JPS60174408A - 燃焼室の2段燃焼用空気孔 - Google Patents
燃焼室の2段燃焼用空気孔Info
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- JPS60174408A JPS60174408A JP3003084A JP3003084A JPS60174408A JP S60174408 A JPS60174408 A JP S60174408A JP 3003084 A JP3003084 A JP 3003084A JP 3003084 A JP3003084 A JP 3003084A JP S60174408 A JPS60174408 A JP S60174408A
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- air hole
- air
- combustion
- stage combustion
- stage
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、燃焼室の2段燃焼用空気孔に関するものであ
る。
る。
従来よシガス、油、微粉炭等燃料の如何を問わず、2段
燃焼が程度の差はあっても低NOx化に有効であること
は良く知られているところである。通常、2段燃焼用空
気孔は、バーナから適当な距離、数、径、空気流速とな
るように燃焼室の周壁に設けられる。その際、2段燃焼
用空気は、火炎又は燃焼ガスにどれだけ貫通するかとい
う貫通距離が問題とされるので、2段燃焼用空気孔は少
数、空気が高速噴射できるように且つ非旋回となるよう
に設計されていた。その理由は、1つの孔から少量、低
速、旋回の2段燃焼用空気を供給すると、火炎又は燃焼
ガスに対する貫通力が減少するからである。
燃焼が程度の差はあっても低NOx化に有効であること
は良く知られているところである。通常、2段燃焼用空
気孔は、バーナから適当な距離、数、径、空気流速とな
るように燃焼室の周壁に設けられる。その際、2段燃焼
用空気は、火炎又は燃焼ガスにどれだけ貫通するかとい
う貫通距離が問題とされるので、2段燃焼用空気孔は少
数、空気が高速噴射できるように且つ非旋回となるよう
に設計されていた。その理由は、1つの孔から少量、低
速、旋回の2段燃焼用空気を供給すると、火炎又は燃焼
ガスに対する貫通力が減少するからである。
しかし上記のように設計されると、2段燃焼用空気孔の
間隔が大きくなるので、2段燃焼用空気が火炎又は燃焼
ガスに均等に混合しないという重大な欠陥が生じ、これ
によ92段燃焼の低NOx化の効果が劣下し、未燃分の
増加が生じる。従って、火炎又は燃焼ガスに対する貫通
力よりも混合の均一化を重視する考えもある。しかし、
その為に2段燃焼用空気孔を多数設けるととは、通常水
冷壁で構成される燃焼室の周壁に多数の孔を穿けること
となシ、工作上厄介、経済上不利となり、非旋回型空気
孔では孔と孔との間の不均等現象を後からは如何ともし
難いものである。
間隔が大きくなるので、2段燃焼用空気が火炎又は燃焼
ガスに均等に混合しないという重大な欠陥が生じ、これ
によ92段燃焼の低NOx化の効果が劣下し、未燃分の
増加が生じる。従って、火炎又は燃焼ガスに対する貫通
力よりも混合の均一化を重視する考えもある。しかし、
その為に2段燃焼用空気孔を多数設けるととは、通常水
冷壁で構成される燃焼室の周壁に多数の孔を穿けること
となシ、工作上厄介、経済上不利となり、非旋回型空気
孔では孔と孔との間の不均等現象を後からは如何ともし
難いものである。
また燃焼室の横断面(竪型燃焼室にあっては水平断面、
横型燃焼室にあっては垂直断面)の火炎及び燃焼ガスの
組成は相当に不均質で、且つ前もって予測がかなり困難
であるから、2段燃焼用空気を有効に用いる為にはその
不均質に見合った量を供給するように調節できることが
望ましいが、従来の非旋回型空気孔では困難であった。
横型燃焼室にあっては垂直断面)の火炎及び燃焼ガスの
組成は相当に不均質で、且つ前もって予測がかなり困難
であるから、2段燃焼用空気を有効に用いる為にはその
不均質に見合った量を供給するように調節できることが
望ましいが、従来の非旋回型空気孔では困難であった。
本発明は斯かる欠点を解消すべくなされたもので、少数
の2段燃焼用空気孔でも2段燃焼用空気を燃焼室内に適
正配分でき、特に空気孔と空気孔との間にも十分2段燃
焼用空気を供給できて、燃焼室内で火炎及び燃焼ガスと
均一に混合できるようにした燃焼室の2段燃焼用空気孔
を提供せんとするものである。
の2段燃焼用空気孔でも2段燃焼用空気を燃焼室内に適
正配分でき、特に空気孔と空気孔との間にも十分2段燃
焼用空気を供給できて、燃焼室内で火炎及び燃焼ガスと
均一に混合できるようにした燃焼室の2段燃焼用空気孔
を提供せんとするものである。
以下本発明による燃焼室の2段燃焼用空気孔の一実施例
を第1図によって説明する。
を第1図によって説明する。
1は燃焼室2の壁3に穿設された空気孔で、この空気孔
1内の先端部には旋回翼4が設けられ、旋回翼4は空気
孔1内の軸心部に配した中空軸5の先端に支持され、旋
回翼角度が中空軸5の内部に設けた図示せぬ旋回装置を
介して外部から変更できるようにしである。
1内の先端部には旋回翼4が設けられ、旋回翼4は空気
孔1内の軸心部に配した中空軸5の先端に支持され、旋
回翼角度が中空軸5の内部に設けた図示せぬ旋回装置を
介して外部から変更できるようにしである。
斯かる構造の2段燃焼用空気孔1から燃焼室2内に吹込
まれる2段燃焼用空気は、空気孔1内の先端部の旋回翼
4によって旋回させられ、旋回しつつ燃焼室2内に入る
