JPS6017319A

JPS6017319A - 流量計試験装置

Info

Publication number: JPS6017319A
Application number: JP58125747A
Authority: JP
Inventors: Nobuyoshi Umeda; 梅田　信義
Original assignee: Oval Kiki Kogyo KK; Oval Engineering Co Ltd
Current assignee: Oval Kiki Kogyo KK; Oval Engineering Co Ltd
Priority date: 1983-07-11
Filing date: 1983-07-11
Publication date: 1985-01-29
Also published as: JPH0519086B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】皮は充圧本発明は、流量計、より詳細には、多数個の微少流量計
を同時に一括して精密に試験し得るようにした流量計試
験装置に関する。

従来技術被測定流体の流速に応じて回転体を回転させ、その回転
を電気パルスに変換して計数することにより通過した流
体の流量を計測するようにした流量計は周知であるが、
このような流量計を試験する場合、従来は、上述のごと
き流量計を多数個縦続接続して流体を流し、該縦続接続
した流量計を通過した流体をフラスコ等で受けてその量
を測るとともに、各流量計毎に当該流量計より発生され
る電気パルスを計測し、この各流量計の計測結果を前記
フラスコ内の流量と比較して試験を行っていた。しかし
、上記従来の試験方法は、試験精度を上げるためには、
多数の電気パルスを計測しなければならず、そのために
は、試験時間を長くしなければならなかった。また、試
験に用いられる流体がガソリン等の揮発性のものである
場合には、被試験流量計を通過した後に、該流体が蒸発
し、被試験流量計を通過した流体の量と、フラスコに集
められた流体の量が相違してしまい、精度の高い試験を
することができない等の欠点があった。

目　蝮本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に、流量計の試験を短時間にかつ精度よく行い得るよ
うにした流量計試験装置を提供することを目的としてな
されたものである。

構　戊第１図は、本発明の一実施例を説明するための構成図で
、図中、１は全長にわたって直径が一定なつまり面積が
一定なシリンダ、２は該シリンダ１内を矢印方向に摺動
可能なピストン、３は該ピストン２を矢印方向に移動さ
せるためのボールスクリュー、４は可変速モータ、５は
マグネスケール、６はタンク、７は試験盤、ＩＯＡ〜Ｉ
ＯＮは被試験流量計で、前記試検盤７には各被試験流量
計１０Ａ〜１ＯＮに対してカウンタ７八〜７Ｎが設けら
れている。ここで、今、可変モータ４を駆動してボール
スクリュー３を回転すると、ピストン２が矢印Ｘ方向に
移動し、シリンダ１のＡ部の流体は被試験流量計１０Ａ
〜ＩＯＮを通してタンク６に流れ、タンク６内の流体は
シリンダ１のＢ部に流れ、斯様にして、流体は、シリン
ダ１、被試験流量計］、ＯＡ〜ＩＯＮ、及び、タンク６
を通して還流し、その間に、各被試験流量計１０Ａ〜１
、ＯＮはその計量値を対応するカウンタ７八〜７Ｎにそ
れぞれ表示する。而して、本発明においては、試験液は
前述のごとくして閉ループ内を還流するため試験液の蒸
発を防止することができ、従って、とくに揮発性の高い
試験液の蒸発による試験精度の低下を防止することがで
きる。更に、その際、ピストン２を移動させるための駆
動源として可変速モータ４を用いると、広範囲の流量を
得ることができ、また、回転精度の高いモータを使用す
ることにより流量を安定させることができる。

