JPS60172607A - スキンパツク包装システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はスキンパック包装システムの改良に関する。

鞍千ト、スキンパック包装方法において、包装台紙の周
側辺の通気性部位を残して被包装物の配置部位即ち広大
な中央部分のみを特に無通気性部位に構成し、スキンパ
ック包装操作において無通気性部位にのみ被包装物を配
置し、加熱軟化状態のプラスチックス包装フィルムを包
装台紙の周側辺の通気性部位のみよりの真空引作用によ
り被包装物を天幕状態に形成して被覆密封し、包装を完
了する包装方法によると、前記のように包装台紙の周側
辺部の通気性部位を残して広大な中央部分即ち被包装物
の配置部を特に無通気性部位（油性剤のコーチイブ等に
より無通気性部位を作る）に構成しなければならない包
装台紙の加工工作上の手数と加工費を要するため高価な
包装台紙となり、これが被包装物（製品）の包装代価を
加算してコスト高となる欠点がある。

また、従来の包装方法として周面部に凹凸部など複雑な
形態の被包装物を真空包装する場合に、加熱軟化状態の
プラスチックス包装フイルムが真空引作用の吸気力によ
り前記被包装物の凹凸部などに喰い込み、又は軟化状態
の包装フィルムが相互に密着して包装完了後、被包装物
を包装フィルムを破断剥離して取出す際に損傷すること
と、特に比較的軟質の被包装物の取出しにおいてこれを
変形、破損とを生ずる欠点がある。

この発明は、これら従来の包装フィルムによる被包装物
の真空包装方法の諸欠点を克服、解決すべく種々研究と
工夫とを重ね、試験の結果遂に前記包装方法の諸欠点を
排除し、その改良に成功したものである。

以下、この発明のスキンパック包装システムを図面に示
す実施例について説明する。

方形、円形などの各種形体で所定の厚さを有する全面通
気性台紙板Ｐを包装基板材とし、この全面通気性台紙板
Ｐを第９図に示すように真空包装機の真空引合盤１上に
載置し、この全面通気性台紙板Ｐの上面はぼ中央部位に
各種形体で各種品質の被包装物Ｓを数個又は多数個配置
する。

そして、前記真空引合盤１の上方において、前後のガイ
ドフレーム２．３に転子４．５を介して昇降自在に支架
した昇降部材６．７の上部に上部枠８と、下部枠９をそ
れぞれほぼ水平に固定して支持する。

捷だ、根面１５の後部に設けたブラケット１０に支架し
た熱可塑性プラスチックス包装フィルムの巻装原反フィ
ルムＪ１より繰り出した包装フィルムＦを前記上部枠８
と、下部枠９間に挾持してクランプさせる。そして真空
引合盤１の上方位置に設けた覆枠１２内にシーズヒータ
や、石英管ヒータなどの電熱ヒータＨをほぼ水平に設置
し、この電熱ヒータＨをスイッチを介して電源に接続す
る。

前記真空引合盤１の水平上壁に多数の吸気孔１３を穿設
し、内部の負圧室１４に機函１５内に設定した真空ポン
プ■６の吸気パイプ１７を連設開口する。真空引合盤１
の前部に前記水平上壁と、はぼ面一にガイドテーブル１
８を設け、とれにより全面通気性台紙板Ｐや、被包装物
Ｓの真空引合盤１上への搬入及び全面通気性台紙板Ｐ上
に一体的に包装を完了した被包装物Ｓの搬出を簡便に行
うようになっている。

前記昇降部＠６．７を介して上部枠８と、下部枠９を電
熱ビー２８部に上昇させるアームレバー１９．２０を根
面１５の左右両サイドに設け、このアームレバー１９．
２０を図示してない回転ハンドル付カムの転子により上
昇させ、その下降動作は昇降部材６．７の自重と、アー
ムレバー］９．２０の自重により行うようになっている
。

さて、被包装物Ｓを包装フィルムＦと、全面通気性台紙
板Ｐと包装フィルムＦを加熱軟化させる電熱ヒータＨと
を使用し、真空引作用により包装するに描９、真空引合
盤１上において、上方より電熱ヒータＨにより加熱軟化
した熱可塑性プラスチックス包装フィルムＦを上部枠８
と下部枠９にてクランプした状態で全面通気台紙板Ｐ上
に配置した被包装物Ｓ上に急降下させると同時に真空引
作用により瞬時に軟化状態の包装フィルムＦの周辺面部
よりの吸気作用により包装フィルムＦを被包装物Ｓに天
幕状態Ｔを形成して被覆密着させると共に包装フィルム
Ｆの周辺面部を全面通気性台紙板Ｐの周側面部の内側面
部に密着させて被包装物Ｓの密封包装を完了するのであ
る。