。この2段燃焼用空気は空気孔1内での軸方向速度が同
じで旋回力が強まると、図示の如く空気孔1を出た処か
ら外方に拡がり、旋回力が強まる程外方への拡が9が大
きくガる。旋回力は旋回翼4の角度を外部から中空軸5
内の図示せぬ旋回装置を介して変更することにより調節
する。上記のように2段燃焼用空気は旋回力が強まる程
外方への拡がシが大きくなる11か図示のように空気孔
1を出た処の外側6及び燃焼室2内に吹込まれた2段燃
焼用空気の内側7に循環流が生じるので、火炎及び燃焼
ガスとの混合は相当広範囲にわたって均一に行われる。
まれる2段燃焼用空気は、空気孔1内の先端部の旋回翼
4によって旋回させられ、旋回しつつ燃焼室2内に入る
。この2段燃焼用空気は空気孔1内での軸方向速度が同
じで旋回力が強まると、図示の如く空気孔1を出た処か
ら外方に拡がり、旋回力が強まる程外方への拡が9が大
きくガる。旋回力は旋回翼4の角度を外部から中空軸5
内の図示せぬ旋回装置を介して変更することにより調節
する。上記のように2段燃焼用空気は旋回力が強まる程
外方への拡がシが大きくなる11か図示のように空気孔
1を出た処の外側6及び燃焼室2内に吹込まれた2段燃
焼用空気の内側7に循環流が生じるので、火炎及び燃焼
ガスとの混合は相当広範囲にわたって均一に行われる。
次に本発明による燃焼室の2段燃焼用空気孔の他の実施
例を第2図によって説明する。この実施例の2段燃焼用
空気孔は、空気孔1の先端部をラッパ状に拡開し且つそ
のラッパ状拡開部8の基部に球面部9を設け、一方中空
軸5の先端の旋回翼4を中空リンク機構10を介してそ
の方向を可変可能になすと共にその旋回翼4の外側に空
気吹込みガイド11を設けて、この空気吹込みガイド1
1を前記球面部9に転勤可能に嵌合したものである。
例を第2図によって説明する。この実施例の2段燃焼用
空気孔は、空気孔1の先端部をラッパ状に拡開し且つそ
のラッパ状拡開部8の基部に球面部9を設け、一方中空
軸5の先端の旋回翼4を中空リンク機構10を介してそ
の方向を可変可能になすと共にその旋回翼4の外側に空
気吹込みガイド11を設けて、この空気吹込みガイド1
1を前記球面部9に転勤可能に嵌合したものである。
斯かる構造の2段燃焼用空気孔1から燃焼室2内に吹込
まれる2段燃焼用空気は、前記実施例と同様に旋回しつ
つ燃焼室2内に入って外方に拡がり、また空気孔1を出
た処の外側及び吹込まれた2段燃焼用空気の内側に循環
流が生じて、火炎及び燃焼ガスとの混合が相当広範囲に
わたって均一に行われる。ことは勿論のこと、中空リン
ク機構10を介して旋回翼4の向きを変えることにより
2段燃焼用空気が空気吹込みガイド11に案内されて向
きの変った旋回翼4の正面方向に向って吹き込むことが
できる。従って、旋回翼4を適宜所要の方向に、向けれ
ば、2段燃焼用空気をその方向に吹き込むことができる
ので、2段燃焼用空気の吹込み範囲が拡大し、火炎及び
燃焼ガスとの混合は所要の方向で任意に均一に行うこと
ができる。
まれる2段燃焼用空気は、前記実施例と同様に旋回しつ
つ燃焼室2内に入って外方に拡がり、また空気孔1を出
た処の外側及び吹込まれた2段燃焼用空気の内側に循環
流が生じて、火炎及び燃焼ガスとの混合が相当広範囲に
わたって均一に行われる。ことは勿論のこと、中空リン
ク機構10を介して旋回翼4の向きを変えることにより
2段燃焼用空気が空気吹込みガイド11に案内されて向
きの変った旋回翼4の正面方向に向って吹き込むことが
できる。従って、旋回翼4を適宜所要の方向に、向けれ
ば、2段燃焼用空気をその方向に吹き込むことができる
ので、2段燃焼用空気の吹込み範囲が拡大し、火炎及び
燃焼ガスとの混合は所要の方向で任意に均一に行うこと
ができる。
2段燃焼用空気孔は、通常複数個設けられる2段燃焼用
空気孔1から吹込まれた2段燃焼用空気の点線矢印に示
す旋回によって実線矢印のようになシ、これによって火
炎及び燃焼ガスが2段燃焼用空気と十分に混合し、摺抜
けるものが少なくなる。
空気孔1から吹込まれた2段燃焼用空気の点線矢印に示
す旋回によって実線矢印のようになシ、これによって火
炎及び燃焼ガスが2段燃焼用空気と十分に混合し、摺抜
けるものが少なくなる。
尚、2段燃焼用空気を空気圧一定で旋回させると、火炎
又は燃焼ガスに対する2段燃焼用空気の貫通力が減少す
るので、これを補う為に第4図に示す如く2段燃焼用空
気孔1の先端開口部を燃焼室2の中央に近付けるように
該先端開口部の周縁に突出部3′を設けても良い。
又は燃焼ガスに対する2段燃焼用空気の貫通力が減少す
るので、これを補う為に第4図に示す如く2段燃焼用空
気孔1の先端開口部を燃焼室2の中央に近付けるように
該先端開口部の周縁に突出部3′を設けても良い。
以上の説明で判るように本発明による燃焼室の2段燃焼
用空気孔によれば、該空気孔から燃焼室へ吹込む2段燃
焼用空気を旋回させることができ、しかもその旋回力を
調節することができるので、空気孔から出た2段燃焼用
空気の外方への拡がシを任意に変更でき、且つその部分
の外側及び吹込まれた2段燃焼用空気の内側に循環流を
生じさせることができる。従って、少数の2段燃焼用空
気孔でも燃焼室横断面の不均質度に見合った2段燃焼用
空気を適量供給できると共に火炎及び燃焼ガスとの強力
な混合が得られ、2段燃焼が極めて効果的に行われ、る
。
用空気孔によれば、該空気孔から燃焼室へ吹込む2段燃
焼用空気を旋回させることができ、しかもその旋回力を
調節することができるので、空気孔から出た2段燃焼用
空気の外方への拡がシを任意に変更でき、且つその部分
の外側及び吹込まれた2段燃焼用空気の内側に循環流を
生じさせることができる。従って、少数の2段燃焼用空
