、特に変形能のバランスの点で優れたものが得られた
。現在使用されている５０５６合金より優れていること
がわかる。
そして、目標とする引張強さ３０に８／ｍ１１１２以上
で冷間鍛造性（限界割れ加工率７５％以上）のものが押
出のままの状態で容易に製造することができた。実際に
自動車用のブレーキホースロ金材を冷間鍛造しても割れ
が発生せず良好な鍛造性を有していることが確認された
。
で冷間鍛造性（限界割れ加工率７５％以上）のものが押
出のままの状態で容易に製造することができた。実際に
自動車用のブレーキホースロ金材を冷間鍛造しても割れ
が発生せず良好な鍛造性を有していることが確認された
。
この実施例かられかるように、本発明に係る強度と冷間
鍛造性に優れた鍛造用押出アルミニウム合金は、比較合
金、５０５６合金および熱処理したアルミニウム合金に
比較し、強度も高く、がっ、冷間鍛造性にも優れ、特に
変形能が高いという効果を有している。
鍛造性に優れた鍛造用押出アルミニウム合金は、比較合
金、５０５６合金および熱処理したアルミニウム合金に
比較し、強度も高く、がっ、冷間鍛造性にも優れ、特に
変形能が高いという効果を有している。
以上詳細に説明したように、本発明に係る強度と冷間鍛
造性に優れた鍛造用アルミニウム合金は上記の構成を有
しているものであるか１熱処理型アルミニウム合金と同
等程度の高ν・強度を持ち、かつ強度が高いのに良好な
冷間鍛造性があり、さらに、例えば、自動車ブレーキホ
ー入金共用の連続冷間鍛造用のアルミニウム合金として
好適であるという効果を有するものである。
造性に優れた鍛造用アルミニウム合金は上記の構成を有
しているものであるか１熱処理型アルミニウム合金と同
等程度の高ν・強度を持ち、かつ強度が高いのに良好な
冷間鍛造性があり、さらに、例えば、自動車ブレーキホ
ー入金共用の連続冷間鍛造用のアルミニウム合金として
好適であるという効果を有するものである。
Claims (2)
- （１）Ｍｓ ４．０〜６．０ＬＩＩｔ％（６，０ｗｔ％
を含まず）、Ｚｎ Ｏ，５”２．Ｏｕ＋Ｌ％、Ｃｕ Ｏ
，０５−０，８ｗｔ％、Ｔｉ Ｏ，００１〜０．１０社
％、Ｂ Ｏ，０００１〜０，０ＩＩｌｌｔ％を含有し、
残部が実質的にＡ１からなることを特徴とする強度と冷
間鍛造性に優れた鍛造用アルミニウム合金。 - （２）Ｍｇ ４．０−６．Ｏｕ＋Ｌ％（６，Ｏｕ＋ｔ％
を含まず）、Ｚｎ Ｏ，５−２，Ｏｕ＋ｔ％、Ｃｕｂ、
０５〜０．８ＩｌｌＬ％、Ｔ ｉ ０．００１−０．１
０ｉｕｔ％、Ｂ ０００００１−０．ＯＬ＋ｕｔ％を含
有し、゛がっ、 Ｚｒ Ｏ，３ｕ＋Ｌ％以下、Ｃｒ ０．３ｕ＋ｔ％以下
、Ｍｕ １．ＯｗＬ％以下、Ｂｅ Ｏ，０１ｕｌｔ％以
下の中から選んだ１種或いは２種以上を含有し、残部が
実質的にＡ１からなることを特徴とする強度
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2940384A JPS60174845A (ja) | 1984-02-18 | 1984-02-18 | 強度と冷間鍛造性に優れた鍛造用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2940384A JPS60174845A (ja) | 1984-02-18 | 1984-02-18 | 強度と冷間鍛造性に優れた鍛造用アルミニウム合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60174845A true JPS60174845A (ja) | 1985-09-09 |
Family
ID=12275168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2940384A Pending JPS60174845A (ja) | 1984-02-18 | 1984-02-18 | 強度と冷間鍛造性に優れた鍛造用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60174845A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63157890A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-06-30 | Nippon Mining Co Ltd | 銅又は銅合金の連続焼鈍酸洗方法 |
| JPH0247234A (ja) * | 1988-08-09 | 1990-02-16 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 室温時効硬化性を抑制した高強度成形用アルミニウム合金とその製造方法 |
| CN106553008A (zh) * | 2015-09-24 | 2017-04-05 | 湖南稀土金属材料研究院 | 一种稀土掺杂改性铝合金焊丝及其制备方法 |
| CN109988926A (zh) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 中国航发北京航空材料研究院 | 一种耐蚀、可焊的合金及其制备方法 |
-
1984
- 1984-02-18 JP JP2940384A patent/JPS60174845A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63157890A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-06-30 | Nippon Mining Co Ltd | 銅又は銅合金の連続焼鈍酸洗方法 |
| JPH0247234A (ja) * | 1988-08-09 | 1990-02-16 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 室温時効硬化性を抑制した高強度成形用アルミニウム合金とその製造方法 |
| JPH0469220B2 (ja) * | 1988-08-09 | 1992-11-05 | Sumitomo Light Metal Ind | |
| CN106553008A (zh) * | 2015-09-24 | 2017-04-05 | 湖南稀土金属材料研究院 | 一种稀土掺杂改性铝合金焊丝及其制备方法 |
| CN109988926A (zh) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 中国航发北京航空材料研究院 | 一种耐蚀、可焊的合金及其制备方法 |
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