JPS6017357Y2 - バインダ−等の見出し装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバインダー等の見出し装置に関するものである
。

すなわち、従来のバインダー等の見出し装置は、例えば
、バインダーの背表紙の外側に透明な樹脂シートを配し
、該樹脂シートと背表紙間に上端から見出し片を挟入し
た構造のものであったが、この従来のものは、前記の通
り背表紙と樹脂シートとの間に見出し片を挟入している
だけであるため、脱落のおそれがあり、この脱落を防ぐ
ため樹脂シートを背表紙に密着する程に近づけて配して
おく必要がある。

そのため、見出し片の挟入作業に煩雑さがある。

本考案は斯様な従来の欠点を除去すると共に、意匠的に
目新しい見出し装置を提供することを目的として案出し
たのである。

図面は本考案に係るバインダー等の見出し装置の実施例
を示腰 １は取付片で、取付片１は透明の合成樹脂板で
構威し、主体板２と該主体板２の。

上端を折曲して設けた鉤状片３および主体板２の下端を
ほぼ直角に折曲して設けた挾挿片４とで戊り、この主体
板２の鉤状片３をバインダー５の背表紙６の上端に掛止
し、挾挿片４を該背表紙６に設けた透孔７に挾挿せしめ
、背表紙６と取付片１の主体板２との間に見出し片８を
介在させ、見出し片８は２つ折りにした紙シートで戒り
、各見出し面８ａ、８ａ・・・に色変え部ａを配して所
望の見出し面８ａを用いるようにして構成するのである
。

なお、第４図のものは挾挿片４の先端を背表紙６の透孔
７に挾挿後折り曲げて取付片１を背表紙６に固定したも
の、第５図のものは挾挿片４を二重状にして透孔７より
の抜は出しを確実に防ぐようにしたものである。

本考案は前記の通りの構成であるから、取付片をバイン
ダーに対し取外し自在に装備できるものであり、従って
、見出し片の交換を簡単に行うことができるので常に美
麗な見出し状態にしておくことができ、しかも、鉤状片
と挾挿片との間に見出し片が配されるから、見出し片の
脱落が生じることもない。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係るバインダー等の見出し装置の一実施
例を示し、第１図は要部の一部欠截正面図、第２図は同
縦断面図、第３図は分解斜視図、第４図は第二実施例の
要部縦断面図、第５図は第三実施例の要部縦断面図であ
る。 １・・・・・・取付片、２・・・・・・主体板、３・・
・・・・鉤状片、４・・・・・・挾挿片、５・・・・・
・バインダー ６・・・・・・背表紙、７・・・・・・
透孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 透明の主体板の上端に鉤状片を下端に挾挿片を設けて取
   付片を構威し、この取付片のバインダー等の背表紙の上
   端に掛止した鉤状片と前記背表紙に設けた透孔に挾挿し
   た挾挿片の間に見出し片を介在させたバインダー等の見
   出し装置。