気孔でも燃焼室横断面の不均質度に見合った2段燃焼用
空気を適量供給できると共に火炎及び燃焼ガスとの強力
な混合が得られ、2段燃焼が極めて効果的に行われ、る
。
第1図は本発明による燃焼室の2段燃焼用空気孔の一実
施例を示す図、第2図は他の実施例を示す図、第3図は
本発明の2段燃焼用空気孔の燃焼室の壁での配列の一例
を示す図、第4図は本発明の2段燃焼用空気孔のさらに
他の実施例を示す図である。 1・・・2段燃焼用空気孔 2・・・燃焼室3・・・壁
3・・・突出部 4・・・旋回翼5・・・中空軸 8
・・・ラッベ状拡開部9・・・球面部 10・・・中空
リンク機構11・・・空気吹込みガイド 第1図 第2図
施例を示す図、第2図は他の実施例を示す図、第3図は
本発明の2段燃焼用空気孔の燃焼室の壁での配列の一例
を示す図、第4図は本発明の2段燃焼用空気孔のさらに
他の実施例を示す図である。 1・・・2段燃焼用空気孔 2・・・燃焼室3・・・壁
3・・・突出部 4・・・旋回翼5・・・中空軸 8
・・・ラッベ状拡開部9・・・球面部 10・・・中空
リンク機構11・・・空気吹込みガイド 第1図 第2図
Claims (1)
- 燃焼室の2段燃焼用空気孔に於いて、該空気孔内の先端
部に、旋回翼を角度変更可能に設けたことを特徴とする
燃焼室の2段燃焼用空気孔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003084A JPS60174408A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 燃焼室の2段燃焼用空気孔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003084A JPS60174408A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 燃焼室の2段燃焼用空気孔 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60174408A true JPS60174408A (ja) | 1985-09-07 |
Family
ID=12292416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3003084A Pending JPS60174408A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 燃焼室の2段燃焼用空気孔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60174408A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5411394A (en) * | 1990-10-05 | 1995-05-02 | Massachusetts Institute Of Technology | Combustion system for reduction of nitrogen oxides |
US5865609A (en) * | 1996-12-20 | 1999-02-02 | United Technologies Corporation | Method of combustion with low acoustics |
US8714096B2 (en) | 2009-09-11 | 2014-05-06 | Babcock-Hitachi K.K. | Pulverized coal boiler |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5668705A (en) * | 1979-11-08 | 1981-06-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Combustion apparatus of boiler |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP3003084A patent/JPS60174408A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5668705A (en) * | 1979-11-08 | 1981-06-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Combustion apparatus of boiler |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5411394A (en) * | 1990-10-05 | 1995-05-02 | Massachusetts Institute Of Technology | Combustion system for reduction of nitrogen oxides |
US5865609A (en) * | 1996-12-20 | 1999-02-02 | United Technologies Corporation | Method of combustion with low acoustics |
US8714096B2 (en) | 2009-09-11 | 2014-05-06 | Babcock-Hitachi K.K. | Pulverized coal boiler |
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