前記包装フィルムＦは全面通気性台紙板Ｐの面積よりも
長さ方向及び巾方向にやや狭小面積のものを使用し真空
引台盤上における真空引操作において、加熱軟化状態の
包装フィルムＦを真空引作用により前記のように被包装
物Ｓに天幕状態Ｔを形成して被覆密着させると同時にこ
の包装フィルムＦの裾部に相当する周辺面部Ａを真空引
の吸気作用により全面通気性台紙板Ｐの周側面部Ｂの内
周面に全面密着させて被包装物Ｓを包装フィルムＦによ
りほとんど完全に密封包装する。そして、前記のように
加熱軟化状態の包装フィルムＦによる被包装物Ｓの天幕
状態Ｔの形成により被包装物Ｓの下周面部と、全面通気
性台紙板Ｐの上面とに周囲空隙Ｇを形成するので、包装
フィルムＦが被包装物Ｓの下周面及び全面通気性台紙Ｐ
の上面部に密着せず、そのために被包装物Ｓを取出す際
、包装フィルムＦを剥離して簡易に取出すことができる
し、被包装物Ｓを損傷したり変形させたりすることはな
い。

この発明によると、熱可塑性プラスチックス包装フィル
ムと、包装台紙と棹より被包装物のスキンパック包装を
行うに当り、比較的板厚の全面通気性台紙板を包装基板
材とし、この全面通気性台紙板の上面に配置した被包装
物に加熱軟化状態のプラスチックス包装フィルムを真空
よ 引作用にかり全面通気性台紙板の周側辺部を残し、この
周側辺部と包装フィルムの周辺面部との隙間より吸気し
、この吸気作用による包装フィルムにて被包装物を被覆
密封すると同時に天幕状態を形成して密着させ、被包装
物の下周面と全面通気性台紙板の上面との間に周囲空隙
を形成すると同時に包装フィルムの前記周辺面部を全面
通気性台紙板の周側辺部の内側面部に確実に密着させて
被包装物のスキンノくツク包装を完了させることができ
る０ このように加熱軟化状態のプラスチックス包装フィルム
と、全面通気性台紙板とによる真空包装操作により被包
装物を前記包装フィルムにより天幕状態を形成してほと
んど完全に密封包装することができるので、従来のよう
に包装台紙の中央部位即ち被包装物の配置部位を油性剤
などのコーティング処理などの手数を全面的に省き、比
較的廉価な市販の全面通気性台紙板を使用してスキンパ
ンク包装を簡易に行い包装工作の簡易化によるコスト安
とにより包装製品を廉価に提供することができる。

また、従来の凹凸を有する被包装物や、複雑で貫通穴な
どを有する被包装物の真空包装におけるように被包装物
の凹凸部や貫通穴部に軟化状態の包装フィルムが喰い込
んで被包装物の取出しの際、損傷又は変形する欠点がな
く、さらに包装フィルム相互が貫通穴部に喰い込みで密
着し、被包装物の取出しに際し包装フィルムの剥離を困
難化することがなく、スキンパック包装システムとして
実益が犬で優秀な発明でア凶。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明に係るスキンパック包装システムの実施態
様を示すもので、第１図は全面通気性台紙板上に被包装
物を載置した状態を示す正面図、第２図は同上平面図、
第３図は同上側面図、第４図は垂直断正面図、第５図は
一部を破断した平面図、第６図は同上垂直断側面図、第
７図は数個の被包装物を真空包装した状態の垂直断正面
図、第８図は同上一部を破断した平面図、第９図は真空
包装機の一部破断圧面図であるＱ １・真空引台盤、Ｓ・・被包装物、Ｐ・・全面通気性台
紙板、Ｆ・・熱可塑性プラスチックス包装フィルム、Ｂ
・・全面通気性台紙板の周側辺部、Ａ・・包装フィルム
の周辺面部、Ｔ・・包装フィルムにより形成した天幕状
態。 特許出願人　渡　辺　憲　司 茅３泡

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 真空引台盤上における被包装物の真空包装において、全
   面通気−仙台紙板を包装基板材とし、この全面通気性台
   紙板を真空引台盤上において上面に配置した被包装物に
   加熱軟化状態の熱可塑性プラスチックス包装フィルムを
   真空引台盤部よりの真空引作用により前記全面通気性台
   紙板の周側辺部を残し、この周側辺部と前記包装フィル
   ムの周辺面部との隙間よシの吸気作用により被覆密封さ
   せると同時に天幕状態の形成と、包装フィルムの前記周
   辺面部と、全面通気性台紙板における周側辺部の内側面
   部との密着により被包装物の包装を完了することを特徴
   とするスキンパック包装システム。