また、各試験流量計１０Ａ〜ＩＯＮが発生する電気パル
スをそのま＼対応する各カウンタ７Ａ〜７Ｎで計数して
いたのでは、試験精度を」―げようとした場合に、前述
のように、試験に長時間を要する。本発明は、このよう
な欠点をも解決するためになされたもので、マグネスケ
ール５はそのために設けられたものである。このマグネ
スケール５は、ピストン２が矢印方向に移動する時、第
２図（ａ）に示すように、単位移動距離当り多数個のス
ケールパルスを発生する。一方、各被試験流量計から発
生されるメータパルスの重さくｃｃ／ｐ）は、被試験流
量計の発信原理から等しくなっており、このメータパル
スは、第２図（ｃ）に示すように、マグネスケールから
発生されるパルスに比して少ない。従って、各被試験流
量計から発生されるメータパルスによって対応するカウ
ンタのゲートを開き、その間に、該ゲートを通過するス
ケールパルスを計測するようにすれば、より短時間、の
間により精度よく各被試験流量計を流れた流量を計測す
ることができる。なお、ボールスクリューの送り量をモ
ータの回転数から算出する方法も考えられるが、ピスト
ンの移動量が単純に長さの単位で計測することができ、
伝達ギヤーのバックラッシュ等のないボールスクリュー
が好適であり、その他に、第３図に示すように、ビス１
ヘン２の両端に圧力Ｐ１＋Ｐ２を印加し、その差圧によ
ってピストン２を移動させるようにするとともに、該ピ
ストン２に永久磁石１１等を埋設しておき、マグネスケ
ール５をこの永久磁石１１に追従させるようにしたり、
或いは、第４図に示すように、プランジャー１２をボー
ルスクリュー４で移動させるようにしてもよい。以上に
、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記
実施例に限定されるものではなく、例えば１以上に説明
した実施例では、可変速モータの回転運動をボールスク
リューを介して直線運動に変換しているが、ラック・ピ
ニオン等の歯車機構を用いて直線運動に変換するように
してもよく、また、可変速モータとしては、直流モータ
、交流サーボモータ、或いは、パルスモータ等を使用す
ることができ、その際、それ等の駆動は被試験流量計の
大きさと流量に応じた直流電圧、交流電圧、又は、パル
ス速度で行う。また、ピストンの移動量に比例して発生
されるスケールパルスの数を給液の温度に比例して補正
することも可能であり、このようにすると、より精度よ
く試験を行うことができる。

効　果以上の説明から明らかなように、本発明によると、短時
間に、しかも、精度よく流量泪の試験を行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による試験装置の一実施例を説明する
ための構成図、第２図は、本発明の詳細な説明するため
のタイムチャート、第３図及び第４図は、それぞれ本発
明の他の実施例を説明するための要部構成図である。１・・・シリンダ、２・・・ピストン、３・ボールスク
リュー、４・・・モータ、５・・・マグネスケール、６
・・タンク、７・・・試験盤、ＩＯＡ〜１ＯＮ・・被試
験流量計。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、一端が給液タンクに連通され、他端が被試験流
量計を介して前記給液タンクに連通されている面積一定
のシリンダと、該シリンダ内に挿通されるピストンと、
該ピストンを所定の速度で移動させる手段と、該ピスト
ンの移動量に比例した数のパルスを発生するスケールパ
ルス発生器と、該パルス発生器からのパルスを前記被試
験流量計から発生されるメータパルスの整数倍の間に計
数するようにしたことを特徴とする流量計試験装置。
（２）、前記ピストンの移動を可変速モータの回転運動
をボールスクリューを介して直線運動に変換して行うこ
とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の流量
計試験装置。
（３）、前記ピストンの移動を可変速モータの回転運動
をラック・ピニオン等の歯車により直線運動に変換して
行うことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載
の流量計試験装置。
（４）、前記可変速モータが直流モータであり、該直流
モータの駆動を被試験流量計の大きさとその流量に応じ
た直流電圧を付加して行うことを特徴とする特許請求の
範囲第（１）項又は第（２）項又は第（３）項に記載の
流量計試験装置。
（５）、前記可変速モータが交流サーボモータであり、
該交流モータの駆動を被試験流量Ｈ］の大きさとその流
量に応じた交流電圧を付加して行うことを特徴とする特
許請求の範囲第（１）項又は第（２）項又は第（３）項
に記載の流量計試験装置。
（６）、前記可変速モータがパルスモータであり、該パ
ルスモータの駆動を被試験流量計の大きさとその流量に
応じたパルス速度で行うことを特徴とする特許請求の範
囲第（１）項又は第（２）項又は第（３）項に記載の流
量計試験装置。
（７）、前記ピストン移動量に比例して発生されるスケ
ールパルスの数を給液の温度に比例して補正することを
特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（６）項い
ずれか１項に記載の流量計試験装置。